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To all international contestants... Please check our web page “FOR INTERNATIONAL CONTESTANTS” to participate any events.
FOR INTERNATIONAL CONTESTANTSイベントレポート
イベント日程 | 2024/07/20 13:00-19:00(予定) | |
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イベント会場 | 横須賀市文化会館 |
高校ダンス部・同好会の頂点を決める日本最大級のストリートダンスコンテスト "全日本高校ストリートダンスクライマックス" その予選大会1地区目 “関東予選大会1” に18チームが参戦!
見事決勝進出を果たしたのは以下の8チーム!
///// FINALIST /////
14代目TOP ROBBERS(HIP HOP/群馬県立安中総合学園高等学校)
Hinoken
参加人数としては今回最小人数でしたが、だからこそ一人一人の細かいストップの間や一人一人の音の強さが際立って非常によかったです。特に入りの見せ方はとてもよく好印象でした!
ERI
大人数に負けず、元々チームを組んでいたのかなと思わせる程のチーム力を感じました。それぞれ身体の大きさも違い、男性が1人いるチームでしたが、踊りのニュアンスがとても合っていたことが印象的で、ダントツの一位でした。
TONY
衣装のバランスがよく、音に対してのアプローチにこだわっている感じが良かったです。もっと高レベルな戦いになるともうひとつインパクトが必要かなと思いますが、この日1番良かったと思います
V’enus(FREESTYLE/武南高等学校)
Hinoken
入りからしっかりと魅せれていて会場を掴んでいて素敵でした!1人1人のテクニック、エナジー共に高くそれがシンクロしていてとても素晴らしかったです!あとは掴みや1曲目はすごく研ぎ澄まされているけど、2曲目や後半に入るとどうしてもそこの気持ちの部分やつめの部分で少し気が抜けてしまいがちになってしまうチームも所々いたのですが、V'enusはそれを最後までしっかりと魅せれていてとても良かったです!
CHIHIRO
大人数ならではの構成や空間の使い方、衣装、会場外へも届く程の強い気持ちとダンスのパワーが素晴らしかったです。前半と後半の流れが切れてしまった様に感じましたが、それを上回る勢いと華やかさでした。
ERI
パワフルさに溢れていて伝わるダンスでした。衣装のディテールにもこだわっていて素敵でしたし、全員のスキルの平均が高く、構成も見応えがありました。
Betrayer(HIP HOP/叡明高等学校)
TAIKI
緊張感を引っ張ったまま最後まで踊り抜けられてて良かったのが印象的でした。
Hinoken
ユニゾンの完成度が高く洗練されていました。各々のスキルもしっかりとしていて自分達が見せたい物をしっかりと見せれていました!ショーの中でのサプライズもしっかりと作れていて素敵なショーでした!
ERI
強い気持ちがダンスを通して伝わりました。選曲も含め飽きない作り方をしていたと思います。
FLAILL(HIP HOP/東野高等学校)
TAIKI
作品のタネがちょっと古いかなと感じました。意外性があればその印象が覆るのかなという印象でした。
CHIHIRO
人数が少ないのにも関わらず、そう感じさせない迫力とスキルの高さでした。音へのアプローチが単調になってしまいがちなバスケネタですが、作品の構成も飽きず、最後までストーリー展開していき、面白かったです。最後の一踏ん張り、体力配分が出来るとより良かったと思います。
TONY
作品の作りや、個々の動きのクオリティが高く見応えがありましたが、音ハメが続くと疲れてくるのでリズムキープしてノリで見せる部分があると効果的だと思いました。
Otsuma J Crew(BREAKING/大妻高等学校)
TAIKI
出て来た感じと内容が意外過ぎてブチ上がりました。トップロックのシルエットがカッコ良かった。女子だけで来るとは思わなかったです。ベビーチェアーが綺麗な印象でした。
ERI
メンバーが全員B-girlなのがとても印象的です。その構成はとても強みだと思うので、ファイナルでは振り付け、見せ方など、もう一つ強みを活かした作品になるともっと強いチームになると思いました。
TONY
他チームと比べるとリラックスしていてクリエイティブな箇所も所々あり良かったです。一人一人の特殊スキルというか、個性を伸ばして個々のキャラクターが見えてくると強いと思います。
Legato(HOUSE/日本体育大学桜華高等学校)
TAIKI
焦らず組み立ててジワジワHouseの良さを上げて行けてて良かった。良いチームワークな印象でした。
Hinoken
とにかく2曲目の疾走感がとても心地よく、ただ疾走感があるだけではなく力強さもしっかりとあって好印象でした!2曲目が良かっただけに1曲目の掴みの強さ、エナジーの強さが出せるとより良くなると思いました!
横浜清風(HIP HOP/横浜清風高等学校)
Hinoken
とにかく全員のエネルギー、気持ちがとても強く、かつそれを最後まで全員で見せきれていてとても良かったです!しっかりと自分達の強さ、見せ場を見せれているのも好印象でした!
ERI
大人数を活かした構成がとても上手だなと思いました。ダンスを通して内側から溢れ出てくる気持ちがとても伝わってきて印象に残ったチームでした。
CHIHIRO
小物使いや、空間の使い方が大人数でリスクがあるのに、とてもよかったですし、全員が同じくらいのスキルや背丈に見え、魅せ方も上手でした。目線誘導が分かりやすく、展開のサプライズが多かったので、とても印象に残っています。移動方法にこだわりが見えたら、より高評価に繋がると思います。
SoleiZon(FREESTYLE/千葉敬愛高等学校)
TAIKI
FREESTYLEというかJAZZなのでは?という印象でした。展開があまりワクワクしなかったのでもう少しチーム内でネタの原液作りを話し合うと良いと感じました。
CHIHIRO
美しさの中にある強さが見え、赤よりも熱い青い火の様に感じました。JAZZのスキルをふんだんに使われていて、レベルの高さに驚きました。作品の中で単発のサプライズがあり、素敵でしたが、前後の流れ、動きの意味があると、より作品の深さが出ると思います。
///// JUDGE /////
Hinoken, CHIHIRO, ERI, TAIKI, TONY
TAIKI
まず、高校年代の純粋にダンスを楽しむ姿とフレッシュな振る舞いに心打たれました。個人的には学生本人たちで振付を作ったであろうチームがとても好感を持ちます。コンテストなのでプロの手が入っている方がやはり強いのですが、こなすことが義務っぽく見えたりする事もあります。拙くても自分たちで本当にやりたい内容を作り切る事に美学を感じるし、そういうのが本当の意味でHipHop精神なのだと思います。自分で生み出す経験はとても長く人生の糧になるのでお勧めしたいです。予選通過以外では「PAC」は、音楽を一番感じて表現しようとしていて好印象でした。続けていけば良くなりそう。
Hinoken
チーム数としてはとても多いという訳では無かったのかも知れませんが、全体的にレベルも高く、かける思いの強さもあって、とても見応えがありました!高校生だからこそ、限られた時間だからこそ出る熱量を感じれてとても素晴らしかったです!ただ傾向としてコンセプトは大事だとは思うのですが、そのコンセプトに引っ張られてしまって一人一人のダンスの良さがすこし見ずらかったり疎かになってしまったり、リズムの気持ちよさが伝わらなくなってしまったり、シンプルに熱量を伝えられるところ等がすこし少なく感じてしまった部分があります。それときっとどのチームも色んな研究をしているのだとは思うのですが、勝ち方や作り方みたいなものがテンプレート化してしまってどうしても他のチームとの差別化という部分が薄くなってしまっている。似ているチームが多くなっている。という部分はすこしもったいなく感じました。予選通過チーム以外では、「Bigg'p Fam」は各々のポージングが個性的でしっかり個人も見せながらもニュアンスの合わせや、タイミング、一人一人から出る音質までしっかりと合わせれていてとても好印象でした!
ERI
コンテストお疲れ様でした。どのチームも少人数でも大人数でも構成力が強い印象を受けました。今回はHIPHOPのチームが多かったですが、選曲にもっとこだわっていくとよりいいと思いました。勝つための選曲に偏りすぎず、自分たちがどう見せたいのか。信じているものを音楽を通して表現するためのこだわった選曲をしていくと、どのチームにも負けない強みに繋がっていくと思います。予選通過チーム以外では、「PAC」はスキル、個性の部分で伸び代を感じ、これからに期待したいチームでした。
CHIHIRO
物語を魅せてくれるチームが多いなと感じました。また、表現方法が身体を動かすことよりも、アクティングの部分であったり、全体で一つの物を表現していたりすることが多く見られました。それが作品の中で首尾一貫されていると高評価に繋がりましたし、より引き込まれていきました。もちろん音楽、衣装も含めて。予選通過チーム以外では、「Bigg'p Fam」は、作品が首尾一貫していて伝えたいことが分かりやすく、私はかなり高評価を付けました。「ReguLu’s」は、大人数での小物使いはリスクが高いですが、挑戦することが素晴らしいと思います。構成や、空間の使い方、マイケル作品にしか出来ない遊びなどあると、より良かったと思います。「LEcieNS」は、今回の中で1番心が動き、伝わったチームです。メンバー間でのアイコンタクト後の笑顔に嘘がなく、とてもナチュラルで素敵でした。
TONY
高校生の皆さんのパワーに圧倒された1日になりました。皆さんお疲れ様でした。全体的に人数の多いチームが多かったので、見せ場となる技や、ソロの部分が後ろすぎたり予測出来る構成になって効果的に見えない印象がありました。そういった面では、ジャッジ席も近かったので少人数チームが踊りがスッキリしてソロや見せたい部分が明確に見えました。あとは自分達を客観視して強みと弱みを分析して作品作りに向き合うと、全体的なバランスや新しい要素を取り入れるキッカケになるかなと思いました。