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FOR INTERNATIONAL CONTESTANTS

EVENT REPORT

イベントレポート

OSN VOL.24 BREAKIN' CREW BATTLE

2023.05.10 UPDATE
イベント日程 2023/05/05  12:00-21:00
イベント会場ZEPP NAMBA

 

 

 

Physicx (Rivers Crew / Brother Green)

Break, Lock, Pop, Waackと沢山ジャンルがあったにも関わらず、全体の運営がすごくスムーズで感銘を受けました!どのジャンルにおいても、沢山いいだダンサーがいて、ジャッジとしてだけでなく、観客としてもバトルを楽しむことが出来ました。前回はちょうどパンデミックが始まる前、4-5年前に、日本に来たのですが、今回はその時の若い世代のダンサーが大きく成長して活躍していました。全員凄くうまかったし、僕が知らなかった子でも、すでに世界レベルになっているダンサーが沢山いて、素晴らしかったです!いいエネルギーを持っていて、その場の空気を変えて、会場を湧かせてくれるダンサーを見れたのが印象的でしたね。トーナメントについては、予選をジャッジした時点でもう、凄く上手いダンサー、いいクルーが沢山いて、どのクルーがトーナメントで勝ち上がっていくのかとても期待していたし、面白いバトルになることは間違いないと思っていました。実際に見たトーナメントのバトルは、本当に衝撃の連続でした。みんな本当にいい踊りをしていたし、怪物級のダンサーが何人もいて、ずっと圧巻でした。こんなバトルはどこでも見れるものではない。2000年代前半に韓国のB-BOY/B-GIRL達が盛んに活動していたあの頃が、韓国のブレイクシーンの黄金時代でしたが、それ以上のものをここで見れたと思います。そのくらいみんなのダンスに驚かされっぱなしで、意識が飛びそうでした(笑)。
決勝、MORTAL COMBAT vs Bitch don’t kill my vibeですが、MORTAL COMBATが予選から決勝までを見越してバトルの用意を周到にしてきたからこその優勝だったのではと思います。それだけではなく彼らは本当に普段の練習に手を抜いてないのが見ててわかるし、クルーのメンバー構成においてバランスが取れていました。テクニックだけではなくスタイルムーブや表現力に長けたダンサーがいたり、グルーヴがいいダンサーもいて、そして驚くことにそのクリエイティブ、創造性の高さがずば抜けていると思いました。

印象的なダンサーを挙げるとすると、WAVEZの「RAION」がトーナメントでは最後の方に出てきてタイムオーバーになってしまい実力を出しきれなかったが、元々snsなどを通して彼の踊りを見ていてDAY1の予選から彼に注目していたが本当に怪物級のダンサーだと思いました。僕自身、今回彼に沢山のインスピレーションをもらいました。15歳という若さでパワームーブだけではなくダンスが本当にイケてて、全てを兼ね備えていましたね。日本の若い世代のブレイクダンサーの中でもずば抜けているのではないでしょうか。そして、もちろん優勝したMORTAL COMBATの中にも名前がわからなくて残念ですが3、4人印象的だったダンサーがいます。あとは、K.A.K.Bの「YASMIN」はジャンルのボーダーがなくダンス自体が本当に上手くて見ていて飽きなかったし、すごく良かったです。最後に、まずは、今回このような機会をいただき、沢山の面白いバトルが見れて感謝でいっぱいです。僕にとって沢山のインスピレーションをくれたし、皆さんの努力に最大のリスペクトをおくりたいです。これからも、自分が在る場所で自分のスタイルを磨いて努力を重ねてかっこいい姿を見せて欲しいです。そして何より日本のBBOY、BGIRLが止まることなくシーンを発展させていることがありがたいと感じました。僕も本当に沢山の刺激とインスピレーションをもらったし、嫉妬心よりも感謝の気持ちが大きいです。終わって、韓国や中国に帰ったら、周りのダンサーや生徒達に日本にいって日本のブレイキンのシーンを見てダンサーたちを見て、イベントのあり方を見て、学ぶべきだと言いたいです。


SHIE-CHAN (AIR REAL / Qween Of Qweenz)
出場チーム数は少なかったもののレベルはとても高く、全バトル素晴らしかったです。チームカラーが一瞬で分かるぐらいどのチームからも“俺達はこれだ!!”みたいなプライドが伝わりました。第一線で活動出来るチームが昨今少しずつ減ってる中、長年続いてるチームに入った若い子達がめちゃくちゃ活躍していてとても頼もしい印象でした。
予選は、どのチームも楽しんでいて自分達らしさが出せていたしムーヴの内容も皆が良くて、特にニュージェネレーションが目立っていました。ここ数年若手のスキルやフィジカルの強さが格段に上がっているし、キャリアのある人達も常に進化して深みが出ているので、ほぼ全員が上手くてここまで全体のレベルが高いと、唯一無二のムーヴや突出したスキルやミュージカリティーが印象に残り、強烈に自分を持っている事が最大の武器になるので、凄く差があったわけではなくその瞬間に輝けた印象的なラウンドで決まっていったと思います。予選に上がらなかったチームも、上がったけど順位が低かったチームも、数字だけを気にせず自分達の信じてる踊りを貫いてほしいです。印象に残ったチームを挙げるとしたら、「明石ブレイカーズ」は笑いとチーム力に技術が伴っていて、楽しいバトルをありがとうと言いたいです笑。「LoveTrafficAccident」と「dressedcity」は、職人系やキャラ強めの子が多くて、オリジナリティーもあって良かったです。このまま色々経験していけばとても強いチームになるんじゃないかなと思いました。見たこともないスレッド炸裂の子にはビックリしました!トーナメントについては、途中まで均衡しているバトルが多かったですが、いかにバトルの空気を読んでどちらが早くスイッチ入れるかが鍵になったと思います。フロアでのバトルと舞台でのバトルは見え方も全く違うし、トーナメントになるとどのタイミングで誰を出すか、どのルーティーンをいつ出すかなどバトル運びがとても重要になってくるので、チームがどれだけまとまっているか、どれだけ修羅場をくぐってきたかの経験値で差が出た印象でした。
決勝、MORTAL COMBAT vs Bitch don’t kill my vibeですが、ビチドンは独自の世界観を持っていて惹きつけられましたが、モーコンは全てが計画通りに進んでる感がありました。ここぞという時の武器が沢山あって、それを使うタイミングや成功率など、バトル運びも含めてさすがでした。ルーティーンも面白かったですね。初見というテイで見るようにしてるので、これはジャッジに反映してませんが、ルーティーンを既に沢山持っているのに既存の物をマイナーチェンジしてたりモデルチェンジまでしてたり、観てる人も自分達も飽きないように常に進化しようとしてるところも素晴らしかったです。印象的だったダンサーを挙げると、Gun smoke breakersの「Philip」が凄く良かったです!ファウンドで出ていた「YOUTEE」やK.A.K.B.の「YASMIN」は、TOPROCK だけでゲームチェンジ出来るぐらい出た瞬間バトルやチームの空気がガラっと変わって素敵でした。Top16の時の「TSUKKI」が完璧過ぎました。ファウンド「ISSEI」の、予選で返したムーヴが遊び心とスキルがバランス良くてツボだったし、全体通して余裕と貫禄、進化含めて素晴らしかったです。WAVESの「RAION」も上手過ぎました。あと、明石の「なんざん」君も印象的でした!


GEN ROC (GOOD FOOT / DROPZ)
エントリー数は少ないものの濃いバトルが沢山観れて嬉しかったのと、自分自身もOSN始めクルーバトルに毎年挑戦しているので、ジャッジという立場で見させて頂いてとても刺激をもらいました。予選は、チームによって見せ方も様々だったので難しい採点ではありましたが、ソロでもしっかり見せれる人が多いチームは上位でした。トーナメントについては、常連チームが殆どでしたが、ルーティンの使い方や徐々にギアを上げて後半にピークを持ってきたり、上手く流れを作れてるチームが勝ち進んでいる印象でした。
決勝、MORTAL COMBAT vs Bitch don’t kill my vibeですが、前半はBitch Don't kill my vibeが優勢でしたが、全体的にモーコンが常に完成度の高い動きを展開していて僅差ではありましたが、モーコンに挙げさせて頂きました。印象的だったダンサーは、予選の「Naked Gunz」は、3人で出場していてクルーバトルでは少数でしたが、全員で魅せるスタンスを常に持っていて好きでした。Top8の「YASMIN」の踊りがすごく良くて、それをキッカケに音楽が乗っかっている状態で楽しそうに最後まで見せきれていた「K.A.K.B.」は、すごく印象的でした。

 

 

 

 

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