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To all international contestants... Please check our web page “FOR INTERNATIONAL CONTESTANTS” to participate any events.
FOR INTERNATIONAL CONTESTANTSイベントレポート
イベント日程 | 2022/04/24 13:00-19:00 | |
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イベント会場 | 藤井寺市立市民総合会館パープルホール大ホール |
予選を勝ち抜いた総勢29組が集結した
“高校ストリートダンス選手権2022決勝大会”
見事優勝し頂点に立ったのは
京都文教高等学校のSOUL&LOCKINGチーム
“ViVian”
▼WINNER
ViVian(SOUL&LOCKING/京都文教高等学校)
SORI
SoulとLockin'を中心に様々な"魅せる"要素を上手く取り込み、その一つ一つの繋がりと流れが凄く気持ち良く更にお洒落ながらも熱さも伝わって来る素晴らしい内容でした。
KUSSUN
最初から曲とのフィーリングがマッチしていて、出だしから引き込まれました。楽しみながら踊ってる感じも見えて、その中にもしっかりダンス力もあり、チーム感、groove感が凄く良かったと思います。
MIKI
選曲がとても良くて、さらに踊りの部分でもグルーヴ感やチーム感が満載で、自然と身体が動いていました。とても良かったです。
REIKO
大人だな。と思いました。音楽に対してのアプローチ、個の出す雰囲気、見せ場、それをまとめるスキルがもありバランスが良かったです。
Chika-J
心地よい具合に繋がり、且つ見せ場も個性もしっかり見せ切る。作品としての良さが、バランス良く・伝わりやすく、展開されていたと思います。後半に向けて向上していく説得力のある作品だったと思います。
RYOMA
作品性の高さと個人技のバランスが良く、存在感の残し方が上手かったなと感じました。コンテストは色んな攻め方があると思うので自分達の武器となっている部分を今後どう引き伸ばすかでまだまだ良くなると思います。これからも色を崩さずどんどん爪痕を残してほしいです。
▼2nd PLACE
vertex(ABSTRACT HIP HOP/奈良市立一条高等学校)
SORI
前半に撒いたフラグを一つ一つ回収していくかの様に後半に向けての流れが素晴らしく高校と言う枠組には収まらない大人顔負けな素晴らしいショーでした。
KUSSUN
1人1人がしっかり自分を出せて踊れていて、それがチームとして一つになってる感が凄く良かったです。構成や振付の曲とのフィーリングも凄く良かったです。1番好きなチームでした。
MIKI
独特の世界観と踊りがとても合っていて、見ていて引き込まれていきました。こだわりを感じました。
REIKO
個人的には一番好きなアプローチをかけてくれるチームでした。出だしの構成でグッと引き込まれてから最後まで観る集中力が途切れなかったです。
Chika-J
ヒップホップ+αのαを上手く織り交ぜる事は踊りとしても表現としても難しい事だと思います。高校ダンス部の中でその地点までを作品の中に織り交ぜるには沢山の練習も必要になるし、【落とし込み】の時間もかなり必要になってくると思います。少し甘い所もあったかもしれませんが、一貫した作品性でとても良かったと思います。
RYOMA
独自の世界観で音楽性も高く、見てる人が最後まで引き込まれるような作品でした。合わせるところ、個々の動きのパート、の区切りが見えてしまった部分があったのでそこの融合や、また違った表現の仕方ができると次回の作品の幅も広がると思います。こだわりがしっかりと表に出てて素晴らしかったです。
▼3rd PLACE
MINOH DANCE CREW(POPPING&LOCKING/大阪府立箕面高等学校)
SORI
一点突破の良さが存分に出ていて正直観ていて衝撃的でした。人数関係無くどの部分を切り取っても申し分ない程のモチベーションとスキルの高さにも感心させられました。
KUSSUN
この決勝にかける思いがダンスにしっかり出ていて凄く伝わってきました。構成も良く考えてて、エナジー全開で見てて気持ち良かったです。今やってる事にPOPやLOCKのフレーバーがもっと出てくると、もっと違う感じになりそうでこれから楽しみです。
MIKI
最多人数40名での踊りはとても迫力がありました。一つ一つの動きに気合いも入っていて、獲りにきてると感じました。とてもパワフルでした。
REIKO
あの大人数を高水準でひとつにする力は圧倒的でした。スピード感も良かったです。
Chika-J
ここにかける【想い】が、高校生だけが持つエネルギーとして始まりからダイレクトに伝わる。そんな踊りでした。少し展開が早すぎてもう少しそのシーン見たかった、と思う部分もありましたが、純粋にストレートに気持ちの伝わる作品と踊りでした。
RYOMA
意気込み、気合い、大人数とは思えない揃え方、構成のレパートリー等、全てをぶつけた作品でしたし、しっかりと伝わってました。個人技も高くミュージカリティの表現の振り幅もあり見応えがありましたね。連覇をかけてた分悔しさがにじみ出てましたし僕も同じ経験を何度もしました。勝つためには唯一無二のダンサーとなって群を抜いたレベルへ突き進むのみ!どんどん進化してまた挑戦して下さい!
▼SPECIAL PRIZE
Jack D(BREAKING/桜丘高等学校)
SORI
振付や構成内容は言わずもがな、自分は音楽構成にも感心させられました。高校シーンにおけるBreakin'のカルチャーの浸透の深さを垣間見る事が出来ました。後は後半に向けて表情も雰囲気も固くなってきてしまっていたのが唯一残念な部分でした。
KUSSUN
フロアムーブに少しミスがあったかと思いますが、でもトップロックのフレーバーが出てて凄く良かったです。印象に残る好きなチームでした。完璧なショーもまた見たいと思いました。
MIKI
選曲や曲の繋ぎ方、自分達スタイルで他にないチームカラーな所も良かったです。本番中にも思いっきり挑戦していってた所も清々しかったです。
REIKO
男臭さとフレッシュさが全面に出ていた気持ちのいいダンスでした。
Chika-J
高校生の彼らにしか出せない、エネルギー、パッション、チーム力、団結力、私は見終わった後、この日の中で一番、心がスカッとしました。気持ちが動いて、伝わったよ、届いたよ。と素直に思いました。床のコンディションやミスはあったかもしれませんが、作品としてはスキもなく、最後まで疾走感の途切れる事なく走り切る、個人的にはかなりの高得点でした。
RYOMA
床にやられてるなーと、正直見てる僕も悔しかったです。ブレイキンはフロアのコンディションにかなり敏感なジャンルなので。
ショー自体は凄くよくて、後半へいくにつれて構成も複雑になり、トップロックのクリアさなどもかなり目立ってました。僕も色んな大会に出て思いますが、ブレイキンはどの舞台も必ず魔物が潜んでるので、最悪を想定して100%を出せるように準備する必要があります。次こそは万全のショーで挑んでもっとかましてほしいです!
Eveil(JAZZ/大阪府立泉陽高等学校)
SORI
振付構成など素晴らしく、始まりから終わりまでチームとしてのこのコンテストに向けての意識の高さが踊りから存分に伝わって来ました。後はこのチームにしか無い強みがもっとはっきりと伝わって来ていたらと思いました。
KUSSUN
ダンス力もしっかりしいて、大人数ですがしっかりそれを生かした構成も凄く良かったと思います。構成の中にストーリーが見えてくる感じが凄く引き込まれました。
MIKI
指先・つま先まで統制されていて、莫大な練習量を感じました。構成の展開もよく考えられていて素直にすごいと思いました。
REIKO
大人数で繊細さと力強さを魅せるパワーに変えれる力を持ったチームでした。見せ場をもっとわかりやすくしてあげると良いのかなと感じました。
Chika-J
大所帯で見せる強みや、展開の仕方、個人的には偏りがちだと思う時があるのですが、大人数でのアプローチのチームの中ではひとつ頭が抜けてたと思います。ステージングの使い方、一貫した作品の流れ、見せ方のバリエーションにしっかりと工夫があり、隙のない時間を作ってたと思います。
RYOMA
難しい選曲だったのに完全に曲負けせず、周りと違った大人数でのアプローチで、ストーリー性もあり見入った作品でした。個々のレベルの高さもしっかりと出ていて、最後までの疾走感はこの日1番でしたね。周りに差をつけようとしている部分が勝負強さとして現れていて、優勝同様のスコアをつけました。スタートの部分でもっと作品の中へ引き摺り込むような構成があっても良いかも知れませんね。またリベンジしてください!
luminous(FREESTYLE/京都聖母学院高等学校)
SORI
衣装や振付、そして音楽から他とは違う何かを感じさせられて感心してました。後は後半に向けて他のチームと似たような内容になって来た印象なので全体を通してその感じがキープ出来ていたらまた結果も違っていたのかと思います。
KUSSUN
曲とのフィーリング、衣装、ダンス力がマッチしていて凄く良かったと思います。見せ方が凄く上手く印象に残るいいチームでした。もっと上位に来てもおかしくないチームだったと思います。
MIKI
スカートの使い方がとても良くて、振りの一部となるまでかなり練習を積まれたんだろうと思いました。動きも揃っていて良かったです。
REIKO
印象に残る衣装が良かったです。出だしがとても良かったので途中で雰囲気変えなくてもいいかなと感じました。
Chika-J
出だしの音楽と衣装とアプローチが特に印象的でした。個人的には中盤以降の展開にもう一つ説得力があればもう少し上位を狙えたかな、と思います。
RYOMA
個人的にこの日1番作品性の高いショーでした。コンセプトも最後まで軸がぶれず、作品を作るプロセスでアイデアのセンスが光ったんだなと感じる作品でした。シャンソンへのアプローチも良くあともう一つ不可能な範囲を可能にした発想があれば、このネタで舞台公演も出来るのでは?と思わされるくらいいい作品でした。失敗を恐れずにどんどんこれからもチャレンジしてほしいですね。
▼JUDGE
KUSSUN, REIKO, RYOMA, MIKI, SORI, Chika-J
SORI
高校ストリートダンス選手権決勝大会に御参加された皆様お疲れ様でした。先ずは全体的な感想としては優勝する要素を持ち合わせたチームばかりでかなりハイレベルなストリートダンスコンテストだと思いました。個人的には高校の部活のコンテストをジャッジしていたのに、まるでディライトのジャッジをしているかの様な感じでした。全体を通して見えて来た傾向というか今の流れは、全員で一つの踊りを表現しているのですがより個を意識し個の集まりで一つの踊りを表現すると云う意識の学校が増えて来たなと思いました。また、最近の流行りというかダンスシーンの流れも意識してて、それをしっかりと取り込んでいて、その情報の早さにも驚きました。ただ逆に情報過多なところもあり、結果的に似たような創りになってしまっていたチームも多かった印象です。沢山ある情報の中からその学校にしか出来ない振付や構成、衣装など他には類の無い内容にまで昇華しているチームに自分は心が惹かれました。後は振付や構成など、めちゃくちゃ良い空気感を創り始めた段階で次々と手を変え品を変えと行ってしまっていて、もう少し深掘りしていけばまた新たな空気感を創れたのでは無いかと思うチームも多かったです。ともかく高校のダンスシーンはこれからの進化と深化が楽しみだなと改めて思いました。入賞チーム以外で印象的だったのは「Charley Bash」は、個人的には凄く好きな内容でした。このままこのスタイルを深めて行って下さい。「Radical Toys」は、気持ちの大事さが伝わる素晴らしい内容でした。スキルも向上すれば更に飛躍すると思いました。「KMDC」は、出場直前のコメントからの音楽のリリック選びが印象的でした。「ソナム」は、「剛」のチームが多い中、唯一「柔」を意識していたチームだと思いました。心が温かくなりました。 「GOLD☆WINGS」は、今回1番エンターテイメントを意識していたチームだと思いました。
KUSSUN
この状況の中での練習は大変だったと思いますが、どのチームも優勝に向けて気持ちが一つになっていてエナジー全開で、熱く純粋にダンスを楽しんでる気持ちが伝わって感動しました。どのチームも賞に入ってもおかしくないくらい僅差でしたが、曲と振り、構成などのフィーリングがマッチしているチームは自然と引き込まれて点数も高かったかと思います。どのチームも凄く練習してると思います、練習して練習して揃えるだけではなく、その先に1人1人の色やこだわりみたいな物が見えてくるともっと違った感じに見えるのかなと思いました。何度か高校生のコンテストでジャッジさせてもらってますが、どのコンテストもメンバーやレベルは違いますが傾向は似てきてる感じがするので、自分達のチームは他とは違うという個性がより見えてくると1つ2つ抜けたチームが出てくるのではと感じました。いろんな人や感覚に目を向けて、自分がやってるダンスにはより深く目を向けてこだわって、今まで頑張ってきた事も大切に熱い気持ちを持ち続けてダンスを楽しんで欲しいです。3年生で最後だったり、今のメンバーで踊るのが最後だったりいろいろ環境の変化はあると思いますが、これからも踊り続けて欲しいです。ありがとうございました。入賞チーム以外で印象的だったチームですが、1チームだけ上げると「Mad nuts」ですね。曲とのフィーリングも良く、構成やソロにいく流れなど凄く良かったと思います。これから楽しみなチームです。
MIKI
さすが予選を勝ち抜いてきたチームばかりの決勝大会なだけあって、レベルが高かったです。有観客での開催が3年振りという事もあって、会場の空気もとても温かく素晴らしく、演者側にとってパフォーマンスしやすい大会だった様に思います。全体的に動きを揃えて構成を次々と展開させていくチームが多い印象を持ちました。そんな中、プラスDANCEのノリやグルーヴの部分にこだわって作品を作っていたチームは自分の中でポイントが高かったです。入賞チーム以外では、「Lyla」は旗の使い方や作品の流れが良かったと思いました「Dazzle」は最少人数でしたが、良かったです。このまま頑張ってほしいと思いました。
REIKO
決勝大会だけあって、レベルの高いチームが多かったです。私は、一つにまとめる事に重きを置きつつ自分達のやって来た事をしっかり前に出すバランスの良さみたいなものを感じさせてくれるチームに惹かれました。入賞チーム以外では、「ソナム」は、まだまだツメが甘い所はあったんですが、とにかく心に残る踊りと作品でした。「’好き!」って感じました。「stay dench!」は誰をみても上手かったし、しっかり踊りを積み重ねてるなと思いました。作品的にもっと展開があれば全然上位に食い込んでくるチームじゃないかなと感じました。
Chika-J
会場のエネルギー、出場者やお客さんの熱量、レスポンスを通じての暖かさを、終始、感じる事の出来る日でした。全チームが優勝を目標に取り組んできた日々が背景に見える様なパフォーマンスでした。高校生活の短い期間の中で、踊りを習得し、チームワークを培っていく事は簡単な事ではないと思います。特にコロナ禍に入ってからは練習に取り組んでいく上で壁だらけの日々だったと思います。3年生ラストの大会というメンバーも多かった為、ここにかけてくる想いがひしひしと伝わってきました。ジャンルやチームカラーも様々である事に加え、少人数から大所帯まで幅広く、それぞれの【良さ】を評価するポイントは審査する上で難しかったです。入賞チーム以外で印象的だったところを挙げると「Radical Toys」は、作品も展開も個々としても、説得力のある内容だったので、入賞できるレベルにいたと思います。「Mad nuts」は、6人で良く魅せたな!と思います。難しい事もしていたし、チームダンスとしても成立していたしので、個々もあって印象が良かった。「チーム城南」は、ゴリっとるなぁ~!!!気合を感じるエネルギッシュなオドリでした。個々としても実力があり、それぞれが一人でも見せられるぐらいのレベルだったと思います。個人的には作品や構成を差し引いてシンプルに【オドリ】だけの部分ではかなり高い評価です。「ソナム」は、自然に心にすぅーーーっと入ってきて、個々もしっかりと活きていて、とても良かった。技術はそんなに高くないけれど、メッセージ性や体現とゆう部分を落とし込んでシェアして、メンバーの関係性も見えて来る様な素敵な時間でした。
大人数のチームが沢山入賞はしましたが、10人以下の少人数でもいいチームは沢山いました。人数が多いと必然的に派手にダイナミックに見えるから悩ましい部分もあるかもしれないけど、良い意味での他とは異なるアプローチ、個性や少人数だからこそ出来る、強みや工夫をもう少し研究して、頑張っていってほしいと思っています。
RYOMA
決勝大会だけあって隅々までハイレベルなコンテストでした。いい作品が続き審査も難航しかなり悩まされました。審査のポイントは色々ありましたが僕は好み関係なくいいものはいいでスコアをつけました。全体的にはカノンの使い方等、構成が少し似ている作品もあったので選曲やコンセプトを決める立ち上げの時点から周りと違ったアプローチが出来るともっと唯一無二な作品が出来上がるのではないかと思います。この人数はこうって言う概念をぶち壊すことで次の世代がまたハードルを上げてくれることを楽しみにしてます。入賞チーム以外では「Butterfly effect」が個人的には凄く好きでしたね。高得点もつけてます。いい意味での一昔前のスキルでの攻め方を次世代なりに変換していて、ダンスが好きなんだなと一人一人見ていて感じさせられました。審査には関係ないですがこの形が産まれる遥か前のstingの曲をしていて、感慨深かったです(笑)「GOLD☆WINGS」も好きでした。中々ぶっ飛んだコンセプトでしたがそれを成立させるだけのスキルを兼ね備えていたと思います。発想をクリアに伝えて説得力を持たせる事の難しさはよく知ってるので、このチャレンジ精神をキープしたまま色々な挑戦をしてほしいです。