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FOR INTERNATIONAL CONTESTANTSイベントレポート
イベント日程 | 2023/05/05 12:00-21:00 | |
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イベント会場 | ZEPP NAMBA |
Candyman (Red Ribbon & BADNESS CREW)
今回はロッキン2on2のジャッジとして参加させてもらい、とても良い経験になりました。今まで、挑戦者として参加してきたOSNは世界最高峰の大会だと思っています。そんな輝かしい大会でジャッジとして招待してもらえ、大変光栄に、そして誇りに感じます。コンセプト、質、ルーティン、全てレベルが高い。そして個性的な踊りも多く、多様性に富んでいました。個性が浮き出る感じのルーティンを沢山見れたのも最高でした。2日目に残った人達はもちろん、予選敗退した人たちにもこれは言えることです。そして2日間通して、DJが流す音が常に良かったです。踊りたくなっちゃいました。
予選の感想として、多様性を感じ、とても良かったです。実際、4年ほどOSNを見ていなかったのですが、レベルが上がっているなという感想です。これは革命的だなとも思いました。また、初心者のエントリー者も楽しそうに踊っていて、輝いていて、とても未来を感じました。トーナメントは、(先ほどの予選から言えることですが)みんなが良くて、良いものを見れて嬉しい反面、ジャッジは悩まされるものが多かったです。ロックサイドに採用された「B03〜BO5方式」は、個人の能力も問われました。そして、最終兵器として使われるルーティーンは効果的で、僅差のバトルはとてもエキサイティングでした。
決勝、ROADDOGGZ vs BITTER BOX SISTERSについてですが、流石の決勝で良いバトルでした。MASATOさんはテクニック、CiOさんは説得力と綺麗さ、YUKARIさんはリズムと音楽性、RISAさんはリスクも厭わないエナジー!4人の存在感が凄かったです。本当に僅差でした。ロックダンスというものの中で遊んでいて、その空間に変化をもたらした「ROADDOGGZ」が制したかなという印象です。印象的なダンサーを挙げるとすると、ニュージェネレーションの 「VINYL’s」がとても良く踊っていて、心に刺さっています。「KORIN」は成長していましたね。「ANIMAL FUNK」はシンプルさがとても効果的で、”The Funk” って感じで気に入りました。最後に、自分の個性を信じて踊ってください。ロックの技術も磨いてください。日本をはじめ、世界中には良い先輩がいっぱいいます。見習ってロックを楽しみましょう!
P-KO (R.LOCKS / LOW FAT MILK.T-PAC)
何はともあれ、コロナ前の状態へ完全復活な感じでしたねぇ。バックステージでの、本番前決起集会時の、原田氏のテンションと想いが、終了時まで続いて終わった、良いOSNでした。
予選は、今回は海外からのエントリーも多く、全体的にレベルが底上げされてきてるのが伝わる予選だったと思います。なので、採点枠が狭くなってしまって、限られた上位以外は、せめぎ合いな感じでした。トーナメントはそんな中を突破した32組なので、非常に面白いバトルになりましたねぇ。ぶっちゃけ、当初に予想した通り、決勝に残った2組を攻略するのはどの組かが、楽しみの一つだった展開でした。
決勝、ROADDOGGZ vs BITTER BOX SISTERSについてですが、個人的には、ユカリの気合いの入った頑張りに興奮しました。RISAのグルーヴも相まって、追い詰められたMASATOの変貌も面白かった。てか最初からそのテンションでイケよ…な感じでした(笑)。CiOはやっぱCiOやった…。今のCiOはカッコ良すぎる。ただニーダウン時に問題がアルかも…(笑)。自分の想いでぶっちゃけると、RISAの下半身が上半身のグルーヴに、もう少し付いて行ってればなぁ…印象的だったのは、他ジャンルになりますが、モーコンはやっぱり強かったなぁ。クルーでの見せつけ感はピカイチですねぇ。今回のOSNで、あらためて感動したのはwaaackin、特に準決からはOSN史に残るバトルだったと思います。poppinで言うなら、今回は「MACCHO」に尽きますねぇ。あのグルーブ感と気合いは今回のOSN一でした。
HANA (KONAMI&HANA / へビーバギー)
マスクなし声援あり、元に戻った環境のOSNにとりあえず感動しました。海外勢も沢山来ており、昔の熱量に戻ったのを目の当たりできてめっちゃめっちゃ嬉しかったです。こんな貴重な回でジャッジでの参加をさせて貰えて、本当に感謝しています。ジャッジ席から見る景色はいつも袖から見る景色と全然違うなと思いました。シンプルなことを極めてる人の説得力の高さ。"一歩出る" "LOCKする" それだけで魅せられるダンサーに圧倒されるシーンが多々ありましたね。そして今回若手の勢いもかなり感じ、色んなLock Danceのアプローチをする子が増えてるなと思い嬉しくも感じました。
予選は特に二人の空気感でチームかユニットかがハッキリと分かるな〜とあの席だからこそ感じました。チームだからユニットだから、良し悪しがある訳ではなく信頼関係が見える瞬間を目撃すると単純にドキッとするし、これが2on2の大醍醐味だよな。と強く思ったし、それを感じるのがチームで参戦してる方々に多かった印象です。そして、Danceが得意な人とLOCKが得意な人、やはり上に上がる人はどちらのバランスもしっかり取れてる印象でした。トーナメントからは、BO3〜BO5方式だったのでかなり直感のジャッジをしました。考える間もなく3〜2〜1〜とジャッジの時間が訪れるので、自分の好みだけでなくその瞬間、空間をジャックした人へ手を挙げました。それはジャッジする前から心に決めてた事でもあります。最初2ラウンドは1ラウンドずつのジャッジな為、一瞬一瞬の空気感を変える人や自分の強みを最大限に開放して踊ってた人へ自然と手を挙げていました。ラウンド3までいくと、ルーティンが導入できる為、その運びが上手いチームが勝敗の鍵を握っていたなとも思いました。あとルーティンに入る前にカウントを数えずとも阿吽の呼吸でルーティンに入るチームは、見てるこっちもとてもワクワクし、興奮しました笑!
決勝、ROADDOGGZ vs BITTER BOX SISTERSについてですが、まさに、、頂上決戦、、凄いバトルの連続。そしてこの日一番ドラマチックなバトルでした。最初に2本取ったBITTER BOX SISTERS に対して3本目入った瞬間にマサトのスイッチオンーー!!!笑 その時のマサトの踊りがめっちゃめっちゃ印象的でした。初めてマサトを見た時の衝撃を思い出しました笑。それと4本目のRISAさんがシャツをゆっーーくり脱ぎ、ノリながら前に歩いてくる姿、、、それだけで痺れました。音の聴き方がとても独特で絶妙な間で止まるとこやシルエットが物凄くカッコよかったです。ラスト5本目に突入したROADDGGZのマサトソロからのルーティンの質の高さと安定感そして、、かなり音とマッチしていて全てガチっとハマった瞬間だったと思います。鳥肌立ちました。お互いのソロで、手拭いを使って遊びその流れでCIOさんのソロも熱量下げぬまま踊り切っていて5ターン目にして二人の集中力の高さに圧倒されました。印象的なダンサーを挙げるとすると、上でも書きましたが決勝の3ラウンド目の「MASATO」が特に印象的でした。スイッチが入った瞬間って気持ちだけ先走っちゃう事が自分は多いんですが、MASATOは、気持ちは熱くダンスはとても冷静で凄いなーーーと思いましたね。若手でかなり勢いがあった、「RH_lockers」「VINYL’s」は今回かなり爪痕を残したんじゃないでしょうか。見ててワクワクしました!DAY1からDAY2にかけて、「DRAMATICA」の二人はかなりかましてたなーー!と思います。音の表現方法が自由でその瞬間に聞こえた音を表現してるその場で生まれた踊り!見ててかなりワクワクしました。「蛇夢」の二人の音の遊びと空間での遊び方がとてもかっこよく、新鮮さも感じましたし、二人は360度どこの角度切り取ってもかっこいいと思いました。「ANIMAL FUNK」の二人、、、音遊びの天才すぎて脱帽です。出てくるだけで存在感があるんだなと改めて感じました。ただ最後のラウンドの完成版のルーティンをまた改めてあの舞台で見たいなと思いました笑。そして最後に私が一番印象に残っている方は、ベスト4のBITTER BOX SISTERS の「YUKARI」さんです。どんどんリズムが変化しグルーヴが永遠にうねっていてかなり魅入ってました。あっという間にラウンドが終わっていました。