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FOR INTERNATIONAL CONTESTANTSイベントレポート
イベント日程 | 2018/05/04 12:00-21:00 | |
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イベント会場 | ZEPP NAMBA |
▼WINNER
Mounia(FRANCE)
▼2nd PLACE
Danzel(INDONESIA)
▼BEST4
calin(長崎)
Bagsy(UK)
▼BEST8
Soul K(KOREA)
YOON JI(KOREA)
Waacker Pie(KOREA)
JUNKOO(東京)
▼BEST16
KIN(東京)
Yumeki(大阪)
RYO-TA(兵庫)
Lip J(KOREA)
Ta-Bo-(大阪)
AYANON(島根・大阪)
MEME(大阪)
WIZZARD(KOREA)
【予選Aサークル勝ち上がり(通過順位順)】
Lip J (KOREA/molip)
calin (長崎/CHANCY)
Danzel (INDONESIA/O2 dance crew)
Soul K (KOREA/ghost of soul)
AYANON (島根・大阪/GRANDEEL)
MEME (大阪/麗)
Ta-Bo- (大阪/JACK OF ALL TRADE, DOUBLE-C FEEL, AROMA)
【予選Bサークル勝ち上がり(通過順位順)】
WIZZARD (KOREA)
Bagsy (UK )
JUNKOO (東京/TOKYO FEMALE WAACKERS)
Waacker Pie (KOREA/SounDflow)
Yumeki (大阪/Bad Queen)
KIN (東京)
RYO-TA (兵庫/musica)
YOON JI (KOREA/MASTERPIECE)
【延長戦】
Mounia (FRANCE/Ma Dame Paris) ←win
Yoyo (上海/Caster, Queentuts)
Mizuki Flamingo (埼玉)
===JUDGE'S COMMENT===
Princess Lockerooo
OSNのWAACKING BATTLEは今までに見たバトルの中でも一番と言ってもいいほど素晴らしいバトルだったわ!300人ものWaackerが世界中からここ大阪に集まると言うことは、何か特別な意味があると思うの。また昔からのよく知っているRm sisterの「MIKI」と「YASCO」と再会出来た事は私にとって、とっても特別な経験で「YASCO」のDJを聞きながら「MIKI」とJudgeをする中で、彼女達のパッションを感じ、またインスパイアされたわ。決勝戦「Mounia」vs「Danzel」は最初どっちが勝つか分からなかったの。2人とも自分のスタイルで「Waackとは何か」を見せてくれました。「Mounia」と「Danzel」は、以前から2人とも注目していて、素晴らしいという言葉じゃ足りないくらい、凄く誇りに思っています。「Mounia」は自分の生徒や周りの人にもWaackingについて説明する時には絶対に「Mounia」をチェックするように言ってきたの。「Danzel」も初めて彼の踊りを見た時から特別な何かを持っていると思ってたのよ!70年代からの生まれ代りのような、Waacking spiritを持ち合わせたオリジナリティー溢れる二人によるバトルだったからこそ、本物のWaackとは何かというのをよく見せてくれたし、あれだけ会場を感動の渦に巻き込んだのよ!今までに見たことないくらいにね。印象的だったダンサーは…、Oh my god! もうみんなよ!全てのダンサーが本当に素晴らしかったわ!名前を挙げるとするなら、「Bagsy」は素晴らしかったわ!彼もWaacking spiritを持っている一人 ね。彼自身の飛躍的な成長が感じられて感動したわ。スキルもそうだけど、彼のオリジナリティ・ 人柄が彼のパフォーマンスからより深く感じられるようになったわ!それから「Wizzard」彼はその名の通り「Wizzard(魔法使い)」ね(笑)!あとは、言うまでもなく「Mounia」よ。彼女は1970年代からタイムトラベルしてきたんじゃないかしらと思わせるわ。例えるなら、James BrownとGrace Jonesから生まれた子供ね!そう、我ながら完璧な例えだわ(笑)!印象に残ったバトルは「Danzel」vs 「Ryota」。 あの2人のダンスでの熱いコミュニケーション!会場全体が感動に涙したわ。是非2人のバトルをステージで観たかったけど、エントランスでの距離感だから伝わるいいものがあったわね。あのバトルは本当にジャッジに困ったわ。どうしても延長が見たかったわね。今回出場したみんなのダンスを見て思ったのは、バトルに関して 「自分が誰であるのか」(自分のキャラクター)を知ることに苦労している人が多かったです。 Waackingとは、自分がどんな人であるのかをまず知り、それを表現することです。音楽を知るということも大切ですが、今回のバトルではフロアに出てきても下を向いて踊っていたり、レッスンで習ったであろうステップ・ムーブ・グルーヴをやっているだけの人が多かったです。Waacking sceneにおいての課題はレッスンで習った事や身に付けたスキルを、「自分なりにどう使うか」という事です。まずは音楽を聴くこと。下を向いていないで、観客、ジャッジ、全ての人と繋がり、魅了しなくちゃ。MCの人(MC KNIT)が言っていたこと(※DAY2メインステージでのバトル前にWAACKの見所として、どれだけ空間を支配し見ている人達を魅了できるかがポイントになるという事を説明した)は、本当にその通りなの!でも、素晴らしいWaackerが沢山いて、その都度ジャッジするのが本当に難しかったです。アドバイスするとしたら、覚えていて欲しいのは「日本酒」は日本生まれのもの、「ハンバーガー」はアメリカ生まれのもの、それと同じように「Waacking」はゲイカルチャーから生まれたものなの。 だから、ゲイ独特の、あの全く悪びれない存在感や、パーソナリティ、アティテュード、Divaな自己主張とか…、そういった部分を理解しているかどうかは凄く大事で、芯となるものがないとダンスとして成りたたないのよ。そう、PーLockが凄くロマンチックな事を言ったの。レッスンで「グルーヴを教えて下さい!音楽の感じ方を教えて下さい!」と言われて彼はこう言って断ったの。「だって、恋に落ちる方法なんて人に教えられないだろ。」素敵な言葉じゃない? みんな、それぞれによって違うのよ。自分で探すしかないの。あなたを理解できるのはあなたしかいないし、あなたを信頼するのはあなたしかいないの。 それから「自分を信じる」と言うのは難しい事。バトル中にうまく踊れなくなってしまう時は、 それはあなたが自分を信じる事を辞めた時なの。不安になって、自分が持っているものを忘れてしまうのよ。凄く大変な事だってことは私も経験してきたから分かるわ。
最後に、一番素晴らしいことは、Waackingを通して世界中から集まった、これだけの素晴らしい と人たちと出逢い、お互いを知る事が出来ると言う事です。不思議だけど、近くに住んでいなくても、離れていても強い繋がりを感じられるの。本当に美しいわ。みんなを一つにしてくれたOSNに感謝!また是非来たいわ!次はまたもっとクレイジーな凄いショーをするわよ(笑)!
MIKI (Rm sister)
まず、この日が来るのをずっとずっと楽しみにしていました!絶対にものすごい事になって感動の嵐が吹き荒れるって予感しかなかったですし(笑)!エントリー約300人という過去最高記録を更新し、国内外から多くのWAACKERが集まってスタートしたDAY1!予選は30秒という持ち時間でいかに自分を出すか…。その瞬間にモチベーションをMAXに持って行き"自分を出す"まで持っていけてた人の踊りは、見ていて心に残りました!踊りで自分を出すって中々難しいと思います…。"自分とは何なのか"ですね!トーナメントに入ってからはオーディエンスの声援もさらに盛り上がり、その声援に応える様にDANCERの踊りもテンションが上がっていって、いくつもの好バトルが見られました!個々の踊りが濃厚過ぎて"もうジャッジ出来ない"って正直何回も思いました!様々なMVP賞を個々にあげたいです!決勝のバトルは2人ともあの広い舞台を十分に使って自分を表現していたと思います。予選からとても良い踊りと雰囲気を持った持ち味の違う2人がどうバトルをするのかがとても楽しみで…。「Danzel」の踊りは本当にパッションに溢れていて、彼の踊りから叫び声が聞こえる様な…そんな感じがしました。「Mounia」はしなやかで力強くそしてダイナミックで、見ていて彼女の踊りに吸い込まれている自分がいました。最も印象に残っているバトルは「Danzel」vs「Ryota」ですね!もう本当に素晴らしかった!それ以外に言葉が見つかりません!相手の踊りを何倍にもして返し、どこまでも上げ合って…終わった瞬間、エントランス全体が拍手に包まれてジャッジもスタンディングオベーション!本当に素晴らしい2人の踊りだったし、あの盛り上がりは曲ありき、DJありきもあったのだと思います!さすがの選曲だった「Yasco」も涙してました!印象に残ったDANCERはもう沢山いたので、様々なMVP賞があると良いのになと勝手に思いました(笑)!今回、私が最初にWAACKと出会った時から知っている「Lockerooo」とジャッジ出来た事、WAACKや今後の展望について色々話せた事は本当に素敵で意味のあるものでした!分かっていたつもりですが、彼女のWAACK愛は凄まじい!って再確認しました!「Yasco」とやっとOSNで同じ舞台に立てたし…(笑)。「Mutsuko」さん、「YUMI」さんとジャッジ出来た事も嬉しく思います!ジャッジムーブ、まさか舞台上でコンタクトレンズを置くなんて思ってもみなかったけど、そんなハプニングも含めて本当に楽しかったです!気持ちを持ち続ければ、そこに向かって行けば、思いって叶うんですよね!そこに向かって行く時に実は沢山の宝物を見つけてるのではないのでしょうか…自分の宝物、沢山見つけてください!皆様のお陰でやっぱりWAACK最高ー!って思いました!素敵な日々をありがとうございました!
YUMI (TOKYO FEMALE WAACKERS)
予選を見て、皆さんのテクニックはとても高かったと思いますが、その中でも、テクニックだけでなく、個性的でかつ、音楽に感情やフィーリングを乗せてWaackingでパフォーマンス(魅せる事)にフォーカスしている人がまず予餞を通過し、その中でもいろんな要素を持ち合わせていた人が勝ち上がって行った様に思います。決勝のバトルは、自分を解放しながらまるで映画のワンシーンのようにドラマティックに曲を表現しきっていた「Danzel」に対し、アティチュード、テクニック、グルーブ等様々な表現方法で最初から最後までナチュラルに踊りきった「Mounia」。お互いにとても素晴らしく、心に響く踊りでしたが、「Mounia」のナチュラルにバランス良く曲を表現するところ、また一瞬で曲に入り込み、仕草ひとつで空気感を変えてしまう瞬間にとてもグッときました。印象に残ったバトルはベスト16の「Danzel」vs「RYO-TA」戦です。2人共パッション、テクニックもある中で、お互いがお互いを高め合いながら、どんどん良いムーブになっていきその掛合いが素晴しかったです。アドバイスとしては、今回、スキルにフォーカスしている方とこれは海外勢に多く見られましたが、個性的かつパフォーマンスにフォーカスしている方とに分かれていた様に思いました。歴史やその背景からWAACKを学び、様々なWAACKの要素を取りいれた上で、1つの事のみにフォーカスするのではなく、バランス良く色んな角度から【自分の個性】、【自分のWAACK】を見付けてらえたらと思いました。沢山ののステキなWAACKを有難うございました!