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To all international contestants... Please check our web page “FOR INTERNATIONAL CONTESTANTS” to participate any events.
FOR INTERNATIONAL CONTESTANTSイベントレポート
イベント日程 | 2024/11/23 13:00-19:00(予定) | |
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イベント会場 | CAT HALL |
ジャズダンス限定ダンスコンテスト "JAZZ SENSATION VOL.14” に27チームがエントリー!
優勝は大阪&三重のJAZZチーム “Nuzzle”
▼WINNER
Nuzzle(JAZZ/大阪・三重)
左から: Hanabi、YU-RI
YOH UENO
なんと言っても身体能力の高さ。最初の立ち姿から既に感じるものが多く、他チームとの違いが明らかでした。あらゆる要素の混ぜ込み方が秀逸で、気迫も身体のコントロールも申し分なく、飽きない構成づくりで終始楽しませていただきました。
NARIE
どの部分を切り取っても魅力たっぷりの艶感と繊細かつ大胆さで、身体の使い方踊り方、表情もどれも目が離せないくらい素晴らしくて魅入ってしまいました。美しくもあり妖しさもありで彼女たちの魅力が存分に詰め込まれた作品でした。
EMI
開始10秒の圧倒的な存在感に他を寄せ付けない強さがありました。シルエットや軌道がとても強くて太く、かつ、鮮明であり、自分の中では断トツの一位でした。
MIKIHO
ダントツでした。質感、音の感じ方や技術、全てがカッコよく圧倒的で、一瞬たりとも目を離せないダンスでした!何回も見たくなりました!
KAHO
シンプルで繊細、2人の色は違えどチーム力がやはり抜群で最高でした!動きに詰まりのない感じが見てて気持ちよかったです。
▼2nd PLACE
jumelfeeL(JAZZ/奈良)
左から: ryoka、暖
YOH UENO
2人の洗練された動きと、品のある艶やかさに引き込まれました。クリアで、バランスがとても良かったです。社交ダンスをやっていたという背景にも納得。えぐさだけではなく、人を虜にするような魅力が強みなんだなと思い、気付けば笑顔になっていました。
NARIE
曲とダンスが見事にマッチしていて、涙が出そうになりました。ジャッジをしてて泣きそうになったのは初めてです。美しいだけでなく、強さも儚さも一遍に魅せれる表現力とテクニックが素晴らしかったです。
EMI
安定感のある踊りで、観ている人を迷いなく曲の世界観に連れていってくれる仕上がりでした。上手く見せる、というレベルはとっくに越えていて、お互いを感じたり音楽を堪能している瞬間もあり、ライブで観るダンスの良さを示してくれたチームでもあると思います。
MIKIHO
2人のお互いへの信頼感が見えて、重ねてきた時間を感じる踊りでした。力強く素敵で美しかったです!
KAHO
振付がシンプルなだけに少し足先など気になる部分はありましたが、2人の掛け合いなどがとてもよかったと思います。もう少し動きにサプライズが欲しいと思いました。
▼3rd PLACE
グロリオサ(FREESTYLE JAZZ/兵庫・大阪・三重)
左から: Cocolo、Ami、AKARI
YOH UENO
目まぐるしい展開や技の成功率からも3人の想いや練習量が伝わってきましたが、少し真面目すぎた印象です。踊りを楽しむ余裕がないほど詰め込みすぎてしまっては、それぞれの持つ素敵な個性が光らないのかも知れないなと…!確かな技術があるので、肩の力を抜いた作品が見れることを楽しみに応援しています。
NARIE
瞬きできないほどのめくるめく展開、身体能力の高さに本当にアッパレです!技(組み技)などに入る前の準備が見えてしまったのが少し残念に感じたのと、息ができないほどの振付けの中に、柔らかさやしなやかさもプラスされれば、誰にも負けない最強なグロリオサが誕生すると思いました。
EMI
一瞥するだけでは理解不能なシルエットや身体の運びがたくさん盛り込まれており、自分たちにしかできない踊りを極限まで追求している姿勢を強く感じました。
MIKIHO
戦う覚悟をビリビリと感じました。攻めまくるスタイルが3人のカラーだ!とはっきり感じる作品でした。踊りや質感がもう少し見たいと感じましたが、きっと更に良くなって、誰も辿り着けない作品をを生み出すような気がします!
KAHO
テクニカルな振りに対して踊りという部分をもう少し見たかったです。振りの揃え方など流石だなと思いましたが後半少しパワーダウンしてしまった感じが見えて勿体無いと思いました。
▼SPECIAL PRIZE
GlandEsfuerzo(FREESTYLE/兵庫)
左から: 未蘭、絆
YOH UENO
一緒に踊ったら楽しいだろうなぁと思った唯一のチームでした。衣装の大人っぽさや余裕のある踊り、何より音が明確に見える振りの作り方。前のめりで見てしまいました。
NARIE
音と身体の動きがピッタリでそこまで合わせるか~ってくらい合ってました表情、表現がクルクルと変わるのが印象的でした。
EMI
JAZZFUNK系の固い動きとJAZZの柔らかい動きをうまく融合していました。どの動きも、奏でる音がとてもクリアで、曲がしっかり聴こえてきました。
MIKIHO
かっこよかったです!作品的なチームが多い中で、コンテストチームとして映えていました!
KAHO
2人の掛け合いがよかったです。アームライン、ジャズのスキルをした時のボディーラインがもう少し綺麗になるとより美しくなりそうだと思いました。作品の展開がもう少しあると最後まで引き込めそうです。
BLOODY MARY(JAZZ/大阪・兵庫)
左から: SAORI、Kyana
YOH UENO
息の揃い方や所作が素敵でした。経験値に基づいた貫禄があって、ファンも多いのではと思います。コンテストでは最初に時間をかけすぎてしまうと、ぬるっとしてしまうことが多いので、呼吸は大切にしつつも展開を増やしていけたら良さそうです。
NARIE
印象的な見せ方が上手く、身体もしっかり使えてて繊細さもパワフルさも見事に合致してました。女性の可愛いらしさも見え素敵でした。
EMI
隙のない振付をこなす身体の運びに無駄がなく、とても良いコントロールがされていました。時々ニヤッと綻ぶ空気感も良かったです。
MIKIHO
とても力強かったです!もう少し質感を感じられたらな、と感じました。
KAHO
2人の流れ、掛け合いがよかったです。最初の始まり方でもう少し見てる人の気持ちを掴めたら、もっと2人が作り出す作品に入り込めそうな気がします。
Nifty(FREESTYLE JAZZ/大阪)
左から: ayaka、Noah、Ruka
YOH UENO
ひとつの振り付けに対する解釈や出し方が3人それぞれで違っていて、それがバランスを悪く見せてしまっていた気がしますが、独特のシルエットや音取りが見ていてとても楽しく、もっと作品を見てみたくなりました。
NARIE
私はこの世界観を出せるのはNiftyだけだなと思ってるので、彼女たちの感性や表現力は突出して素晴らしいと思います。
EMI
独創的なシルエットや音どり、緩急の付け方など、このチームのこだわりが前面に出ていて、温度が感じられるダンスでした。
MIKIHO
らしさ全開で、3人の信頼感も感じられて、とてもよかったです。
KAHO
3人ならではの作品で、音の取り方質感がとてもよかったです。踊り込めばもっと良くなっていきそうな作品だなと思いました。
///// MC&JUDGES ////
EMI, NARIE, YOH UENO, MIKIHO, KAHO, MC YUKARI
YOH UENO
全体的にレベルが高く、甲乙つけ難い状態でしたが、それと同時に似たような作品も多く感じた今回でした。2位3位を決めるのが大変なコンテストは質が本当に高いイベントだと思っております。スキルを磨くのは前提として、魅せ方や佇まい、滑らかな繋げ方にまで気を配れる人が増えたら、更に素敵になるのかなと…!東京ではなかなか見れない関西JAZZの魅力を堪能させていただき、ありがとうございました。入賞チーム以外では、「lumiére」のシンクロ率と練り込まれた流れ、見応えがとてもありました。「DaHLia」の持つアシンメトリーさとスタイリッシュさは参加者の中でも一際目を引いていたように思います。「芽衣+azu」は音どりこそゆっくりしていたものの、ひとつひとつの動作の丁寧さが素敵でした。
NARIE
この場所に向けて並々ならぬ練習と努力を積み重ね、強い意志と信念と共に挑んで来た人達の情熱と熱い魂を感じられました。素晴らしいダンスをありがとうございます!入賞チーム以外では、「日常茶飯事」は衣装があまり合ってなく勿体ないと感じましたが、3人ともしっかり動けて身体も使えてて、見応えのある作品でした。「Fleurage」は入賞してもおかしくないレベルの素晴らしい作品でした。「lumiére」も印象的な動きも多く、身体も効いてて身体から音が見えました。
EMI
この大会にかける意気込みが大変強く、どのチームのどのシーンを切り取っても、観ていたら息が止まるような気迫溢れるダンスでした。2〜3人、多くて4人というチームが多いですが、息のあった距離感が必要となる組技で見せる構成が多く、それを成功させることで練習量の多さを見せつけるチームが多かった印象です。ゆえに、完全に、個よりも群で勝負しにきているチームがほとんどだったと思います。音に関しては独創性が高く没入感を抱きやすいものが多く、少し変化に乏しい感じはしましたが、チームの世界観にしっかり惹きつけられるように計画的に作っているのだろうと、その意図を解釈することができる作品が多かったです。JAZZなのでどうしても動きが直線か曲線の二択になる中、時々ビートがしっかり入ってくる曲で立体的なグルーヴを見せつけられると、目が惹くものがありました。入賞チーム以外では「紬」は、テクニックに無理がなくとても観やすい構成でした。「DaHLia」は、2人の距離感が近く息が合っていてよかったです。「lumiére」は、身体の強さが光っていました。ストップの点をブレずに作れるテクニックが群を抜いて良かったです。「POLICY」は、原子的というか、粒子のような?物理学の世界をダンスでみせてもらっているような感覚になりました。表情も印象的でとても独創的な作品づくりが成功していると思います。「Aupsy」は、リスキーな技を入れて、攻めの作品づくりをしていて、そのマインドがとても好きです。「Fleurage」は、すごくタイトな空間をすり抜けたりして、ミリ単位での調整が必要になるような緻密な構成が見応えがありました。「日常茶飯事」は、3人を繋ぐ糸が見えました。それを切ったりまた繋いだり、関係性の変化が見ていてとても面白かったです。ビートがしっかりきいた曲も使っていて変化があって良かったです。「VOL DEEL」は、気合いが入っているのが一番伝わってくるチームでした。グルーヴィーな動きが入っていたので他のチームから空気感変えられていて目を惹きました。
MIKIHO
全体的に上手いチームが多かったです。ですが、コンテストネタというよりかは素晴らしいショー作品という感じのチームが多かったように感じます。今の流行りではあるし、それが求められるステージももちろんあるので、良い悪いと言うことではなく、今回のコンテストにおいては足りなく感じました。順位がついているチームは、作品としても素晴らしいですが、3分間でいかに見てる人の気持ちを掴んで、自分達のカラーを色濃く出すかが出来ているのだと思います。どんなに凄い事をしていても、沢山の人がやっていたら、どうしても凄く見えにくくなってしまいます。ジャズダンスのコンテストだからこそ、偏りが目立ってしまったのもありますが、自分達のカラーだと思っているものが、よく見た事あるものだったりしないか、もう一度向き合って欲しいなと思います。そして、チームメイトと時間や経験を重ねるほどに、チームカラーも濃くなると思うので、ぜひ続けていって欲しいなと思います。入賞チーム以外では「lumiére」は、パワーがありスキルにも説得力がありました。「芽生+azu」は、勝ちに来たというよりは、やりたい事に重きを置いた作品に見えましたが、素敵な質感で好きです。「Aupsy」は、セリフのような音のところの見せ方が、他のシーンともっと違っていてもいいのかなぁと、私的に思いました。スキルがしっかりしていて説得力のある作品でした。
KAHO
皆さまお疲れ様でした。JAZZに特化してるコンテストだからこそ、このコンテストにかける気持ちであったり、パワーがすごく伝わり審査させていただくのは難しかったです。全体的な印象としてはスキルフルで構成力も良くレベルはとても高かったのではないかと思います。ただ、似たような感じの作品が多く、少しオリジナリティに欠けるチームが多かったのが印象的でした。JAZZに特化したコンテストだからこそ、パワーだけでなく、作品に対しての流れであったり繊細な動きをもう少し見たかったです。アクロバット、フロアムーブ、コンタクトを作品の中に入れることが当たり前になってきてる現代の流れで、一つのムーブに対しての美を磨くことを忘れがちなのではないかと思います。JAZZの良さを活かし作品力、チームの色に特化していくとより良くなるのではないかと思います。入賞チーム以外では、「lumiére」はチームカラーがはっきりしていて質感の出し方が好きでした。しっかり踊りにスキルを組み込めていたので見てて気持ちよかったですが、リフトの使い方、入り方など少し勿体なく感じました。「Aupsy」は作品はすごくよかったです。リフト前リフト下ろし方気になりました。「日常茶飯事」は作品のアイディアが面白かったです。もう少しチームカラーがはっきりしてくるとより良いのではないかと思います。「Fleurage」はチーム力が良く作品の流れもよかったです。ただ曲に展開がないため後半物足りなく感じました。