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FOR INTERNATIONAL CONTESTANTS

EVENT REPORT

イベントレポート

JAPAN DANCE DELIGHT VOL.31 名古屋大会

2025.05.17 UPDATE
イベント日程 2025/05/17  14:00-20:00
イベント会場LEGEND HALL

JDD VOL.31地区予選大会、第1地区目 “JAPAN DANCE DELIGHT VOL.31 名古屋大会”に52組がエントリー!

見事決勝進出を決めたのは “ASTERIA”  “Narie&Mi”  “ゴーとちびゆり” の3組!

 

 

 

///// FINALIST /////

 

 

ASTERIA(HOUSE/愛知)
左から: TAISEI、KENTA、HANA、TAICHI

DOMINIQUE

本当に素晴らしい3分間でした。幸せでした(笑)複雑な振付をいとも簡単にやりきってる姿がJDDで優勝するチームの共通点だと思ってるんですが、今日一番それをやり切ってたのがこのチームでした。フロア。ステップ。ジャンプ。高さのレベルを変え続けて飽きさせない展開は秀逸でした。

 

 

CHIHIRO

舞台全体を活かした構成で、少しずつ自分たちの空気感を広げていくような展開が、会場全体をしっかりと引き込んでいたように感じました。4人それぞれが異なるタイプのHouseを踊りながらも、絶妙なバランスで調和し、多彩なフレイバーを楽しませてくれたことで、最後まで飽きることなく観ることができました。言うまでもなく、スキルの高さに加え、構成の流れも非常に優れており、満場一致で上位3チームに選出される内容だったと思います。

 

 

Yu-mah

Jazzyな音楽と作品の流れに無理をせず自然体かつ、途中のBreakin'要素も混ざり最後まで遊んでいるような踊りでとても良かったです。

 

 

 

 

Narie&Mi(JAZZ/大阪・兵庫)
左から: Mi、Narie

DOMINIQUE

選曲のセンスと、その振付のセンスと、空気感を作り上げる2人のチカラ!えぐすぎます。一瞬でも気を抜いたら壊れそうなモノをコンテストでやり切るなんて…とんでもない覚悟だと思います。でも途中でカマすナリエちゃんの6歩からのバックスピン(笑) その時の足のシルエットのJAZZ感…大阪魂でした。

 

 

CHIHIRO

まさに「美しさの中にある強さ」を体現されていたと思います。まるでディナーショーを鑑賞しているかのような上品さと、安定した高いスキルに魅了されました。その中にはユーモアも自然に織り込まれており、非常に洗練された印象を受けました。一挙手一投足に無駄がなく、指先から爪の先まで美しさが行き届いていたのが印象的です。表情は大きく変化しないものの、鋭い目線や、内側から湧き上がるような力強さに圧倒されました。

 

 

Yu-mah

キャリアの貫禄を感じました。ソロのbreakin'は何かハッとさせられました。

 

 

 

 

ゴーとちびゆり(LOCKING/埼玉・長野)
左から: ちびゆり、ゴー

DOMINIQUE

まぁ何て面白い音楽の世界へ引き込む子達なんでしょう。コンテストでこんな勝ち方する子達、そうそういません。作る時も、準備する時も、本番も、ずーと自分を律していないと不可能じゃないか?と思わせる作品。震えました。

 

 

CHIHIRO

お二人にしか表現できない世界観があり、まるで音楽そのものを連れてきているかのような感覚になりました。2人編成のチームは多く見られましたが、ここまで明確な世界観とこだわりを感じられたチームは他になく、まさに唯一無二の存在だと感じました。同じ表現者として、ダンスだけでこれほどまでに気持ちを伝えられる力に、心から敬意を表します。胸を打たれる作品でありながら、言うまでもなくスキルも非常に高く、何度でも見返したくなるような魅力がありました。

 

 

Yu-mah

Lockin'とは違う角度でのピースフルさを感じる作品でした。ですが、いききれてない感も同時に感じてしまいました。自分達のスタイルを持ってるとは思うので、追求していって欲しいと思います。

 

 

 

 

///// JUDGE・MC /////

DOMINIQUE, CHIHIRO, Yu-mah, MC KNIT

DOMINIQUE
断言します。コンテストで勝つのは難しい。でも、今日出場した全チームが無茶苦茶苦労して作り上げて、踊り込んでくれた沢山の時間と労力を理解しているので、本気の本気でジャッジしましたが、それでも細部にまで拘りを持って戦ってるチームが多すぎてジャッジするのが本当に苦労しました。コンテストはショーと違う!ショーの中のソロと、バトルダンスが違うように…コンテストとショーは違う!と僕は思ってます。コンテストで勝つ為に、どうやってジャッジに加点させるか?それをこんな沢山のチームが、今まで見た事ないようなアプローチをしまくって戦ってる姿を見て、感動したけど、もう今後はディライトのジャッジを引き受けるのが怖くなりました。やっぱり僕の大好きなディライトの進化は嬉しかったです。誰もやっていない新しい戦い方をしてくるチームが沢山出て来ていて、日本のダンスシーンはディライトが作ってる!と確信した一日でした。予選通過チーム以外では「MaDpHaT」は、フィーリングも質感も音楽性もクリエイティブ精神も全てがハイレベルでした。僕的に2位でした。もう2〜3段階上がればJDDでも賞入ると思います。「Beat」は、音楽性、振付、スタイル…どれも新しくて感心しました。沢山の失敗を乗り越えてきたんだろうな〜と思わしてくれるほどの分厚い背景を感じさせる2人でした。これからの進化楽しみしてます。僕的に3位でした。「JEEK」は、2人でやり続けてるチームだけあって、コンテストでlockingで勝てる新しい手法を沢山散りばめてて、本当に感動しました。スゲ〜考えて、スゲ〜不安と戦ってきた歴史を感じました。心からリスペクトを送りたいと思います。「Dawg」は、無茶苦茶スキルが高い、それでいて無茶苦茶ダンサブルでドン引きです。なによりも無茶苦茶ノって3分踊り切っていて心持っていかれました。「VIVA J ORCHID」は、中盤から最高でした。大好きです。スピード感ある中でタイトにスキルを見せつける能力…本当に感服しました。「2bacrow」は、後半の追い込みが凄まじすきて2人が踊り終わった後天井見上げて唸ってしまいました(笑)若さ溢れるパワーの中に音楽性と難しい音楽をお客さんとジャッジに伝える最善の振付を絞り出そう!とした振付の素晴らしさ。感服しました。「Hammock」は、今日のコンテストで一番衝撃を受けたチームです。上手いのは当然ですが、間の使い方がうま過ぎです。何より自分達の武器をハッキリ理解してて末恐ろしいチームでした。


CHIHIRO
1回目の予選という大切な場面で、皆さまの本気の想いがひしひしと伝わり、私もその熱意をしっかりと受け取らせていただきました。わずか3分という時間の中に、ファイナルへの強い気持ちを込めて表現される姿に、何度も胸を打たれました。非常にハイレベルな内容ばかりで、約50チームから3チームを選ぶのは本当に難しく、心も頭も悩ませる決断となりました。わずかな差での結果だったと思います。このような貴重な機会をいただき本当にありがとうございました!予選通過チーム以外では、「Fleurage」は、作品全体の完成度が非常に高く、スキル・構成ともに安定感がありました。緻密に練られた流れと、それを的確に表現する力に感銘を受け、私は上位3組のひとつに選出させていただきました。「jumelfeeL」は、お二人の静かな空気感と緊張感が際立っており、その中での“間”の美しさが非常に印象的でした。静と動のバランスを高い次元でコントロールされていて、引き込まれました。「ハンプティ・ダンプティ」は、LOCKダンスの持つ楽しさとエンタメ性が全面に出ており、会場を巻き込むパワーと構成の妙が光っていました。チームの個性がしっかりと伝わるステージでした。「2bacrow」は、3分間を通して途切れない集中力と体力が圧巻でした。個々のソロの完成度も高く、常に攻めの姿勢を貫いた構成に強いインパクトを感じました。「Dawg」は、ヒットの強さが際立っており、それが感情の表出と直結しているように感じました。音と一体となる表現力が高く、視覚的・聴覚的に非常に印象に残るパフォーマンスでした。「MaDpHaT」は、4人のバランスが非常によく取れており、笑顔の中にある確かなスキルとダンスの深みが魅力的でした。構成の流れも自然で、心地よく観ることができました。「ケロとヨメ」は、観ていて純粋に楽しく、心が動かされるパフォーマンスでした。音楽との一体感が素晴らしく、まるでBGMが自分たちのためにあるかのような没入感を生んでいました。「058FunkstarZ」は、1曲を通したJazzの選曲と演出が巧みで、スキルの中にユーモアも盛り込まれており、観客を楽しませる力に長けていました。会場全体を巻き込む力がありました。「伊藤家」は、スタイリッシュで創造性に富んだ作品で、ヒットの強さとしなやかな動きのバランスが非常に美しかったです。ダンスを通じて世界観をしっかりと伝えてくれました。


Yu-mah
沢山のスタイルのチームが並ぶ中で、どの順番に来ても自分達の踊りと作品を見てる人の記憶に残すチームは存在するのだと改めて感じました。また、これは勝敗と繋がる部分とそうでは無い部分があるとも思いました。ダンスは尊い!ありがとうございました。予選通過チーム以外では「伊藤家」は、冒頭の掴みが惜しく感じたものの、終始スレッド系で展開、アイディア、やり込みがずば抜けでした。「Ab」は、Jazzの中にその人自身が一番見えた2人でした。ダンスはそうでなきゃですね。「MyMenBoogie」は、止まらないLockin'でしたが、逆にその疾走感に力みが無く音楽と相まって素直に伝わりました。「DeC」は、作品自体に安定感と余裕さが見え、無理をしなくても伝える事ができてる良さがありました。その中に感情が揺さぶられる何かがあるとより強くなると思います。その他良いチームが沢山あり難航しましたが、こちらのチームに加えてASTERIAが自分の上位チームでした。刺激を頂いた1日でした。ありがとうございました。
 

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