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FOR INTERNATIONAL CONTESTANTSイベントレポート
イベント日程 | 2019/04/28 13:00-18:00 | |
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イベント会場 | 藤井寺市立市民総合会館パープルホール大ホール |
予選を勝ち抜いた30チームのよる頂上決戦
"高校ストリートダンス選手権2019決勝大会"
7代目チャンピオンの称号を手にしたのは
同志社香里高等学校のFREESTYLEチーム
"Never"
▼WINNER
Never(FREESTYLE/同志社香里高等学校)
BON
選曲からステージングまでトータルにコーディネートされた「作品創りの上手いチームだな」という印象です。こういった大会の作品創りの中で 大人数になればなるほど構成やステージングに凝らざるを得なくなりますが、Neverはその構成にスキがなく素晴らしかった事と、その構成がダンスを見せるうえで邪魔をせず、上手く作用している事に感心しました。始まってから最後のポーズまでストーリーが明確な事、しっかりとダンスを見せている事、舞台上の隅々まで考えられたステージングと音楽の流れとのリンク 等、作品として完成されているな と思いました。
KORGE
一糸乱れぬ揃え方でチーム力を発揮してたと思います。相当な練習量と自己分析をしてきたって事が分かるのと、本番でそれが伝わったと思いました!
RYOMA
完璧なバランスでした。曲調が変わり過ぎて入り込みづらいチームが多い中で唯一入り込まされたチームだったのと、世界観に引けを取らないスキルで表現し切っていたので文句なしの優勝です。
HIROKI
素晴らしかったと思います。構成や振り付けが、単発の「音」にとらわれず、「音楽」を表現しているように見えました。普通は音を拾いにいきたくなるところをあえてスルーしたり、逆に音がないところで激しく動くところがあったり、何よりそれが不自然ではなく、バランスが非常によかったと思います。そして、クオリティが高いことはもちろんですが、一人ひとりが自分の役割を理解し、ただ揃えるだけじゃなく全体で一つの生き物のように踊っていたことが印象的でした。
美都留
雰囲気も一貫してキープし尚且つ作品力も高く見せきれていました。
Naoki
作品の始まりから終わりまで緩急があってとてもバランスが良かったです。見ていて最後まで飽きずに見れました。作品のパワーが素晴らしいので個人の色やパワーがもう1つあるともっと強くなるのではと伸び代も感じれました。
▼2nd PLACE
STORM CREW(FREESTYLE/大阪府立堺西高等学校)
BON
随所に散りばめられた、"ダンサー全員で魅せる"構成が迫力満点で素晴らしかったです。パワーを感じました。一つ一つの動きのリンクと、振り付けのスピード感など、練習量が伺える素晴らしい作品だと思います。
KORGE
選曲のチョイスとダンスがマッチしてたと思います。音楽の雰囲気にあったスキルとパワーが世界観を創ってたと思います。一曲使いでも全然良かったです!
RYOMA
ここまでの大人数になると揃えることが非常に困難で、弱点に見えがちなのですが、皆んな行きの合わせ方、シンクロ、ダンスの質、全てが全員合致していて一つの物体を見る感覚に陥って凄く驚きました。積み重ねたものがしっかり結果に繋がったと言う感じですね。
HIROKI
パワーがすごかったです。圧倒されました。ダンスや表情はもちろんですが、動いてなくても気迫のようなものが伝わってきました。多少のズレやミスなど帳消しにするぐらいすごかったです。ただ後半の選曲で表現したいことがブレてしまったように思いました。あまりにも雰囲気が違い過ぎて違和感を感じました。いっそのこと、前半の雰囲気のまま最後まで踊りきってしまった方が良かったのではないかと思いました。
美都留
力強く迫力ある作品でした。素晴らしかったです。
Naoki
個人的には優勝してもおかしくないレベルほど素晴らしい作品でした。始まりの1秒から気迫が伝わってきました。作品の踊っているとこから移動まで個々がしっかり隙のないものを表現して踊れてたと思います。ただ少し攻めすぎたのかな...見てる人に少し余裕を感じさせられる部分もあると良かったのかなとも思いました。ただ本当に素晴らしかったです。
▼3rd PLACE
N9SD CREW(FUNK STYLE/北九州市立高等学校)
BON
終始ファンキーで、ストリートダンス臭の感じられる作品で楽しかったです。人数を活かした構成やキャラクターを活かしたステージング、一貫してコンセプトがブレなかった事も、大変良かったと思います。
KORGE
ダンス力、構成、のバランスが良かったです!めっちゃボキャブラリーのある見せ方だったので、見てて楽しめました!
RYOMA
唯一やる事をしっかりこなしつつ、その瞬間を楽しんでいるのが伝わってきたチームでした。キャラクターの出し方であったり、今回の為と言うよりかは普段からのカラーなんだなと伝わってくる自然な出し方、ミュージカリティーの重要視をみせつけ、本気だけど自然体を残したダンスが見どころでした。
HIROKI
FUNK STYLEという名前がぴったりのチームで、個人的にとても好きです。シンプルな振り付けでしたが、キャラを活かした構成やアイディアで見ている人を楽しませてくれました。すごく揃っているというわけではなかったのですが、逆に個性が出ているように見え、作品のテーマとマッチしているように感じました。一般的に揃っていることの方が良いと思われがちですが、要は魅せ方だと思っています。このチームはその魅せ方のアイディアが優れていたように思いました。
美都留
ファンキーでした。個性も活かせれていて笑顔になれる作品でした。好きでした!
Naoki
今大会で1番 見ているこちらがワクワクして楽しいと感じさせてくれて作品の世界観に引き込まれていった作品でした。個々のキャラクターもしっかりあって舞台の一部を見ているような気分にさせてくれました。とても良かったと思います。
▼SPECIAL PRIZE
bright of …(PUNKING/大阪市立咲くやこの花高等学校)
RYOMA
曲と展開のバランスが良かったです、個人的にも好みのテイストでした。
Naoki
ユニゾン率はかなり高レベルで揃えられていて良かったです。作品にもう少しテーマ性が感じられたりクリアさがあるともう少し見ている人に伝わったのかなと感じました。
MASKY HYPE(BREAKING/大阪府立泉陽高等学校)
BON
ストリートダンス臭くて、"踊ってる感"が伝わる作品で大好きです。このチームもコンセプトが明確で、ルーティーンもタイトで、作品としてまとまっていたと思います。
KORGE
無理がなく等身大のダンス感を見れたと思いました。見せ方もクリアで音楽とダンスが伝わってきやすかったです。
美都留
カッコよかったです!私は1番好きなチームでした。個々が見えチーム感もあり良い雰囲気が出ていました。初々しさも素敵でした。
Bomb Flava(HIP HOP/上宮高等学校)
KORGE
めっちゃ気持ち良かったです!いい意味で部活感が無くダンスチームでした。そしてダンス力がありました。
HIROKI
今大会の中で一番「踊っている」と感じたチームでした。HIPHOPのテイストが色濃く出ていて、
とてもかっこよかったです。踊っている子たちが気持ちよさそうだったのも印象的でした。ダイナミックだけど、繊細な部分も垣間見えて、上手さも伝わってきました。あと少しクリエイティブな部分があれば、もっと良かったと思います。
美都留
上宮高校の応援がとても印象的でした。仲間愛というか一生懸命さがヒシヒシと感じそれに答えてるかのようなパワーが素敵でした。
▼JUDGE
KORGE, HIROKI, 美都留, Naoki, RYOMA, BON
BON
コンテストでの僕の審査基準は"ダンスの技術"と、作品性を見る"作品をトータルでコーディネートしているか"になります。今回は決勝大会と言う事もあってレベルも高く、どちらも一定の水準を満たしているチームが多かった様に思います。部活としてストリートダンスをする高校も増え、歴史を重ねて、ダンスの技術、ストリートダンス感(ストリートダンス臭?)のレベルが少しずつ安定してきているのかな と感じました。日頃の練習量や、作品をしっかり準備してきた事が伝わるパフォーマンスが多く、楽しくも、決めるのが難しい大会でしたが、そんな中 入賞されたチームは、丁寧なステージングと、構成やステージングだけでは誤魔化しきれないダンスの技術がパフォーマンスから見て取れました。入賞以外では「RUFF TIGHT」は、一貫した世界観の中で、楽曲が変わる度に小気味よく作品リズムが変わる良い作品だと思います。ヒップホップらしさも存分に発揮つつ、大人数作品らしく巧みにステージングも考えられていて、かなり好きな作品です。
KORGE
終始、構成を使いすぎて終わってしまった!みたいな印象がありました。どこを見ていいか分からないとかが勿体無いと思いました。大人数やからこそシンプルに振り付けで畳み掛けること出来ると思います。そのバランスがあったのが入賞したチームだと思います。入賞以外では「ILL NOTICE」がフレッシュさがあり見てて気持ち良かったです。これから楽しみって思えたし、この荒削り感消えないでくれっ!とも思いました。
RYOMA
作品のコンセプトがしっかりしているところが多かったですね。起承転結は良く構成できているけど強弱や波の作り方に少し粗が出てしまっている部分もありました。良く言えば個性なのですが、そこのコントロールであったり、作品のバランスが今回の審査のポイントになったと思います。「brash」は、シンプルな構成ではありましたが、このチームが一番自分たちの世界観を出し切って踊っていたと思います。だからこそ、前半に出てきてたのですが凄く脳裏に残ったました。
HIROKI
決勝大会ということで、かなりレベルが高いと思いました。「全体で魅せるにはどうしたらいいか」がよく考えられていて、伝えたいことがしっかり伝わってきたチームが多かったように思います。逆にレベルが高い分、僅かな差が結果に響いたと思います。踊りだけではなく、振り付け、構成、選曲、パッション、表現、音楽性、それぞれの要素での僅かな差が結果的に大きくなってしまうと思うので、こういう大会で勝つためにはすべての部分で妥協してはいけないのだろうと思いました。そして、高校生のフレッシュでエネルギッシュなパワーも感じました。踊り手も客席もすごかったです。この大会は、これからもっと盛り上がっていく気がしました。今後も楽しみです。入賞以外では「Scrap Razzle」が印象に残っています。最初から最後まで、ずっと全力で凄くエネルギッシュでした。思わず笑ってしまうほど全力でした(笑)。今回は賞には入りませんでしたが、間違いなく一番会場をわかせていたと思います。このまま踊り続けていってほしいと思います。
美都留
とても素晴らしかったです。全チーム本当に感動しました。大人数のチームは構成力とシンクロが高く見ていておもしろくドキドキしました。10人前後のチームでは個性や表情、感情等が見えやすく面白かったです。ダンスを点数化するのは難しいですが、これをしたら高得点になりそう。というのが良くも悪くもたくさん見えた気がしました。良い点はコンテストなのでそれを試行錯誤する事は素晴らしく大変な事でまして大人数の意見を2分半の1つの作品としてまとめるというのは本当に素晴らしいです。しかしそればかりにとらわれず好きをたくさん含めた作品は、個人の好き好みがありますが、私はカッコいい!とぐっと来たものがありました。正解がないから難しく楽しく夢中になれるなと!ダンスコンテストのおもしろみを感じさせて頂きました。皆さんの一生懸命な姿に大拍手でした。ありがとうございました。入賞以外では「Mighty@mind」は好きでした!楽しそうなのが印象的でした。作品も素晴らしかったですがダンスしてる感が強く好きでした!「plastered」はシンプルで好きでした。男の子3人も良い味をだしていてみんなの表情も個性もありおもしろかったです。「Grace」は、迫力ありました!恐怖も感じさせるくらい作品力が高く鳥肌がたちました。
Naoki
ここ1~2年でのダンス部 全体のレベルがかなり上がってきてる分 入賞するのに求められる要素のレベルも高くて繊細な部分が増えてきていると思います。構成力が良く作品に助けられているだけではもう勝てない時代だと思います。個々のダンススキルや個性が必要不可欠で、またそれが隙なく最初から最後までしっかり作品を理解して踊りきれているチームが入賞に繋がったのかなと感じました。作品を製作していく段階から踊り込んでいく段階まで個々が受け身にならず、妥協せずにやってきたんだなと感じれたチームは自然と結果に繋がったのかなと思います。入賞チーム以外では「シオン」は個々の感情の出し方はとても伝わってきて良かったです。ただ感情を出す分 踊り方が雑になりやすいので、そこをコントロールして動きにクリアさと緩急をつけれるともっと良くなると思います。「dope funk fam」は出だしの始まりは流石のパワーで素晴らしかったですね。後半にかけもう少し見ている人にパワーだったり空気の変化や緩急を感じさせれると良かったのかなと思いました。