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FOR INTERNATIONAL CONTESTANTSイベントレポート
イベント日程 | 2023/12/03 13:00-19:00(予定) | |
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イベント会場 | CAT HALL |
32組が出場したJAZZ限定ダンスコンテスト “JAZZ SENSATION VOL.13”
見事優勝の栄冠を手にしたのはレペゼン大阪 “REIKO×MIKIHO”
▼WINNER
REIKO×MIKIHO(JAZZ/大阪)
原田薫
もう、こちらの2人は、照明がついた瞬間空間を支配するオーラを感じました。選曲に合わせた衣装、振付、世界観もパーフェクトに近かったと思います。2人の相性もとても良いのだと感じました。とはいえ今もコンテストに挑戦すると言う事は色んな思いがあっての事だと思いますが、全体的に見せ方の余裕が見えました。納得の1位だったと思います。
HASSAN
ザ・貫禄でした!色々経たからこその経験値が全て作品、目力、身体の動き一つ一つに入っていたような、、、始まり方も大好きです。自分の好きなこと、生き様や信念をダンスから感じました。違うチームのお二人ですが、見事に調和、融合していたのもとても魅力的でした。
YURI
板付きからさすがでした。目線の説得力からはじまり、キャリアがあるからという理由だけではなく、"戦う"ということもしっかり感じて改めて舞台に立っているお二人が本当にかっこよかったです。
TERU
全てが美しく終わらないで欲しいと思わせてくれたショーでした。
RAY
圧巻のオーラ、目力、構成、選曲、衣装全てがカッコよかったです。お二方はjudgeをする機会も多いですし、実績もあるし、そして大トリ!どんなアプローチをなされるのかとワクワクしてましたが…ご馳走様です。始め、立ち位置について目線を送るあの動作でさえも貫禄がありました。これは是非生で観てほしい。勉強になりました!
▼2nd PLACE
グロリオサ(FREESTYLE JAZZ/兵庫・大阪・三重)
原田薫
このチームは私的に終わった瞬間1位だと思っていました。ただ、次に控えていたREIKO×MIKHOが強かった。とても惜しかったとおもいます。でも頭から勝ちに行くという様な気合いを感じました。3人の目が物語ってましたね。その為前半少しだけ力みを感じましたが、後半からはのってきた感じが見えました。でも個々のスキルの高さとチームのポテンシャルの高さを感じて、今後も目が離せないチームである事は間違いないと思いました。
HASSAN
この日に懸けてきたんだろうなという気持ち、ダンス、3人の勢いがビシビシ伝わりました!練習量、信頼関係がとてもいるネタだと思うのですが、大変さを感じさせない安定した動きや表情、目力は流石だったと思います。
YURI
緻密に創られた作品が本当に素敵でした。集中しながらも、しっかりその時の3人の空間を感じて踊っているところがまた心を持っていかれました。このチームはこれからどんどん唯一無二になるんだろうなと感じました。
TERU
日々の丹念が目に見えたショーでした。後半の追い込みを見直せるとさらに良くなると思います。チームワークも良く、新しいムーブメント起こしてくれる気がしました。
RAY
3人の緊張感とそこに対してのテクニック、しかし作品としてのメリハリもあり思わず声が出る瞬間もありました。テクニックはもちろんそれ以外のサプライズもあり観ていて引き込まれました。とても緊張感のある振りなので、少しでもブレたりするとグッと手に汗握るのですが、それでもあの3人の創り出す作品は素晴らしかったです。
▼3rd PLACE
jumelfeeL(JAZZ/奈良)
原田薫
2人の表情がとても印象的でした。とてもキラキラと輝いて見えました。同じ景色をイメージしているのが伝わり、伸びやかで、しなやかで、そして力強くもあり曲も相まって2人の踊りは胸にぐっとくるものがありました。他の作品ももっとみてみたいです。本当に素敵でした。
HASSAN
チーム力がほんとに素晴らしかったです。チームっていいなと改めて思わせてもらいました!2人の空気感や息づかい、やるぞ!という時のパワーの揃い方、、長年やってないとこんな揃い方しないだろーなと、、揃えてきた!じゃなく自然に揃っていった感じがまた良かったです。衣装のセンスも素敵でした。
YURI
照明がついた瞬間、2人の存在感に圧倒させられましたら。絶対すぐには作れない信頼感、作品のこだわり、2人の信念、願望。いろんなものを3分間で感じさせてくれて、今日の中で私の中では1番3分が早く感じたチームでした。
TERU
ベーシックの中に淑やかさがあり妖精のようなお2人がとても素敵でした。
RAY
これまでのjumelfeeLの動きや身体が進化していて驚きました。デコルテのラインやアームスの流れが格段に良くなっていて、どんな特訓したのか気になります!あとは2人のチーム力!!これは本当にお互いが尊敬しあって挑戦してきたからこそ出せる雰囲気なんだと思います。これから先のjumelfeeLの進化がますます楽しみです!
▼SPECIAL PRIZE
ぺれ(JAZZ/北海道)
原田薫
このチームはとにかく登場した時のインパクト、衣装が個性的でとても素敵でした!振付も展開も2人の世界観を感じるものだったんですが、全体的にもう一つクオリティをあげたら更に光ってくるチームだと思いました。とても可能性を感じるチームでした。
HASSAN
登場から引き込まれました!!衣装も素敵でしたし、どんなことなるのだろうとワクワクする作品でした。ダンス、衣装、世界観、色んなバランスがとても良かったです。
YURI
テクニックが素晴らしかったです。衣装も一歩間違えればマイナスプロデュースになりそうなところをスキルでしっかりプラスに魅せきってくれて、もう一度観たいと思わせてくれたチームでした。
TERU
印象的な衣装、先入観がありました。
RAY
衣装と頭飾りがとても印象的で不気味で妖艶でした。こだわりがしっかり伝わってきてそれに合った世界観ともマッチしていて良かったです。つま先までしっかり伸びていたのでまたそこも良きでした。余計な口出しかもしれませんが途中にフェッテを入れてたのが、少し気になりました。もっと突き詰めて世界観で押してもいい気もしますが、コンテストなので、、そのバランス難しいですよね。
Nuzzle(JAZZ/大阪・三重)
原田薫
このチームも長く活動していて、とてもスキルが高く、チームとしてのカラーがしっかりあって、常にクオリティの高いパフォーマンスをしている印象がありますが、私的にはもう一つ更にチームとして進化できる様な気がしていています。研磨していく作業というか、細かい作業ではありますが、3人なら絶対にもっと良くなる気がします。
HASSAN
三姉妹かな?と思わせてくれるくらいチーム力が高かったと思います。振付や音取りに唯一無二を感じるので、もう一つ見ている人を裏切るような3人にしかできないシーンがあればもっと上に行けると思います!
YURI
3人の空気感に迷いがないことを感じながらも、これからの変化や進化も作品の中にみえてきました。だからこそ、この作品をまたどんどん深めてほしい、また観たいと思いました。
TERU
ブラッシュアップされて更に良くなることを心から期待してます。
RAY
私の中では高順位で音へのアプローチが1番のチームだと感じました。曲の質感、強いだけでなく余韻や細かな音どり、それを前に出すのではなくあくまで感じて魅せる見せ方はガッツリ引き込まれます。3人のチーム力も素晴らしく、目線や歪なポーズでさえもNuzzleらしさが垣間見えました。初だしのネタと言っていたのでもっともっと練り上げてまた挑戦していってください。
Mse + EKO(JAZZ/大阪・奈良)
原田薫
ここはまた他と違ってオリジナルなスタイルでしたね。ブレイキンの技をいれつつ 軽やかに音にのって踊る感じが見ていて気持ちよかったしとてもかっこよかったです。
HASSAN
新しいことに挑戦するってとっても勇気がいることだと思うんですが、そこを見事にやり切った2人だなと思いました!かっこいいです!最後の終わり方が好きです。
YURI
2人ならではのJAZZ×BREAKINGということで、内容は超人でした。これを貫くと2人だからこそのジャンルになるんだと思います。発想やスキルがあるからこその素晴らしいショーでした。
TERU
2人しかできないスタイルの中にしっかりとしたスキルがありとても面白かったです。
RAY
他のチームに類をみないbreakingとjazzの組み合わせチームで自分達のこだわりがしっかり伝わってきました。それを難なくしているように見せていて流石でした。マネできないですからね。ただ。もう一つbreakingとjazzの融合が見たい気もしました。水と油のように全然違うジャンルですがもっとドレッシングみたいに混ざって"綺麗''と"渋い"が1つになればそれこそ唯一無二だと思います。
///// JUDGE /////
TERU, RAY, 原田薫, YURI, HASSAN
原田薫
今回久しぶりにjudgeをさせて頂きました。まずは出場者の皆様本当にお疲れ様でした。レベルの高いチームも多かったですが スタイルが似ているチームも多く感じました。アクロバティックな動きを取り入れるチームが多かったですが、多ければ尚更見た目の派手さだけを追うのではなく 入れるタイミング、スムーズさ、そして更に質を高める、研磨する作業を大事にしているチームが今後抜き出てくるのかなと思います。あとは曲のイメージ、音、リズムをもう一つ大事にしてほしいというチームも多かったです。入賞チーム以外では、「冴」は、印象的な記憶に残る動きがいくつかあり 流れもスムーズでとてもよかったです。なので最後の終わり方に期待をしてしまったのですが 少し惜しい気がしました。そしてもう1チーム「risamoe」は、しっかりとしたテクニック、スムーズなコンタクトで 曲の世界観を良く表現していたと思います。私的には高評価でした。ただ衣装、ヘアメイクなのか 少し地味な印象を受けました。これは派手にしろという事ではなく 自分達の魅力を引き出す髪型や衣装をもう少し研究したら更に良くなる気がしました。惜しかったと思います。
HASSAN
レベルがとても高かったと思います。皆当たり前のようにアクロバットな要素ができることもびっくりしました。ただ、そこを見せ場にしてるチームが多く、掴みはグッと引き込まれやすかったりチームの色が見えやすいのですが、作品の後半になるにつれてアプローチが似ているチームが沢山いたように感じました。身体表現のスキルだけではなく、そういう差別化できるような感性、客観的に見る力も必要なのかなと、、後はチーム力!作品と衣装、メイクなどの全体バランス!この辺りで差がついたかなと思います。入賞以外では「冴」は、Aブロックの空気を変えたと思います。引き込まれました。「Mafam」はこだわりを細部まで感じました。「BLOODY MARY」はは伸び代を感じました!
YURI
まず、このコンテストにかけて挑んできてくれたチームが多くてとても嬉しかったです。たくさんコンテストがある中でJAZZに特化してるコンテストだからこそ、いろんなJAZZ DANCEを感じさせてもらいました。ダンス力、振付力、構成力、作品力など、いろんなパワーバランスを感じて、やはり、チーム力と共に、個々のダンサーのパワーもしっかりjudge席まで飛んできたチームが入賞したかなと思います。それぞれが想うJAZZ DANCEでいいと思いますが、テクニック一つにしても、やはりそこに対する理解度で、完成度も変わってくるなと改めて思いました。自分たちらしさ、というものがもっと深めれるだろうなと感じたチームがたくさんあり、これからが楽しみにもなりました。入賞チーム以外では、「ねこまな。」はチームコメントにもあった通り、JAZZBASICがしっかりした身体でやりたいことがしっかり伝わりました。コンテストという場面だからこそ、もう少し前に飛んでくるものがあればいいなと思いました。「risamore」はコンタクトがとてもスムーズで、作品としても見入ってしまいました。素敵でした。
TERU
審査のポイントとしてはスキルがあるだけでなく様々な角度からのバランスの良さを考えて審査させて頂きました。全体的に技やテクニックが多い印象でとても感銘を受けましたがテクニックを詰めすぎてしまったり、一つ一つの動きや振付けを極めきれてないチームもいて勿体無い印象もありました。初めて参加したチームやJAZZ経験があまりない方も出てくれてとても嬉しかったです。僕も最初JAZZ歴3ヶ月で挑戦したので絶対毎年参加して這い上がって欲しいと思いました。入賞以外では「POLICY」は、1組目として堂々とパフォーマンスしてくれてとても印象が良かったです。「黄色いハンカチ」は、チームの雰囲気に合った曲、振り付けをされてる印象でした。「Mafam」は、アームスの使い方がとても素敵な印象でした。「ねこまな。」は、基礎力がとても高く美しい印象でした。「Aiolite」は、説得力のある表現がとても印象的でした。「冴」は、ユニゾン力がとてもあった印象でした。後半振り付けの工夫があれば更に良くなると思います。
RAY
まずは、挑戦してくださった全チームの方々お疲れ様です!皆さん本当に輝いてて、コンテストって…挑戦するって改めて大切でかけがえのないモノだなと背筋が伸びました。全体的な感想としては、JAZZの今を観させて頂きましたが、コンタクトやテクニック(アクロバットやピルエット、シェネ、シェネジュッテなど)のプレパレーションや作品や曲にマッチしていないなと思う所があり、素直に作品として観たチームが入賞したんじゃないかと思います。選曲や衣装、そしてチームの空気感さえも熟考してほしいので練習時に話し合って、踊って、削っての繰り返しが必要になってくると思います。そこから観てもらってやっとその作品が伝わる作品になるので、これから先もたくさんコンテストやショーに挑戦してみて下さい!!ここ最近の関西のJAZZシーンはコンタクト、アクロバットをしないといけない。みたいな傾向があると思うのですが、本当にそれが自分達のカラーなのか、それだったらもっと突き詰めていって有無を言わさない身体づくりも必要かなと思います。でも、もっと視野を広げていくのももちろん大事ですので、色んなモノを観ていってください。ちなみに映像と、舞台などの生で見るモノは見方が全然違うと思うので足を運んで実際を見て下さいね。入賞以外では、「Mag」は、オシャレで指先の使い方が妖艶でした。もっとサプライズも欲しいと欲張ってしまいます。「yohaisen」は、すごく身体も効くし、とにかくテクニカルでした。が、音楽と動きのパワーの出し方が勿体無かったです。「冴」の質感や表情好きでした。2人の絡む音、触れる肌合わせられる気もします。「Fleurage」は、音取りもクリアでよかったです。ソロの入りが同じに見えたりしたので違うアプローチの仕方でもいいんじゃないかと思います。「Aiolite」は、構成や移動の仕方がスムーズで好きです。もっとストップやヒットが強いとメリハリつきそうですね。