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FOR INTERNATIONAL CONTESTANTSイベントレポート
イベント日程 | 2022/08/02 12:00-19:30(予定) | |
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イベント会場 | CLUB CITTA' |
26チームが参戦した ”DANCE ATTACK!! TOKYO 高校生の部”
優勝は沖縄のLOCKINGチーム “Soooulful”
入賞チームの動画はこちらをチェック!
///// 高校生の部 /////
▼WINNER
Soooulful(LOCKING/沖縄)
Go
絶対に音から落ちない安心感、無理のない身体づかい、キャラクター性、選曲のわりに淡々としているのが良いギャップを生んでいて最後まで楽しめました。燃え盛ってるわけじゃないけど、とても純度・密度の高い青い炎。面白い台本を書いてきたというより彼女たちのお喋りが面白い、そんな風に見えました。前に出てきて各々がフリーで踊るところだけ、少しもったいなさを感じましたが、まだまだ奥行きがありそう、とても素敵でした!
井出恵理子
すごくシンプルなのにインパクトが一番強かった!難しい技やステップをサラッと簡単そうに入れていて、その中で空間を楽しむ余裕まで見えた。揃って見えるのにそれぞれの個性がしっかりあって、組んで2ヶ月というのにビックリしたけどなるほど!と思いました。
KYO
リズムとノリが気持ち良く、絶妙に力が抜けていた事が、際立っていたチームでした。勝つことだけを意識するのはなく、練習で集まって、3人で作品を作る楽しさを共有している風景が、こちらにも浮かぶようにナチュラルな遊び感覚がありました。無理し過ぎないからこその、3人の個性や関係性も感じれて、気持ちのいい作品でした。
AKIHITO
フレッシュで独特のフレイバーを感じれるパフォーマンスでした。選曲のエネルギーと個々が持つ表現力の相性が合っていて良かったと思いました。
yu-ki.☆
一番音楽とマッチした作品だったと思います。3人とも個性がありつつもユニゾンやリズムは揃っていて、最後まで気持ちよく見れました。
▼2nd PLACE
Baby Boo(HIP HOP/三重)
Go
後半に行くにつれどんどんと引き込まれました。曲の繋ぎもうまく活かせていてとてもナチュラル。一語一句聞き取りやすいダンス。個人が立ちつつも2人で一つ、嘘のない距離感、等身大の踊り。この2人、この2人なんだ!!という気持ち良さ、しっくり感でした。開始数秒でもう少し存在感を感じる何かがあれば、さらに引き込めると思います。
井出恵理子
このチームにしか出せないカラーなんだろうな、と感じました。遊び心もあり、時にハッとする構成もあり、最後まで目が離せなかったです。
KYO
お互いの呼吸を感じられるように、且つ魅せることも怠らない作り込まれ方から始まって、引き込まれました。中盤から後半でも見せ場が多く、身体の流れや使い方が気持ち良いので、目に残る瞬間が沢山ありました。ただ、隙を無くすように作り込むことで、見せ場の一つ一つが際立たず、同じテンションがずっと続いてしまって、決定打を与えられずに終わってしまった感も残りました。敢えて隙を作ってしまっても、それをプラスに出来る力が2人はあると思うので、これからの経験を大事に進化していってほしいです。
AKIHITO
細部までこだわり抜かれた振付や組み技、そして2人の踊りの方向性や空気感も合っていて、そこにオリジナリティも加わっていることで、パフォーマンスのどの場面にも説得力を感じました。
yu-ki.☆
しっかり作り込まれていて完成度が高い作品でした。2人ともパワーもあり揃っていて、でも細かい表現もしっかり伝わってきました。途中隙が見えたのが惜しかったです。でも、かっこよかったです。
▼3rd PLACE
TWO DOGS(HIP HOP/大阪)
Go
小細工なく、ピュアに踊りで勝負!といった潔さを感じました。強弱や質感のコントロールが際立っていてストレスなく最後まで観れました。カッコよかったです。始まり方が少し急で観る側として追いつくのが一瞬遅れてしまったのでうまく視線をコントロール出来るとより親切かなと思います。
井出恵理子
高校生の部で唯一の男性のみのチームだったと思うのですが、2人の息がぴったりあっていて2人なのに最初から最後までずっと力強くエネルギーが後ろまで飛んできた!とても力強さのなかにしなやかさもあり、技術の先の余裕を感じました。
KYO
個人的には、優勝だと思いました。リズムとフロウもナチュラルに感じれて、溢れ出ちゃってくる気持ちの強さが、踊りに乗っていて、荒々しい些細なところもある事が、"生モノ"だなと思えました。中盤から後半に、きっと隙を無くすようにしたんだと思いますが、冷静な作り込みで繋いでるとこらが少し勿体ない気もしたのですが、ラストにかけて、勝ちを引き寄せる強い思いやパワーを感じて、シンプルにいいなと思いました。これからもっと沢山の経験をして、進化していってほしいです。
AKIHITO
見せ切れる体力やオーバースタンスも素晴らしいと感じたのですが、それ以上に首や腰の強さを感じたので、部分的な見せ方にこだわった場面があればより高得点でした。それぐらい体の部分的な使い方が上手かったです。
yu-ki.☆
ユニゾンの流れも良く、動きもそろっていて、作品というところまで作り込んできていて、かっこよかったです!後半にかけて勢いある作りなのもよかったです。
▼4th PLACE
MyMenBoogie(LOCKING/大阪・兵庫)
Go
技術力が高く雑味のない上手な踊り、と言った印象でした!ただ雑味がないぶん、クセになる要素も少なく記憶には残りづらく感じたので、技術と並行して、自分達にしか出来ない表現を追求するといいと思います。ボーカルやビートの質感やリズム表現はとてもクリアだったので、パーカッションやベースなども同じレベルにもっていけばさらに引き込めるはず。
井出恵理子
始まった1秒から引き込まれました。選曲も音の取り方もおしゃれで、新しくも見えたし懐かしい感じもするような。ときにミュージカル映画を見てるような気分にもなりました。力の抜き加減が最高にかっこよかった!
KYO
自分たちで楽しみながら、見てくれている人たちのリアクションを拾える余裕感も感じれる2人で、気持ちのいいチームだと思いました。2人のテクニックは感じれたし、これからの経験で、視野が広がりもっと深めていくことで、大きく変わる2人だなと思いました。
AKIHITO
この日1番楽曲の使い方や編集が上手かったです。耳でも楽しめる内容でした。それに比例して踊りも見やすくスキルフルで、自分達の踊りはこれだ!というエネルギーも強く感じることが出来ました。音楽が2人の能力を引き出しているようなショーで個人的には非常に高得点でした。
yu-ki.☆
気持ちも動きもガッツリ揃っていて、完成度の高い作品で見応えがありました!パワーも気持ちも伝わるダンスでした!動きはとても良いと思うので、音楽に寄り添っていけるともっと良いと思います。
▼5th PLACE
さくらクレパス(LOCKING/岐阜・愛知)
Go
エナジー!!!が伝わってきました。衣装がカラフルなぶん、それぞれの踊りももっとカラーが爆発するといいなと思いました。チーム的には"アツさ"が売りといった印象なので、もっとぐちゃぐちゃになってでも心を解放する瞬間があったら、、というか観ていて、「もっとくれ~!」と思う瞬間がありました。これからが楽しみです。
井出恵理子
純粋に楽しんで最後まで見ていました!ここで来るな!と思って見せ場が来た時に期待を毎回超えてきてくれて、作り方はきっとシンプルだったと思うけど作品のメリハリがしっかりあって面白かったです!
KYO
メンバー皆んなで、沢山話し合いをしながら作り上げられた作品なんだなと思いました。メンバーの一人一人がこの作品の細部まで把握してるような、清々しい信頼感を感じました。
AKIHITO
開幕から結末まで、いい意味で息の途切れないパッショナブルなパフォーマンスでした。見せ方にこだわった作品だったと思うので、今後6人でステージングをより立体的に捉えることが出来ればより多くの人を説得させることが出来、6人の武器が伝わりやすくなるのだと感じていました。
yu-ki.☆
ユニゾンが隙なく揃っていて、勢いあるパワフルな作品でした。音に対するアプローチがもっと増えたらなと思いました!
▼SPECIAL PRIZE
CoNe_CoNe(HIP HOP/東京)
Go
等身大の爽快感のあるダンスでした!ただ、あまり2人の位置関係やリズムなどが変わらずに後半まできてしまった感じがあるので、後半のリズムチェンジや構成を、前半か中盤くらいにもってきて後半はシンプルに駆け抜けるみたいな方が全体的に締まって押せるかもしれません。
井出恵理子
作品も踊り手も本当にかっこよかったし、上位でもおかしくない。今回の出場チームのラインナップのなかで、決め手となるインパクトが少し弱く感じてしまったのかも知れません。作品が終わった後に、あぁコンテストって本当に難しい、、と思いました。
KYO
年代に沿ったテーマで、振り付け一つ一つの動きが目を引きました。音楽とノリも捉えていたし、見ていて気持ちよかったです。
AKIHITO
とても好きなパフォーマンスでした。コアな見せ方だけに留まらず、自分たちのキャラクター性を活かした遊び心が随所に挟まれて終始2人が取り続けるリズムが楽しかったです。
yu-ki.☆
後半にかけて段々良くなってた印象です。2人が信じてきたカッコいいがぎゅっと詰まったショーでした。かっこよかったです。
Double+Luck(HIP HOP/東京・埼玉)
Go
かなり迷いましたが、自分は1位をつけました。音楽、特にボーカルとめちゃくちゃマッチしていて涙腺が緩みました。終わり方が少しもったいない気がしたので、もう一つ二つ工夫があれば、泣かされていたと思います。伝え方やチームでの役割分担を改善しながら今後もやりたいことを貫いて欲しいです。心躍るダンスでした。
井出恵理子
とてもとてもかっこよかった!だけどCoNe_CoNeと同じでインパクトが少し弱かったかな、ショーケースだったらぶち上がりだろうな、、と思いました!
KYO
長年連れ添った2人なのか、息やバランスがぴったりだったと思いました。その上で、気持ちと気合いの入った踊りで、会場を巻き込むパワーを感じました。ただ動き一つ一つのアクセントが毎回強く、その為、音楽と共に上がっていく流れが、細かく切れてしまっている感じがしました。動きの流れをリセットしないアプローチをどこか少しでも入れだけで、印象が変わる作品だと思います。
AKIHITO
スキルフルな踊りが出来る2人だからこそ説得力があるパフォーマンスだったかと思います。それは裏を返せば新しさや裏切りを求められることだと思うので、曲の繋ぎ目や締め方にもう少し2人のオリジナリティを詰め込めばより高い順位を狙えたかと思います。
yu-ki.☆
衣装も可愛くて2人のライブを見てるかのようなショーでした。エネルギー溢れてました!
Antares fluX(Our style/千葉・神奈川)
Go
なぜか嬉しい気持ちになるショーでした。二人の描く曲線がとても美しく、そろそろ欲しいなと思っていたところで後半にリズムが入ってくる流れも良かったです。欲を言えば、リズムにバリエーションが欲しい、ノリ自体に濃いうねりが欲しい、ラストさらに押し切れれば、、と言う感じでした。もっといろんなダンスやダンス以外も学んで遊んでさらなるOur styleに期待です!
井出恵理子
中盤からガッと良くなったと思いました!前半のジャズの色が強いところは、身体がもう少し大きくしなやかに使えたらもっともっと良くなるなと思いました!
KYO
単純に鏡に向かって練習しただけではない、2人で対話して、実験して作られている空気そのまま、仕上げられた作品のように感じました。ジャンルのMIX感ではなく、経験と感覚でどれだけ自分たちの表現を高めていけるかという、挑戦心をみたように思います。きっとこれからもっと違う作品も生まれていくだろうし、どんどん深まっていくと思うので、また2人の作品をみたいと思いました。
AKIHITO
開幕から結末まで、いい意味で息の途切れないパッショナブルなパフォーマンスでした。見せ方にこだわった作品だったと思うので、今後6人でステージングをより立体的に捉えることが出来ればより多くの人を説得させることが出来、6人の武器が伝わりやすくなるのだと感じていました。
yu-ki.☆
お互いの良さを上手に絡めているなと思いました。しなやかできれいな作品でした!
///// JUDGE /////
KYO, yu-ki☆, AKIHITO, 井出恵理子, Go
Go
全体を通してかなりハイレベルでしたが、こういうプロのチームいるなと感じてしまったり、参考にしてるものがすぐわかったり似通ってたりと、新しい提案をしてくれるチームは少なかった気がします。先生の言うことも大事、SNSやYouTubeですごいダンスはすぐにたくさん観れるし、既に評価されているものを真似することはもちろん大切ですが、それを自分ならどう進化させていくか、とかそれより前に自分が面白いと思っていたことを育ていったり混ぜたりすることも大事にして欲しいなと老婆心ながら想いました。自分なりにアドバイスも書かせて頂きましたが、外から勝手に思ったことですのでそのまま飲み込まず、考えるきっかけにしてもらえたら嬉しいです。高校生の部は心身が踊りと噛み合っているかで少し評価に差が出た気がします。日々成長し子どもと大人の間で揺れ動く時期だと思いますので、内側に意識を向けることもスタイルやナチュラルな表現の肥やしになるのかもしれません。"抜く"という行為が本人達の呼吸の中でやっているか、テクニックとして出しているかでも違いが出たと思います。入賞チーム以外で印象的だったのは「GROOVE FORCE」は、会場を巻き込もうとする姿勢が好きでした、そのまま技術も高めていっていつか会場をGROOVEさせて欲しいです。「Beasty」勢いが良かったです。これでもかと食わされてちょっと苦しかったですが後半くらいになると、それもありかも、逆にクセになると思い始め、転じて応援したくなる感じでした。
井出恵理子
高校の部は入賞チームが割と差をつけていたかな、という印象でしたが、全体的に見てもチームの色が濃く出ていた印象でした。音へのアプローチなど色々含めて、“ 面白い "と思ったチームが多かったです。だけど、面白いを狙いすぎるとスカスカになってしまう。そこにしっかりとスキルと余裕が乗っていたチームは上位に上がったのかな、と思いました。入賞チーム以外では「Neuf」は作品が面白かった。音の取り方も身体の使い方も不思議で見入ってしまった。粗削りに見えてしまった部分があったのがもったいなかったかなと思いました!「Aiolite」は圧巻。身体が音、音が身体みたいな。息を止めて見てしまう空気があった。作品的に個性を見せるのは難しいのかもしれないけど、これからそれぞれに唯一無二感が出たらもっともっと素敵になりそう!
KYO
入賞チームの表彰のコメントを聞いていて、自分の中で納得していましたが、入賞チームの上位、また個人的に気になったチームは、先生に振り付けや作ってもらった作品なのではなく、先生の助言をもらいながら、自分達で考え、作品を作り上げてきたチームだったように思います。正解も分からない、100%の自信も持てないけど、自分達の感覚を信じて、苦悩し仕上げて臨むこのドキドキ感は、先生に細部まで仕上げてもらった作品で、迷いなくワクワク感を解放するだけの子たちには味わえないドキドキ感だと思いますし、このドキドキ感がステージ上でスリルと生感が現れて、際立っていたと思いました。特に高校生部門は、得点に差をつけ辛いチームが多かったです。悩みや感情が、多感な時期だからこそ、誰かに考えてもらうのではなく、自分で考えたものをチームで共有しながら創り上げていく事が、素敵なものを生むんだなと思いました。ハッと気付かされる事が多く、素晴らしい時間でした。入賞チーム以外では、「charme」は世界観作りも良く、5人の個性もみられて、とてもいい作品でした。「Tip-top」は面白いものを持ってるなと感じました。これからが楽しみです。「PANGAEA」は力の抜けたナチュラルさ、序盤のアフタービートで引っ張っていく感じがとても印象に残りました。「Heza」は完成度が高く、個性もあって印象的でした。「tamtam」は、動き一つ一つが気持ちよく、シンプルな動きだけど丁寧に、そして流れもあって、これから楽しみだなと思いました。
AKIHITO
中身が充実してる計算された作品が多い印象でした。そしてクールなチームも多かった分、少しカラーが違うチームが出てくるとしっかりインパクトに繋がりダンサー達もそこに乗っていくような自然な駆け引きやパフォーマンスがハイレベルでとてもよかったです。入賞チーム以外では「PANGAEA」は、他にはなかったフレッシュさと踊りから余裕が見え説得力を感じました。
yu-ki.☆
作り込みも踊り込みもしっかりとしてきていて、とてもレベルが高く、いろんな色のあるチームが多く審査をしつつもとても面白かったです。気合いもめちゃめちゃ感じました。その分、音楽にしっかり寄り添いつつも自分達の感じ方や表現の仕方を武器に作品が作られていて、あの瞬間にステージを楽しんでいたなぁと感じたチームは多くなかったように思いました。本当に上手なダンサーたちがたくさんいたので、プラス自分達・自分のこだわりや音楽への心が踊りにつながっていくといいなと思います!素晴らしかったです!入賞チーム以外では、「Tip-top」はなんだか不思議な世界観と勢いある踊りで印象に残っています。面白かったです。見ていてあっという間でした。「PANGAEA」は優しい感じとドスッと重たい感じが混ざってて良かったです。曲が変わってから印象も変化して良かった分、終わりにかけてもう一つ見せ場があったらまた違ったのかなと思います。「Heza」は出てきた時からパッと2人の色に会場を染めていて、音楽が見えてくるダンスでとても良かったです。流れやパワー、ふとしたシルエットもgoodでした。「Neuf」は流れがきれいでいろんな見せ方をしていて、特に二曲目は音楽とマッチしていた印象があり、よかったです!