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To all international contestants... Please check our web page “FOR INTERNATIONAL CONTESTANTS” to participate any events.
FOR INTERNATIONAL CONTESTANTSイベントレポート
イベント日程 | 2023/12/17 13:00-19:00(予定) | |
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イベント会場 | 横須賀市文化会館(大ホール) |
横須賀市にて開催!高校ダンス部・同好会限定ストリートダンスコンテスト“高校ストリートダンスグランプリ2024第一回予選大会”に11組がエントリー!
1位通過の二松学舎大学附属高等学校 “Butterfly effect” をはじめ10チームが決勝進出を決めた!
///// 決勝進出 /////
▼1位通過
Butterfly effect(POPPING LOCKING/二松学舎大学附属高等学校)
BROTHER BOMB
メンバーの個性のバランスが上手くとれていて、各々の得意とする技術によって構成の適材適所で役割を発揮していたので、分かりやすく見やすくノリやすかったです。音的に効果的な場面で最適な演出をしていたので、大道芸的にダンスの面白さや魅せ方をよく分かっているナンバーだと感じました。逆に言うとベタで目新しいトコは見受けられなかったので、今までになかったような新しいモノも生み出せるように意識して取り組めば更に魅力が増すと思いました。
Mizuki Flamingo
出て来て数カウントでもう感じるものがありました。合わせももちろん頑張っているけど、そもそも個人個人がしっかりと踊れている中での合わせなので音楽がしっかり見えて、カウントではなく音楽でしっかり踊っている迫力がありました。しかも楽しそうで、みんなとってもダンスしてましたね。
しげたそうし
観てる人に意図やイメージを伝える為に技術は大切というのを1番感じさせてくれたチームでした。
YURIYURI
皆が1人1人の良さ(持ち味)を理解していて、お互いを尊敬しているのが分かるぐらいチーム力がありました。それぞれがノッていましたね。素敵でした!!他のチームより音が小さいのが少し気になりました。
KAEDE
個々のスキルやキャラクターが全体のインパクトとして映りました。センターの子も端の子もみんな同じ熱量を感じたのが印象的で、説得力のあるステージでした。芯から出るエネルギーと、1つ1つの動きもしっかり見えるスキルは圧倒的でした。
▼2位通過
チーム二松(POPPING/二松学舎大学附属高等学校)
BROTHER BOMB
気合いがイチバン強かったと感じる作品で、徐々にテンションがアガッていくような展開が続いていって、観ている側にもエネルギーが浸透していく感じが良かったです。魂で踊っている感じが伝わってきて、とても印象に残るナンバーでした。ただしテンション優先でダンスが空回りしてるように見えた部分もありました。各々が自身の気合いやテンションに潰されぬよう気をつけて、音楽を通じてダンスをシッカリ踊りましょう。
Mizuki Flamingo
元気で等身大な感じが良かったです!いっぱい考えて勝つ策を練った結果声出す事になったんだろうなとか色々想像して思わずこちらもニコニコしてしまいました。人間味が伝わりました。人数が多い分個人のスキルを全員底上げするというのは大変だと思うけど、人数が多いからこそ強みに出来る所もあると思うので、そこをみんなで徹底的に研究するといいのかなと思いました。
しげたそうし
パフォーマンスからいい意味での余裕を感じさせてくれました。自分達に自信があればこそだなと観てて感じました。
YURIYURI
勢いや気合いを1番感じたチームです。ネタも凝られていて面白かったです。ソロ力が上がれば更に強いチームになりますね。
KAEDE
パワー全開で自分たちの良さが伝わるダンスが素敵でした。最初にスローで中心に動くシーンがとても印象的でした。構成の見せ方も上手だったと思います。真面目に踊るシーンとユーモアがある感情の起伏が見ていて面白かったです。
▼3位通過
OBSIDIAN(FREESTYLE/白鵬女子高等学校)
BROTHER BOMB
ガーリーな感じで一時期流行ってたチョイ懐かしいコンセプトの作品でしたから、世代を超えて受け入れられやすい安定したナンバーでした。女性らしい雰囲気のカッコ良さを細かいトコまで全体で表現できていて、合わせるべきグルーヴの揃い方もキレイに整っていると感じました。ダンス的に美しかったと思います。しかしコンセプト的に既視感が否めないので、独自のコンセプトを見つけて新しい作風を創作できたらワンランク上のクルーになると思います。
Mizuki Flamingo
沢山考えて練られた作品だと思いました。構成も新鮮なものが多く、こだわりも見えて強いなと思いました。楽器の音の強さに対して、踊りでの強い音の出し方がもっと伴ってくるとより表現が上がると思います。
しげたそうし
構成や見せ所となるタイトな振付など、全体を通して隙きの無いチームでした。また、楽曲も相まって女性の強さ感もとても伝わってきました。
YURIYURI
音の取り方が斬新でネタも良く考えられてて良かったです。女性の力強いパワーとセンスを感じました。
KAEDE
スキルが高く統一感もあり衣装とコンセプトが合っていたのが印象的です。強いドラムロールの曲調から、女の子らしさが出る仕草も似合っていて魅力的でした。何人かふらつきが目立ったのと、もう少しコンセプトならではの演出や動きがあると面白くなりそうだなと思いました。
▼予選通過
KTN CLAN(JAZZ/東京都立葛飾野高等学校)
▼予選通過
MADDOGS(HIP HOP/東野高等学校)
▼予選通過
矢口渡(FREESTYLE/日本体育大学荏原高等学校)
▼予選通過
Charme(FREESTYLE/東京都立葛飾野高等学校)
▼予選通過
Winate(FREESTYLE/千葉敬愛高等学校)
▼予選通過
Buddy(POPPING/二松学舎大学附属高等学校)
▼予選通過
Earnect(WAACKING/朋優学院高等学校)
///// JUDGE /////
Mizuki Flamingo, YURIYURI, KAEDE, しげたそうし, BROTHER BOMB
BROTHER BOMB
全体的な感想としては、とにかく作品のセンスみたいなもんが他とかぶっているとガッカリするので、やはり他とは違うオリジナリティが大事です。ドコかのモノマネで終わらぬように厳しい会議が必要。特に曲や衣装は絶対にかぶらないように心がけるコト。集団で踊るという群舞ではあるが、結局は個々の技能が集まってるコトを忘れずにシッカリと一人ひとりがダンスを磨きましょう。イチバン良くないのは、演出や展開や早さばかりでダンス力が置いてかれてると、動きがうるさいだけの作品に見えてしまい、ダンスとは別モンだなって感じてしまうので、音楽の魅せ方やリズム取りのコントロールを最優先にしてダンスをカッコよくしましょう。コンテストってコトの意識が強すぎてテンションのコントロールがハイなままで終始そろえてるから、同じような作風に見えてしまうコトが多かったので、ローで深いグルーヴも作品に取り入れてハイと融合できるようにできれば、奥行きが出てダンスが濃くなると思います。審査員はそういう部分もちゃんと審査しています。ダンスはハイ&ローの調整と調和が重要です。ワンパターンにならないよう幅を広げて深めていってください。まだまだ若く基礎が未熟なうちこそ、一人ひとりがダンスを理解するための時間に費やしてください。まずは自分自身のダンスを理解していきましょう。そういうヤツらが集まって最高のクルーになるのだから。上位通過3チーム以外で印象的だったのは、「矢口渡」が他とは違う作風で、アミューズメントに振り切っていたので観ていて面白かったです。甘酸っぱい青春のエネルギーをたくさん感じとりました。仲間に入れてもらいたいくらいでした。コレからも仲間達とダンスな青春を楽しんでください。「MADDOGS」は曲やコンセプトが良かったけど、ニュージャックスイング的な身体の使い方が出来てない感じがして非常にもったいなかったので、ちゃんとニュージャックスイングの基礎基本を理解してグルーヴを揃えれればカッコ良くなると今後を期待してます。
Mizuki Flamingo
忘れてた新鮮な感覚を沢山肌で感じで胸が熱くなりました。もう私はあの感じには戻れないので、手探りの状態で日々全力で等身大でぶつかっていく事の尊さを非常に感じますし、良く言われる事ですが、苦しいかもしれないけど必ず、必ず、自分の糧になるので沢山真剣に悩んで努力して、成長した先のどこかでいつか会えたら嬉しいなと思います。上位通過3チーム以外では、「矢口渡」と「MADDOGS」はとにかく元気で良かったです!「from zero to top」は悔しい思いをしたかもしれないけど、1年生で全て自分達だけであれだけのショーを作れたら素晴らしいと思います。1人で踊っているわけではないから思考をまとめるのはとても難しいと思うけど、全員でこれからもこだわって、考えて、新たな作品に取り組んでいって欲しいです。
JAZZダンスのスキルを使うチームが沢山ありましたが、JAZZダンスの強みが振付に反映して使えていなかったと思うので、基本的なとても根気のいるJAZZの基礎を練習すると一気に伸びるチームもあるかなと思いました。アクロバットも取り入れているチームが多かったですが、本当によくよく演出を考えないと凄く難しい事をやっているはずなのにありふれた瞬間になってしまい逆効果です。そしてこれは全チームに言える事ですが、もっともっと沢山練習だけでなくダンス自体を幅広く知っていくと自ずと個性とスキル向上に繋がると思います。そして自分の内面に存在しないものは作れません。自分にとって真実である部分にフォーカスして引っ張り出して踊りにしていく事がいい作品に繋がると思います。"高校生のコンテスト"以外の所に沢山のヒントがあると思うので、沢山色々なダンスに出会って欲しいなと思いますし、生活の様々な瞬間が全てダンスには大きなヒントでありスパイスで学びになり得るものだと思います。陰ながら皆さんのこれからを応援しています!
しげたそうし
高校生の部活動・同好会というコミュニティから生まれる空気感がとても新鮮で、汚れが無い真っ直ぐな気持ちをダンスから感じれてとてもよかったです。上位通過3チーム以外では、「KTN CLAN」は本日の出場チームの中では比較的少人数チームでありながら、パワー負けを感じさせない個々の実力を感じました。「矢口渡」は今日出場したチームで一番心躍るパフォーマンスでした。ベタと予想外のバランスが良くいい意味での裏切りもあり、どこまでが計算なのかとジャッジが試されてるとさえ感じさせられました(笑)。上記2チームは3位以内入賞してもおかしくないと個人的には思いました。
YURIYURI
JUDGE席から皆さんの顔が良く見えてたのですが、上手下手関係無く皆さんの楽しむ気持ちや勝ちたい気持ちが表情に良く現れていて見ていてぐっと来る瞬間や、こちらまで楽しくなるような場面もあり、終始楽しませて頂きました。作品に関しては、どこのチームもレベルに大差は感じなかったので作品や選曲の工夫1つで結果は変わっていたのかもしれません。JAZZ系スタイルのチームは構成や衣装、コンセプトなどがとても似ていて審査が困難でした。他のチームには無い何かがあれば、もっと良かったかなと思います。上位通過3チーム以外では、「KTN CLAN」は作品力が高くて個々も輝いているように感じました!! 裸足で足が良く見えたので、たまに足先が甘かったりとJAZZの基礎部分を強化するともっと素敵になるんだろうなと思いました。「Charme」は後半につれ良かったです。上手下手関係なく良い表情で心から踊ってるな〜と思う方も数人いた反面、メンバー内の熱量の違いも感じてしまい惜しかったです。「from zero to top」は作品作りはとても面白かったです!音のチョイスや音編集が惜しかったと思います。作品の中にリズムやグルーヴがあっても素敵になりそうだなと思いました。
KAEDE
今しか表現できない爆発的な感情や素直な気持ちを見ることができて、とても素敵でした。また、結果に関係なくお互いのチームを称え拍手を送る姿は感動しました。このまま熱量高い空気感を作り続けて欲しいです。出場していた出演者の皆様、本当にお疲れ様でした。上位通過3チーム以外では、「矢口渡」は、ソロが面白く個々にオリジナリティを感じ個人的にすごく好きでした。まさにフリースタイルという感じもありつつ、しっかり後半は踊りや構成も見やすくとても良かったと思います。「KTN CLAN」は、やりたい世界観が伝わる衣装と構成だったので、唯一無二の空間が好きでした。始まりの流れるように入ってくる動きはすごく印象に残りました。もう少し身体の中心から踊るスキルが欲しかったです