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FOR INTERNATIONAL CONTESTANTS

EVENT REPORT

イベントレポート

BATTLE OF THE YEAR 2022 JAPAN

2022.11.05 UPDATE
イベント日程 2022/11/05  14:00-21:30
イベント会場ZEPP NAMBA

3年ぶりに開催された “BATTLE OF THE YEAR 2022 JAPAN”
史上最高レベルと言っても過言ではないこの大会を制し世界大会への切符を手に入れたのは
レペゼン大阪・兵庫・沖縄・石川・鹿児島・フランス
“MORTAL COMBAT”

 

 

▼WINNER
MORTAL COMBAT(大阪・兵庫・沖縄・石川・鹿児島・フランス)

 


▼2nd PRIZE
Body Carnival(京都)

 


▼BEST4
nine states b-boyz(九州)


GOOD FOOT(群馬・埼玉・東京・神奈川・石川・長崎)


▼BEST6
Gun Smoke Breakers(大阪・高知・奈良・兵庫・石川)


Found Nation(日本)

 


///// ショー審査通過順 /////

 

///// DJ総評 /////

DJ TOGACEE
数年ぶりの開催という事と、沖縄決戦という事もあって、バラエティに富んだクルーがエントリーしていました。いつもはバトルのイベントがほとんどで、ダンス自体も見ているようで見る事ができないですが、今回は久々にショーケースも沢山見て楽しかったです。DJプレイ自体はTOP6の1バトル、SEMI FINALの1バトル、FINALの半分なので、かなり数も少なく時間も短いので、あまりマニアックな選曲にこだわらず、かなり王道的なプレイにしました。10分のバトルだと4~5曲で終わるので、起承転結をつけずに同じテンションをキープしたという感じです。クルーバトルはどうしたってもうルーティーンが中心となるシーンになってしまっているので、そこはもう割り切って、その中でどう自分のプレイが出来るかという事になりますが、なかなか難しいですね。超短期決戦なので、そのスタンスで臨む事がDJとしても必要だと再確認しました。ただDJ TIMEにZeppの大バコで爆音で流せるB-BOYソングは最高で、踊るスペースこそ無いものの、自分としてはかなり気持ち良い時間でした。最後はやっぱりモーコンvsボディカで、若いメンバーは入って入れ替わってるものの、やっぱりこの対決になったので、今後の新勢力の台頭に期待したいです。一撃のOPショーという事で会場には懐かしい顔がたくさん集まっていて、タイムスリップした感じでした。
今回もまた歴史の1ページとして刻んで、更に素晴らしい「カルチャー」に発展して欲しいと思います。

更に突っ込んだ感想は、 togacee.theshop.jp の有料コラムでも書いていますので、ご興味ある方は是非アクセスしてみてください~。
 

 

DJ SINSK8
最初の一撃のショーも出場された全チームのショーもどれも素晴らしく、今まで僕が見てきたBOTY Japanの中で最高の一日だったと感じました。また、来年からは川崎に戻るとのことで貴重な大阪開催の場にDJとして参加でき、非常に光栄でした。ありがとうございます。
毎回大きなコンペティションでDJをさせていただく時に意識することなのですが、出来る限り公平になるよう選曲、曲を変えるタイミングに気をつけました。その中で自分のこだわりとして、BBOYバトルですので、breaksは必ず入れるようにしています。また決勝の僕に変わってからの一曲目はせっかくの機会なので何かしたいと思って最初に思いついたことなんですけど、自分の師匠のみっちゃんというBBOYでありDJだった方がいるのですが、その方が昔エアリアルのショーの音源を作る時に使っていたJPOPの曲を元ネタとして後輩のRoger Grooveに協力してもらい僕だけわかってたらいいエモ曲を用意しました。感謝しています。
今回振り返って、一撃のトーゴなどもそうですが、昔から活躍してるチームに若手が加わってチームのDNAみたいなものが薄れず受け継がれていることが印象的でした。後はルーティーンがしっかり準備されてるので、見応えがある反面DJとしては曲を変えるタイミングが難しかったです(笑)。
 

 

 

///// JUDGE総評 /////
WU-TAN, ERi FeNeSiS, JACK, SIN, NORI

JACK
1.ショーケース審査の感想
開催が見送られた間の準備期間によるものか、沖縄開催の刺激によるものか、全体的に事前に想像していたよりもレベルが高く、若くフレッシュなチームでもしっかりとパワーを感じるショーが多かった印象でした。今回バトルに上がらなかったものの「九州男児」「Next Generation」「EDGW CYPHER」「kicks orchestra」は惜しい評価で、各チーム、若いメンバーが多く今後の成長と共に、次の機会に期待したいです。


2.準々決勝のバトルそれぞれについての感想

・Body Carnival vs Gun Smoke Breakers
最初のチーム間の因縁(?)に関するやり取りが印象的でした。単純にイベントに勝つ以外の理由によるものなのか、G.S.Bの方がバトルに向かう雰囲気が濃くなったように感じました。B.Cは内容の多彩さでは上回った印象でしたが、見るポイントでジャッジの評価も分かれたのだと思います。


・Found Nation vs MORTAL COMBAT
全体的にF.Nの方がベテラン主体のメンバー構成で、ルーティーンも往年のネタが多かった印象です。安定感はあるものの内容的には少し見慣れた感じがしたかもしれません。M.Cは前回自分がジャッジさせてもらった2018と比較すると、当時はメンバー入れ替わりの直後で、若いメンバーは経験不足でしたが、今回彼らが育ってきた事により大きくパワーアップしていて、内容のフレッシュさが優った印象でした。


3.準決勝のバトルそれぞれについての感想
・Body Carnival vs nine states b-boyz
N.S.Bも若いメンバーの加入でチームとしての勢いがあり、それがショーケース審査の一位通過に現れていたと思います。正統派な内容を雰囲気と力強さで見せるN.S.Bと、内容の多彩さで見せるB.Cというバトルで、これも見るポイントで評価が分かれる好勝負だったと思います。


・MORTAL COMBAT vs GOOD FOOT
G.Fは高いソロ力、ソロとしてのスタイルの完成度が光っていた印象です。対してM.Cはルーティーンのボリューム感で上回っていたのと、スタイルのまとまりというよりは、ある種のクレイジーさを勢いに繋げていて、パワフルさを感じました。それでもかなり拮抗していたと感じましたが、最後のラウンドでG.F側に少しスリップがあったのは惜しかったところです。


4.決勝についての感想
・Body Carnival vs MORTAL COMBAT
準々決勝から上がってきた両チームですが、決勝でも尽きないバリエーションを見せてくれたと思います。
比較するとB.Cは完成度が高く、M.Cは全体的に荒々しくも勢いがあったように見えました。M.Cはこの日を通じてですが、例えばロング2000の2人合わせ、一点倒立の3人合わせなど、数が多ければスゴい!という分かりやすさがフレッシュで、このバトルでも畳み掛ける勢い、ボリューム感が優っていたように見えました。


5.優勝クルーへのメッセージ
優勝おめでとうございます!
自分にとっては2018の記憶がやはり強くて、あの時のM.Cに対して、クルーメンバーの入れ替わりとしてここが踏ん張りどころだな、と勝手に見ていたのですが、そこを乗り越えた感慨深さがあります。沖縄で頑張って欲しいのは勿論ですが、若いメンバーにはさらに良い経験になるキッカケだと思うので、益々の成長を期待したいです。


6.今大会、最も印象的だったことは何ですか?
久々の開催という事もあり、蓋を開けたら全体の地図が変わっていた印象がありました。若くても惜しいところまで着けていたチームはいくつかあり、来年どう展開するか楽しみであるのと、世界のBOTYでも同様な事は少なからずあると思うので、世界における新しい流れ、新たなチームの台頭、があるのか注目したいです。

 

 

SIN
1.ショーケース審査の感想
非常にレベルの高いショーが多かったと感じています。僕は、細かい項目に点数を付けるのではなく、チームの持つパワーを重視して見ていました。結果、自分が予選通過に選んだ6チームと実際の予選通過チームにあまりにも違いがあったので正直少し驚きました。予選を通過した6チームのショーケースはさすがとしか言いようがない完成度でした。特に「nine states b-boyz」は圧巻のショーケースで、オリジナルメンバーの持ついいところと若いメンバーの持ついいところが綺麗に融合した素晴らしいショーケースであり全く非の打ちどころがない仕上がりでした。また、「Gun Smoke Breakers」も自身のチームの持つ良さを最大限に引き出したショーでHIRO10が魅せるツカミは完璧だったと思います。「Found Nation」と「GOOD FOOT」の安定感はさすがとしか言いようが有りませんでしたし、「MORTAL COMBAT」の自分たちの世界観を引き出したショーケースも素晴らしかったです。また、「Body Carnival」は2019年の前回と大きくイメージを変えたショーに仕上がっており懐の深さを感じさせられました。battleに残れなかったですが個人的に良かったチームとして、1チーム目は「EDGW CYPHER」。カゴメの歌で夕方の公園でCYPHERしている世界観を表現しているところは本当に感動しました。完成度も高くまさに自分たちのルーツを表現している素晴らしいショーだったと思います。2チーム目は「kicks orchestra」。勢いをすごく感じさせるショーでした。振り、ソロの見せ方、クオリティと本当に完成度の高いショーでした。太鼓や祭囃子などの和風な音源でやるショーは定番なイメージがあるものの、完璧に揃えたフリやショーの緩急がとても新鮮でした。bgirlのYUINAのソロも素晴らしく、見せたいポイントも非常に見やすく構成されていました。3チーム目は「NEXT GENERATION」。ものすごく勢いのあるショーで踊っている本人たちの感情がぶつかってくる素晴らしいショーでした。勢いだけでなくソロや個々のスキルの見せ場もしっかり魅せていましたし、SEKISHOのクリケットからのアクロバットの流れは完璧でした。KID QUICKのソロは会場中のすべての視線を集めるように構成が組まれており本大会の中で一番インパクトを与えたソロだと思います。この3チームはbattleに残っている可能性は充分にあったと思っていますし、僕はかなり上位に点数を付けていました。あと個人的に良かった及び感じたチームのショーについて記載します。
YUDELLZ」は4分という短い時間でしっかりソロを入れた大胆な構成にしていたことが非常に印象的でした。「WASEDA BREAKERS」は、ショーの最初に2000年のBOTY FINALの決勝バトルでかかった曲を最初に持ってきたショーの構成には自分たちのルーツを大事にしたうえで今のWASEDA BREAKERSを表現していることにすごく感動しました。「HIGH GROOVE」は、テクノ調でスピード感のあるショーは印象的でした。チームの特色をよく理解しているショーの構成になっていたと思います。個々のスキルと、振りのクオリティが上がるともっと面白いショーケースになるのではという期待感を感じさせてくれました。「明石ブレイカーズ」、、、優勝。


2.準々決勝のバトルそれぞれについての感想

・Gun Smoke Breakers vs Body Carnival
バトル開始直後に、先行のGun Smoke BreakersがBody Carnivalのメンバーの一人をコールしてバトルがスタートしたところで大きく流れが動いたと思います。あのコールを受けなかったことでGun Smoke Breakersが流れを持った状態で終始バトルが進んでいったように感じたので僕はGun Smoke Breakersに挙げました。もし、Body Carnivalがあのコールを受けて立ったら僕のあげる手は変わっていたと思います。


・MORTAL COMBAT vs Found Nation
完成度の高いルーティーンのFound Nationとスキルの高いMORTAL COMBATのバトルでしたがスキルのMORTAL COMBATが押していたと感じました。特にツッキーやカクがパワームーブをした後にファウンドがパワーで返しきれなかった印象になってしまいバトル全体の流れを決めたと思います。もちろん、Found Nationも素晴らしいスタイルで立ち向かっていましたが、battleという状況の中ではパワームーブに対してパワームーブで返しその上でスタイルを魅せれば結果は全然違ったと思います。


3.準決勝のバトルそれぞれについての感想

・nine states b-boyz vs Body Carnival
双方とも高い完成度のルーティーンを持ちその応酬だった非常に判断の難しいバトルだったと思います。イッシンのソロで見せた動きは大きくバトルの流れを動かしたと思います。僕が結果としてnine states b-boyzに手を挙げたのは予想不可能なルーティーンへの起点や、後半で魅せたCAZの情熱的なムーブとチームの熱量でした。本当に僅差のバトルだったと思います。


・MORTAL COMBAT vs GOOD FOOT
前半は正直GOOD FOOTが押していたように感じていました。GENROCのスキルやRyoTOneのアツい感情とでしっかり流れをつかんでいたと思います。このままだとGOOD FOOTの勝利かなと思っていましたが、ルーティーンからハヤトワンのソロで大きくバトルの流れが変わりました。そのあとに靴が脱げてしまうアクシデントがあり、全体的に小さくまとまって見えてしまったことが流れを引き戻せなかった要因だと思います。


4.決勝のバトルについての感想
・Body Carnival vs MORTAL COMBAT
こちらも非常に難しいバトルでした。前半はBody Carnivalが押している印象が強かったのですが、ツッキーがパワームーブでカマしたあたりから流れが変わり始めたと感じていました。MORTAL COMBATが流れをつかんだと感じた瞬間はリョーマがBody Carnivalの挑発に対して返し、KAKUがそのあとにぶちかました瞬間でした。この瞬間に会場全体の空気がMORTAL COMBATに流れたと思います。最後の2分ぐらいでISSINがものすごいパワームーブで流れを引き戻しかけたのですが、ツッキーからのKAKUで戻りかけた流れをしっかりと取り返したお互い一歩も引かないものすごいバトルだったと思います。


6.今大会、最も印象的だったことは何ですか?
今回の大会で最も印象的だったことは、「今後、伸びてくるであろう若い芽がいた」ことです。大会前に出場チームを見たときは有名なチームも多く、予選を通過する候補を想像してしまったのですが結果は大きく異なりました。自分たちが出ていた頃のBOTY JAPANも優勝候補と言われるチームよりも盛り上げるチームがいましたし、予選を通過出来なくても「あっ、この人達は来年絶対結果を残すな」と感じさせるチームがいました。初開催から22年経った今年もそう思わせてくれるチームがいたことはブレイキンのシーンが大きく広がっている証拠ですので非常にうれしかったです。また、バトルについてはかなり判断が分かれたことも印象的でした。今は1回のターンが長く今回も10分のバトルでも大体5ターンでバトルが終了しています。その5回で勝敗を判断するので、ジャッジが「何を」重視してみているのかの違いで今回は大きく分かれたのかなと思っています。僕はどちらのチームがバトルを支配しているのかという流れを重視して判断していました。他のジャッジが何を重視して見ていたかは認識していませんが、これほど分かれた結果になったということはそれぞれが全く違うところを重視して見ていたからかもしれません。そういう意味では今回の5人のジャッジは相性が良かったのかもしれません。最後に、今大会の話とはそれますが最近のブレイクシーンではチーム活動より、個人活動が主流だと思います。もちろん、その流れも素晴らしいことです。個人活動と合わせてチーム活動が活発になるともっと楽しい時代が来ると思います。今回、出場された皆さんはこの日のために凄く努力されたと思います。その努力の中には辛いことも多く、もう二度とこんなことやりたくないと思ったこともあったでしょう。僕たちもそうでした。チーム活動は人と人が関わることなので大変なこともたくさんあります。しかし、チームが出来て23年経ちオッサンになった今でも集まり、みんなで笑えるのはチームがあったからです。今回出場された皆さんは十数年後に2022年11月5日を「あの時面白かったよな。」と言える日が来るようにチームをさらに盛り上げていってください。今回出場しなかった皆さん、4分間誰にも邪魔されずに自分たちのチームを表現できるイベントはBOTYぐらいしかないと思います。自分たちの愛すべきチームを表現する場所として参加してみて欲しいです。そうして、日本全国でチーム活動が活発になれば数十年後には全国で笑顔のオッサン達が集まる時代が必ず来ると思います。
そんな時代が来ることを予感させてくれるような大会でした。
最後になりますが出場したすべてのチームに拍手、
会場、画面越しに応援してくれた方々に感謝、
大変な時代の中に開催してくれたアドヒップ、関係者に敬意を贈ります。

 

 

ERi FeNeSiS

1.ショーケース審査の感想
どのチームもそれぞれの拘りや個性があり、前半が終わっただけでもお腹いっぱいで、全チーム見終わった時には大満足!って感じでした。特にshowに慣れているチームは、見せ方が本当に上手だなと感じました。「Body Carnival」と「MORTAL COMBAT」はさすがの安定感でした!ハッピーなボディカとシリアスなモーコン。どちらもコンセプトは違うけど、惹きつけられましたね。「明石ブレイカーズ」も大トリに相応しかったです!そしてやはり印象的だったのは「nine states b-boyz」でした。BOTY2011のメンバーも残りつつ、新メンバーもしっかりとあの難しい音どりのshowを踊りこなせてて素晴らしかったです。上がれなかったけど個人的に上位につけていた「EDGW CYPHER」は、バトルでも見たかったです。彼らがいつもやっている公園にリノを引いてひたすらサイファーする練習の地元感を、円から始まるshowで表現したのかなーとか、最後の終わりを始めの出だしに戻すあたり憎いなぁーと思ったり、色々考えさせられ、とにかくいいshowでした!「Next Generation」のshowも個人的に好きでした。世界観はさすがモーコンの血を受け継いでるなぁと思ったし、個々がとにかくスキル高いので見せ場もたくさんあり、難易度の高い合わせも繰り出してくるし、見応えありましたね。人数がもう少しだけ多ければ厚みが出てあがれるところまで行くのかもなと思いました。あとは「kicks orchestra」も良かったと思います。総じて素晴らしいshowの連発でした。


2.準々決勝のバトルそれぞれについての感想

・Body Carnival vs Gun Smoke Breakers
両チームともほとんどのラウンドにルーティンを使うバトル展開でしたが、ボディカのルーティンの緻密さと経験値の高さ、その上にソロ力の高さが勝ちに繋がったと思います。リスクの高いルーティンが多い中でも余裕感が見えましたね。ガンスモはルーティンもしっかり準備していてよかったですが、何度も出るメンバーが限られている気がしました。Yoshのソロ、めちゃくちゃよかったです!


・Found Nation vs MORTAL COMBAT
このバトルはかなり接戦で、1ラウンド差で私はFoundに挙げました。比較するとFoundは時間の使い方が上手なのと、ルーティンからソロに出す出し方が上手で、ラウンドでは1ラウンド差ではありますが、全体を見ると一枚上手に私は感じました。ツッキーのソロからのイッセイの流れはグッときました。


3.準決勝のバトルそれぞれについての感想

・Body Carnival vs nine states b-boyz
それぞれのチームカラーが全然違うからこそ面白い戦いだったなと思います。やはりボディカはルーティンの難易度が物凄く高いですね。そしてアイディアが面白いです。対するナイステもみんな踊りが上手でかっこいいのでToprockの合わせ一つとってもあれだけ作り込めるのは素晴らしいなと思いました。時間の使い方も大事な要素だと思うので、そういった意味でも流れをしっかりと作り、それぞれの役割も果たしてかましていたボディカに手を挙げました。ただこの日を通してナイステは九州レペゼン、上の代からしっかり下の代へもイズムを引き継いでいて、改めていいチームだと感じました!


・MORTAL COMBAT vs GOOD FOOT
モーコンが出てきた時にヨッシーとJUJUがいて、ちょっと涙腺緩みました。歴史を感じましたね。
このバトルも私の中では物凄く僅差なバトルで、「GOOD FOOT」に挙げました。お互いちょっとしたミスが目立つバトルではありましたが、それぞれのチームの良いところとそれぞれ大事にしているところがしっかり出ていた印象です。最後のラウンドのかくちゃんショーセイはどちらにもここで持っていくんだとゆう気持ちがすごく伝わりました!


4.決勝についての感想
・Body Carnival vs MORTAL COMBAT
決勝に相応しいバトルで、両チーム共に自分たちの武器を思う存分出し合った戦いでした。どちらもよかったのでどこを比べるかになりますが、私はソロ力、ルーティンの緻密さ、難易度、ルーティンの入り方出方、時間の使い方、バトル全体の流れを見た時に、総合的に「Body Carnival」だったかなと思いました。お互い全員ブレイキンでチームみんなで戦ってきてるので、気合の入った決勝は見応え抜群で15分があっという間でした!


5.優勝クルーへのメッセージ
モーコンのみなさん、おめでとうございます。BOTY常連で、ここで何度も悔しい思いもしてきている彼らには、沖縄でぜひかましてきて欲しいです。ファイナルに行った頃から新メンバーも増えてるので、若手のメンバーとあの舞台を経験できるのはさらにモーコンの強みになりそうですね。やるからには世界一を胸に、優勝してきてください!


6.今大会、最も印象的だったことは何ですか?
BOTYはいつも観に行っているので常連チームを見ると、BOTYだなぁーーー!!って感じでしたが、今回は新しいチームが沢山いた事がとても印象深かったです。年々チーム活動ではなく個々の活動が多くなっている中、こうやってshowを作り、ルーティンを作り、仲間と切磋琢磨ここに向けてやってきたんだなと思うと、やっぱりBOTYは目指し甲斐のある特別な大会だなと改めて感じました。あとはあの何度も見てきた「一撃」のshowを生で見れた事。これはもう私たち世代にとっては感動でしかないですよね。最高でした!!!素晴らしい回に呼んでもらえて、感謝しかありません。私自身、BOTY Finalに3度行き、全てが私のダンス人生の宝ですし、ターニングポイントにもなってます。そんな大会でJudgeをさせていただき光栄です。本当にありがとうございました。

 


WU-TAN
1.ショーケース審査の感想
ショーケース全体のレベルがとても上がっていて、人数を活かした構成力であったり音楽へのアプローチの幅が広かったりテーマを持って作っているのが感じられたりと、それぞれのチームが好きな音楽と世界観がありそれを全面に押し出しつつ完成度の高いチームが多かった印象ですね!その中でもショーとして独自の世界観で新たなビーボーイングのスタイルを作り上げていた「狼煙」はヤバかったです!他にも上がりませんでしたが「EDGW CYPHER」のハイセンスかつグルービーなトップロックルーティン、「kicks orchestra」の音楽センスとバイブス高めのトップロックが良かったです!あとやっぱり「明石ブレイカーズ」はいいですね!


2.準々決勝のバトルそれぞれについての感想
・Gun Smoke Breakers vs Body Carnival
序盤からYoshi is stoic の音楽のカラーにマッチした即興性の高いムーブでバトルのムードを持っていき、前半はガンスモのムードのままバトルを進めていったように思います。後半ボディカのハイスキルなムーブで押し返しますがちょっとしたルーティンのミスがあったりした中ガンスモが勢いを止める事なく攻めていたので僕はガンスモに上げました。


・MORTAL COMBAT vs Found Nation
ハヤトワンのスキルフルなトリックスタイル対ドラゴン君のベーシック力の高いムーブで両者どちらの空気に引き込むかという流れで始まったバトル、中盤までその空気の取り合いで譲らずと言った感じでしたがKAKUちゃん&tsukkiのダブル2000でムードがモーコンに変わりそのまま後半戦に流れ、Tsukkiの指名にIssei 君が答えて激ヤバムーブで返すのは熱かったですね!しかしながらそのまま最後までモーコンが譲らないままの雰囲気で終えたので僕はモーコンに上げました。


3.準決勝のバトルそれぞれについての感想

・nine states b-boyz vs Body Carnival
ハルト君のクリエイティブかつミュージカリティの高いムーブに対してハイセンスなトップロックルーティンからのスキルフルなソロでバトルの主導権を取りにいくナインステーツですが、それに対してボディカのオリジナリティ性の高いルーティンからJun1のパワームーブとキャラクターで一気にムードがボディカに流れたように感じます。対してナインステーツは更にルーティンで応戦しスキルフルなムーブで対抗しますがここでIssin君がスキを見せる事なくハイパームーブで固めてきて、中盤でキーマンとなるキョーヘイツーがムードを持っていきつつルーティンからのスーパーソロ。これに対してまたボディカらしいルーティンからのあーちゃんが見事に音楽にのせたムーブで対抗しボディカがバトルの主導権を譲らず。その後ayumu君の世界観あるダンスからのルーティンを見せますが、ボディカは返し方が上手くそれぞれの出るタイミングが良かった印象でした。


・MORTAL COMBAT vs GOOD FOOT
このバトルに於いてもどちらのチームカラーに染められるかという点を重視して見ていましたが、終始モーコン側に余裕があったように見えます。序盤でRYOMA君が落ち着いた中で見せるクリエイティブかつ音楽のカラーを捉えたムーブで一気にムードを持っていった印象でした。その後更にKAKUちゃんのスーパーヘッドスピンでモーコンが一歩も引かず攻め続けたのでモーコンに上げました。


4.決勝についての感想
・Body Carnival vs MORTAL COMBAT
両チームともスキル、オリジナリティ、ルーティン、ミュージカリティと全て隙がない中どちらも攻め続けるバトル内容で、モーコンのRYOMA君とMACCHANはバトルのムードを持っていくのがとても上手くてそれに加えて他のメンバーのスキルが炸裂していた印象でした。しかしボディカもメンバー一人一人の出るタイミングが上手くてチーム力が高いと改めて感じました。


5.優勝クルーへのメッセージ
本当に昔から常に今も最前線で活躍していてリスペクトしかありません!応援しています!


6.今大会、最も印象的だったことは何ですか?
新しいチームが沢山増えていた事ですね!そして昔ながらのチームも新しいメンバーを入れていたりと世代を越えての歴史を作っていて、ビーボーイングの発展を感じました!それはやはり日本のシーンを作ってきて頂いた偉大なる先輩方がいて、それぞれのチームで感謝を持って引き継いでいるスタイルがあって、そんな愛を感じました。

 

 

NORI
1.ショーケース審査の感想
4分間といういつもより短くなった分、質の高さやスキルの高さ、コンセプトなどしっかりとクリーンに凝縮して見せれていたチームはワクワクしたし見やすかったです。


2.準々決勝のバトルそれぞれについての感想

・Body Carnival vs Gun Smoke Breakers
自分の中では1ラウンド差のとても僅差のバトルでした。あと何があったかはわかりませんがガンスモのドラマチックな魂の叫びにはグッときました。


・Found Nation vs MORTAL COMBAT
ファウンドのBBOYとしての持ってるもののベースの高さを感じました。そしてそれに負けないモーコンのスキルとルーティンという感じの戦いでした。自分の中ではファウンドがクリーンでした。


3.準決勝のバトルそれぞれについての感想

・Body Carnival vs nine states b-boyz
正直ナインステイツの勢いと彼らのチームとしての色、ナインステイツ独特のリズムと踊りに天晴れと感じるぐらい自分は圧勝だったんじゃないかなと思いました。


・MORTAL COMBAT vs GOOD FOOT
自分はラウンドで見てるんですが、ラウンド的にはタイでした。しかし最後のラウンドの締めの良さでモーコンをあげました。それぐらい接戦でした。


4.決勝についての感想
・Body Carnival vs MORTAL COMBAT
今回投入したツッキーとハヤトワンの2人が大爆発して流れを持っていった印象がでかいです。


5.優勝クルーへのメッセージ
自分もファイナル出る組なので、お互い出し切りましょう!の一言のみです。


6.今大会、最も印象的だったことは何ですか?
ナインステイツのメンバーが1位通過でコールされた時に、舞台裏でバトル始まっていないのにみんなで泣いてた事が、このメンバーで戦いたいんだってチーム愛を感じて印象的でした。

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