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FOR INTERNATIONAL CONTESTANTSイベントレポート
イベント日程 | 2021/09/20 12:00-20:00(予定) | |
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イベント会場 | 藤井寺市立市民総合会館パープルホール大ホール・小ホール |
国内のWAACKER65人がエントリーした
"OLD SCHOOL NIGHT VOL.22 WAACKING 1vs1 BATTLE"
見事優勝を果たしたのはレペゼン兵庫, musica, Anthology.
"RYO-TA"
▼WINNER
RYO-TA(兵庫/musica, Anthology.)
▼2nd PLACE
HIKARINGO(兵庫/D'LACSSY)
▼TOP4
Ryuji(岡山・大阪/Sensible, armonia, Anthology.)
▼TOP4
YUKiNO(大阪/BE BOP CREW GANG, GOOD GOOD GROOVIN)
▼TOP8
CHIHIRO(愛知・大阪/Anthology.)
RIKA(岡山/ADETOO)
MAIKO(岡山・大阪)
MIKUMIKU(長崎/CHANCY, WAACK'n STORE)
▼TOP16
rinre(京都)
あいり(愛知/ritzy, armonia)
YUMEKA(埼玉)
YuriAle(東京・大阪)
_urara(栃木)
莉多(兵庫/musica, Anthology.)
MEME(大阪/Anthology.Sensible)
you-ki(神奈川/onfleek, Naked Mojo)
▼TOP32
わくしずこ(大阪)
のい(大阪)
MiQ(大阪)
Yuri(大阪)
momoko(埼玉)
Koichi(東京)
Noa(高知)
Rui(和歌山・大阪/W☆UNITY, HMS)
タエコバドゥ(愛知/ARROGANT, ReBORN)
Mi(兵庫)
RIN(大阪)
YUZUZU(大阪)
YU−KA(兵庫/Rouge)
RiAN(兵庫)
KANAI(北海道)
MOKA(大阪)
▼DJ
DJ YASCO
▼JUDGE
MIKI, GAKU, JUNKOO
Ta-Bo- [DAY1 only]
JUNKOO
2年4ヶ月という長い時間を経たOLD SCHOOL NIGHT VOL.22は、全ての予選やバトルに神聖さを感じました。私自身、魂を揺さぶられるダンスや当たり前ではない貴重な場に触れて、改めて踊れることの有難みを実感することができました。WAACKINGの予選〜決勝トーナメントは、緊張感もありましたが、周りが自然と踊り手を応援し、見守るような、ピースでハッピーな空気感を普段よりも一層強く感じました。
そんな中で今回、自分が感じる心にいかに正直であるか、コントロールという、自分への抑圧から解放ができているか、というポイントを優先的にみさせて頂きました。WAACKINGは、発祥バックグラウンドの観点からも特に"個"の部分が重要で、動きだけでは誤魔化せない"心"である感情的なものが大事な要素だと先人の方々から学んできました。その内面的な要素を根底に、動きと感情の狭間でコントロールしながらも、最終的に心である感情を解放できている方々が、本能的にも、みている人の心を動かすだけでなく、周りも巻き込んで、良いエネルギーを発信してくれていたように思えます。予選では特に、長い時間を経たからこそ内側から湧き出る心を解放している方が多く、何度も何度も揺さぶられて、涙が出てしまいました。決勝トーナメントは、感染対策により、声は出さず、拍手のみでの応援という、普段とは違った環境でのバトルだったからこそ、己の心と集中して向き合えてる方が勝ち上がっていた印象を受けました。優勝した「RYO-TA」は、動きと感情、コントロールからの解放が本当に絶妙で、今回1番心を揺さぶられた素晴らしいWAACKERさんだと思います。準優勝の「HIKARINGO」は、女性の多様な側面を、WAACKINGを通して表現し、強さの中にある美しさのようなものを上手にアウトプットしていました。全く色の違う2人のバトルは、お互い己との戦いで、息を呑むような緊張感のある決勝だったと思います。1つコメントさせて頂けるとしたら、WAACKINGの醍醐味でもある"ソーシャル"感を意識し、己へのエネルギーを相手へもシェアするなど、遊びのある要素もあれば、更にお互いを高め合えたバトルになるのではないかと感じました。印象に残ったダンサーさんは、「わくしずこ(大阪)」「タエコバドゥ(愛知)」「RIKA(岡山)」「rinre(京都)」「YUKiNO(大阪)」です。この方々には、自然体かつ「これが好きだ!」という気持ちが溢れ、その人にしか出せないライフやオーラが滲み出ていたという共通する要素があり、みている私も心揺さぶられたWAACKINGをしていらっしゃいました。
出場者にメッセージを送るとするならば、WAACKINGは心である感情の要素が根幹となって、動きに派生していくダンスだと私は思っています。"バトルに勝つ"を目指すこともとても大事ですが、そのプロセスの中で自分の心にいかに正直でいるか、という点が結果以上のものを生み出して、自分を成長させて、周りの人をハッピーに巻き込んでいける力を持っていると私は信じています。音楽を聞いて、自分の心は何を感じるのか?ということを、雑音を取り除いて、向き合っていくことで、動きだけではない、心である感情が自然と生まれてくると思います。人の心を動かすのは、やはり結局は心だと思うので、常に自分の心に素直に、正直に、そしてそれを恐れずに受け入れてWAACKINGというダンスを通して追求、表現し続けていってほしいと願います!最後に、コロナ禍の中、この当たり前ではないダンスを感じる機会を作ってくださったアドヒップの方々、そしてWAACKINGを今に伝えくださった先人の方々、今は亡き「Tyrone Proctor」「Dallace Zeigler」オリジナルワッカーズのレジェンドの方々へ、WAACKINGをみんなで感じ合える機会を作り繋げて頂き、本当に本当にありがとうございます。
MIKI
みんなが待ち望んでいたOSN!予選から喜びと開放感に満ち溢れ、そこに気合いの入った踊り、それもDJ Yascoの素晴らしい選曲あってこそ!会場の雰囲気もとても良くNICE DANCEの連発で何度も立ち上がってリアクションしてしまいました!この様な状況の中、対策に対策を重ねてOSN VOL.22を開催して下さったADHIPの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。決勝トーナメントはもう好バトルの連続で悩むシーンが多々ありました。若手の活躍も目立った回でした。決勝は、DJ Yascoの選曲が本当に素晴らしくて…決勝だけでなくさすがの選曲で沢山の名シーンが生まれました。決勝も好バトルで悩みました。「HIKARINGO」のライン・ため・ポーズ・素敵でした。「RYO-TA」の1曲目のウォーク&ポーズは張りつめた空気を切る事なく踊り魅せきって、本当に素晴らしかったです。気づけば涙が出ていました。彼は決勝までのゲームメイクをしていたのでしょう。1曲目とは違い2曲目のパワフル弾丸WAACKも素晴らしかったです。印象に残っているダンサーは、JAPANを経験した「Anthology.」5人全員がひと回り大きくとても凛として見えました。大きな経験を経て確実に自身の自信になったのだと強く思いました。「YUKiNO」のリズム&グルーヴも素敵でした。勝敗をつけたくないくらいの好バトルで印象に残っているのは「RYO-TA」vs「MIKUMIKU」「HIKARINGO」vs「Ryuji」です。
最後に、このコロナ禍の中、気持ちを保ち続けOSNにエントリーした皆様には"尊敬"のひと言です。久しぶりに会えたみんなの踊りから感動をもらいました。他ジャンルのバトルに沢山の刺激をもらいました。この様な素晴らしい経験が出来たのもADHIPの皆様のご尽力あってこそだと、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。次はOSNにWAACK SIDEが入って記念すべき5回目になります!!私も頂いたものを胸に頑張って行きます!すべての関係者の皆様、本当にありがとうございました!!
GAKU
先ず、この様な時期の中での開催、そしてOSNという歴史のあるビッグイベントにジャッジとして呼んで頂きありがとうございました。今回、エントリー数は少なかったけど1日目の予選から見応えのあるバトルばかりでした。そして、本当に沢山のスタイルのWAACKINGを見れました。特に若い世代の迷いのないダンスと上の世代の意地のダンスが印象深いです。予選は「Ryuji」と「RYO-TA」の2人が頭角を現してました。BEST8からは誰が勝ち上がってもおかしくないバトルばかりでした。決勝は、余裕のある年上女子に全力で猛烈アタックする年下男子、年上女子×年下男子の恋愛ドラマを見ている様な感覚でした(笑)。「HIKARINGO」は動きが多いわけではないけど、持ち前のセクシーさ且つ魅せ方が上手かったです。素敵でした。「RYO-TA」はパワーあり、柔軟性あり、アクロバットありと見てて凄く興奮しました。技術、ダンス力はもちろんですが、「RYO-TA」の猛烈なアタックに心奪われました。一度でいいので「RYO-TA」の体で踊ってみたいです、、(笑)。印象に残ってるダンサーは「Ryuji」と「YUKiNO」です。「Ryuji」は、同じ男性でも「RYO-TA」とはまた違ったスタイルのWAACKINGでカッコ良かったです。「YUKiNO」は、ダンス力が高く、魅せ方も上手かったです。WAACKINGの質感がもう少し高くなればもっと良くなると思います。2日目には残らなかったけど、Gサークル「Noa」、Iサークル「COCO」の2人も凄く良いものを持っていて印象に残ってます。
最後に、2日間を通して出場者全員からDANCE、WAACKINGに対する愛を感じ、そして何かに対する熱い想いを感じ、OSNが終わった今でも胸が熱くなります。ジャッジが終わって、沢山の出場者の方から「ありがとうございました」と言われましたが、僕の方こそ声を大にして言わせて下さい。「ありがとうございました」