第8回 高校生ダンスバトル選手権関東予選
1on1に67名が参戦！以下のFINALIST6名が決勝進出を果たした！

▼FINALIST
shizuma（LOCKING/東京）

ちっひー
踊りの柔らかい質感、ステップやフロアなどバランス良く踊りこなしながら、遊び心も感じてとてもよかったです。

Jenes
曲に対してちょうどいいダンスをしていて見やすかったです！上手！たまにリラックスと緊張の狭間で心が揺れ動く様子が見て取れました！時々自分のダンスに飽きてしまって、無意識に得意なセットムーブに入る時が何度かあったのかなー、、と思いました！違ってたらすみません（笑）！ナチュラルに音楽が入ってこないときの対応が鍵になってくるかと思います！

SORA
安定したグルーブと音の取り方の遊び方が見ていて気持ちよかったです。

 

 

MAHIRO（BREAKING/福井）

ちっひー
とても上手くて、かっこよかったです！毎回わくわくさせてくれる1人でした。

Jenes
明らかにスキルのレベルが他と違う印象でした。とってもかっこよかったです！技の精度も繋ぎもスピードもシルエットもフィニッシュも全部綺麗で、隙ができるとしたらマインドの部分くらいなのかなと思いました。バトル後半になるにつれて、みんなの目も慣れてくるので同じ難易度のことをしても反応が違ったり、色々あると思うけどしっかり自分持ってやりきれば大丈夫！

SORA
一つ一つの技が安定していたのと、フロアからの立ち上がり方がかっこいい所が多かった。

 

 

 

トライ（HIP HOP/愛知）

ちっひー
まず惹きつけるオーラがあり、リズムもそうくるか！と思うことが多く、終始かっこよかったです。どの曲でも自分のものにして踊りこなしてるように見えて印象的でした。

Jenes
体が効くし音感もとってもいい印象です。遊びもありつつ安定感もあるので、気持ちよくなりすぎて1ムーブの厚みがなくならないようにだけ注意が必要かなー、と思います！体を効かせて大きく動くだけでなく、一つひとつの動きの濃度を高めて「込める」ことを忘れずに最後までやりきってほしいと思います！

SORA
音を聞きながらフリースタイルを楽しんでいるのが踊りから伝わった。見ていて飽きないほどのバリエーションの豊富さもポイントであった。

 

 

 

MAYUKA（HIP HOP/千葉）

ちっひー
予選のときから魅力的だなと思っていました。大きく体を使いながらも繊細さもあり、個性も感じました。バランスが良かったです。音のアプローチも伝わりやすかったです。

Jenes
しなやかで、どのタイミングで写真を撮られても美しいダンスをする子だなと思って見てました。熱とリラックスのバランスもとても良く、見ていて気持ちよかったです！全身運動や場を広く使う事が上手なので、強いて言うならその場にとどまって踊ったり、グルーヴをそのままにパーツごとで踊る時間を増やしてみると見る側を引き込むことができて、また全身運動に戻った時の感動度が増しそう！

SORA
身体のバネや可動域の広さが自分の踊りとして活かせていてスタイルを感じた。とてもかっこよかった。

 

 

 

Hyuga Kawai（LOCKING/福島）

ちっひー
勝ちたい気持ちと踊りを楽しむ気持ち、両方のエネルギーをすごく感じました。そこがちゃんと音楽と噛み合っているし、lockingの良さも感じれたので良かったです。

Jenes
とってもトリッキーで表情もあって音楽ともすぐお友達になれるコミュ力高めお兄さん！引き出しの多さも練習の賜物。パッションも乗っていて、lockerにとって難しい課題である重くて遅い曲にも対応できていたので驚きでした！！器用に乗りこなせるぶん、曲によってはさらりと終わってしまう可能性もあるのかなー…？いつか解放して踊るところも見れたら幸です！

SORA
安定したハイスキルとバトル中の熱を自分の踊りのエネルギーに変えているあたりがとても魅力的であった。

 

 

 

ハルキ（LOCKING/東京）

ちっひー
細かい音どりもしながら、ベースになっているリズムのキープ力や、1つ1つの動きの質の高さが毎回しっかり音楽にのっていてとても良かったです。

Jenes
ダンスが上手！体が自然とグルーヴするのに対してLockという技術を使ってアウトプットされているから、形やセットの羅列ではなく限りなく自由にLockダンスを踊れている印象でした！一挙手一投足がとても丁寧なので、角がない踊り。見やすくて綺麗。もしかしたらたまにシンプルでパワフルな点表現があるとスパイスとして効いてくるのかなと思いました！

SORA
スキルの高さ、シルエットのカッコ良さが特に際立っていた。見ていて毎回、もっと見たいと思わせてくれるダンサーであった。

 

 

▼BEST12
Sy（BREAKING/神奈川）
としき（HIP HOP/埼玉）
REMI（LOCKING/福島）
Pe-（LOCKING/大阪）
HIROHARU（HOUSE/長野）
YUME（HIP HOP/埼玉）

▼BEST24
愛斗（HIP HOP/長野）
miyu（BREAKING/東京）
MEI（HIP HOP/千葉）
don.tasco（HIP HOP/埼玉）
しょーた（HIP HOP/埼玉）
うた丸（POPPING Animation/埼玉）
Coyuki the moon（POPPING/千葉）
一聖（HOUSE/宮城）
美夢（HIP HOP/埼玉）
Mei（HIP HOP/神奈川）
MIKU（HOUSE/岐阜）
Ayumu（POPPING Animation/埼玉）

 

第8回 高校生ダンスバトル選手権関東予選
3on3に14組が参戦！以下のFINALIST6組が決勝進出を果たした！

▼FINALIST
Conversation（VAW栄光ハイスクール）

ちっひー
個々もチーム感もとても良かったです。

Jenes
ルーティンのセンスが光るチームでした。デコボコのチームバランスは逆にとてもいいと思うので、もっと同じ時間を共有して絆を深めてほしいです。いっぱいおしゃべりしていっぱいダンスでも会話しなー（笑）！各々がソロを磨いて、お互いがお互いのダンスにワクワクできるようになるともう一つ良くなるかも！

SORA
ルーティンも良く、3人ジャンルが違うがチームとしてのバランスも良かったので見ていて楽しかった。

 

 

 

out burst（VAW栄光ハイスクール）

ちっひー
3人がそれぞれ自分のチームでの役割を理解して、思いっきり踊っている姿が印象的でした。

Jenes
個々の気持ちが、全員前に向かっていて素晴らしい！ただ、チーム内でのコミュニケーションがもう少し取れていると一体感が生まれてきそうです。めっちゃ仲良しこよしになれって言うわけではなく、信頼し合える関係値を築くイメージです！3人の噛み合い方がもう少し見えると良いなぁ…。勝てるポテンシャルは持ってると思うので、応援してます！

SORA
3人とも音のリズムに対してのアプローチが良かった。ルーティンの際は同じ動きでもそれぞれのジャンルの味が出ていた点がかっこよかった。

 

 

Jkd（VAW栄光ハイスクール）

ちっひー
一人一人よかった分、ルーティンのインパクトなどもう一つ工夫すると勝つ決め手になると思います。

Jenes
どんな曲がかかろうと「まかせろ」っていう気概が3人全員から感じられると、ぐぐっとチームとしての印象が引き上がりそう。全員上手だけどどこか不安を抱えてるような印象でした。どんな曲がかかっても踊りこなせるポテンシャル持ってるから安心しなさい（笑）！

SORA
3人それぞれのスキルが高いのとルーティンの面白さが良かった。毎回なにをしてくるのか楽しみなチームであった。

 

 

BAMBOO（東野高等学校）

ちっひー
ルーティンが長すぎます。息もあっててよかったのですが、もう少しソロもしっかり見せれるようにしたほうがいいかなと思います。

Jenes
みんなで一つのバトルをやり切る気概がきもちよかったです！衣装にも表情にもその姿勢が出ていて素敵でした◎逆に言うとソロへの苦手意識を感じたので、ルーティンで攻め切る戦略を変えぬまま、自分のダンスと向き合う時間も大切にして、たくさん練習してください！！がんばれ！！

SORA
ルーティンが勢いがありつつ、クオリティもしっかりしていてとても良かった。音の変化もしっかり表現できていたところが印象的でした。

 

 

shout（成立学園中学高等学校）

ちっひー
ルーティンが良かったです。もっと3人の呼吸があってくるといいかなと思います。

Jenes
準備が9割です！時間と想いを全てかけるつもりで取り組んで、ルーティンも衣装もソロも気持ちも隙をできるだけ無くすようにがんばってみてください＊ ファイナルまで出来ること全て注ぎ込んで、やれるだけのことをやった先に成長の種があると思うので、最後まで戦い抜いてほしいです…！！あきらめないで、やりきろう！！

SORA
このチームは対戦相手をしっかり意識したバトルが出来ていた。バトルを楽しみながら、ダンスでその熱を表現できていたことがとても良かったです。まだまだ伸びしろがあるチームだと感じました。
 

 

 

Lapis（VAW栄光ハイスクール）

ちっひー
3人のバランスがとてもよかったです。チーム感も感じられました。

Jenes
最終的に倒したい相手を目指しつつ、ひとつひとつ取りこぼさないように戦い抜けるように練習に取り組んでください！ルーティンは素晴らしいので、ソロのなかで起承転結をつける(特に「転」と「結」の部分！)ことをがんばってみると、ひとつひとつのラウンドに締まりができると思います。特に「結」は、しっかりめに！

SORA
3人がそれぞれ高いレベルで色んなジャンルが踊れるところがまず高得点であった。よって、音楽に対しての対応力の幅も大きく、ルーティンからのソロの流れなども良かった。

 

 

///// JUDGE /////
Jenes, ちっひー, SORA

///// 1on1 /////

ちっひー
予選ではダンス歴が浅いかな？と思う子でも自分のできることを思いきって踊っている姿がとても印象的でした。トーナメントでは、スキルはもちろん、普段の自分を自然に表現できているんだろうなと思える踊りが多くスッと入ってきました。表現の幅は狭く感じましたが、勝ち上がっても同じことをしていても、その瞬間の音楽に自然にノってfreshに見えた人が残ったと思います。どのバトルも楽しく見させてもらいました。予選通過以外では「Pe-」「HIROHARU」「MIKU」「うた丸」は、自分のことを理解できていて、やりたいこと、好きなことが伝わってくる感じがしました。ファイナルにいけなくて私が悔しいほどです。。とても魅力的なダンサーだと思います。

Jenes
これこれ！俺も始めた時こうだったよー！！って思う、尊い瞬間に立ち会うことができて幸せでした。ダンスを始めたらみんなが通る道のチェックポイントをたくさん見せてもらって、ひとりひとりに共感しながら「素敵だなあ」と思って見てました。ジャッジコメントでも恐縮ながらお話させていただきましたが、ジャッジ3人の意見がこんなに割れる時点で「ダンスに正解なんてねぇ！！」んです。とはいえカルチャーとしての礎があるぶん、それに則ってジャッジをさせていただくという形になっています。ストリートダンスで勝ちたければ、ストリートダンスを多角的に知ろうとする事が一つの鍵になってきます。だからみんな初めは「なんかかっけえ！」でダンス始めるけど、そこから探究の一歩目は始まっていて、そこから輝くためには好奇心をガソリンにしていろんな道を走ってみることが成長につながります。成長の過程の中で、自分の「いま」を背負って他者と自分とコミュニケーションをすることがダンスバトルであり、その中でまた新たな自分に気付いたり「もっとこうしたい」が生まれたりするので、そのためにたくさん挑戦して、自分の得意や好きに気付くヒントを掴んでください。優越感に浸るために勝つわけでもなければ、優勝したら人生安泰になるわけでもないです！すべては自分の成長や好奇心のため。長く付き合うかもしれないお友達と出会うため。人生が楽しくなるためにあると思っています。ここで心折れて「自分なんか全然ダメなんだ」と思ってしまっては挑戦した意味がありません。「どうしたら負けるのか」を知る学びの場として捉えてまた明日からがんばりましょう！予選通過者以外で印象的だったのは、沢山いてピックアップするのが大変ですが、トーナメントで言えばB-GIRLの「miyu」HIPHOPの「MEI」POPPINGの「うた丸」LOCKINGの「Pe-」HOUSEの「HIROHARU」HOUSEの「MIKU」あたりが好きでした！みんな実力的にはかなり拮抗していて、ファイナリストになってもおかしくない子たちが沢山いました。その場その時にしか出ない結果を楽しむゲームがダンスバトルというものなので、この結果も自分にしか経験できなかった尊いものとして受け止めて次の挑戦に繋げてほしいと思います！

SORA
今回の大会では様々なジャンルが出来る、器用な人が多いなと感じました。ファイナリストになった方々の共通点を挙げると自分のスタイル、つまり強みを理解し、使いこなせている点が挙げられるなと思った。とても難しいことではあると思うが、何かの真似から、もっと自分の感じ方や表現したいものにフォーカスしていくとそれぞれ見えてくるものがあるのかなという印象でした。予選通過者以外では、「としき(hiphop/埼玉)」は、彼のスタイルが今回1番カッコ良いなと感じた。彼の音の聞き方や感じ方がこっちにも伝わる程のスキルもあり、見ていて引き込まれるダンサーであった。
 

 

///// 3on3 /////

ちっひー
ルーティンをしっかり作ってきていてよかったのですが、上手いなって感じでまとまっていてfreshでおもしろい発想のルーティンも見たかったかなと思いました。ルーティンをだすタイミングも間を作らずテンポ良くいけるとそれだけでも勢いがでるので、対面の練習をしっかりしてファイナルに挑んでみたらいいかなと思います。予選通過チーム以外では、「PASSILS」が、普段の練習風景が見えてくるような感じで、微笑ましかったです。

Jenes
素敵なチームがたくさんみれて幸せでした！みんながみんなそれぞれの「今」をこのステージに表現していて、上手い下手の物差しではなくすべてが美しく素晴らしいものだと思いながら見ていました。ありがとうございました。一言伝えるとすれば、常に挑戦し続ける中で3on3であることの意味をもう一度考え直してみつつ、準備にどれだけの時間と想いを注ぎ込むことができるかに挑戦してみてほしいと思います。衣装、マインドの統一、戦略、パフォーマンス(ルーティン、ソロ含む)などの研磨にどれだけ向き合ってシェアして来れたかが、勝負の鍵になると思うので学生という時間を十分に活かしていいも悪いも思い切り共有した青春の全てをここにぶつける覚悟でまた頑張ってほしいなと思います。予選通過チーム以外ではVAW栄光ハイスクールのみなさんはみんな既に個性的でかっこいい子が多かったです。中でも「Billow Clouds」は印象的でした。まだあどけなさは残りつつも、三者三様のバランスの取れたかっこいいチームでした。今後もずっとこの子達の活躍を追って応援したいと思えるくらい、個人的にはツボでした！

SORA
今回は3on3というメリットを活かすことを意識することで、もっと良くなるチームが多いなと感じました。例えばルーティンの出し方や構成など、少し単調的なチームが多かったので、もう少しオリジナリティを意識して工夫するといいと思った。3人一つのチームとして、チームの雰囲気やバランスの良さなども踊る前から伝わってくるものなので、好きな音楽やダンスなど様々なものを共有しあってチーム力を高めるのも良いと思いました。予選痛快チーム以外では「LOWSY (VAW栄光ハイスクール)」は、3人とも上手でバランスが取れたチームであった。自分たちの好きなhiphopのスタイルも伝わっていたし、それを即興で表現もできていたので、見ていてノリたくなるようなことが多かったチームでした。