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FOR INTERNATIONAL CONTESTANTSイベントレポート
イベント日程 | 2021/02/11 13:30-20:00 | |
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イベント会場 | CLUB CITTA' |
52チームが参戦!ハイレベルな内容となった
“TOKYO DANCE DELIGHT VOL.22”
優勝はHORIE HARUKI氏を擁するBEBOPチーム “FALL IN JAZZ”
▼WINNER
FALL IN JAZZ(BEBOP/東京・北海道)
PInO
ホリエさんの圧倒的な存在感、バイブス、プラスそこにチーム全体の一体感、華やかさ、それぞれがそれぞれの役目を全力でやる。ダンスを困難に難しく考えさせる事を一瞬で忘れさせられた、とても素晴らしいTHE SHOWでした。
ATZO
急にTDDにマイケルジャクソン登場!みたいな感じでした。仕草1つで会場の空気を持っていける人間力と生き方に脱帽です。
suzuki yusuke
堀江さんという圧倒的な存在感が逆に浮くかもしれないメンバー構成の中、個々の熱量も技術を高く、映画やMVの冒頭の様な演出からのチャチャ丸君?のソロが素晴らしかったです。リンディホップ的な絵面もあって白黒映画の様な昔から好まれ続けている世界観を現代版で魅せられました。
WREIKO
上品でお洒落なパフォーマンスがとてもかっこよかったです★エンターテイメントとしての表現。見せ方。最初から引き込まれ、またそれぞれのプレッシャーが良いカタチでまとまり、緊張感あるステージをもドキドキと楽しく見させて頂きました。
泰智
開始15秒で、圧倒的なエンターテイメント性で惹き付けられました。衣装の華やかさ、ポージングの綺麗さ、そしてHORIEさんの登場の仕方。その華やかさが最後まで絶えなかったのが、勝因だと思います。構成も飽きさせない内容で、素晴らしかったです。審査員でなければ、声を出さずにはいられずコロナ渦での規則を破って、盛り上がっていたと思います…。個人的にチャチャ丸のソロもしっかりタイミングと枠割りを果たして沸かしていて、感動しました!
▼2nd PLACE
VIBEPAK(HIP HOP/東京)
PInO
また新しいコンテストへのスタイルを見た気がします。シンプルにそれぞれのスタイルをフリーでかます。遊んでいるように見えてめちゃくちゃ攻めてる。作り込んでいる様には見えないけど、そんな物は彼らには必要ないと言うのを見せつけられたダンスでした。
ATZO
凄くマニアックなアプローチでしたが、振り以外の部分をメンバーが共有している感じがあってそれが舞台上でも同調して見えて来るモノのがありました。良いダンスの上げ合いを見れて熱くなりました。
suzuki yusuke
最低限のルーティンを計算されたルールで縛る内容だったかなと、後半に連れてそのルールが曖昧になって来た感もあるのでその辺がLIVE感でもあるけど、伸び代かなと思いました。無音でのストマックに痺れました。
WREIKO
とても大好きな世界観でした。引き込まれる空気、曲げない一人一人の個性が強くカッコよく、でも寄り添い合う感じがたまらなかったです。止まらない彼らの本能あるダンスに常にドキドキさせられました。本戦のリアルがまた更に楽しみです。
泰智
アングラ臭を最大限に生かしながらも、ダンスコンテストとしての見せつける構成や展開など両立させていた作品がとても魅力的でした。個々のスキルのぶつけ合い、接触ギリギリのセッション感、全く先が読めずワクワクしながら見ていました。荒くもあり、緻密で繊細もある、普段のチームのスタイルをストレートに作品に落とし込めた素晴らしい作品なんだと思います。高得点をつけた1チームです。
▼3rd PLACE
IB6side(POPPING/茨城)
PInO
トリと言う重役にも負けず、見ていてとても気持ちの良い、素晴らしいダンスでした。本人達はめちゃくちゃ緊張していた様ですが、そうは見えず、終始とてもリラックスして踊っていた様に見えました。気負いすぎないで楽しく踊っているのが伝わった結果だと思います。もちろんスキルが備わった上での話です。
ATZO
テクニックはもちろん高いですが、何より2人が飾らないで話してるみたいに踊ってる感じが素敵でした。あと難しいテクニックをやっても嫌味なく素直にこっちに入ってくるのはさすがだなと思いました。
suzuki yusuke
2人の関係性というか人間性がそのまま出るような日常的な仕草を非日常なルーティンで構築しているのが、非常に心地よくエキサイティングでした。2人の良さを終始活かし続けたショーだったと思います。組み手のルーティンで最後にダメ押し的に斜め上の発想を持ってくる辺り流石だと思いました。そこまでの流れがあるからあのシーンも浮かないんだと思います。
WREIKO
パフォーマンス力、2人の信頼感が作品となり、繊細な音どりも拘りをとても感じたスキルフルチームでした。ダンスでのインパクトある表現がも一つあれば更に2人の個性が引き立つのではないかと思いました。
泰智
オオトリでの登場でしたが、緊張感を全く感じさせないバファリンさんの小ボケから始まり、終始アットホームな雰囲気で楽しかったです。バファリンさんのキャラクターとスキルもこのチームの魅力の一つですが、女性のスキルもとても高く、似てるようで全く違うキャラクターで素晴らしいコンビだと思います。オーソドックスな作品構成でしたが、入賞した勝因は、そういった安定したスキルの上に安心して見せつけられるキャラクターなんだと思います。
▼4th PLACE
Funkyshit(LOCKING/東京)
PInO
今回ロックダンサーがとても多かった様に思えますが、どのチームも個性的で、比べるのは本当に大変でした。その中でやはり安定した踊りの中で強烈な個性と踊りを見せてくれた彼らが、やはりロックの中でもズバ抜けていたのでは無いかと思います。本当に素晴らしいロックダンサーが沢山居ましたが、彼らが持つ微々たる余裕と楽しめる心が結果に繋がったのではないかと思います。
ATZO
無音をオシャレに観せた上に、そのセンスに音楽が入ってきてパワーとダンスが一気にこっちまで伝わってきました。センス、クオリティ共に高かったです。
suzuki yusuke
導入のタップからJAZZにいくと思いきや4つ打ちを使用したのが個人的には大成功してたと思います。LOCKINGでショーする時に点の共有がポイントになると思いますが、2人とも間の取り方がバラバラなのに点がきちんと合わせられていて、多少の誤差も四つ打ちだから上手く消せていて、個性が活きていました。個人の出来でかなり左右されるショー作りなので、もっと上位に食い込むことも個人的には出来たかなと思います。
WREIKO
お洒落で個性ある2人の融合が愛に包まれ、尚且つ遊びもあり、楽しく見ることが出来たチームでした。更に自信持って本戦はお客さんを引き込んでほしいです!足元に目がいくパフォーマンスが多かったので、お二人共の靴にインパクトがあると更にやりたい事が伝わりやすいのではないかと思いました。
泰智
すごく好きなチームでした。Aブロックでしたが、全チーム終えてもとても印象に残っていました。
スタートの無音でのタップダンスのようなリズミカルなステップもとてもワクワクして素敵でしたし、2人の阿吽の呼吸とスキルを超えた個性、踊りのナチュラルさ、最高に気持ちよかったです。ジャンルの枠を全く感じず、見てる人も踊らせるようなダンスでした。
▼5th PLACE
Anthology. (WAACKING/愛知・兵庫・岡山・大阪)
PInO
このチームは上位のチームとは違い、逆にデイライトに向けて物凄く練って来たなと思う完成度の高いチームだったと思います。見ていてとても素晴らしく、安定感が強く、構成もとても上手く魅せられていたと思います。他にもワックのチームは構成力やパワーなどが他のジャンルのチームに比べて高い気がしました。その中でこのチームはプラス明るさと元気の良さと笑顔がとても印象的だったと思います。魅せながら楽しんでいたと言う感じでした。
ATZO
練習量、構成力、振り付け、これぞコンテストだ‼︎を強烈に貫いてました。努力の結晶で見えてくる一体感は美しかったです。
suzuki yusuke
メンバーの気持ちが物凄くのっかった、ただの『振り付け』を凌駕した出来だったのではないかと思います。いわゆる先輩達の築いたオーソドックスなショー展開にこの世代ならではハイブリッドかつハイスキルなルーティン。シェネの合わせは見事だったと思います。
WREIKO
若さならではのパッションに、舞台に慣れていないとここまでの表現は出来ないのだろうなっと驚かされたチームでした。5人の個性がとてもバランスよかったです。ナチュラルな色気があると尚良くなるのだと思いました。
泰智
僕が1位をつけたチームです。凄く良かったです。スキル、構成、振付、衣装など、ダンスコンテストにおいて、総合的なバランスがとても良かったです。圧倒的なユニゾン力、踊り詰めて情息の詰まるような緊迫感、2人の長いシェネ?のタイミングとスキルも最高でした。とにかく揃えただけではなく、その上に熱意や気迫も感じて、ずっと引き付けられました。結果発表の時に素のメンバーを見て、こんなに小柄だったのかと驚かされたくらい、ステージ上では存在感がありました。
▼SPECIAL PRIZE
Secret to Machine!!(Delight Style/東京)
PInO
ディライト復活のお祝いを言うためにだけにただ集まり出場し、ほぼフリースタイルだけで5位内入賞してしまいそうになると言うなんともおめでたいチームでした笑。しかしながら流石の役者達の熱いダンスに当日1会場を沸かせてたと思います。ここも含めて、シンプルだけどとても刺さるダンスと言うのが今回とても大事なテーマとなった様な気がします。
ATZO
いい意味で問題作‼︎ 道場破りというか「ダンスってこうだろっ‼︎」って急にコンテストに来て叫ぶような感じでした。喰らいました。
suzuki yusuke
歴代の猛者がこの日の為に集まった泣けるショーでした。ディライトという大会だからこそのショーだったと思います。カッコいい踊りをする人達はカッコいい事をするなーと思いました。ソロ回しが中心でしたが、音楽制作から素晴らしくまとまっていたと思います。DESTNYがCLAMP仕様になってる辺り流石でした。
WREIKO
私の記憶ではサイヤ人が並んでいました。登場した瞬間から最後まで胸打たれ続けました。愛溢れすぎていて気づいたら私が泣いていました。男性にしかないあの気迫はたまらなくかっこよかったです。
泰智
感動しました!そして、ズル過ぎます。改めて、DANCE DELIGHTの歴史とブランドの凄さと奥深さを感じさせてもらったチームです。このショーを生で見られたことがとても幸せです(笑)。こういう事があるからDANCE DELIGHTってやっぱり超楽しい!!
ABANDON(ABANDON/神奈川)
PInO
アバンドンの良さがとても詰まったダンスだったと思います。とても繊細な計算されたルーティンと独特の雰囲気は彼らならではの圧巻のダンスでした。全体の流れの組み立てをもう少し緩急つけて表現出来ていればさらに上位に食い込めたかもしれませんが、とはいえとても素晴らしいパフォーマンスでした。
ATZO
僕的にはMVPチームです!彼等の想像力が高いレベルで表現されてました。真似出来ないモノは賛否分かれることもあると思いますが、貫いて欲しいです。
suzuki yusuke
ジャンルがチーム名の通り、彼らにしか出来ない精密な展開でした。もしかしたら行き詰まりそうなコンセプトなのに、まだまだ余白を残してそうで今後も楽しみなチームです。
WREIKO
ダンスそのものが個性的で、2人にしかないカラーが大好きです。彼らにしかない見せ方の引き出しがまだまだ隠れているのだろうと、これから更に見せてくるABANDONを楽しみにしています。
泰智
さすがのコンビネーションで、よく見させていただくチームの1つですが、今回も本当に巧みな振付でした。少し荒い感じが見えてしまい、独特なスタイルで緻密な振付だから、少し評価にマイナスを働いたように見えました。それでも、最後のから2番目の登場でも新鮮に見せられるABANDONスタイルは、凄いです。
GRAYSOURCE(HIP HOP/東京・神奈川)
PInO
若手にとってはヒップホップの英才教育を受けているチームだと思います。先輩が力強いダンスで切り出すと、負けじと懸命に全力で向かっていくというような感じでした。1人1人もしっかりと個が立っているので全体としてとてもバランスが良かったと思います。もう少し若手勢が先輩に引けを取らず被せていける事が出来たらめちゃくちゃ良いチームとなるのは間違いないと思います。
ATZO
男スメル100%‼︎暗闇で光る踊りと言うか。TDDで1番モテる踊りでした。
suzuki yusuke
個人的には入賞圏内でした。このチームの後のショーの音の聞こえ方が変わるくらい重たく鋭い踊りでした。
WREIKO
かっこいー!!って本気で思わされるチームでした。大人数ならではの迫力とDOPEさがたまらなかったです。全員からその気迫が出ていれば更に引き込まれたんだろうなと感じました。
泰智
踊り出しのパワーやエネルギーが凄かったです。とにかく大きい運動量とリズム感で、CITTAのステージが小さく狭くすら見えました。最初のインパクトが強かっただけに、ネタに終わりにかけて、展開が少なくパワーダウンしたように見えてしまったのが、上位チームとの差を分けた気がします。ただ、僕はこんなに黒く深いHIPHOPを醸し出せないので、凄く憧れるダンスで格好良かったです。
▼JUDGE
PInO, suzuki yusuke, WREIKO, ATZO, 泰智
PInO
いつもある緊張感の中にも、久々に顔を合わす人達の笑顔だったり、ようやく開催出来た喜びだったりで、とても良い雰囲気の中どのチームもこの時期の余り余ったエネルギーを全壊で放出していて、1チーム1チーム真撃に受け止める事が物凄い大変でした。全体的にルーティンや構成で見せて来るチームよりも、個人の個性が強く出せるダンサーやダンスチームが目立っていた印象でした。入賞チーム以外では「hilototti & susumu spaniel」は、オリジナル色強すぎる独特の世界観で予測不可能なダンスを魅せてくれました。要所要所に突拍子も無いムーブが組み込まれてたりで、観てる人を最後まで惹きつけていたと思います。入賞していてもおかしくないチームだったかと思います。「SISTERLY」は、メンバー全員ダンスが物凄く上手いチームだなと思いました。個性的でパワフルで繊細で音の遊び方も最高でした。今後更に飛躍するチームなんじゃないかなと思います。「CNS」は、個人的にかなり得点の高いチームでした。ロックダンスの遊び方や、分かりやすい音の表現は見てるうちにどんどん惹きつけられていきました。メンバーみんなのバランスや、カラーなど、とても雰囲気が良かったと思います。安定感が凄かったです。
ATZO
この特殊な時期の中での生のオープニングは細胞がザワつきました!今回は今までjudgeさせていただいた中で1番レベルが高かったし濃厚な内容だったと思います。声援が出せない中、ある意味研ぎ澄まされたチームと乗り切れなかったチームもあったと思います。とはいえ別のコンテストなら入賞してる様なチームだらけだったので悩みに悩みました。つまるところ、それだけ面白く素晴らしいTDDでした!入賞以外で印象的だったチームを挙げると「Ol'orb」は頭の良い作り方とパワーもあって好きでした。「JURI&JUNA」は表現とエナジーがいい感じで混ざりあってました。「CSN」は作り方が上手くリズムの表現も面白かったです。個人的にはウェィティングのセンスが素敵でした。「扇樹」はダンスの間とコントロールが絶妙でした。「FIRE」は非常にセンス高くて素敵でした。「DELTRIX」は自力もしっかり見えてバランスも良かったです。「ファンファーレ」は色々な要素のレベルが高かったです。「BetRay」は表現力と遊びのバランスがよかったです。「WAACKING FOR SOCIAL DISTANCE」はポジティブパワー全開で見ていて気持ちよかったです。「fumihiroko」は出だしから最後までエナジー出っ放しで見ていて熱くなりました。「FAVO+LAS」は立ちとフロアーでのグルーヴが途切れずバランスも良かったです。「JEEK」は音のマッチ感抜群でダンスも素晴らしかったです。
suzuki yusuke
改めてディライト復活おめでとうございます。前評判通りレベルが高く、フレッシュな面々からベテランまで全員本気のショーを見せつけられました。ネタ作りと言うか、どういう内容で展開していくかが非常に重要だと思うので、びっちりルーティンを多用するチーム、余白を残した状態で個々に裁量を任せるチームとではっきり分かれてたのではないでしょうか。上手く例えれないですが、交響楽団なチームとJAZZやFUNKバンド的チーム、作曲するまでに時間を割いてるチーム、作曲してから演奏の仕方に時間をかけたチームがそれぞれ良さが違っていて非常に心苦しかったです。最終的に心にビシッとくるチームも非常に多かったです。入賞以外で印象的だったチームを挙げると「HOMEBOY」は、個人的には2位に順位付けさせていただきました。そのくらい計算され尽くされたショー展開、個々の良さも苦手な部分も受け入れた人生の出ているチームだと思います。ここまで出来て初めて完成するチームショーだと思うので、安易に真似すると上手くいきません。憧れる人は徹底的についていきましょう(笑)。「CNS」は、間違いなくこの大会で最も空気を変えたチームだったと思います。出だしから引き込まれて、個性が生きるシンプルなルーティン、途中の複雑なストンプ、各々が役割を理解してるいいチームだと思いました。共通理解が深まればより脅威的なチームになりそうな予感があります。「扇樹」は、個々が伸び伸びかつタイトに踊っていて個の技術の高さと、チームとしての雰囲気の理解が高いと思いました。白の方が個人的には目立ってました。「zooom」はチームの要になってるテクニックが全編通して基本同じイメージなので、アイソレーションや視覚効果とは違う物が溶け込んだら化けそうだなと思いました。「MAGNOLIA」は、ど直球ながら個々が映えて気持ちよく見れました。転換になるのが個だけでなく、チームと音楽の流れでも変えれる力がついたらまた変わるかなと思います。「Nu brown」は、素晴らしいショーでした。あれだけタイトに滑らかなルーティンだと、後半のミスが悔やまれるかなと。今後も楽しみです。「fumihiroko」は、どあたまのいい意味でのばらけ具合がワクワクしました。間違いなくLOCKINGの技術はトップクラスでした。「JEEK」は、somebody else's guyをサンプリング含めて何曲使ったんだろう(笑)。自分らの縛りを序盤から明かして、よりイメージの強い流れを見てる側に植え付けられた気がします。こだわりあってこその楽曲制作なので過程と2人の雰囲気の共有の時間を想像しただけで頭が下がります。以上になります。上げたらキリがないのですが、本当に素晴らしいチームが多かったです。
WREIKO
最高の空間でした。1人1人の個性がチーム内で強く輝き、ソロはもちろん、ユニゾンでもバランス良く生かされているチームに私は更に胸打たれました。斬新で新しい魅せ方をされるチームから、自分たちのカラーを表現し、繊細なファッションの拘りや遊びを入れ込むチーム。シンプルに想いが引き込まれ、ドキドキしたチームがとても印象的でした。個人的にですが、ストリートダンスシーンで踊っているJAZZダンサーが全国に多いので、地方からもまた参加しやすい環境になればたくさんの方にチャレンジしてほしいと思いました!入賞チーム以外では、「扇樹」は、登場から引き込まれました。お洒落なファッションと空間に常にドキドキさせられました。チーム名にぴったりな表現で大好きです。彼女たちにしかない個性をこのまま突き通して踊り続けてほしいです。サングラスの処理の仕方をパフォーマンスとして入れ込むと更によくなるのではないかと思いました。「hilototti+Susumu Spaniel」は、独特な2人のダンスに、スキルフルなフロアーの使い方が斬新で流れも気持ちよくずっと見てたくなるパフォーマンスでした。時に笑いに変えるなんとも言えない空気もドツボでした。「HOMEBOY」は、お洒落な始まりに、個性溢れるメンバーの表現が素敵でした。ユニゾンの空気のバラつきを少し感じたのでそこがグッとマッチすると更に良くなると思いました。「WAACKIG FOR SOCIAL DISTANCE」は、女性の色気ナンバー1チームでした★ファッションも踊りもお洒落で大好きでした!布の遊びもWAACKならではのパフォーマンスでとても面白かったです。大人ならではのねっとりダンスも個人的にみたいチームでした!「FAVO+LAS」は、とても好きでした。スキルフルな2人なので、さらに2人のバランスがマッチするとチームとしての一体感が増すのではないかと思いました。「Blazer Mercury」は、Aブロック前半チームで印象に残ったチームでした。Groovyで音の感じ方が深く、遊んでる感じも好きでした。「Be Drunk」は、かっこよかったです。大人数チームでチームワークが良く、1人1人のダンス力を感じました。個人的にトレーナーも好きでした。「tios」は、唯一のTAPチームで、TAP台がないのに難しいことをやり続けられるパフォーマンスが素晴らしかったです。もしかしたら音源にTAPの音を入れてしまったら更に伝わるのかも?と私は思いました。
泰智
昨年のJDDの中止や例年より遅めの開催となった今年のTDDなどを経て、スタッフの皆様、全出場者、お客様、審査員、会場全体が待ちわびた大会となり、情熱と感動が終始絶えない、全員がフルアウトできた大会だと思いました。改めてDANCE DELIGHTという唯一無二の歴史とブランドを現場で感じて、胸熱でした。これまでの大会とは、比べることはできない貴重な大会で、現場に居られたことにとても感謝しています。入賞以外で印象的だったチームですが、個性的なチームが多くて、点数に差をつけるのが本当に大変でしたが、空気を変えたり何か飛び抜けていたチームは、点数とは別に印をつけながら見ていました。Aブロックでは、「CNS」が空気を変えたように感じました。ストンプのような振り付けや遊び心がとても印象的で、息が詰めるような緊張感から空気をガラッと変えました。あと一つ、決め手があればと入賞圏内だと思います。「扇樹」もとても良かったです。小柄な2人ですが、作品が進めば進むほど、2人の世界観に引き込まれていきました。途中で曲を変えたり雰囲気を変えず、掘り下げていく3分間がとても心地良かったです。「hilototti + Susumu Spaniel」は、凄く良かったです。かなり高得点を付けさせてもらいました。独特過ぎる振り付けと構成でしたが、ナチュラルでもあり、不思議な作品でした。キャッチーさとアングラ感の両立が素晴らしかったです。この世界観で作品を仕上げられる人は、なかなかいないのではないでしょうか。Bブロックの「FALDA」も素晴らしかったです。線の綺麗さ、振付の美しさ、軸の強さ、圧巻でした。JAZZのチームも何チームか出場していましたが、頭ひとつ抜けていました。惜しいところを無理して言うのならば、玄人好みな感じになってしまっていたのかもしれません。引きつけやすい瞬間や、スキルの高さがわかりやすい瞬間など、何かストリートダンスコンテストに向けた調整をしてみるのも手かもしれません。でも、美しさは圧倒でした。
▼MC
MC USK