7チームが参戦した
"BATTLE ATTACK"
優勝は西日本HIP HOP連合チーム
"Forvent"

▼WINNER
Fervent (HIP HOP/滋賀・大阪・徳島・京都・岐阜)

▼2nd PLACE
Knives Out (POP HIP HOP HOUSE LOCK BREAK/東京・神奈川・大阪・熊本)

▼BEST4
Stunna (HIP HOP POP BREAK LOCK/大阪・兵庫・和歌山・福島・神奈川・山梨・長野)
POPOTIN (HOUSE POP BREAK HIP HOP/茨城・千葉・東京・福岡・湘南)

▼JUDGE'S COMMENT

GEN ROC
中高生に限らずですが、自分達がその世代の時よりも情報をもっと早く取り入れる事が出来るようになったからか、レベルが高くなっていると思いました。ただ、自分の色やフレーバーを持っているダンサー、クルーは少なく感じました。その自分達の色を引き出せるダンサーが今回のバトルでは目立っていたかなと思います。誰かがやっている動きでも、自分の色で魅せる事が出来るようになればまたさらに良くなると思います。あと特に先攻で出るクルーに思ったことは、曲を待ってしまっていてバトルの流れを止めてしまうような時が何回か見られました。オールスタイルバトルなので「どんな曲でも自分が出る」というスタンスで挑んだ方が良いかなと思います。そしてルーティンの使い方をもう少し考えてもいいかなと思いました。カウントを合わせて出そうとすると、こちらもバトルの流れを止める原因になるので、自然と流れに取り入れるような方法でルーティンを使うのが自分は良いと思います。優勝したFerventはそこをしっかりこなしていました。
【準決勝Stunna vs Knives Out】
結果は2-1でしたが自分はStunnaに挙げさせて頂きました。バトルの運び方やクルーとしての雰囲気はほぼ互角でしたが、スキルやルーティンの使い方に関してはStunnaの方が上回っていたかなと感じました。
【準決勝POPOTIN vs Fervent】
POPOTINはあまりバトルに乗り切れておらず、空回りしているように見えました。Ferventは終始自分達のクルーカラーを出しつつもナチュラルにルーティンを組み込んでいました。
【決勝Fervent vs Knives Out】
お互いクルーのカラーが引き立ってていいバトルでしたが、準決勝と同じような感じでFerventの方がバトルの運びや流れ、自然なルーティンの使い方が良い目立ち方をしていました。

Takuya
まずエントリー枠がまだまだ余ってたので、もっと東京の学生達にも出て欲しかったです。予選バトルは結構面白かったです。自分が高順位をつけたクルーは隙が無かったかなと思います！ダンスの上手さなどはみんな言うこと無しですが、もっと自由さと言うか、バトル感というか、はみ出た感じのクルーも見て見たかったですね！
【準決勝Stunna vs Knives Out】
このバトルは、いいバトルでジャッジがすごい難しかったです。Stunnaは1人1人の上手さが半端じゃなくて、みんなで楽しんでて良かったです。それを受けてknives OutはMCに言われても無理矢理時間いっぱい使わず、やりきって引いたり、全員が自分たちのスタイルを貫いていてカッコよかったです。自分はそのカッコ良さにしびれましたね。このバトルはどっちが勝ってもおかしくない、いいバトルでした！！
【準決勝POPOTIN vs Fervent】
これもおもろかったです（笑）。POPOTINも、1人1人すごい良かったんですけど、Ferventはソロも良くさらにクルー感がずば抜けていて、安心して見ていられるバトルの運びで流石でした。この試合のFerventは先程にも言った はみ出したクルー に一番近かったと思います。
【決勝Fervent vs Knives Out】
決勝はどちらかが、進んで先攻に出て欲しかったですね。そういう場面で気持ちの強さを見たかったと言うか、踊りもそうですが、バトルの駆け引きももっと出して欲しかったです。でもこのバトルに限らず、この日はFerventのクルー感の良さは確実に群を抜いていましたね。

YUI
全体的に個々のスキルがあるチームが多くいたと思うのですが、それを踏まえた上でクルーの団結力や仲の良さ、雰囲気の良さが自然と出ているチームがバランス良く予選を上がっていたと思います。
【準決勝Stunna vs Knives Out】
個人個人の踊りのスタイルがある上でのクルー対決だったので、全体的に見たらとても難しい内容だったと思います。スキル・クルー感は両チーム共にあったのですが、その中でもワンラウンドずつ見た時に見える隙がない方に手を挙げさせて頂きました。
【準決勝POPOTIN vs Fervent】
どちらもクルーバトルらしいクルー感を出しながらのバトルだったので、見ていてとても楽しかったです！最初のジャッジコメントで挙げた"個々のスキルとクルーバトルらしさ(仲の良さからでる良い雰囲気やチーム感)"を見た時、Ferventは個々のスキルもありながらもクルーバトルを楽しんでいる様子が見えたので、手を挙げさせて頂きました。
【決勝Fervent vs Knives Out】
決勝は特に、ジャッジをしながらも楽しむことができました。Ferventの勝因は、"普段から一緒に練習したりしているんだろうな〜"という安定した雰囲気とチーム感が終始素晴らしかったのと、個々のスキルもあったので、自分達だけでなく観てる人も楽しませる事が出来たことだと思います。しかし両チームともそれぞれの良さを出していて、決勝に相応しい組み合わせだったなと思いました。