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To all international contestants... Please check our web page “FOR INTERNATIONAL CONTESTANTS” to participate any events.
FOR INTERNATIONAL CONTESTANTSイベントレポート
イベント日程 | 2019/11/15 23:30-5:00 | |
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イベント会場 | SUNHALL |
109人がエントリーした
"Hook up HOUSE"
優勝はレペゼン韓国
"Junsik"
▼WINNER
Junsik(KOREA)
▼2nd PLACE
みなみ(大阪)
▼BEST4
塁(滋賀)
OLIVER(岡山)
▼BEST8
広樹(兵庫)
@ki(兵庫)
セイジ(兵庫)
蝦名(大阪)
▼BEST32
So-ichi(神奈川)
Shiba the newwave 11/24(大阪)
Fumitaka(大阪)
ツァン(京都)
らいらい(大阪)
OKAMO(京都)
KENSHU(東京)
萌々子(京都)
SLYFONK(和歌山)
よっしー(高知)
魚(大阪)
YUTA SAKANO(大阪)
KORGE(三重)
high-g(滋賀)
Maru(大阪)
しんぺち(岡山)
airi(大阪)
dee(東京)
零(大阪)
keiko(大阪)
ko-toku(京都)
まっちゃん(大阪)
Chika(大阪)
zakky(福井)
▼JUDGE
Musashi, manami, べっち, TACCHAN
TACCHAN (UOMO&OCEANS)
全体的に若い人達がたくさんチャレンジしに来ている印象で新鮮でした。いつもは最初は踊りが硬くなってしまう印象が強いんですが、1次予選から伸び伸び踊れてる人が多かったように感じて、今回は1次予選の方がジャッジに悩みました。この日は、その場、その瞬間を体現出来てる人、しようとしてる人が光って見えました。練習してきたそのままのスキルでは無く、その瞬間のイメージをしっかり形に出来るスキルというか、イメージだけでも伝わらないし、ただいつものステップを繋げても雰囲気に合わないし、そういうバランスの良い人が強かったと思います。自分も見ていてハッとさせられました。トーナメントに関しては、全てのバトルに見応えがありました。個人的に縁の深い人同士の組み合わせもあって面白かったです。印象に残ってるのは「OLIVER」vs「みなみ」は迫力が凄かったです。自分はジャッジから外れていたので、普通に見入ってました。この日の「OLIVER」の吹っ切れたようなダンスは凄く印象的でした。「みなみ」もこの日1番で集中してるように見えて、圧倒的なダンスをしていました。決勝は、自分的には、1曲めは「みなみ」、2曲めは「Junsik」が良かったんですが、「みなみ」は、この日ずっと良いダンスをしていて、彼女の良い部分が溢れ出してましたね。集中した瞬間はおそろしいぐらいでした。対する「Junsik」は、非常にフレッシュでピュアなダンスをしていて、同世代として心を打たれました。その瞬間のアイデアを彼の独特なボディーバランスとダンススキルで体現して行くような、今までに見た事の無いダンスをしていて見ていて楽しかったです。彼のダンスへの向き合い方がそのまま出たような踊りに見えました。
印象的だった個人を挙げると、1次予選の自分の担当した方のサークルだと、「Fuzi」は音楽に集中した踊りをしていて良かったです。彼自身もおそらく気持ち良く踊れていたのではないでしょうか?「chikaco」「comboo」「airi」「OKAMO」はそれぞれ持ち味が出ていて印象的なダンスでした。「So-ichi」の丁寧で柔らかい質感、「Fumitaka」の音に食らいつくようなダンスも印象的でした。後は、2次予選の時の「塁」ですね。彼にしては珍しい、少しはみ出した踊りをしていて、自分にはそれが凄く良く見えました。
べっち
表現は抽象的ですが、いわゆる「普通に上手い」という人はたくさんいます。その中でも、踊りや表現に対してその人独自の厚みを感じる人や、見ていてこちらがワクワクしたり、はっとさせられたり、純粋に「やばい、面白い(笑)」と思った人をピックアップさせていただきました。予選から決勝までの全バトルの中で1番悩んだのが、実は1次予選サークルの「セイジ」か「ちかこ」どちらに挙げるかという場面です!私は結局「セイジ」に挙げたのですが、本当にこのときの「ちかこ」の表現は素晴らしかったです!今でも心苦しいです、、、。他に1次予選サークルで素敵だったダンサーは「SHINPEI」「Fuzi」「YUTA SAKANO」、名前がわからないんですけど、たぶんMサークルで@kiとみなみちゃんの間で踊ってた男性ですね!見入ってしまいました!(予選終了後に名前聞こうと思ってフロアを探したのですが見つけられませんでした、すみません。)2次予選サークルでは「keiko」です!ハウス界では周知されている彼女の踊りですが、鋭い動きの中に感じる細やかな感覚、集中力は流石でした。上記の方々はピックアップできなかったのですが、本当にそれぞれの良さがあり、お名前をあげさせていただきました!
トーナメントは、決勝以外、ずっと私だけジャッジ割れてましたね!だからちょっと複雑です(笑)。トーナメントに上がってきた人たちなので、もちろんみんな上手いし実力ある人たちでしたが、かといって「今日の流れではこの人が優勝かなー」みたいな人もおらずといった感じでした。1回1回のバトルで、どれだけ自分の実力を発揮できるかといった集中力や気力も必要だったと思います。「みなみちゃん」「OLIVER」は常に気持ちが前面に出ていて、調子のムラみたいなものも感じず、安定して各々の踊りをしていたように思います。体力もすごいですね!!
「セイジ」の理性と本能が混じった踊りも私は好きでした!独特のリズムがあり、パッションもありながら計算しているようなところもあって。トーナメント(決勝以外)で印象的だったバトルは、「OLIVER」vs「蝦名」です!タイプの異なる2人のバトルは面白かったです。高い身体能力にパッション全開の「OLIVER」に対して、シンプルな動きに本人のほわっとした素材の良さが出ていた「蝦名」。ジャッジも悩みました。
決勝は、1ムーブ目では完全に「みなみ」でした!「Junsik」は疲れのせいか、気持ちが表現にかみ合ってこないような感じが見られました。2ブーム目で、彼のガツガツしすぎないナチュラルでいて、不意に意表を突かれる表現にやられました。ボディコントロールや空間の使い方も流石っす!!(でもそれでもどこか調子は悪そうに感じました笑)「みなみ」は本人も言っていましたが、終始楽しそうで、かつ途切れない集中力と高いスキル、女性らしいしなやかさもあり素敵でした。
MUSASHI (KANSAI BAKUDAN)
1次予選は、ほぼ迷わず選べました。バトルで尚且つサークル予選なので常に360度、感覚を広げて意識すべきだと思いました。あと時間制限が無い条件下で、踊りが間延びしてる人や勘ぐり過ぎて音が見えない人も結構いましたね。その中でも間延びせず自分の時間で踊ってる人、音が見える踊りをしてる人を挙げました。2次予選はレベルが均衡してました。クセの濃い踊りをする人が多く迷いました(笑)。ただ、自分は気負いせずに踊ってる人、バトルをしてる人に挙げました。トーナメントではお互いの気持ちがぶつかってるバトルが多くてめちゃくちゃ面白かったです。ただ、もっと相手に反応したらとかバトルの駆け引きとかがあればもっと面白いと思いました。その中でも「塁」vs「広樹」のバトルは純粋に1番上がりましたね。お互いが冷静且つたまに見えるバチっとした空気がぶつかり合ってる感じがたまらなかったです。あとは「みなみ」vs「OLIVER」のバトルも気持ち良いくらい相手に真っ直ぐ踊ってて良かったです。決勝はお互い良かったです。空気の持って行き方、バトルの駆け引きの部分では僅差で「Junsik」が上でした。ただ「みなみ」の踊りは勝ち上がるにつれて良くなっていってる感じがスゲェと思いました。他に良かった、印象に残った人は「しずか」「airi」「Bサークル3番目くらいに踊った関東の人」「@ki」さん「KORGE」さん「魚」さんでした。この4人は本当にかっこよかったです。
manami (毛利と猪木)
1次予選は、その日の一発目のムーブですがどの方も比較的リラックスしていた様に感じ、調子が良さそうに見えました。その中でも見ていて自分もノれる人は印象的で、技術面というよりかはサークルの中に出てくる瞬間だったり、オーラやシンプルな部分のカッコ良さを感じる人がわたし的には惹かれて、そういう方を選ぶ傾向にあったと思います。2次予選は、この日で一番悩んだジャッジで、どの方もそれぞれの良さがあるので、ピックするのが大変でした。ただ、中には大事な場面ということもあって、緊張が伝わってきたり、逆に勝ちたい気持ちと踊りがマッチせず少し空回りしてるかな?と感じる瞬間もありました。そのなかでダンス的にもノッていて、メンタル面でもいい具合にマッチしてる人は、かましてたなーという記憶にも残ったので、そういう点がピックする決め手となっていたと思います。
トーナメントでのバトルは1on1になったときのバチバチ感というか熱いバトルが多くて、ジャッジしながらもアガる瞬間がいくつかありました!トーナメント(決勝以外)で印象的だったバトルは、best4の「みなみ」vs「OLIVER」は、二人ともギア全開で、でもそれだけではなくて、それぞれのカッコ良さの中にさらに気持ちも乗っかっていって、、バトルですが、お互いに高め合って、そしてそれが活かされていい瞬間が沢山あったのがとても印象に残っています。決勝は、二人ともさすがは決勝に残るバトラー、という感じで、ムーブのなかで思わず沸いてしまうような箇所がいっぱいあって、さすがでした。「Junsik」さんは、いろんな音の感じ方や質感が、踊りながらどんどん出てきて、色んな事をしていても流れがすごくナチュラルで、カッコよかったです!「みなみ」もこの日、ずっとノッていて、決勝でも「みなみ」らしいダンス、雰囲気が前面に出てて素敵でした!
印象的だったダンサーは、「魚」さん、「keiko」さん、「airi」ちゃん、「dee」くんですね。それぞれのもつ安定感と雰囲気とカッコよさがとても印象に残っています!
DJ BANZAWA
会場がSUNHALL に変わってから初めて参加させていただきましたが、BATTLEからDJタイムまでハウスならではのピースな空間で終始自分も楽しませてもらいました。BATTLEはダンサーさんが主役なので、自分のDJとしての色はひとまず置いておいて、音の構成や質感など、踊りやすい曲を新旧問わずチョイスするよう心掛けています。
予選は全員が平等になるよう曲調の激しい変化が少なく、できるだけブレイクの部分が入らない曲をプレイしています。BEST4から二曲になるので、ダンススタイル等を勘案しながら互いの個性が引き立つ曲を1曲ずつプレイするよう心掛けています。今はテックでミニマルなテイストの曲が主流になっていますが、その中でも音に広がりのあるダンサーライクな曲を意識しています。毎回思うことですが、音楽を良く聞いて、その音を自分なりのスタイルで表現できている人が上位に入っていると感じました。今はパーティーも増えてきたので、色々なイベントに行って音を感じてハウスミュージックを心から楽しんでもらえたら嬉しいです。また、HOOK UPは大阪で開催されるため関西中心の方が多くなりますが、地方からもどしどし参加してもらえたらと思います。HOOK UPでのDJは毎回ダンサーさんから学ぶ事が多く、いつも勉強させていただいています。今回もダンサーさんから沢山の刺激いただきました。ありがとうございました!
DJ HIRAME
初参加でしたがいつもクラブで会うダンサーのみんなが緊張感のなか真剣にそして楽しんでダンスしてる姿を見て私自身がとても刺激をうけました。あの場でチャレンジした全ての人ビッグリスペクトです。バトルという戦いの場なのにとてもピースな雰囲気が漂っていて寛容な音楽性とそこに至る歴史を持つ「ハウス」の感じが出てて素敵な空間でした。自分のDJはいつもクラブてしてるのと変わらずプレイさせてもらいました。ブレイクの部分もビートがなくて踊りにくいかなとも思いましたが曲の中で大切なパートなのであえて飛ばしたりビートを追加したりせずその曲の通りに感じて表現してほしくてそのままかけたりもしました。選曲も普段と同じく自分のフィルターを通した新譜を中心にプレイしました。トライバルなものやメッセージのあるボーカルものに音楽に敏感なダンサーが反応してくれて嬉しかったです。とにかくとても楽しい一夜でした。ありがとうございました。