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FOR INTERNATIONAL CONTESTANTSイベントレポート
イベント日程 | 2022/12/11 13:00-19:00(予定) | |
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イベント会場 | CONPASS |
一般の部にファイナリスト27組が出場した
"TRUE SKOOL GRAND CHAMPIONSHIPS 2022"
見事一般の部グランドチャンピオンに輝いたのは
フリースタイルチーム
"TAKE-C&TOMO"
▼WINNER
TAKE-C&TOMO(FREESTYLE/兵庫・大阪)
AKA
夫婦かな?(笑)息の合わせ方のプロフェッショナルさ、ダンスの質感に2人それぞれのダンス人生が滲み出ていて感服のダンスでした。ただ単にカッコいい曲をカッコいい2人がカッコいいダンスをした。まさにストリートダンスでした。
Taa Flexx
まさに貫禄と説得力。特等席で観させていただきました。ありがとうございました!
KAZUKIYO
2人のダンス力はもちろんタケシくんのくどさがいい方向に働いてとても良かったですし、それに従順するトモちゃんも愛らしい。2人の関係性や人間性が垣間見えつつそれをあの曲で作品に落とし込めるセンスも流石でした。
EMI
常にお互いを意識していて、個々が頑張る!というより、2人の織りなす空間を見届けている感じで、最初から最後まで引き込まれました。危なっかしさが一切なく、落ち着いて見られる安定感は群を抜いており、それだけ一つ一つの動きの精度が高かったのだと思います。
RYUJY
シルエットといい、間の取り方といい、男女ならではの演出といい、素晴らしかったです。音楽自体に深みがあり、二人の身体から出ている音数にも深みがあり、音とダンスのリンク性がピカイチでした。
▼2nd PLACE
無名(HIP HOP/京都)
AKA
とりあえず尖ってる。これがHIP HOPや!って気持ちが溢れるっていうかぶちまけてました。まだまだ若いと思うので、色んなモノに負けずに尖り続けていってほしいです。
Taa Flexx
若きエナジー、バイブス、身体能力の高さ、観ていて圧倒させられました。これからが楽しみです。
KAZUKIYO
個人的に今までとはまた違ったトライをしてるように感じました。自分たちが思うHIP HOPやダンスの濃度をより濃くする作業の途中というか。持ってるものは素晴らしいのでそのまま突き進んでほしいなと思います。
EMI
出だしからものすごい勢いで、2人の持つエネルギーを純度高く前に出力できる力がありました。踊りが進んでいく中で、お互いを感じながらだんだんとさらに深く呼吸がそろっていく感じも生っぽさがあって良かったです。
RYUJY
むちゃくちゃカマしていましたね。hiphopの枠の期待値を常に超えてくるような感覚になりました。ソロもとてもカッコ良かったです。
▼3rd PLACE
Frookies(POPPING/大阪)
AKA
Afrika Bambaataa1曲使いで一本太い筋が通ったパフォーマンスでした。構成としては4人それぞれの特徴というか踊りたい(表現したい)ダンスを中和するのではなくソロをメインにおく。それをお膳立てするルーティンで構築する。昔ながらのストリートダンスのショー構成だけどそれがストリートだよな、と再認識させられました。トップバッターでぶちかましてました。
Taa Flexx
トップバッターからガツンと魅せてくれてテンション上がりました。みんな変態ですね(笑)。
KAZUKIYO
最高でした!強いていうならサイケデリックな衣装でこの作品を見てみたいなと思いました。
EMI
トップバッターでしたが、暗闇の中で板につく姿、その後一人一人と入ってくる姿に、紛れもない闘志を感じました。1人で立っていても充分成立するくらいの重厚な踊りが4人も折り重なって、さらに太く濃く深い踊りになっていました。
RYUJY
1番目であそこまで強烈なインパクトが残ったコンテストは初めてかもしれません。それくらい、ズシズジと響いてくるモノを感じました。個々のスキルの高さ、キャラを最大限に伸ばしているような作品で、衝撃的でした。
▼SPECIAL PRIZE
グロリオサ(FREESTYLE JAZZ/兵庫・大阪・三重)
AKA
ミスもありましたが、そんなの感じさせないくらい凄いパフォーマンスでした。人間ってそんなん出来るんや、の連続でした。3人の空気感も揃っていて好印象でした。
Taa Flexx
しっかりとした実力と他には無いチームカラー、素敵でした。
KAZUKIYO
一寸の狂いも許されない作品だからこそ少し体制がブレたりフィーリングにズレが生じるだけでもの凄く目立ってしまいますが伸びしろを感じる素晴らしいパフォーマンスでした。
RYUJY
多少のミスはありましたが、難易度高めの技を次々と展開していき、呼吸まで揃えているのが伝わってきて、チーム力の底力を感じました。とても素晴らしかったです。
▼SPECIAL PRIZE
OPARTS(FREESTYLE/大阪・愛知・三重・京都)
AKA
荒いけど凄くハイセンスな作品でした。4人の凸凹感もイイ感じで、見た目だけじゃなく4人それぞれのキャラクターを活かしたダンスでのバランスも取れていて、それでいて小さくまとまってない。総じて「ええチーム」でした。
Taa Flexx
最後まで飽きさせない構成、展開など見ていて楽しかったです。フレッシュでした!
KAZUKIYO
わりと古い曲ですが、あのラインの選曲でアプローチするチームは中々いない分面白さを感じましたが、好きなラインなだけにもっと臭いがほしいなと思いました。
EMI
チームとしてのまとまりをすごく感じると共に、1人1人見てみるとそれぞれの感性もしっかり生きており、個としてもチームとしても味わえる4人だと思いました。スピーディーに展開されるコンタクトも素晴らしかったです。
RYUJY
ネタの作り方に拘りを持っている知的な男臭い系hiphoperチームですね(笑)。個々のキャラに色があるし、この勢いのまま、どんどん突き抜けていってほしいです。応援しています。
▼SPECIAL PRIZE
Boogie Bandit(FREE SOUL/愛知・岐阜)
AKA
お酒の匂いがしてきそうなチームでした。いや、多分してたな(笑)おじさんの無茶苦茶を妹が支える。どういうバランスの取り方やねん…でもチーム感というかファミリー感というか、仲間感はこの日一番伝わったチームです。SOUL GROOVE満載で、確かなスキルもあって…とにかく僕は好きです。
Taa Flexx
思い切りが最高でした!ソロもかましてました!
KAZUKIYO
ぼくの中では2位でした。作品の構図的に優勝したチームと似ていましたが全く違った関係性といいますか、モリアツくんがリエちゃんを優しくサポートしつつここぞで男気を見せるカッコ良さが粋で、個人的に男として憧れるのはモリアツくんでした。
RYUJY
後半にいくにつれて、スーッと吸い込まれるような心地よさがありました。後半の男性の方のソロは感情がこもっていて、最高でした。
///// JUDGE /////
AKA, Taa Flexx, EMI, KAZUKIYO, RYUJY
AKA
ジュニアの部とは一転してバラエティ豊かな内容でした。もちろん自分達で選曲・編曲や振り付けなどをセルフプロデュースしているからチームの特徴が出やすいのですが、それ以上に「人生観」がダンスに出ていて面白かったです。ただジュニアの部に比べると各チームの評価点数の差はわりとハッキリしていました。レベル差というよりもその時の出来の差。JUDGE目線では優劣を付けないとダメなので点数評価をするのですが、1ダンサー目線だと色んな人の喜怒哀楽が詰まったダンスばかりで1チーム1チーム全く飽きなかったです。みんな大人なんで自分やチームと向き合ってボチボチ(本気で)楽しんでいきましょう!
入賞以外では、「まみとるいとそら」はぶちかましてましたね。先生の情熱に追い付こうと奮闘するお弟子さん2人、ダンスは荒いけど大切にしていることは十分に伝わりました。「Sambacrow」は僕的には入賞圏内でした。3人のバランス感、セッション感、スキルフルなステップワーク、どれをとっても一級品でした。彼らと乾杯したいです。
Taa Flexx
どのチームも実力者ばかりなので最初から最後まで気が抜けず、体力を持っていかれました(汗)。その中でも今までの経験や、実績の積み重ねがダンスに現れたチームとフレッシュさを存分に押し出したチームが印象に残っています。入賞以外では「D’LACSSY」は、細部にまでこだわった、ナチュラルな音ドリが好きでした。「Sambacrow」は、ストリート感とフレッシュさもあり、カッコよかったです。
KAZUKIYO
どのチームも自分たちの表現したい部分を押し出せてたと思いますし、ある程度自分たちを理解してると思いました。気になったのはコンテストだからテンションをあげて踊ろうとしてるのか(ムーブ先行なのか)、好きな曲だからこそ自然とテンションが上がるのか、後者の方がより気持ちよく見ることができました。他人軸でなくまずは自分軸というか。そうでないといけないということはないと思いますが、より強い思いや細部へのこだわりを体現するためにスキルを磨くということを意識するともっと響くものになるのかなと思いました。
入賞以外では、「EKO」さんのパフォーマンスはとても感動しました。何がどうとかいうとどれも簡単になってしまうようなとても素敵なアートでした。「D’LACSSY」は、Waackの幅、音楽性、妖艶など色んな思いを作品から感じることができとても素敵だなと思いました。自分の中でこの曲は彼女達の曲になりました。「hermana」はアコースティックギターの音源一曲使いで音楽感がないと中々表現できない部分をいい感じで表現できてましたし、本人たちはそうでもないかもですが伝わりづらい部分でのチャレンジが素敵でした。「Sambacrow」は難しいことをシンプルかつナチュラルに見せるさまが素敵でした。「VIVA J ORCHID」は、色気もありかついやらしさのない素直でナチュラルな様が素敵でした。「まみとるいとそら」は、めちゃくちゃ元気をもらいました。
EMI
グラチャンという場にふさわしい完成度の高い作品ばかりで、どのチームにも必ず、良い!と思う魅力がありました。減点方式で点数を付けるというより、ここが良い、これも良い、こんな良さもある、と加点方式で点数をつける感覚になりました。良い部分は本当に様々で、動きのクリアさだったり、技の精度の高さだったり、エンタメ性だったり…それぞれのチームの強みにバラエティの豊かさを感じました。入賞以外では、「acquit」は、踊りのラインの出し方が非常にクリアでした。また、音の展開がとても面白くて、最後までワクワクが止まらずに見ました。「玻瑠」は、ボディコンタクトの深さが全出場者の中で一番だったと思います。エネルギーの受け渡しがとても深いところから出来ていて素晴らしかったです。
RYUJY
それぞれのチームのカラー、ソロの個性が爆発していて、踊りを点数に変化させる脳内の思考回路がとてつもなく、精神を削られました(笑)。TRUE SKOOLグラチャンの順番の仕組みである、3位は前半、2位は中盤、1位は後半でくじ引きというのがまたドラマを生んでいて、ADHIPのコンテストには魅力がたくさん秘められているなぁと感じていました。一般の部を全体通して見た時に「作品」の中にキャッチーな部分を残す事の大切さを学びました。
入賞以外では、「Variable Core」は、音取りにセンスを感じました。「Sambacrow」は、ポテンシャルの高さを感じ、中盤のソロの部分からグーッっとアガって来た感がありました。「MyMenBoogie」は、音取りが繊細でした。もう少し感情を爆発させた二人が見てみたいです。「Sons of Miles」は、フリーズやストップの展開の間が終始心地よくて、センスを感じました。「acquit」は、作品の完成度が高く、最後まで飲み込まれました。「玻璃」は、2人のコンタクトの質の高さ、ノリ命なルーティンのセンスにやられました。「Uryare nottie」は、ステップのバリエーション、Groove、構成の展開が見ていて爽快でした。