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To all international contestants... Please check our web page “FOR INTERNATIONAL CONTESTANTS” to participate any events.
FOR INTERNATIONAL CONTESTANTSイベントレポート
イベント日程 | 2022/09/17 11:00-21:00 | |
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イベント会場 | パシフィコ横浜国立大ホール |
ファイナリスト45組が出場した世界最高峰ストリートダンスコンテスト “JAPAN DANCE DELIGHT VOL.28 FINAL” エントランスのFILA STAGE、スポンサーブース、キッチンカー等、コロナ禍以前のコンテンツがBACK AGAINし、より熱気が戻ってきたJDD VOL.28 FINAL。優勝はブレイキングチーム “九州男児新鮮組” !見事3度目の優勝を手にした!
▼WINNER
九州男児新鮮組(BREAKING/福岡)
KOJI
素晴らしいパフォーマンスでした。ずーっと花火が打ち上がりっぱなしでスキがなかったと思います。チーム力がまさってました。
DOMINIQUE
今回JDDのジャッジをするにあたって、45チーム全部チェックして、審査に臨みました!九州男児の色々な動画も当然チェックしまくりました。しかーーし!九州男児は多少のミスはあったモノの、過去の自分達を凌駕したようなダンスをJDDのステージで繰り広げていて、「皆んなで踊って騒ごう!騒ごう!」の合言葉を終始体現していて、圧巻のパフォーマンスでした。審査発表の時の大号泣を見て、この日までにどれほどの苦しみを乗り越えてきたのか?と…。パフォーマンスを思い出すだけで泣けてきます。本当におめでとう!素晴らしい優勝だと思います。
RISA
高難易度な技を最後まで完璧に決め、終始うわぁー!!!となり楽しませてもらいました。本当に凄かった。。立ち踊りの部分ももっと見たかったです。とにかく圧倒されました。
CRYBER
とにかく物凄いパワーとスキルが爆発し続けていました!驚きと楽しさが交互にやってくる感じで、次は何が起こるのかとワクワクさせられました。狙った音で狙ったムーブをするのは、BREAKINだとかなりのスキルが必要になる訳ですが、観ている人を不安にさせない完璧な動きの連続で次々決めていくので、どんどん引き込まれました。またチーム力も強いですね。自分達のチームについて考え抜かれていて、強みをしっかり理解してるなと感じました!流石の一言です!
MADOKA
これぞ我らの武器なり!という確固たる自信がショーから出てました。ブレず恐れず緩めず。まさに九州男児を見たという感想です。この一本通った筋みたいなものが彼らの強さだなと思いました。
HAL
流石と言った一言では終わらせれない程、大人数で技を隙間なく埋めていて展開も良く、更に技が詰まっているにも関わらず見易い構成と流れが素晴らしかったです。全員のスキルの高さの統一感も流石だと感じました。
SOULJA TWIGGZ
最初から最後までトップギアで、一瞬もあきる事なくリスクある技をなんなくこなすことの裏側にあるPAINとバックボーンを感じるショーケースに男としてのかっこよさを感じました。一人一人のムーブでも目を惹きつけられる中、派手な組技からのさらに技の応酬で、パフォーマンスしている本人たちも会場の空気も見てる自分も最高潮な状態だったと思います。krumpでいうOVER BUCKでした。優勝にふさわしいショーケースでした。
▼2nd PLACE
Anthology.(WAACKING/愛知・兵庫・岡山・大阪)
KOJI
最初の立ち姿からバチっと決まっていて衣装もかっこよかったです。ダンスのキレやパッションが素晴らしい構成と振り付けもよかったです。
DOMINIQUE
作品として今回のJDD中で一番嫉妬した作品です。鳥肌祭りでした。JDDでは、これまでwaackingというジャンルで結果を出してきたのがRm sister以来出て来ていなくて…そんななかなか評価されない中で、今回の作品でここまでど真ん中で、ど直球で自分達のジャンルをレペゼンして勝負してきた5人のwaacker。今回のJDDの中で最大のリスペクトを送ります。
RISA
しなやかさをキープしつつ、パワフルでスキルフルなルーティンとソロ、それに加えてステージを楽しんでいる表情と全てがドラマティックでした。
CRYBER
全員が1つになっていてカッコ良かったです!あそこまでエネルギーが表に出ているのに、一人一人軸がぶれずに踊りきるのは本当に凄いです。5人のフォーメーションやお互いの立ち位置も崩れることなく、とても観やすくしっかり興奮できました!また最初の衣装もチームの攻める姿勢と合っていて個人的には好きでしたね。「始まるぞ!」って感じがど頭から感じられて引き込まれました。曲も良かったですね!JAZZYでスピード感がある曲に全く負けてない疾走感に魅了されました。
MADOKA
あっぱれでした。自分のジャンルをしっかりレペゼンしつつ自分達の解釈と発想を混ぜて尚且つ説得力のあるダンス力に「戦う」気持ちも乗っかってる。パーフェクトに近い形で全局面にアプローチできてると思います。
HAL
waackingのスキルは勿論なteamでしたが、個々の踊れるジャンルの幅が広く感じられ、jazzテイストな場面も有ったりとラストまで引き込まれる作品と踊りでした。contestとして意識された攻めのある作品でとても好きでした。
SOULJA TWIGGZ
最初から目を惹く入りで、引き込まれました。構成や移動してる最中、一人の見せ場の周りの動きなど細かい工夫からの全員の合わせ、統一感が素晴らしかったです。身体がリズムとってない場合でも腕のふり、質感のみでアッと言わせる部分はkrumpと通ずるところもあって、見ていておもしろかったです。
▼3rd PLACE
MORTAL COMBAT(BREAKING/大阪・兵庫・沖縄・石川・フランス)
KOJI
新しいアプローチをしようとしている感じが新鮮でよかったです。ここも百戦錬磨のチーム力が出ていて素晴らしかったと思います。
DOMINIQUE
持ち得る全てのスキル、パワー、表現、イメージを注ぎ込んだ作品で、少しのミスや少しの衝撃で崩れるかもしれないギリギリの道を突き進んでいるモーコンに、凄いチャレンジ精神を感じました。モーコンの突き進む姿が本当にカッコいい!
RISA
クオリティの高さ、音楽と雰囲気、Breakin'を通して、他にないモーコンの世界観がとても印象に残りました。
CRYBER
新しい魅せ方が沢山あってビックリしました!BREAKIN'はリズミカルな曲を選ぶことが多いですが、どちらかというとしっとりとした選曲をされていたのも、新しさを感じました。一番驚いたのは、ムーブ中に左右から押されながら前に出てくる動きは観たことがなくて、脳みそが揺さぶられました!こんな魅せ方があるのか…と。そして一人一人のオリジナリティ溢れるムーブは流石でした。チーム力も高くどこか1つ捻ってくる発想はとても観ていて面白かったです!
MADOKA
スキルと発想は今大会ズバ抜けてました。彼らがさらに次のステージというか今の自分達を進化させに行った作品かなと感じてチャレンジの姿勢が見えました。今回それがハマりきっていない部分が見えてしまいましたが、ストリートダンサーは昨日を切り捨て明日に向かうことが真髄だと思うので、それを体現した彼ら自身を誇ってほしいです。
HAL
今回は新しいモーコンが見れたなと感じました。新しい自分達の世界を生み出して来ているなと思いました。ストーリー性のある作品で衣装もお洒落で映画のワンシーンを観ている様な感覚でした。力強い技だけでなく繊細な動きや技から技への繋ぎ方も好きでした。
SOULJA TWIGGZ
衣装、曲など、踊り意外の部分でのこだわりも感じられて、アーティスト集団だなと感じました。今回出場チームの中で一番かっこよかったです。内容も新たな角度の攻め方にチャレンジ精神を感じましたし、進化を止めない事に感銘を受けました。一人一人のスペシャリティの高さに引き込まれていたので、高評価させていただきました。
▼SPECIAL PRIZE
咫和巵×無名(HIP HOP/京都)
KOJI
トップバッターから勢いよく飛び出ていて終始エナジーきらさずHIP HOPしていて見ていて気持ち良かったです。
DOMINIQUE
1番目のパフォーマンスで、いきなりジャッジと客を殺しに来た咫和巵×無名!同じヒップホップダンサーとして、こんな命削るようなパフォーマンスをするチームがいるのが衝撃的でした。それが、あのデカいステージで成立する確率の低さをビビってない四人が本当に素晴らしいし、それを成立させた咫和巵×無名は、今回のJDDで奇跡を成し遂げたチームの一つです。
RISA
Aブロック1番、トップバッターにも関わらず、存在感がありました。ねっとりした中にバランス良くキレとパワーが加わりカッコいいHIP HOPでした。
CRYBER
トップバッターで完璧なshowを観せて頂きました!ど頭の4方向から飛び出してきた所から、心捕まれました。「何かやってくれそう!」とワクワクさせられましたね。クラシカルなビートに勢い•ヴァイブス•グルーヴがマッチしていてとても気持ち良かったです!4人であそこまで勢いがあると、途中で失速してしまいそうですが、最初のパワーのまま完走出来ていたのがホントに凄いです。ステージから飛び降りる終わり方も、会場を魅了していましたね!最高でした。
MADOKA
彼らのせいで基準がかなり厳しくなってしまったぐらい食らいました(笑)。一発目で全てを自分たちのものにするパワーと気持ち、そして自分たちのジャンル愛を感じました。あとはそれをさらに超える説得力があれば優勝できるポテンシャルがあると思います。
HAL
彼等のセンスに脱帽でした。大会の出番も1番だったのにも関わらず、2ブロックが終わるまで記憶に残っていました。振付、選曲、構成全てが計算し尽くされているかの様に感じる作品とdanceでした。
SOULJA TWIGGZ
まさかトップバッターでこんなにかます?とみんなびっくりしていたと思います。普通ならガチガチになる所をのびのびとパフォーマンスして楽しんでましたし、内容も見てて飽きない構成とエネルギッシュでパワーがラストまで落ちず等身大の若さと心技体が一番兼ね備わったパフォーマンスをしていたと思います。ステージから落ちる終わり方が大丈夫なら自分たちもvol.24の時やりたかったです(笑)。
MAD ON J MASTERS(BEBOP/大阪)
KOJI
前回ジャッジの時も見ていて印象に強く残っています。BeBopの次から次へと畳み掛けるステップと構成力とエンタメ性が非常によくマッチしていて、さすが5年連続final 出場しているだけあると思います。素晴らしかったです。
DOMINIQUE
後半の畳み掛け具合は、本当に秀逸でした。スピード感と、音楽性の高さは見るモノ全てを圧倒するチカラがありました。一位~三位に入ってもおかしくない圧巻のパフォーマンスでした。
RISA
それぞれの個性が活かされ、その色が混ざり1つになったEntertainmentでした。スピード感あるステップをクリアに表現し、チームの空気感やシルエットも音楽に染み込んでいて引き込まれました。
CRYBER
JAZZのクールさと激しさをしっかりと表現されていて、とてもカッコ良かったです!途中でSessionの要素を織り混ぜながら、魅せる場所でバッチリ合わせていくところは流石でした。僕もJAZZで踊るので分かりますが、あそこまで細かなSTEPを合わせ続けるのは、かなりハイレベルな事です。特に最後の全員での畳み掛けは、ホントに興奮しました!あれだけ激しいSTEPなのに、最後まで余裕の笑顔がキープできているのも素敵でした!
MADOKA
これぞBE BOPでしか出せない最大の強みをフルに出したチームでした。セピアの雰囲気とスピード感とライブ感がしっかり音楽にマッチしていました。もう一つパワーというか会場を引っ張る牽引力があれば優勝もできたと思います。
HAL
お洒落は勿論の事、そこにパワフルさとキレが身体から音が見えて突き刺さる様に伝わりました。後半の音が早くなるシーンでは早さが心地良く感じる位動きが繊細で素晴らしく表情も豊かで素敵でした。
SOULJA TWIGGZ
見ていてめちゃくちゃ気持ち良かったです。踊りももちろんですが、常に動き回るような構成が曲にハマってましたし、ラストスパートの部分で持っていかれ、自然と手が上がってしまっていました。時間の使い方、タイミングが上手な印象でした。
VIBEPAK(HIP HOP/東京)
KOJI
終始パッション全開で音ドリと構成もよくかっこよかったです。
DOMINIQUE
パッション溢れるパフォーマンス!その中にしっかりと冷静にCOOLな要素もあり…COOLな瞬間の中でも、しっかりとパッションが込められていて、音楽の流れの中での緩急の見せ方が凄く、自分達のパッション!パワー!スキル!をセッション感満載で、リスクを恐れず立ち向かっている4分間!圧巻でした。こんなにヒップホップの良さが色濃く込められているチームは、無茶苦茶少ないし素晴らしい!
RISA
枠をぶち破った様なダイナミックなフリー感とパワフルなグルーヴ感が印象的でした。1人1人の個性が全く違うニュアンス的感覚の中に一体感があって、ストリートのカッコ良さを感じました。
CRYBER
物凄い迫力と気迫を感じました!ジャンルにとらわれない1つの塊、音楽を生き物にした感覚がありました。使っている楽曲にも引き込まれましたね。シンプルな音数から始まり、BPMが上がったと思ったら、元に戻りつつ音数が増えたり…変化の多い音に対して、踊り方や人数を変えながら次から次に変化させていく魅せ方は、とてもスリリングで迫力がありました!Sessionの距離感も普段から踊ってないと身に付かないスレスレの感覚で、お互いの信頼感も感じることができました。最高にカッコ良かったです!
MADOKA
自分たちの思うダンス感をまさに会場全員に押し込んだチームでした。これがダンスだそ、踊りってこれだぞ、というある意味わがまま的な強さを感じました。ここでいうわがままとは己を相手に己のままぶつける我がままという意味です。しかしダンス力とそれぞれが思うダンス感を持っているチームの集まりがこのJapanなのでそこに作品として「思考する」ことと魅せることへの執着が優勝チームの方が勝ってました。
HAL
目が離せなかった。釘付けでした。私の中で新しい世界を魅せて貰えた感が凄い有ります。発想力、構成、1人1人違うスキルがまとまった時と解放された時の爆発感の温度差がある作品で最高でした。
SOULJA TWIGGZ
めちゃくちゃ黒かったですし、かっこよかったです。 入賞チームと比べると全体的にもっていききれてない印象もありましたがLIVEを感じましたし、集団で広くステージを使う様子は迫力がありました。良くも悪くもLIVE感が強くアクシデントぽく見えてしまうとこもありましが、そこをカバーするエナジーやいきなりの2ペアのルーティンなど見ていて気持ちよかったです。去年の準優勝ネタも生でみたいなと思いました。
▼JUDGE
SOULJA TWIGGZ, DOMINIQUE, RISA, KOJI, HAL, CRYBER, MADOKA
KOJI
まずは魂こもったダンスを見せてくれたファイナリスト全ダンサーに感謝します。自分達のレペゼンするジャンルの色々なカラーを見せてもらい大変刺激を受けました。自分的なジャッジポイントとして、音とダンスは必ず表裏一体、ダンス(振付)と楽曲がマッチしているか、という所をポイントとして見させてもらいました。あらためてダンスはスキルだけではなく音とリンクする事で人の心を揺さぶる事ができると思いました。入賞以外では、自分はハウスをレペゼンしてくれた全てのチームに感謝します。これからも長く踊り続けて欲しいです。あと、「sangría」は、個人的に非常にかっこいいと思いました。2人ともダンス最高でした。
DOMINIQUE
JDDは、僕にとって20代の全てを懸けた唯一無二のモノです。今のファイナリスト達は、そこまでの思いがないのかな?と思ってたのですが、45チーム全ての子達が、全身全霊で戦いに挑んでいて、本当に嬉しく思いました。今回ジャッジして、そこが一番嬉しく感動しました。今回の審査のポイントは、本番の中で呑まれることなく、自分達の見せたいパッション!パワー!スキル!構成力!ストーリー!パンチライン!など、全ての要素を何処まで出し切れたか?を重点的に審査しました。入賞チーム以外では、「HARUKI & RIKU」は、今回参加チームの中、トップクラスのパッションを込め続けて成立させた上に、高いテクニックとサプライズを詰め込みまくったチームです。観客全員の心臓に届くパフォーマンスでした。圧巻です。「LOW FAT MILK.T-PAC」は、今回のJDDで一番のTHE DANCE!!のパフォーマンスでした。一人一人の能力が高いのは当たり前!その中でも後半からの畳み掛けがヤバすぎて死にました。P-KOさんのエグさ!タケCのパッション!ヒサエのフィーリングの高さだからなし得たパフォーマンスだと思いました。「Frookies」は、全員のルーティンでのフィーリングが無茶苦茶刺さりました。サッチェのソロは座席から落ちそうになるくらい喰らった。「ゴーとちびゆり」は、ドラマを見てるかのような流れで大好きな作品でした。曲と踊りのイメージのマッチの具合がヤバすぎて発狂しそう。「Drip nuts JAM」は、あんな高難度な曲で、ここまで表現しきれるのは、彼らしか出来ないと思い、感嘆しました。その中でもセッション感を消さないバランス感覚は秀逸すぎます。大好きすぎる。「Amichoke+MAI」は、これだけリラックスしていて、遊んでるかのようなパフォーマンスの中で、質感や音楽性がしっかりあり、何より一番ヒップホップ愛を感じさせるチームでした。彼女らの4分間で、ヒップホップダンサーとして無茶苦茶気持ちを持って行かれて最高の気分になりました。そして少し嫉妬…。「VIVA J ORCHID」は、後半に畳み掛ける流れ!素晴らしいと思います。足からピアノの旋律が見えました。パッションがありながら女性らしさも見せられる素晴らしいチームでした。「Bull Sugar FUNK」は、JDDの一日を通して一番盛り上げたチームの一つです。盛り上げるだけでなく、パワー!スキル!もしっかり見せつけていて素晴らしいパフォーマンスでした。「マタハリ」は、THEエンターテイメントでした。DIN DAA DAAが今だに頭から離れません!それくらい衝撃をいただきました。「HAKUZI+Tg.stain」は、パワー!パッション!グルーブ!満載のチームで、ヒップホップ臭さが無茶苦茶刺さったチームです。素晴らしいパフォーマンスでした。「BOUNSTEP」は、この日、JDDのステージで一番遊んで、楽しんでパフォーマンスしていたチームだと思います。ダンスの上手さは当然!その上に遊び心と音楽と戯れる感覚を、このステージでやり切れる二人は素晴らしい。
RISA
45チームどこが入賞してもおかしくないくらいハイレベルで、作品へのこだわり、音楽に始まり振付、構成、技術、衣装、チームが出す色など、多種多様で少しでも見逃すまいと集中し過ぎて翌日まで頭痛がしました。45回、心音スピード変わったのを覚えていますw。音楽から作品を通して、技術や構成は勿論、感性やアイデアなど審査ポイントとしました。そして、まだまだ何かと制限のある中で主催のADHIP、関係者の方々、出演者、観客、会場にいたみなさんの熱量の高さが凄く、特別なエネルギーを感じました。大規模な会場に響き渡る拍手と声援、まさに「Back Again」の回にJudgeとして関わらせていただき本当に感謝しています。「LOW FAT MILK.T-PAC」は、パッションが強くそれでいてカッコ良くて渋い。。。RobotとLockin'のルーティンはもっと見たかったです。そして最後の去り行く背中は渋さ倍増でした。「HARUKI&RIKU」のJDD仕様の凝縮ルーティンは技術力、アイデア、感性、経験が詰め込まれていて、まばたきする間が無かったです。息のあった師弟コンビだからこそ成し得る技の数々でした「Frookies」は、1人1人が個性的で、楽しそうに踊っていたのが印象的でした。ルーティンの中にフィーリングも強調していて、自然とノリながらみてました。「W.Lockin Crew」は、音楽、構成、ダンス、人間性がにじみ出ていてカッコいいLockin'でした。「EXmatic.」は、実力ある2人だからこそ、スキルと質感に説得力があってカッコよかったです。「sangría」は、女性のカッコ良さとナチュラルなグルーヴ感が良かったです。「マタハリ」は、10年の想いが詰まったステージを生で見れて良かったです。最初の出だしとDin Daa Daaが最高でした。「Bull Sugar FUNK」は、パワフルで安定したダンススキルに笑いのツボがあって楽しかったです。やはりキャラ濃でした。「DRAMATICA+AMIGO」の常に挑戦する彼女達の姿は堂々としていて、今後さらに突き進むだろうなと感じました。「Mojo D'soul」は、全体的に雰囲気がカッコよかったです。
CRYBER
まずはJDDにJUDGEとして呼んで頂きありがとうございました。今回は「Back Again」というサブタイトルにも想いが込められているように、会場全体が喜びと興奮で熱気に包まれている印象を受けました!JUDGE席の後ろから押し寄せてくる歓声は、物凄いものを感じました!歓声アリのJDDは迫力が違いますね。全体的な印象としては、とにかくスキルが高いチームが多かったと感じました。個人個人のダンスのスキルはもちろんの事、チームとしての魅せ方やチームの強み•カラーがどのチームもしっかり出せていた様に感じました。同じジャンルであっても、こんなにも魅せ方が違うのかと、こちらが勉強になりました。そんな中でも更に際立って「いいなぁ~」と思えるチームのポイントとしては、メンバー同士の距離感や関係性まで伝わってくるチームがグッときました。分かりやすく例えるならば、show中でもお互いが会話している様な心のやり取りが出来ているチームです。show創り以外でも同じ時間を共にしているんだろうなと感じられるチームは、自然と同じ方向を向いていて、魅せ方もわざとらしく常にエネルギーがこちらに飛んでくる様な作品になっていました。その中にアイディアや工夫、爆発力がバランス良く散りばめられているチームは特に印象に残ってます。入賞していないチームの中でもカッコイイチームや印象的なチームが沢山ありました。選ぶのが大変なくらい…個人的に印象を受けたチームを紹介させて頂きます。まずは「BetRey」。音へのアプローチの仕方が好きでしたね。体全体を使って表現しながら、細かい音も意識して細かく合わせていく感じがとても気持ち良かったです!「ゴーとちびゆり」はジャンルはLOCKになっていますが、LOCKを越えた表現の仕方で、観いってしまいました!オリジナリティ満載で笑顔が素敵で最高です!独自のスタイルで突き進んでほしいです!「ricordo」も素晴らしかったですね。まさか担いで出てくるとは…魅せ方や発想が僕にはなくて、シンプルに『凄い』と思わせてもらいました!JAZZのしなやかさにダイナミックな要素もプラスされていたのがとても印象的でした!台湾の「Kuang」は台湾DANCE DELIGHTでジャッジをやらせてもらったときの優勝チームですが、台湾で大人気なチームだったので、日本でどんなパフォーマンスをするのか楽しみでした!日本でも☆のサインは盛り上がっていて、嬉しくなりました!「Drip nuts JAM」は独自のチームの色があって面白かったです!3人の距離感も良かったですね。お互いが信頼し合えているのが伝わりました。「Sons of Miles」は僕と同じ数少ないJAZZY BBOYスタイルのチームで、決勝の舞台で観れたのが嬉しかったですね!急遽二人になってしまいましたが、しっかりJAZZY BBOYをレペゼンしていました!「CNS」の空気感は好きでしたね!仲間との目線を常に合わせていて、自然体でいる感じと楽しもうとしているのが伝わりました。ファションも渋くて良い感じでしたね!「ファンファーレ」は女性二人でいながらとてもパワフルでした!しかもBPMがあれだけ早いのに、体の軸がぶれないのは凄すぎました。素晴らしかったです!「LOW FAT MILK.T-PAC」の3人はカッコ良かったです!渋くてファンキーでスピード感もあって、魅了されました。《Move On Up》で繋がっているのも素敵でした!
MADOKA
今回ジャッジさせていただきありがとうございました。コロナ禍ということもあって今まで当たり前にコンテストというものがあった時代とは違ったディライトだなと思います。これはいい意味でなのですが勝ちに行ってるチームが少なかったというのが率直な感想です。前はどうすれば勝てるかやどんな発想を自分のダンスと共にぶつけるか、というチームが基本でしたがこの舞台で踊れるだけで目的を達成しているかのような清々しいチームが多かったです。とは言ってもやはり勝ちにこだわり自分のダンススタイルをブレずに表現する説得力あるチームが入賞したなという感じでした。入賞チーム以外についてですが、まず、全チーム上手いが当たり前という状況でした。その中で自分と自分が選んだジャンルと音楽、つまりかっこよさ、そしてそれを乗せる作品を会場にぶつけるかという戦いだったなとおもいます。「LOW FAT MILK.T-PAC」は、ぶっちゃけ食らいました。俺の中では理屈抜きで1番食らったチームです。かっこよかったです。「HARUKI & RIKU」は、このチームも「カッコよかった」がまず1番にくる。そして完全なるオリジナリティと説得力がありました。まさに牽引力のなせる技でした。
HAL
今回審査はスキルが高い人が集まっているのは大前提だったので、その中でも各チームの色や踊りが1番しっかり伝わり、更に予測出来ないパフォーマンスや作品、空気感を出せるteamを評価出来たらと思いjudgeをさせて頂きました。使用されてる音楽のジャンルの幅もかなり広がっている様に感じ、"誰もが知っている曲で盛り上げる"といったteamだけでなく"この音を伝える"と感じる難しい音楽を使っているteamも多数で凄く好きでした。入賞チーム以外では「ricordo」は、彼等のセンスと技のスキル、そしてストーリー性の有る作品に、大会だと言う事を忘れる位の世界観で圧倒されました。2人の踊り方は全く違う所がとても良く、それでいて一つにまとまる所と個々を出す所が上手く出されていて良かったです。「HARUKI&RIKU」は、出て来た時からオーラと闘争心が湧き出ているのが凄く伝わり一気に引き込まれました。攻める構成と振付、2人での高速なタットの混ざったユニゾンのスキルが最高過ぎました。大会という事を全面に意識された詰めた内容の作品が私は好きでした。「LOW FAT MILK.T-PAC」は、3人の個々がジャンルを超えて"その人の踊り"と言うのが強く伝わり生き様が伝わるteamでした。ピーコさんのソロは会場も湧きに湧いた位、本当に長年の重みが伝わるdanceが素晴らしかったです。「Drip nuts JAM」は、3人の出だしのオーラが音の世界観とマッチしていてラストまでワクワクが止まらず目が離せませんでした。新しいdanceのジャンルが見れた感覚でした。これからが楽しみなteamだと思いました。
SOULJA TWIGGZ
今回恐れ多くも大先輩たちと肩を並べジャッジさせていただき本当に光栄でした。あの舞台で出場していたときの感動や緊張感が一気に込み上げてきて、懐かしい気持ちになりました。今まで自分たちがTwiggz famで出場してきて、どのようにして賞を受賞してきたか、培ってきたものを念頭に判断させていただきました。飽きる事なく4分間をみせる、随所に散りばめられる細かいこだわりが組み立てる起承転結の流れ、ジャッジだけでなく会場の空気をつかんで用意してきた沸きどころが違和感なくハマってみえる、そしてあとは自分たちのスタイルを表現するなかで、勝ちにいく意識、心技体のバランスといった点を判断基準とさせていただきました。気づいた事として、大きなステージで照明が予選よりも華やかなので、衣装をもう少し気を使ってもいいのかなと思うチームが多かったような気がしました。ダンスシーンだけでなく可能性を広げてくためにはこういった部分はかなり大事なのかなと思いました。あとは曲の部分ですね、曲のつなぎが時と場合によりますが、フェードインで安易に次の曲につなげてるようなチームも多かったので、エンターテイメントとしてそこの拘りも重要かなと思いました。入賞チーム以外では「ricordo」は、入りから人を担いでステージに登場してきた時は北斗の拳、ここは世紀末かと思いました笑 2人なのに常に飽きさせない展開とリスクを背負ったかけあいなど、息遣いを近く感じ心に響きました。個人的には入賞でした。「DELTRIX」は、前半チームの中ではめちゃくちゃよかったです。音楽にあった気持ちいい展開と、三人での掛け合いやアイデア力を感じました。「Drip nuts JAM」は、見ていて気持ちいい中にも、チーム力とHIP HOPの枠に囚われないショーの見せ方が印象的でした。「W☆UNITY」は、虚をつくような構成と途中の組技でステージギリギリを攻めた大技が印象的です。最後のもっていき方が個人的には落ちてしまった感じがしてもったいなかったですが、めちゃくちゃフレッシュでエネルギッシュでした。
最後に、DANCE DELIGHTは本当に沢山の事を教えてくれました。Dance以外に通ずる人間関係の築き方、人間力を教えてくれる場だと思っています。この大会を通して、仲間たちと一回り大きく成長しつつ、なんで入賞したのか、なんで入賞できなかったのかを突き詰めて、試行錯誤してチャレンジすることが、大事だなと思います。自分も頑張ります!またTwiggz Famで出場してJAPAN DANCE DELIGHTにぶちかましにいきます。楽しみにしていてください。