高校ダンス部・同好会の頂点を決める日本最大級のストリートダンスコンテスト "全日本高校ストリートダンスクライマックス" その予選大会4地区目 “関西予選大会2” に29チームが参戦！

見事決勝進出を果たしたのは以下の8チーム！

 

///// FINALIST /////

Buzz C∞kies（LOCKING/上宮高等学校）

AKA

Talkin' All That Jazz/RF一曲使い、疾走感溢れるパフォーマンスを展開しソロも爆発的かつ個性的に、Lockin’がもつ良さを全面に出していて、若さも相まって青春を感じさせるナイスダンスでした。普段の練習で個々のダンスの厚みを増す練習をしてもらえたらもっと伸びると思います。

 

 

Chii

誤魔化すことの出来ない人数で、しっかりと1人1人が自信を持ち、パワーを放ち、ナイスダンスでした！

 

 

Keitric

ファイナルでの優勝を見据えた気迫がヒシヒシと伝わってきました。音の表現力の高さ、個々の際立ち方、素晴らしかったです。

 

 

 

BUDAHLIA（JAZZ/大阪産業大学附属高等学校）

SAKAPON

今日にかける気持ちや、日々の練習量を感じさせる作品でした、見せ場のアプローチが他チームと結構被ってるなと感じたのですが、クオリティの高さでカバーしてて良かったです。大人数で踊り続けることが多いのでたまに踊りがボヤけて見えたのがもったいなく感じましたが、総合的に良かったです。

 

 

Amichoke

ただフリが揃ってるってだけじゃない一体感があって、記憶に残る構成がしっかりあって良かったです。

 

 

Keitric

ジャッジシートにはMervelous!と一言書いてました。洗練されきっており、終始集中して見れました。美しさと狂気が共存しているような楽曲に感じたのですが、その狂気や醜さといった部分も見えるとよりヤバくなるんじゃないかと思いました。

 

 

TEAM 唸（FREESTYLE/樟蔭高等学校）

SAKAPON

他チームとは異なる世界観で、この日の出場チームの中では1番異彩を放ってました。他のチームと同じ技でも独特な動きやシルエットで見せてて、独自性を感じさせられ、印象的でした。

 

 

Amichoke

チームカラーも強くて、選曲や衣装までこだわりが見えてカッコよかったです。もう少し踊りの部分が見たかったなぁと思いました。

 

 

Keitric

振り付けの独創性が群を抜いていました。人を持ち上げ立体感を表現するチームが多かった印象ですが、ここはそこからの落ち方もユニークでひとつひとつの動きへのこだわりようが半端じゃなかったです。最高得点をつけさせて頂いたチームです。

 

 

Noir jam（HIP HOP/大阪府立市岡高等学校）

AKA

今大会で一番ストリートダンス感、チーム感があるチームだったと感じました。入賞コメントでリーダーの子が言っていましたが「この7人で踊るのが大好き」というのが全てで、パフォーマンスにそれが充分に出ていました。ダンスという側面ではまだまだブラッシュアップ出来ることも多いと思うので、チーム感(仲間)を大切に決勝大会も頑張ってほしいです。

 

 

Chii

最初から最後までエネルギッシュでありながら繊細な音取りもありかっこよかったです！

 

 

Keitric

グルーヴィーでとても気持ち良かったです。1番ストリートダンスしていました。が、構成もこだわりぬかれていてこのメンバーで勝つんだという気合も伝わってきました。好きです。

 

 

Allure（JAZZ/精華高等学校）

AKA

ストリートダンスコンテストに参加するJAZZのチームが打ち出す「王道」のパフォーマンスだったと思います。その王道を個々の高いスキル、ストーリー性、練習量他、全ての要素で高いレベル踊りきっていたのが高評価のポイントでした。もう一押し何かあれば決勝大会で入賞も狙えるのではないでしょうか？

 

 

SAKAPON

少人数でしたが、個々のスキルが高く、大人数チームよりもダンスがとてもクリアに見え、逆に少人数やからこその強味を感じました、素晴らしかったです。

 

 

Chii

少人数を生かした構成や振り付け、1人1人にフォーカスを当てる作品作りに愛を感じました。ダンサーから少し力みを感じたのでもう少し力が抜けるとより良さが伝わるのかなと思いました。

 

 

 

NDL All STAR（HIP HOP/奈良県立奈良高等学校）

SAKAPON

この日にかける気持ちが伝わってきて、良かったです。何か一つ強味になるものがあればもっと良くなりそうな気はしました。

 

 

Chii

繊細な世界観、水が流れて行くような心地よさの作品作りが印象的でした。ダンサー全員がその世界に没入し、もう少し体現出来るとより良くなると思いました。

 

 

Amichoke

世界観もしっかりありつつ、踊りの部分はシンプルで伝わりやすくよかったです。大人数って所で試行錯誤したんだろうなっていう所が伝わってしまってたのでそこも見せ場になったら更にレベルアップするんだろうなと思いました。

 

 

luminous（FREESTYLE/京都聖母学院高等学校）

AKA

所謂「競技ダンス」的なチームで、大人数なのにもの凄く統率が取れたパフォーマンスでした。めちゃくちゃ凄いことだし、僕には到底真似出来ません。ただ言い換えれば超無個性に感じたので、なかなかあの大人数パフォーマンスの中で出すのは難しいことかもしれませんが、31人のダンスに対する「素の気持ち」が見たかったです。音楽を楽しむ気持ちもあったら良いかもですね。

 

 

Chii

全く乱れない揃った踊りから日々の練習量がとても見えました。

衣装も素敵でした。所々でソロを踊る子達の表現やダンス力でもう少しグッと掴めるとより良いのかなと思いました。

 

 

Keitric

楽曲の世界観とマッチした衣装が印象的で完成度も高く素敵でした。個人的にはビートをとらえたグルーヴィーな振りがあるともっと素晴らしくなりそうだとも思いました。

 

 

 

彩輝（FREESTYLE/大阪府立汎愛高等学校）

SAKAPON

人数構成が多いにも関わらず、全体がボヤけず、とてもクリアに見えました、大人数の良さが1番出せてたチームだと思います。

 

 

Amichoke

努力した部分もしっかり伝わってきて細かなところまで揃っていて凄かったです。

 

 

 

///// JUDGE /////
AKA , Chii, Keitric, Amichoke, SAKAPON

 

AKA
全チーム見終わった一番の感想は「とにかく熱量が高い」でした。参加者や顧問、コーチや親御さんの一つの作品、大会にかける情熱が犇々と伝わりました。同時に僕が普段ライフスタイルにしている「ストリートダンス」とはまた違ったベクトルで「競技感」強めで異質なモノを感じました。競技的な側面での評価、ストリートダンス的な側面を総合的に評価し、めちゃくちゃバランス取れてるか、めちゃくちゃ尖ってるチームに高評価を付けました。やるなら楽しみながらとことんやりましょう！予選通過チーム以外では、「Dai^l」はコンセプトや踊りの切り口は面白いパフォーマンスでした。その曲でその感じなら、もう少しストリートダンス寄りの「リズム」に拘れば見え方も変わってくると思います。「H.M DANCE」はMichael Jacksonフューチャリング的な作品でアイディアや前半の作り込みは素晴らしかったです。後半のLockin’勝負が少し弱かったので…やはり基礎練や個々のダンス力アップですかね。

SAKAPON
普段あまり関わる事のないカテゴリーのダンスシーンを見る事ができ、楽しかったのと、高校の3年間という短く限られた期間だからこそのそこにかける熱量をすごく感じれて、これぞ青春やなぁと、懐かしいきもちになりました。
コンテストに関して、思ったことは、大人数(20～30人）のチームは踊りがボヤけてみえるところが多く感じたので、そこをクリアに見せる工夫が必要かなぁと思いました、勿体無い。逆に人数が比較的少ないチームの方がクリアで踊りに引き込みやすいなと感じました。あとは、JAZZ系のチームで、リフト、リフトから落ちる、スカートを使った振り付けなどの、似たというか、ほぼ同じ見せ方の構成を使ってるチームが多くて、（教科書にのってるんかな？くらい同じに見えた）そこはなにか違うアプローチというか、くずしかたがあっても良いのでは？と思いました。予選通過チーム以外では、「cloud10」はパッション高めで見てて気持ち良かったです。

Chii
挑戦されていた高校ダンス部の皆様お疲れ様でした。1日とても楽しく見させて頂きました。私個人としては作品の流れや見せ場の作り方、テーマがある学校はテーマとの相違、内側から湧いてくるエネルギーを全員から感じるか、などを重点的に、審査させて頂き、シンプルに心に届いた学校が高得点になりました。コンテストや大会に勝ち負けは必ず生まれるものですが、まずは夢中になれるダンスがある事、それに没頭できる環境や仲間が居る事に感謝してそして何より楽しみながら私もみんなも踊っていきたいですね。！熱い踊りをありがとうございました。予選通過チーム以外では、「vertex」は選曲、作品の流れも私はとても好きでした。最後の全員でフルアウトする感じも素敵でした。前半の繊細な部分のクオリティーや質がもう少し上がるともっと良くなると思います。

Amichoke
人数や、チームカラー、ダンスの特徴などそれぞれ違いがあって審査するのも難しく面白かったです。予選通過チーム以外では、「Black beat Dogs」は1番気合いが伝わってきてよかったです。個々のスキルともう少し一体感があればかなりレベルアップしそうだなと思いました。

Keitric
同じ高校の仲間と同じ方向を向いて高め合えるその時間は、今後の人生において何をするにしても糧となる尊い時間だと思います。予選通過チーム以外では、「vertex」は、アブストラクトな始まり方からぐっと引き込まれました。最後の振りのループ感も凄くかっこよかったです。