DANCE DELIGHT WEB SITE
To all international contestants... Please check our web page “FOR INTERNATIONAL CONTESTANTS” to participate any events.
FOR INTERNATIONAL CONTESTANTSイベントレポート
イベント日程 | 2019/02/10 13:00-20:30 | |
---|---|---|
イベント会場 | 江坂CAT HALL |
43チームが出場したジャズダンス限定コンテスト
“JAZZ SENSATION VOL.9”
優勝はレペゼン大阪
"KAN"
===RESULT===
▼WINNER
KAN (JAZZ/大阪)
MIHO
4人のダンス、表情を見ていてこちらまで胸が踊り、HAPPYな気持ちになり、見ていて自然と笑顔になりました。スキルで魅せる所はしっかり魅せつつ、音や間の1つ1つを全身で感じ、表現し、楽しんでいるのが伝わり、jazzdanceってやっぱり良いなぁと心が動いた作品でした。
EMI
踊りの"上手さ"を充分に持ち得ているのですが、それを前面に押し出して見せるのではなく、楽しさに昇華させ、魅せるダンスをしていました。身体はもちろんのこと、一番心が踊っているチームでした。終わった瞬間に、すぐにもう一回見たいと思った唯一のチームです。
辻本知彦
パワーが前面に押し出されて会場を一体に持っていく力がありましたね、みなさんのエネルギーが伝わりました。とても柔らかな流れるようなJAZZダンスで引き込まれました、皆さんよかったです。そしてYURIさんがとても皆さんを引っ張っていく力と個人の表現力が抜け出て見えました。見た瞬間このタイプもコンテストに登場してくるのかと驚かされました。
尾沢奈津子
踊るってこういう事、を体現してくれたチームだったと思います。個々の個性とスキルの高さもさることながら、チーム全体での心と身体が見事にシンクロした喜びの表現に心が奪われました。自然に涙滲んでました。
AYANA
気持ち良いくらいストレートに胸に響きました。特に後半にかけて4人の勢いが音楽と共にバシバシ伝わってきて、見ながら泣きそうになるくらい凄いパワーで感動しました!
▼2nd PLACE
Direction (FREESTYLE/大阪)
MIHO
かもしだす雰囲気や気迫に圧倒され、次の展開をワクワクしながら見ていて、あっという間の3分間でした。音や間の取り方も素敵でした。
EMI
身体全体、指先・足先だけでなく、髪の毛の先・まつげの先までもが踊りで満たされていました。身体中に余すことなく自分達の表現したいものが充満している2人から放たれる空気はとても濃く深いものでした。
辻本知彦
他の出演者とは明らかに違う世界観が有りました、僕は好きです。振付も音の取り方も面白く、音楽と衣装、顔のニュアンス、作品通して見やすかったです。あの攻めている感覚はもう僕にはないので羨ましいくらいです。
尾沢奈津子
無駄なものを削ぎ落としたエッジの効いたパワフルなダンスでした。2人の独特の存在感がカッコ良かったです。
AYANA
2人の信頼関係がダンスを通して伝わってきました。音に対するアプローチの仕方もとても面白かったです。
▼3rd PLACE
リミナル (JAZZ/京都・大阪)
MIHO
これまでのリミナルと違った雰囲気でしたが、手先足先まで洗練され、終始引き込まれました。瞬きや呼吸をするのを忘れるくらいの空気感、細部まで緻密に考え抜かれた振りで素晴らしかったです。見終わった後もしばらく余韻が抜けず、グッと来ました。
EMI
JAZZ の基礎をふまえた上で、JAZZ に関連する新旧様々なスタイル、身体の使い方をしっかりと自分達の中に落とし込み、独自のものとしてアウトプット出来ていました。どこか懐かしさやオーソドックスさもあるのに、全体としてはとても新しさを感じるという、他が真似できないダンスだと思いました。
辻本知彦
とてもシンプルは振付なのですが表現力があるなと。シンプルなことでもそこに何かを感じさせるものがありました。
尾沢奈津子
他者とは全く違う独創的な振付と音楽性、緩急自在に動くスキのないムーブが印象的でした。欲を言えばもっと溜めてじっくり魅せる間があってもいいんじゃないかなと思いました。
AYANA
踊り出しからしっかり会場の空気を掴んでて、美しい中にも独特な雰囲気もあり、最後まで引き込まれました。
▼SPECIAL PRIZE
JAZZcolle. (JAZZ/愛知)
EMI
作品を作るのにどれだけの労力と時間を費やしたのだろう…と、その過程までを想像して味わえる程の高い構成力でした。それだけ強い作品への愛情を感じました。
辻本知彦
なにか道具使って踊ることは安易になりやすいのですが、歌詞に沿って優しく曲に寄り添っていた感じがいいなと思いました。
PLAY B♂Y (FREESTYLE/兵庫)
辻本知彦
オーソドックスなJAZZ技術をしっかり入れていて振付と見せ方がうまい。表現力も備わっていて終わった後に拍手をしたのを覚えています。ありがとう純粋に楽しかったです!!
尾沢奈津子
圧倒的な身体能力とプロフェッショナルなエンターテイメントの世界にどっぷり浸り、文句なしダントツで楽しませて頂きました!お客さんの巻き込み感は半端なかったです(笑)
solcie (JAZZ/京都・大阪・奈良)
MIHO
それぞれの熱い想いが全身から気迫となってビシバシ伝わって来て、チーム力の高さを一番感じました。
AYANA
4人それぞれ違う動きをしている中にも一体感があり、無駄なく滑らかな流れ、そして最後は駆け抜けるような迫力あるユニゾン、スキルの高さ、本当に素晴らしかったです。
▼JUDGE
MIHO, EMI, 辻本知彦, 尾沢奈津子, AYANA
MIHO
年々スキル、作品力が高くなっているなと素直に感じました。例年よりもリフトやコンタクトを取るチームが多かったように思います。一瞬でもスキが見えたり、気持ちにブレが見えた時点で作品の流れが途切れるチームもありました。このコンテストに賭ける想いはどのチームからも感じられ、jazzdanceの良さを改めて感じました。その中でもそれぞれの個性やチーム力を活かし、それをプラスに貫き通したチームが入賞したのではないかと思います。入賞以外では「cygnet」は8人全員の気迫が途切れる事なく最後までガンガン伝わってきて圧倒され、この日一番最初にグッと来た素敵なチームでした。「大牙」は大牙ならではの音や間の使い方で、流れるような作品展開に魅了されました。「synesthesia」は、他のチームにはない個性を活かし、独特の世界観に目を奪われました。
EMI
選曲・振付・衣装の作り込みが大変丁寧で、作品に対して真摯に向き合っている姿勢を強く感じるチームがほとんどでした。ただ、出場者の個々のスキルの部分は大差がなく、チームとして見た時に似たり寄ったりな印象もあったので、よほど突出した何かが無いと結果を残すのが困難な大会だったと思います。
入賞以外では「知音」は、身体の強さと隙のない丁寧な重心の運び方がとても印象的でした。2人のエッセンスが何か加われば面白さが出てくると思います。「cygnet」は、個々を見た時に、一人一人がとても強いダンスをしている印象を受けたからこそ、それだけのメンバーがこれだけ揃えば、何かもっと凄いことが出来るのではないかと感じました。「sole」は、クリアな音取り、ダイナミックな身体の使い方など、JAZZ ダンスのベーシックな部分を極めていると感じました。根の部分がしっかりしているのでこれから大きな花を咲かせて欲しいです。
辻本知彦
全体的な感想としては身体の強さフィジカルが弱いなと思いました。自分の踊りに特化した身体でいいと思うのですが強くあって欲しいなと思います。それと何かの競技のように特に審査基準がないわけですから、振付ももっと自由に創作して欲しいです。見ているこちらも類似しているとつまらないものです。僕がみなさんに言えることは、評価は大切ですがそれ以上自分にしかできないダンスを踊って欲しいという事です。世界に自分たちの代わりはいない、同じようなダンスは存在しない、というような、、それができた時はまた違う感覚となると思います。やはりそういったダンスでなければ上手さに定義が存在してしまうと思います。自分たちで価値形成を作ってしまっているのではないか、人と同じ部分をちゃんと嫌ってください。自分にしかできないダンスを求めてほしいなと思います。
個人の評価になりますがKANの「YURI」さんリミナルの「RAY」さん、このお二人方が全体通して群を抜けてみえました。
それに伴いお二人が出演している「KAN」と「リミナル」は舞台作品を見てるようでした。「Direction」はコンテスト!!若い時代に出すエナジーでぶつかってきたなと。今回改めて見てコンテスト寄りか作品寄りか、わかりやすくそれが存在するんだなと思えました。また上位に入る良いチームの共通点は、曲の選曲が良い、そして衣装がしっかりしている、という点でした。
入賞以外では、「Nuzzle」は入賞できなく僕も残念です!実力があり自信がみなぎっていましたね。踊りに風格と安定感が伝わりました。評価だけに振り回されて欲しくない逸材です!結果は受け止めて、体感として自分達が納得できたかを充実させて欲しいなと思います。「こまてぃえん」の振付がとてもいいなと思いながら見ていました。子供ながらに音の乗り方はうまいなーと。僕にはできないな(笑)自分達で振付していたのなら特別賞ですね。「ストラグル」がとてもセンスが良く衣装とメイクも良かったです、あと一歩で入賞すると思います。がんばって下さい応援してます。こちら(ストラグル)も僕のなかでの特別賞です!「知音」のお二人は今回気持ち良く素敵に踊っていて見ていて心地よかったです。体を鍛えたらもっと上手くなると思いますよ。「avido」の気合がこちらから見ていて嬉しかったです。コンテストーって感じの印象を受けました。気持ちの方向性は間違ってないように思えました。コンテストが始まる前もひたすら練習していましたね。その姿は好きでした。僕のダンスも見てくれたかな(笑)。「cygnet」はみんなおしゃれで安心しますね。「みかとふみ」は振付可愛かったです。「大牙」はよかったけど、もうひとつなのにかが必要ですね。「Mr.Hayato~心のかけら~ 」は面白かったです、そして日本開催されているコンテストに参加してくれる韓国や台湾のチームは感謝ですね。見せていただきありがとう!
個人的に「synesthesia」のリオンさんの肉体と精神は特化した踊りをするので楽しみにしていましたが、作品性は感じられませんでした。女性の方二人が緊張している感じが気になりました。程よい緊張は良いですが押しつぶされないようにこちらも応援してます
辻本より同じ時代に生き、それぞれに極めようとしている戦っているダンサーに愛を込めて!
尾沢奈津子
ジャズダンスというカテゴリーの中で各チームがそれぞれ独自の視点で自分達のスタイルを確立しようとしている姿に感動しました。ただあまりのレベルのバラつきに少々戸惑いを覚えたのも事実です。コンテストに参加する以上、人前に立つ最低限のスキルは身につけて臨んで欲しいと思わせる人もちらほら、、、。個人的な審査のポイントは、ダンスのスキルは勿論ですが、その表現がステージ内だけでなく客席まで届いていたか、観ている側の心を動かす力を持っていたか、というところに重きを置きました。
入賞以外では「cygnet」からは抜群の作品力と集中力、 「Synesthesia」からは圧倒的なスキルと世界観、「大牙」からは飾り気のない美しさ、をそれぞれ感じて特に印象に残っています。
AYANA
この日にしか感じれない空間が沢山あり、挑戦された皆様には本当に大大大拍手を送りたい気持ちでいっぱいになりました。身体能力の高い(アクロバティックな)作品が沢山あったように感じたのですが、いかに「踊り」として成り立っているかどうかという点で審査させて頂きました。その中でも上位に入ったチームは、音と身体と空間の使い方が上手く、観客の心を最後までグッと掴んでいた印象でした。
入賞以外では「Nuzzle」は、あの3人だからこそ出来る美しく妖艶な雰囲気でとても好きでした。「cygnet」は、8人と人数も多めなのに一人一人がしっかり魅せる力をもっていて、素敵でした。