高校生限定ストリートダンスコンテスト “DANCE ATTACK!! 中部大会高校生の部” に20チームが参戦！
1位通過の “Soooooulful” をはじめ、全8チームが見事決勝進出を決めた！

 

 

///// 予選通過チーム /////

 

▼予選1位通過
Soooooulful（LOCKING/沖縄）

ARCH
一つ前の出演チームがめちゃくちゃ盛り上げていて、そこと波動が近かったので既視感か相乗効果かどちらに転ぶかと思いましたが後者でしたね。感情を揺さぶる表現力と構成でミュージカルをみてるみたいでした。つまり素敵でした。

UC
HAPPYオーラにプラスして大人の渋さも入っているところにやられました。スーツの衣装を揃えていても滲み出るそれぞれの個性が素晴らしかったです。アクティングもあくまで自然で、首かしげるひとつの動き、ちょっとした表情変化のタイミングまで、会場空気を魔法にかけるにバッチリだったと思いました。動きに本当のエグみが出てくればもっと凄いことになると思いました。

佳代子
パッションと表現力で見る人を引き込む力が圧倒的でした。始まり方も印象的で惹き付けられました。

YouKey 
全員が全員自分の役割がわかっていて、作品の理解力と表現力がずば抜けていたと思います。抜きの瞬間も絶妙で、最初から最後までの流れが完璧だったとおもいます。

華
ロックダンスを踊る中にも女性らしさがしっかり入っていて、魅せ方として沢山私としても勉強になる箇所がいくつかありました。5人の構成も最後まで見ていて飽きず、とてもかっこよかったです。

 

 

 

 

▼予選2位通過
FUNKYU SIXERS（LOCKING/沖縄）

ARCH
会場の空気をわかりやすく一変させたチームで、誰が見てもいったな、という踊りだったと思います。構成も仕掛けもよくて脳が追いつく前に疾走して爽快感を残して去っていきました。つまり素敵でした。

UC
元気いっぱいで観てるこちらも笑顔になるステキなチームでした！自分たちへの迷いのなさが良かったし、グイグイと引っ張る力強さも本当に良かったです。最後の最後で少し雑になったように感じてしまいましたが、このチームを一位に据えているJUDGEがいたことも納得の好パフォーマンスでした。

佳代子
それぞれの個性が出ていて良かったです。エンターテイメント性が高く、空気をガラっと変えていました。流れや構成も良くて見応えがありました。

YouKey 
とてもファンキーでlockの楽しさを真っ直ぐ感じたチームでした。5人ならではの構成なのですが、まとまり過ぎずパッション全開瞬間も見えてとても良かったです。

華
練習量と５人のセンスがしっかり舞台で滲み出ていて、自由過ぎずでも個性や動きの変化がしっかり見られてかっこよかったです。

 

 

 

 

▼予選3位通過
fly peeps（HIP HOP/愛知・大阪）

ARCH
土台の説得力が違ってたと思います。身体も強く仕掛けが少なくても通用する踊りで前のめりに見てました。つまり素敵でした。

UC
高いテクニックとエナジーを感じたチームで相当追い込んだなっていうタフな作品でした。優勝してもおかしくないかっこよさで非常に好感持ちながら観れました。それだけに後半のソロはもっとイケたと思うし、全体を通してもう少し会場を巻き込むぐらいの世界観を作れると尚良いと思いました。

佳代子
終始カッコよく隙がなかったです。見せ場もしっかりキメていてコンテストへの意気込みを感じました。

YouKey 
フィジカルの良さとうねりのある質感がマッチしていて、音の表現力がとてもハイレベルでした。荒くいて、それでいて繊細な部分も持ち合わせていて、それぞれの持ってるものを存分に出せた作品だと感じました。

華
今回の大会で2人の身体能力の高さと舞台慣れと渋さは私の中でピカイチでした。決して派手すぎず、でも3分を魅せきれる体力とスキルは素晴らしかったです。

 

 

 

 

▼予選通過
Einz（HIP HOP/京都）

UC
選曲が非常に好みで印象に残っています。特に１曲目のアプローチはかっこよかったし、チームカラー含めて観ている者にスッと入ってきて良かったです。後半は徐々に読める展開が増えてきて、良さは分かるけどもうひとつ裏切ってもらいたい気持ちになりました。

YouKey 
質感、音楽、衣装と全てがマッチしたチームだと感じました。自分たちのやりたいことがしっかり前に出ていて、この作品が好きという気持ちが伝わってきました。

 

 

 

 

▼予選通過
CARNAVAL（FREESTYLE/千葉）

ARCH
世界観を支えるスキルが合ってとても見応えがありました。センス良いのでダメ出しとか全無視して突き抜けてください。

YouKey 
入りからぶっ飛んでいました。どしょっぱなから人と同じことをしたくないとという気持ちが伝わってきて、変態っぷりが出ていました。タットやコンタクトなどの構成がうまくダンスの流れに盛り込まれていて、自分もそういうのが好きなのですがとても勉強になりました。

 

 

 

▼予選通過
Funk Rush（Boogaloo&POPPING/東京）

佳代子
見どころが沢山あり、見ている人を飽きさせない工夫を感じました。ソロもカマしてて良かったです。

華
最初のステージに出てきた時の、ばっちりきまった衣装と2人の歩いてくる雰囲気に期待感を抱いた印象があります。常に全体の構成で動きのあるパフォーマンスで最後まで見ていて楽しかったです。

 

 

 

 

▼予選通過
MiXtura（HOUSE/岐阜・宮城・山形）

UC
魂こもった踊りで、多少のタイミングのズレも良く見えるぐらい一つひとつが込められていて良かったです。特にパーマの男の子の踊りがとても良くて、エナジーとテクニックが共に高くて目を引きました。

佳代子
3人ならではの構成と、流れや緩急が良かったです。最初から最後まで気持ち良くみれました。

 

 

 

 

▼予選通過
ラグラス（HOUSE/愛知）

ARCH
自分は最近見ないアプローチで、音もステップワークも楽しめました。自分達の良さを理解してもっと打ち出せたらより素敵になれると思います。

華
個々で踊り方も音の捉え方も全然違っていたが、チーム感、2人のテーマが見られて面白かったです。後半、スピード感ある中、ステップを3分踊りきれていたのですばらしい！と思いました。

 

 

 

 

///// JUDGE /////
ARCH, 華, 佳代子, UC, YouKey

ARCH
経歴が長い子が増えたからなのか、舞台に上るまでの過程の積み重ね方に差が見えたと感じました。練習量の話ではなくて。もう年齢は関係ないですね。勝負する相手にアーティストがいるので、勝てそうなネタで練習の成果をだすというマインドではもう難しい時代かと思います。センスは誰でもあるのがストリートの良いところなので、どう見出してどう磨くかを個々でやり続けれたら、チームの力にもなると思います。入賞以外では、「JiiiiiGGLE」は、自分的には入賞圏内でした。パワーとセクシーさも持っててマインドがとてもよかったです。「Peeps」は、多角的な動きの魅せ方がとてもよかったです。今後も楽しみです。

UC
空気を変えるチームが後半に固まっていたために、前半のチームが霞んでしまった印象でした。しかし、中学生の部以上に“自分たちで選んでいるダンス“をしている人たちが多く見受けられてとても好感も持てました。歴や環境で差が出てきやすい年代かもしれませんが、そこにはうまく鈍感になりながら自分のやりたいことを貫いてほしいです。その上で結果も残したいのであれば、今自分が貫きたいと思っている世界や角度がまだまだ浅いと知って、さらに外の世界や角度を吸収しようとしてください。自分らしさは自分の中にしかないけれど、それを際立たせるには自分以外が存在しないといけないので少しでも多くのものを五感で感じて取り入れてほしいです。センスは知識量って言葉があながち間違いじゃないと思っているということです。入賞以外では「Peeps」は振りの流れが単調ではなく、裏切られる展開もあったりで個性感じました。僕の中では入賞圏内の得点でしたが、もっとメリハリつけて突き抜けられればさらに伝わると思いました。「BUZZ」も集中して踊れており、ソロも良かったと思います。「JiiiiiGGLE」も良いノリで踊れていて印象に残っています。「addup」の1曲目もすごくかっこよくて印象に残っています。

佳代子
入賞した上位3チームが飛び抜けていたと思います。特に沖縄勢のインパクトが強かったです。ファイナリストの皆様のコメントを聞いていると他の地区の予選にもチャレンジしたリベンジ組が多かったので、諦めない事は大事だな。と学びました。自分達を信じて再挑戦する気持ちの強さもダンスに出ていたのかなと思います。入賞以外では「アスター」は、始まり方も終わり方も印象的だったのと、ソロ中のポージング等細部までこだわりが見え美しかったです。「DawGsteeZy」は、集中力が高く引き込まれました。フロアのフリに沸きました。

YouKey 
高校生部門も中学生部門と同じく、予選ラストという事で気合の入ったダンスが多かったと思います。個人的にはpopチームがいてくれてテンションが上がりました。ただやはり中部地区のチームが少なく寂しいかっです。入賞以外では「addup」は自分の中では予選通過順位でした。踊りと音の質感がめちゃくちゃマッチして、最後の畳み掛けですら音から外れずあの熱量だったので感動しました。「BUZZ」は個人個人としての質が高い分、チームとしての作品力が磨かれると化けると思いました。自分がpopperということもありますが、1番これからが楽しみなチームです。

華
ヒップホップのチームが多い印象の中でも、スキルや表現力がどのチームも高く、身体の使い方が上手かったチームが目立った印象です。スキルフルな中でも、個性として首ひとつの魅せ方だったり、構成の立体感だったり、チームとしての一体感が強く、細部まで抜かりがなかったチームが上位に上がった印象です。入賞以外では、「BUZZ」の躊躇のないジャンケンムーブといきおい・パッションが頭に残っています。「addup」の女の子３人で体格的には大きくなかったのですが、しっかり踏み込めていてフロアもブレてなかったのが頭に残っています。