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To all international contestants... Please check our web page “FOR INTERNATIONAL CONTESTANTS” to participate any events.
FOR INTERNATIONAL CONTESTANTSイベントレポート
| イベント日程 | 2026/08/23 10:00-21:00 | |
|---|---|---|
| イベント会場 | パシフィコ横浜国立大ホール | |

国内外からFINALIST チーム総勢46チームが出場した、世界最高峰ストリートダンスコンテスト"JAPAN DANCE DELIGHT VOL.32 FINAL"!
見事、優勝に輝いたのは埼玉・京都のJAZZY BBOYチーム “Freedom Liberator”
▼WINNER
Freedom Liberator(JAZZY BBOY/埼玉・京都)
左から: 琉唯、Keitric、RAD、CRYBER、FOOL、YUUTO、manato

Nelson
彼らは1位にふさわしかった。審査員全員が概ねそう感じているはず。というのも、彼らは他とはまったく違うものを見せてくれたから。JAZZ ROCKの要素があることは分かっていたが、まさかフロアに入ってあそこまでのレベルのBREAKINGを披露するとは、まったく予想していなかった。それに、パフォーマンスの完成度も本当に見事だったね。展開も予想外だったし、まさに最高品質のパフォーマンス。音楽性やメンバー間のシンクロ具合など、すべてが私にとってはかなり驚きだった。本当に際立ったグループだった。同時に、日本的なスタイル、構成、見せ方を感じた。見ていて本当に素晴らしかった。まさに、1位って感じだったね。
YNOT
Freedom Liberatorが際立っていたのは、まずBE BOPとBREAKINGのミックスが本当にカッコ良かったこと。立ち踊りのパートでは、視覚的にすごくキャッチーなBE BOPで魅せることができ、フロアに入った時はBREAKINGでめちゃくちゃ力強い。立ちとフロアの「高さの変化(レベルチェンジ)」をしっかり入れ込んで、両方で魅せていたからこそ、他の多くのチームの中でも頭一つ抜けて目立っていたんだと思うよ!
PEET
圧倒的でスキルフルなステップとフロアムーブがスピーディーに展開される構成がとても素晴らしく、ステージ上の構成が目まぐるしく変化していく中、それぞれの個性とチームワークの緩急が素晴らしく、感動的な作品でした!!
黄帝心仙人
踊っているというよりも、これまで積み重ねてきた「時間」そのものがステージの上に立っているように感じました。技術、音楽性、構成力、身体性。そのすべてが非常に高い次元にありながら、一番強く感じたものは説得力でした。ダンスとは不思議なもので、どれだけ難しいことをしても軽く見えてしまう瞬間があります。反対に、たった一歩、たった一つのポーズ、ほんの数秒の静止の中に、その人が歩いてきた何年もの時間が見えることがある。Freedom Liberatorには、その「時間の重さ」も感じました。JAZZY BBOYというジャンル名だけでは、もう説明しきれない。ジャンルを踊っているのではなく、長い時間をかけてジャンルを自分たちの身体の中で消化し、自分たち自身が一つのジャンルになり始めている。新しさとは、奇抜なことをすることだけではない。同じことを誰よりも深く掘り続けた結果、誰も到達していない場所へ辿り着くこともまた革新です。優勝という結果以上に、「これが俺たちのダンスだ」と身体だけで言い切っていること。その潔さと強さが、とても美しかったです。
Yuritch
優勝おめでとうございます。今回の大会の優勝にふさわしい踊りとメンバーだったと思います。音先行で袖から出てきた姿が、何か期待感を抱かせてくれる空気をまとっていました。それぞれの身体資源をフルに活用し、息をするように踏むステップワークと、練り込まれた彼らの仕掛けが見事にはまり、素晴らしいショーでした。スピード感や展開の部分に評価がいきがちですが、そうではないところに本当の価値があったと思います。改めて、優勝おめでとうございます。
HAL
個のスキルはもちろん、その中で作品の見せ場となるポイントがしっかりあり、尊敬し合っている仲間同士での制作の力を感じました。音で普段遊んできているのが伝わってくるような、音へのアプローチが素敵でした。会場の空気感をガラッと変えて引き込んでいく、このチームに感動しました。
YU-SEI
Freedomオリジナルメンバーが築いてきた礎に、「京都Keitric」「若手ハジケルアシ」が見事にブレンドされ、最高の瞬間を連発するショーケースを作り上げていました。一糸乱れぬステップワーク、フットワークはさすがでしたが、何よりJAZZという音楽が好きで、さらにはその音の上でたくさん遊んできたことを証明するようなショーに感じました。完成度含め、文句なしの優勝だと思います。本当におめでとうございます!!
▼2nd PLACE
BOO+SHOW-GO(POPPING/東京・大阪)
左から: SHOW-GO、BOO

Nelson
彼らのパフォーマンスは、実に整然としていて、クリーンだった。彼らがこのイベントを締めくくったわけだが、JDDの「完全なトリ」を務めるというのは簡単なことではない。その功績は本当に素晴らしいものだと感じた。見事だったね。同時に、過度に複雑なわけではないものの、とても明快な内容で、彼らのパーソナリティなどの伝わりやすさがあった。
YNOT
BOO+SHOW-GOは、力強くて終始ブレない安定感という部分では圧倒的だったけど、全体のコントラスト(変化)があまりなかった印象だね。ずっと「強く、力強く!」という一本調子になりがちに見えたよ。スキルとテクニックは文句なしで圧倒的だった!!
PEET
冒頭から高速ラップに合わせた細かなスキルが攻撃力と安定感を併せ持ち、この2人にしか表現できない世界観を貫いていた!POPのテクニックが静と動でしっかりと表現され、2人の個性があふれ出る素晴らしいショーでした。選曲もグッときました!!
黄帝心仙人
この二人の魅力は、二人が「同じ人間」になろうとしていないことだと思います。違う身体、違う感性、違う人生。その違いを消すのではなく、違うまま一つの作品の中に存在している。僕はユニゾンとは、本来「同じ動きをすること」だけではないと思っています。異なる人生を生きてきた二人が、ほんの一瞬だけ同じ景色を見る。その奇跡こそ、本当の意味でのユニゾンなのかもしれない。BOO+SHOW-GOには、その面白さがありました。POPPINGという非常に強い言語を持ちながら、技術を見せるために音楽を利用するのではなく、音楽という空間の中に身体を置いていく。そして面白かったのは、二人の身体だけではありません。二人の間に存在する「何もない空間」まで踊っているように見えたこと。ダンスとは身体を動かす芸術でありながら、空間をデザインする芸術でもあると思っています。その見えない空間まで作品になっていたことが、とても印象的でした。
Yuritch
前回のチャンピオンが、翌年もう一度挑戦すること。優勝経験がない僕には異次元の世界ですが、容易ではないことは分かります。特別視しているけれど、特別視していない。そのスタンスにかっこよさを感じています。分かってもらえる踊りを提供するよりも、「分かってもらえるか分からないけれど、新しい踊りを打ち出す」ことに浪漫を感じている。その挑戦心がまたいいなと思いました。本人たちは踊りの出来にへこんだみたいですが、素直にかっこよかったです。
HAL
以前までとの選曲の違いや、踊りのアプローチを変えてきたことに新たな挑戦心を感じ、また新しい2人の融合した踊りが見られたことが私的にはポイントが高く、細かい音の強弱や抜きを明確かつ繊細に表現し、音の見えるパフォーマンスに圧巻でした。
YU-SEI
ディフェンディングチャンピオンとして、もう一度このステージに立つプレッシャーを俺は知っています。その中であえてこれまでとベクトルの違う作品での勝負は、ダンサーという一アーティストとしてのスタンスを示していました。極小のミスを大いに悔やんでいるのが、2人のネタへの執着心の強さであり、チームの強さやと思いました。今回も刺激をもらったチームです。
▼3rd PLACE
Dawg(POPPING/東京・香川)
左から: ANNA GAL POPPER、Shuru

Nelson
すべてが実にうまく機能していて、素晴らしかったね。彼女2人のコンビネーションや音楽との掛け合い、そしてソロのパフォーマンスなど、見どころが満載だった。衣装も効果的で、帽子やコスチュームなどがPOPPINGスタイルをしっかりと際立たせていた。観客にとっても私たち審査員にとっても、構成が非常に明確で分かりやすかったと思う。本当に素晴らしいショーだったよ。
YNOT
Dawgはソロに入る時の展開のつくり方(トランジション)がうまくて、振付のダイナミクス(強弱や緩急)の変化もより効いていたと思ったね。スローな動きからドカンと弾けるような速い動きに切り替えたり、頻繁にフォーメーションや立ち位置を変えたりと、動きの出入りが巧みだった。全体的により動きの要素が多くて、そこが僕にとってはすごく魅力的に映ったね。
PEET
まず、冒頭のワンヒットとネックロールにやられました(笑)!フィメールポッパーとして長年積み上げてきた質感の高いヒット&ウェーブが、圧倒的に高次元でした。その高い質感がラストまで1ミリもブレることなく、2人の息の合った掛け合いもタイミングが完璧な、素晴らしい作品でした。
黄帝心仙人
身体で音を取るのではなく、身体によって音楽そのものを書き換えていく。そんな印象を受けました。POPPINGは技術体系が非常に発達しているジャンルだからこそ、技術レベルが高くなればなるほど、最後には「誰が踊っているのか」が問われるジャンルでもあると思います。同じHITでも、同じWAVEでも、同じ音取りでも、誰がやるかによってまったく違う意味になる。Dawgには、しっかりと自分たちの体温がありました。音が鳴ったから身体が動くのではない。彼らの身体が動いた瞬間、「あれ、この曲にこんな音が入っていたのか」と思わされる。僕は優れたダンサーとは、音楽を可視化する人だけではないと思っています。今まで誰にも聴こえていなかった音を、身体によって観客に聴かせる人。それもまた、ダンサーという存在の価値です。その可能性を感じさせてくれる作品でした。
Yuritch
入賞コメントで、決して納得のいく踊りではなかったと言っていました。その感触は僕にもよくあることなので、すごく共感できる部分です。ただ、このJAPANの舞台で3位入賞に値する踊りが体現されたこともまた事実です。華奢な身体からは想像できない分厚い踊りでしたし、身体の中で起こっている音との共鳴、そして2人の間に生まれる共鳴が凄まじかったです。
HAL
終始パワーを感じる、目が離せなくなるようなパフォーマンスで、女性ならではの繊細さもある中で、重みのあるパワフルかつ説得力のあるダンスにラストまで引き込まれ、一瞬に感じるような作品に感動しました。
YU-SEI
予選のTDDでもJUDGEしましたが、さらにブラッシュアップされ、進化した内容になっていました。女性2人から出ているとは想像し難いパワーで、あの舞台から会場を揺らしました。終始隙のない完璧なショーでした。
▼SPECIAL PRIZE
V-RAZE + Tg.stain(HIP HOP/大阪・広島)
上段左から: HJM、KOYO、TATSUYA、BASSA
下段左から: CHOBy、RYUJY

Nelson
グルーヴと力強さ、静けさからの緩急をHIP HOPで表現していたね。それぞれが違う6人の集合体。見ていてクールだったね。
YNOT
ただただカッコいいチームだったね(笑)。メンバー全員が個々としてめちゃくちゃ動けるし、チームとしてのまとまりや一体感のある動きも凄かった。なのでもう全体的に「うわ、これはカッコいいな!」っていう印象を受けたね。ショーケースとしての完成度も完璧だったし、チームとしてもスタイルとしても、文句なしにDopeだった!以上!!って感じだよ。
PEET
冒頭の始まりから焦らされ、裏切られる展開に心を掴まれました!ドープな身体の使い方が重低音の楽曲とシンクロして、このスタイルの奥深さを存分に表現していた!!
黄帝心仙人
HIP HOPの魅力とは、形の正確さだけではなく、その人間が持っている「匂い」や「温度」まで踊りになってしまうことだと思っています。V-RAZE + Tg.stainからは、その感覚を強く受けました。作品というものは、完成度を高めれば高めるほど良くなるとは限りません。整えすぎることで死んでしまうものもある。少しの粗さ、危うさ、予測できなさ、制御しきれないエネルギー。それらは欠点ではなく、ときに作品を生き物へ変えてくれます。ストリートダンスとは本来、完成された正解を再現するために生まれた文化ではない。自分たちが今、何を感じ、何を聴き、どう生きているのか。その「今」を身体で社会へ提示してきた文化です。彼らには、その原始的なエネルギーがありました。ここからさらに自分たちだけの美学が研ぎ澄まされたとき、もっと恐ろしいチームになると思います。
Yuritch
板についての仁王立ち。やることはやってきたという自信と、迷いのない清らかな状態なのかなと感じました。もしくは、「ちゃんと見とけよ」というメッセージとも受け取れるシーンから始まり、いい意味でナルシシズムを刺激していました。感情が走りすぎず、踊りとしっかり合致したショーで、純黒の存在感がありました。入賞コメントでのお話からも純粋な思いが伝わってきて、素敵でした。
HAL
個人の長年の歴がしっかり伝わる説得力のある一つ一つの動きで、音とマッチした重みのある世界観が最後までクールでかっこよかったです。個が強く個性があるにもかかわらず、ユニゾンでは音の捉え方が揃っていて、その中でソロで爆発する個性がより一層際立っていました。
YU-SEI
互いのチームがこれまでにやってきた集大成のようなショーケースで、Aブロックのラストを燃やしました。6人で放出した時の最大出力のデカさ、重さの裏には、確かなテクニックの下地があり、非常に説得力がありました。前半からぶちかましに来た分、最後少しバテ気味なのも、また人間味があって良いですよね。ハジメさんの気持ちとパワーが乗り切ったソロにも心打たれました。
Ab(JAZZ/大阪)
左から: REIKO、MIKIHO

Nelson
洗練されていてクリーン、そして一味違うショーだった。構成も巧みで、エネルギーの緩急や素晴らしい振付も際立っていた。本当に、見ていて心から楽しめるショーだったよ。
YNOT
JAZZが本来持っている一番の強みって、やっぱり「感情への没入感」だと思うんだよね。このチームは、楽曲のチョイスも素晴らしかったし、選曲した曲の感情と彼女らの表現が本当に深くリンクしていて、観ている人を魅了していたと思うよ。
PEET
2人の雰囲気が違うのに、めちゃくちゃ質感がシンクロしていて、絶妙なピアノの一音が素晴らしく印象的で、高次元なボディコントロールも美しさと妖艶さが抜群でした!
黄帝心仙人
美しい作品と、綺麗な作品は違う。僕は、「その人にしか存在しない感情に、身体が追いついた瞬間」に、美しさが生まれると思っています。Abの作品には、その瞬間が何度もありました。JAZZというジャンルが持つ身体のラインや質感、表現力を使いながら、感情をすべて説明しすぎない。そこが素晴らしかった。全部を語らないからこそ、観客の想像力が入り込む余白が生まれる。音楽でも、絵画でも、映画でも、本当に余韻の残る作品は作者が100を説明してくれる作品ではありません。70まで提示して、残りの30を観客に委ねる。その空白に自分自身の記憶や人生が入り込んだとき、作品は観客の中で完成する。ダンスとは身体表現でありながら、究極的には、「見えないものを、見せる芸術」なのだと思います。その意味でも、とても余韻の残る作品でした。
Yuritch
自分としては、順位に入ってほしいチームでした。「くぅーっ」という痺れる感覚を抱いたのは、Abが唯一だったと思います。内側と外側をつなぐ力がものすごく、終始ずっと惹きつけられていました。踊りを通してその吸引力を感じたわけですが、今回の内容でなくても、きっと同じように惹かれていた気がします。身体に意味を宿せる、希少な方たちだったと思います。
HAL
スタートの立ち姿から世界観に引き込む力と、指先、足先にまで意識と音を感じる踊りに重厚感もあり、シンプルな作品だからこそスキルが際立つように作られていたように思います。コレオの音へのフォーカスの仕方や、魅せ方へのアプローチのバランスも良く、ラストまで引き込まれて観ていました。
YU-SEI
自分が人生で見てきたJAZZ DANCEの中で一番カッコ良かったです。一挙動一挙動の美しさと癖、間の作り方、静と動のバランス、それでいて力強い踊りに感動しました。2人の物理的な距離感はもちろん、心の距離感まで両方見えてくるかのようなショー。圧巻でした。
MORTAL COMBAT(BREAKING/大阪・愛知・鹿児島・沖縄・フランス)
上段左から: MACCHAN、Sekisho、RYOMA、HAYATO1、YA-SU、RAIA
下段左から: Ruivo、ma_haru、RIN、slinky、Kio

Nelson
まったく予想していなかったので、驚いたよ。このチームのことはよく知っているつもりだが、あのような曲に合わせてパフォーマンスをする姿は想像していなかったんだ。自分たちの「いつものスタイル」から思い切って一歩踏み出した点は素晴らしかった。そうした芸術的な挑戦に取り組んだこと自体、彼らにとって大きな成果だったと思う。しかも、ソロであれグループでの振付であれ、すべてが見事にこなされていた。本当によく練られた、見事な出来栄え。素晴らしいパフォーマンスだった。
YNOT
彼らはすごくユニークなものを作り上げてきたね。楽曲へのアプローチが実に独特で、選んだ曲自体も非常に面白く、歌詞の世界観とシンクロしたテーマ作りも見事だった。そして出場チームの中で一番、自分たちの限界を超えて行こうとしているのが伝わってきたね。ショーの最後に、ダンサーの何人かが「もう体力の限界……(笑)」と言わんばかりに倒れ込みそうになっていて、それくらい追い込んで踊り切っていたのが良かったね。技含め、難易度が高いことに挑戦していたと思う!
PEET
BREAKINGを踊るのにはめちゃくちゃ不利とも思える楽曲を逆手にとって表現する、新たなる世界観は本当に素晴らしい。ただ個人的には、コンテンポラリーの質感が立ち踊りに入っていると、さらに世界観が奥深くなったのではとも思える!
黄帝心仙人
長く存在し続けること自体が、一つの表現なのだと思わされました。BREAKINGは身体能力、技術、スタイル、すべての進化が非常に速い世界です。若い世代が次々と新しい技術を獲得し、新しい価値観が生まれていく。そんな世界の中でMORTAL COMBATが持っているものは、技術だけでは測れない歴史の重さです。ただ長く続けているわけではない。時代が変わり、音楽が変わり、価値観が変わり、自分自身の身体も変わっていく中で、それでも自分たちを更新しながらステージに立ち続けている。これは簡単なことではありません。木の年輪のように、一年では作れないものが身体の内部に蓄積されている。一瞬の爆発力では作れない説得力がある。ダンスとは技の記録ではない。人間が生きてきた時間の記録でもある。そのことを改めて感じさせてくれる存在でした。
Yuritch
ずっと目が離せない、巧みなショーでした。創作力に脱帽です。選曲も秀逸でしたが、視線をうまく誘導される緻密な構成で、見せ場がたくさんありました。驚きの連続でありながら、情緒も揺さぶられました。チャレンジングなだけにとどまらず、毎回きっちりと観客のハートをつかんでくるあたりが、職人芸だと感じました。今まで見たMORTAL COMBATのショーの中で、一番好きでした。また出場し続ける姿勢に、最大のリスペクトを抱いています。
HAL
ストーリー性とコレオ力にまず度肝を抜かれたのと、そこだけに頼らないスキルフルな技の数々に終始感動し、圧巻でした。大会を意識した王道な作りではなく、センスを突き詰めた今回の作品にまず驚き、先を読ませない展開は一つの映画を観ているように思えた傑作でした。
YU-SEI
MORTAL COMBATを見てダンスを始めた自分からすれば、メンバーはほとんど違えど、未だこの舞台に立ち続けていることに感慨深くなりました。ここ数年は毎回違う攻め方をしていて、それをJDDのFINALという規模の場所で実験できるのは、各々のスキルありきだと思います。
///// JUDGE MC /////
YU-SEI, PEET, YNOT, MC USK, Nelson, 黄帝心仙人 , Yuritch , HAL

Nelson (Enfants Prodiges/Motherfunkaz)
いやあ、素晴らしかった。本当に見応えのある大会だった。どのチームも技術レベルが高く、シンクロの精度も素晴らしくて、見ていて本当に楽しかった。雰囲気も凄く良かったね。オーディエンスのみんながライブにしっかり反応しているのが伝わってきたよ。すでに応援したいチームがいるっていうのも素晴らしいし、その熱気は耳からも感じ取れた。このイベントを取り巻く盛り上がりには、正直かなり驚かされたな。これだけ多様な選択肢がある中で、各チームの芸術的方向性をみんながしっかりと受け入れている様子が見られたからね。そして日本のオーガナイズは、常に最高だね。時間通りだし、隅々まできめ細やかで、とても考えられている。その流れに従っていれば問題なく、ジャッジに集中できる環境を用意してくれているんだ。
入賞チーム以外では、「BIG CHEESE!!」が印象的だった。彼らもまったく予想していなかったんだ。HIP HOPクルーだと分かったが、流れていた曲はすべてJames Brownだった。様々な楽曲を編集した音源に合わせて踊っていたが、HIP HOPダンサーがJames Brownの曲で踊るのを見るのは初めての経験だったし、その振付も本当に見事だった。本来ならLOCK DANCERのスタイルに合う音楽のはずなのだが、彼らの踊りはそれ以上に素晴らしかったと言える。彼らは見事にそれを表現しきっていたし、私には、FUNKとHIP HOPの架け橋となってくれたように感じられた。つまり、あのHIP HOP特有のグルーヴが、実はFUNKにルーツを持ち得るものだということを証明してくれたんだと思ったよ。それに、彼らのパフォーマンスはタイミングも完璧だった。まさに「隙間」をうまく埋めていて、TikTokを見ているような感覚になる瞬間がたくさんあって、15秒ごとに何かが起きているような感じだったんだ。本当に良かったよ。
最後に、、、結局のところ、すべては懸命な努力次第なんだ。特別な秘訣なんてない。ここ日本でも、すべては汗を流し、トレーニングを重ねることに尽きるという点がしっかりと理解されていると思う。私にとって何より重要なのは、努力を怠らないこと。それが違いを生むと信じている。ある段階に達すると、才能だけでは不十分になる。向上し続けるためには、自分のダンスを客観的に見つめ直し、問いかける姿勢が必要なんだ。本当の意味での「到達点」など存在しないし、私としては「最終的なレベル」というものもないと考えている。それは終わりのないプロセスなんだよ。努力を続ける限り、達成すべきことは常にその先にある。だから、これからこの世界に入ろうとしている若者や、JDDを志す人たちにアドバイスできることがあるとすれば、それは「覚悟を決めておくこと」。これに尽きるんだ。
YNOT
全体として、どのチームも非常にレベルが高く、スキルも素晴らしかったので、審査員として採点するのが本当に難しかったよ。例えば、女性だけのLOCKINGチームが2組出ていて、どちらも同じくらい凄かったので「どうしよう、いっそバトルで決着をつけてほしい!」と思ってしまったくらい、スコアを付けるのに頭を悩ませたね(笑)。最後の2組の出順だった時も同じような感じで、女性POPPINGペアの「Dawg」と、男性POPPINGペアの「BOO+SHOW-GO」。個人的には「Dawg」のショーケースの方が少し力強かったかなと感じたけど、スタイルが近かったので審査は本当に難しかった。振付(コレオグラフィー)や構成・見せ方(プレゼンテーション)という点においては、すべてのチームが本当に素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたね!正直、1位から3位までの結果は納得。この3チームはショー全体を通してエネルギーをずっと維持し続けていたと思うよ。多くのチームのショーケースでは、エネルギーを感じる部分とそうでない部分や、勢いが落ちる瞬間の波があったけど、上位入賞した3チームはどこも最初から最後までエネルギーが途切れなかったのが勝った要因だと思う。入賞チーム以外では「test service」が印象的だったね。個人的には彼らに特別賞をあげたかったくらい、僕の中でこのチームのアプローチは一番「フレッシュ」だった。ここで言う「フレッシュ」っていうのは、「うわ、これは新しい!一味違うな」という意味で。動きの質感は柔らかいのに、すごくスキルもあってテクニカル。そして何より、若いダンサーなのに“Boom!”や“Swoosh!”といった音のニュアンスを完全に理解して表現しているのを見て、「こんな若い子たちが、こんなに表現ができるようになるのを、誰がどうやって教えたんだ!?または、どうやって学んだんだ!?」って驚かされたね。パフォーマンス自体も本当に素晴らしかったよ。HIP HOPをああいった新しいアプローチで表現しているのを見られたのが最高だったね。僕にとっては、このチームの動きが最も個性的だった。
最後にこれからJDDに出場しようと思っているダンサーへのメッsーじとしては、JDDはレベルが高いから、勝つには生半可な気持ちやパフォーマンスだと厳しいね!これからチャレンジしていく人に向けて、今日出場した全チームを観た上で、どうやってチームを際立たせるかのヒントを挙げるなら、それこそ 「test service」のやり方を参考にするのは一考の価値ありだと思う。というのも、上手いHipHop、上手いPopping、上手いBreakin’ なんかは、もうJDDレベルになると、みんな見慣れているわけで、だからこそ「それをいかに違った形、違ったアプローチで魅せるか?」というのが、僕からしたら一番の問いになる。なので挑戦するにあたって、全チームが「自分たちのダンスをどう魅せていくか?」という視点を、もっと突き詰めて考えていくべきだと思うね!
PEET (BE BOP CREW/STYLE of FUSION)
国内外から選ばれた実力のあるダンサーが数多く集結した素晴らしい大会だったのは言うまでもありませんが、個人的にはJAZZダンスのチームが増えたことで、ストリートダンスを超え、ジャンルレスにグローバルになった印象でした!あと、若く新しいスタイルを独自のパッションで表現する、多様性のあるチームも多数いて素晴らしいと思いました。入賞チーム以外では、「JUGGLESS BBOYS」はドープなHIP HOPのスタイルとBREAKINGが高次元に見事にフュージョンした、めちゃくちゃカッコいいチームでした!「JEEK」はファンキーナッソーな楽曲の使い方が変化球でドストライクでした!LOCKINGならではのストップや間の使い方、SOUL DANCEの緩急あふれる音の使い方がファンキーファンク!
最後に、今回のファイナリストの中にも若く、オリジナルなスタイルを追求していたチームも沢山いてとても感動しました。とにかく自分たちの好きの詰まったダンスを1ミリもブレることなくJDDの舞台で披露してください!必ずその想いは伝わり、報われると信じてます。
黄帝心仙人(タイムマシーン)
今回のJDD VOL.32 FINALを見ながら、改めて感じたことがあります。それは、ダンスというものはもう、単純に「上手いか、下手か」だけでは語れない場所まで来ているということ。もちろん、技術は大切です。身体を自在に扱えること。音楽を深く理解していること。構成を緻密に作り上げること。数分間の作品として完成させること。JDDという舞台に立つ以上、それらは当然、高い水準で求められる。しかし今回、僕がその先で見ていたものは、「なぜ、この人が踊るのか」ということでした。この身体でなければならない理由。この音楽でなければならない理由。この二人、このチームでなければならない理由。そして、「この人にしか存在しないものは何なのか」ということ。完璧な作品よりも、僕は身体からその人の人生や思想が漏れてしまう瞬間に心を奪われます。何千回、何万回と繰り返してきた練習。積み重ねてきた年月。出会ってきた音楽。影響を受けてきた文化。成功も、失敗も、迷いも、葛藤も。それらが説明されることなく、一歩の中に現れる。その瞬間、ダンスは競技から芸術へ変わる。僕は今回、そんな瞬間を探しながら審査させていただきました。
入賞チーム以外で印象に残ったチームは、正直、挙げればキリがありません。その中でも今回、僕はJAZZ系のチームに本当に心を打たれました。「グロリオサ」「Nuzzle」「MARU」「Narie&Mi」「jumelfeeL」。長い時間をかけて磨き続けてきた身体。指先、足先、ライン、呼吸、重心。それは毎日道具を磨き続けてきた職人の仕事を見るようでもありました。身体という最も壊れやすく、歳を取り、毎日状態が変化する「生きた楽器」を、何年も何十年も調律し続ける。その姿そのものに僕は芸術を感じます。なぜか見ていて涙が出ました。上手かったからだけではない。そこまで身体と向き合ってきた人間の時間が見えたからなのだと思います。そのほか「Jungle Mover」。新しい景色を見せてくれた最高のチームでした。既存の言葉では説明しきれないものが舞台に現れたとき、僕はワクワクします。「これは何なんだ?」その疑問こそ、新しい表現が生まれる入口だからです。「LOW FAT MILK.T-PAC」からは、まさに年輪を感じました。一本一本、違う場所で育った木。色も、硬さも、傷も、年輪も違う。その異なる木材を使って、一つの大きなダイニングテーブルセットを作っているような作品。全員を同じにするのではなく、それぞれが生きてきた時間の違いそのものが作品の豊かさになっていました。「BIG CHEESE!!」には、個人的な感情もあります。20年前のアキヒコくんが、20年後の今も、あのJDDというステージに立っている。それは当たり前のことではありません。20年間踊り続けること、作品を作り続けること、そしてまたあの場所に帰ってくること。その事実自体に、僕は一つの奇跡を感じました。細部からも作品に対する思いが伝わってきました。「大阪☆ロマンチカ」には、新しいことへ挑戦する姿勢と、世界観、そして「遊び」の感性を感じました。僕は遊びとは、ふざけることではなく、既存の正解から一度自由になることだと思っています。その自由さに、とても共感しました。そして「KilimとDays」。音楽へのアプローチと身体性へのアプローチ。これは間違いなく、これまでとは違う可能性を感じました。まだ完成された「答え」というより、むしろ新しい問いをステージに持ち込んでいる。だからこそ面白い。これをさらに研ぎ澄まし、あの舞台で完全に出し切る未来を想像すると、とてもワクワクします。そして沖縄のチームから感じたのは、エンターテインメントの根源でした。自分たちが楽しむ。そして、人を楽しませる。簡単なようで、実はダンスにおいて最も忘れてはいけないことかもしれません。踊る人間の喜びが観客へ伝染していく。その原始的な力を、改めて感じました。まだまだ書きたいチームだらけですが、この辺で。
最後に、これから、上手いダンサーはもっと増えていくと思います。技術も、情報も、トレーニング方法も進化していく。世界中のダンスを一瞬で見ることができ、あらゆる「正解」にアクセスできる時代です。だからこそ、これからのダンサーに必要になるのは、「自分は何者なのか」という問いなのだと思います。誰かの正解を完璧に踊ること以上に、自分の中に生まれた小さな違和感を大切にしてほしい。「なぜ、みんなこう踊るんだろう?」「なぜ、この音ではこう動くんだろう?」「別の方法はないのか?」その小さな違和感を捨てないでほしい。最初は理解されなくてもいい。笑われてもいい。まだ名前がなくてもいい。歴史を変えてきた表現は、最初から正解と呼ばれていたわけではありません。誰か一人が感じた違和感が、やがてスタイルになり、ジャンルになり、そして文化になっていく。賞を獲ることも素晴らしい。しかし、それ以上に僕が見てみたいのは、あなたがいなければ、この世界に存在しなかったダンスです。誰かより上手いダンスではなく、誰とも比較できないダンス。審査員が点数をつけるために一瞬困ってしまうような、まだ評価するための物差しすら存在していない表現。JDDという歴史ある場所から、いつか世界中のダンサーが真似をし、研究し、そこからまた新しい文化が枝分かれしていくような、「まだ名前のないダンス」が生まれることを、僕は楽しみにしています。そして最後に。勝った人にも、負けた人にも、今日の数分間に至るまでの、誰にも見えていない時間があります。結果は一日で決まります。しかし、表現は一日では作れない。だからこそ僕は、順位だけではなく、その身体の中に何年分の人生が入っているのか。そこをこれからも見続けたいと思っています。ダンスは、身体を動かすことではない。音楽を踊ることだけでもない。その人が生きてきた時間を、身体という媒体を使って、この世界に残すこと。僕にとってダンスとは、そういう芸術です。JDD VOL.32 FINAL。素晴らしい時間をありがとうございました。そしてまた、まだこの世界に存在していないダンスに出会えることを楽しみにしています。
Yuritch (BOUNSTEP)
まずはじめに、JAPAN DANCE DELIGHT vol.32 FINALに携わってくださったすべての関係者の皆さま、本当にお疲れさまでした。誰もが「挑戦したい」と純粋に思える大会であり、僕自身も憧れから始まり、挑戦を続けてきた経緯があります。そんな最高の舞台で、今回JAPAN DANCE DELIGHTのジャッジという貴重な機会をいただけたことを、本当にありがたく思っています。後にも先にも、もう二度とないかもしれない機会だと思うと同時に、大きな責任も感じていました。そんな大事な役割を与えていただき、本当にありがとうございました。今大会で感じたのは、皆さんそれぞれが自分たちを信じて育んできた踊りとチームをしっかり持っていて、当たり前のことではありますが、それぞれにまったく違っていたということです。同じ匂いが漂っていませんでした。これはジャッジ側にも言えることで、自分の感性を信じて得点をつけていかないと、誰かのリアクションに合わせて採点していては公平性に欠けます。他と違っていなければ意味がありません。それぞれがこのステージでどう表現するのか、何を大切にして踊るのか。その価値観の違いが表現の違いとして、そして個性として踊りに表れ、今回の結果につながったのだと感じています。「ああでもない、こうでもない」と本戦までにたくさん考え、悩み、実践を繰り返し、最高の踊りをするためにエネルギーや時間を費やしてきたのだと思います。大変だったかもしれませんが、その行為のすべてが楽しいものです。幸せなことです。当日は出場者の皆さんが主役で、そのために動いてくださる手厚いスタッフの方々がいて、最高のお膳立てをしてくださいます。その手招きを体感して、僕自身も恐縮したのを覚えています。勝敗はつくものの、この1日を味わい尽くし、楽しめる環境が用意されていることは、決して当たり前ではありません。改めて、すごいイベントだなと感じましたし、皆さん本当に輝いていました。僕もその空間に居合わせることができ、ありがたく、楽しませていただきました。本当にありがとうございました。
入賞チーム以外では、「KilimとDays」は妙でした。背骨お化け。その方向性はとても良いと思います。これからに期待しています。「JUGGLESS BBOYS」は得点こそ伸びませんでしたが、一番クルー感を感じました。メンタリティーが良かったです。「Gemeinschaft」は何か可能性を感じました。奇怪な面持ち。形のない形で崩した表現をベースにしていたら、もっと強く喰らっていた気がします。「伊藤家」はあっという間のひとときでした。どんな困難もくぐり、またぎ、いなし、手を合わせて越えていくようなメッセージを感じました。「グロリオサ」は何かの賞に絡んでほしかったですね。自分としては高得点でした。細胞が分裂したり、くっついたり、巡り巡っていくような絵が見えました。「test service」は質感が良く、妖艶さとミステリアスな雰囲気を感じました。個々の存在がさらに際立ってくると、もっと良くなりそうです。「MARU」は3人がヒーリングスポットなのではないかと思うくらい、空気ができあがっていました。後半の盛り上がりに心を動かされました。短髪の方の踊りには凄みを感じました。「LOW FAT MILK.T-PAC」は感情を強く揺さぶられました。踊りからあふれ出ているパッションがこちら側と深くつながったように感じました。「命をここに使う」という精神性を、3人から強く感じました。「Jungle Mover」は生もののようなライブ感が良かったです。瞬間的に反応して生まれた遊び心と、作り込まれた部分のバランスが絶妙で、センスを感じました。「Narie&Mi」は曲線美へのこだわりを感じる、細部まで探求された踊りでした。合わせ方にも斬新さを感じましたし、ソロでも魅了する存在感がありました。
最後に、JDDは時が経てば経つほど回を重ねれば重ねるほど貴重で価値の高いイベントであり崇高なイベントだと僕は感じています。ロマンの塊です。まずは挑戦すること自体が素晴らしいことだという認識が大切かなと。うまくいかないことや思い描いた通りにいかないことをたくさん経験できます。だからこそ思いもよらないうれしい体験が待っています。それは目にみえる結果なのか目に見えない体験なのかさまざまだと思いますが壁当てと同じように本気で取り組めば本気の何かが返ってきます。そうやって一歩ずつ成長できた過程を僕も踏ませていただきました。だからこそ今があるって言える経験のポイントを若いうちにとにかくたくさん打つことがいいのかなと思います。若さは宝です。どんどんtryしてみてください。と言いつつ諸先輩方の言葉をありがたがって聞かないというのもアリだと思います。ご自身で感じ取りながらダンスライフを充実させられたらいいですね。
HAL (OUTSET/HOUSE of Panthere)
FINALという決勝大会で、基準値の高い各地域の猛者たちの戦いの場を審査させていただき、本当にありがとうございました。たくさんのジャンル、なおかつジャンルは一緒であれ、個の踊りを突き詰めたスキルと作品でまったく違うアプローチをするスキルフルなチームが本当に多く、今期は特にJAZZのチームが多かったことや、ELECTROのジャンルのチームも出場されていたことから、日本のダンスの幅の広さや、それらが周知されてきていることを感じ、より一層DANCE DELIGHTという大会に熱いリスペクトを感じました。入賞チーム以外では、「Nuzzle」は2人のコレオのセンスと技のスキルがとても良く、コレオや技だけに走らず、表現の幅の広さや音取りの繊細さに惹かれました。「JUGGLESS BBOYS」はユニゾン力もあり、ソロの動きのユニークさやスキルが際立っていました。構成の流れも勢いを消すことなく、最後まで良かったです。「アナグラム」はリフトや技のスキルが素晴らしく、コレオの構成や展開、世界観も素敵でした。「ASTERIA」は作品力、スキル、個性をしっかり魅せる流れが素晴らしく、勢いを消すことなくラストまで音の捉え方や舞台の使い方のセンスが痺れました。「LOW FAT MILK.T-PAC」は個のスキルの持ち味がうまく融合していて、見せ場をしっかり作り、会場を沸かすアプローチ力とソロパフォーマンスも素晴らしかったです。「Narie&Mi」は2人の大人な色気と繊細な世界観の中で、多くのフロアワークを取り入れたユニークなコレオと勢いのある展開がとても美しく、流れる海のようで素敵でした。
最後に、長い年月挑戦する場を作ってくださっているアドヒップさんのコンテストの中でもJDDはやはりレベルの高い大会です。挑戦する事に貪欲に、新しい自分を見出して成長していける場所として年齢関係なく幅広い方々がリスペクトし合える戦い会える場は他になかなか無いと思います。この素敵な場にどんどん挑戦していって欲しいなと思います。
YU-SEI(咫和巵/4sedgwick/JUGGLESS)
本当にお疲れ様でした。そして全チーム、最高のステージをありがとうございました。この場所をつくりあげ、自分をJUDGEに選定してくれたADHIP、並びに裏方を務めたすべてのスタッフに感謝しています。かけている思いを汲み取りながらも、もちろんフラットに審査するという、心と現実との乖離に一番苦しみましたが、全員の本気を正面で受け止められるこの大役を経験できたことを誇りに思います。入賞チーム以外では、「SoL×DERRICK ROSE」「KilimとDays」「JUGGLESS BBOYS」「グロリオサ」「Nuzzle」「COOKIE&ISSRRR」「LOW FAT MILK.T-PAC」「Jungle Mover」「SOMETHING HIGH」。全員最高でしたが、特に最高でしたね。どのチームも現場で会えそうなダンサーなので、また会った時に直接伝えさせてもらえたら!!素晴らしかったです。
最後に、一度見れば次は立ちたくなる。一度立てば次は勝ちたくなる。一度勝てば街、シーンを変えうる存在にもなれるかもしれない。何より一緒に挑戦した事実と仲間は一生モノです。勝ち負けより価値のあるプロセスを経験できます。ストリートダンスをするなら、挑戦する価値が必ずある場所だと言っても過言では無いと思います。またあの舞台で再会しまshow。改めて今回は本当にありがとうございました!!