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To all international contestants... Please check our web page “FOR INTERNATIONAL CONTESTANTS” to participate any events.
FOR INTERNATIONAL CONTESTANTSイベントレポート
イベント日程 | 2021/11/14 14:00-19:00 | |
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イベント会場 | 藤井寺市立市民総合会館パープルホール大ホール |
26チームが出場!非常にハイレベルな内容となった “THE UNITY”
優勝はcontemporary jazz、”N'ism”
▼入賞パフォーマンス動画はこちら
▼WINNER
N'ism(contemporary jazz/兵庫・大阪)
Ta-Bo-
素晴らしかったです!ジブリみたいに思えました。ラストマスク取るところも期待外さない感じがいいですね。鳥肌が立ちました!
Yuritch
吸引力が抜きんでていました。身体資源が素晴らしく、それを余すことなく最大限に活用したことであのショーが実現したんだと思います。スリリングさがあり、次の展開を期待させ続けて終わった感じでした。圧巻でした。テーマが『怒り心頭』と彼女たちは言っていましたが、そういう表現に見えたかといえば僕個人としてはそうは感じていなくて、受け手に伝わったかどうかはそれほど重要ではなく、いろんな解釈ができるその表現の幅に意味があったんだと思います。美的欲求を満たしてくれるショーでした。
REIKO
高水準のテクニック、表現力、作品力、そして気迫。全員がしっかり鍛錬され、なおかつ作品の一部になっており、瞬きするのが勿体ないと感じるくらいの作品でした。それを体現したダンサー達も素晴らしいの一言です。普段からプライドを持って日々作品やダンスに向き合っているんだろうと感じました。
Chika-J
彼女らの空間に無意識に誘われる。そんなハイクオリティな作品でした。ミスはあったものの、それをもチャラに出来るような、一貫した完成度と作品性。突き抜ける様な刺激を感じた内容でした。
Nobby
作品にかけるスタンスが高いですね。本人たちは納得いってなかったみたいですが、まだあれ以上いけるんやってさらに驚きです。作品のアイデアや魅せ方、身体能力、世界観も斬新でした。文句無しの優勝です。
▼2nd PLACE
Maelewano(HOUSE/大阪)
Ta-Bo-
自由感溢れるダンス素敵でしたね!ルーティンもオシャレでした。ハウスは見せ方が難しいと思うのですが、スッと入ってきました!素晴らしかったです。
最前列で横一列。あのシーンに痺れました。みんな凛としていて心意気と信念を感じました。「勝つかもな」って後の展開を期待させるに充分なものでした。作品をつくるにあたって主観と客観のバランスがカズキヨは良くて、今回もハイセンスやったと思います。何となく見たら取りこぼしてしまうほどの繊細さが散りばめられていて、特に構成はドラマチックでした。音楽の具合もありますがあえて分かりやすい凸凹感を用意するのではなく流動的にリズムフローを表現されていて見ていて気持ちよかったです。これは高いダンス力がいるし一発で質感を伝える難しさがあるのでそれを表現しきったメンバー全員に脱帽です。カッコよかったです。
REIKO
大胆かと思えば繊細で、あくまで自然体の中から積み上げていく踊りに全員が自分の解釈でまとまっていく。簡単な様で中々できる事ではなく、UNITYに費やす時間よりもっと前からずっと向き合って来たものを形にしたんだろうと感じました。個が集団としてまとまり、更にKazukiyoのエッセンスを一滴ずつ染み込ませた形を魅せられた気がします。
Chika-J
カズキヨくんのやりたい事、伝えたい事を、メンバーそれぞれが、汲み取り、自分のフィルターを通した上で、団結する。言われた事を、忠実にやる事の方が簡単だと思うので、これはなかなか難しい事だと思います。導き方と受け取り方のバランスが上手く相まった作品でした。
Nobby
気持ちの良い音に軽やかに時には重く踏みこなすステップのフローを見れただけに、もう少し個々それぞれの匂いや音を奏でれたり、愛と調和、素晴らしいテーマですが対象的なエネルギーが人間の底から見えればもっと素晴らしいショーになると感じました。
▼3rd PLACE
All J Party(BEBOP/大阪)
Ta-Bo-
僕は好きですね。オシャレでした!何かミュージカルを見てるようなダンスでした。個々のStepも良かったと思います。
Yuritch
このチームは一曲目を布石にして、次の展開で2速発進して飛ばしシフトでどんどん加速させて最後まで突っ走って締めるみたいな、そんな流れでしたね。何となく自分たちのセオリーみたいなものが肌感覚で刻まれているのかなと感じましたし、BEBOPの持ち味を生かして構成されていて見応えがありました。ただ足数の多いステップということではなくてリズムが走りすぎないギリギリで踊る。これは決して簡単ではないんですね。そこにスタンダードの高さを感じました。
REIKO
集団として高水準のベーシックからくる軸みたいなものを持っていてそれをテンポ良く展開していく。リズムとステップがしっかりと観る側に伝わる表現とテクニックでした。
Chika-J
ホセさん筆頭に男性陣が底上げをして、チーム全体で盛り上がっていく。そんな高揚感のある作品でした。魅せ方、持って行き方の枠組みをしっかりと繋いで踊りきる。あとは皆んなで楽しむ!そんな疾走感あふれる作品でした。
Nobby
疾走感あるステップにエナジー溢れるダンス、映画のワンシーンを見てるかのようなBEBOPで魅せるショータイムは圧巻でした。
▼SPECIAL PRIZE
Good Old Remakes(NEW JACK SWING/大阪)
Ta-Bo-
懐かしいダンスから溢れるエナジー!見ててハッピーになれますね。まだ小さい2人の女の子?ダンスも上手いけど、めっちゃ可愛かったです!
Yuritch
始まり方に工夫がありNEW JACK SWINGのノリの良さをいきなりフルスロットルでいかずに道端でこれから何かが始まっていく空気感を匂わせつつ踊りに入っていくストーリーで、いざ踊り始めるとジャンル特有のノリとエナジーで会場が明るくなりました。それぞれ個の特性を理解した持っていき方に先生はよく見ているなぁと感じましたしキッズのあのファンキーさ。ズルかったです(笑)。前向きにしてくれるパワーを感じたショーでした。
REIKO
ニュージャックの良い所を若さのパワーに乗せて気持ちよく踊る!みたいな所と落ち着いて踊るバランスが印象的でした。
Chika-J
幅広い年齢層のなか、全員がバイブスのレベルをかなり高い地点で、合わせてきた。凄い事だと思います。作品性はもちろん、個性も引き立ちつつ、シンプルにダンスみたわぁー!スカッとしたわぁー!と思わせられる内容でした。
Nobby
見てて踊りたくなる。そんなショーでした。完成された作品力が高い作品も好きですが、彼らのように同じフィーリングは2度はでない今日この瞬間にしかでないダンスの魅せ方が好きです。
M’ de facto libera(JAZZ/大阪・京都・奈良・滋賀・兵庫)
Ta-Bo-
素晴らしかったです!何か見せつける感じ!構成も凄く良かったと思います。圧倒されました!
Yuritch
3位に近い特別賞といった感じで上位入賞しててもおかしくなかった思います。自分的に最初のシーンが好きでしたね。踊り始めで質の高さを感じて見入ってました。1人にスポットを当てながら衣装を着ていくところも印象的で構成に潔さを感じましたし、体内のミクロな表現を目指している気がして目が離せないというか興味深かったです。それを体現する身体感覚が光っていて奥行きのある作品でありもう一度見たいと思う作品でした。
REIKO
最後まで駆け抜けるスピード感を集団としてまとめていくパワーや練習量は凄まじいと思いました。そのパワーをコントロールする力がもう少し有れば良いなと感じる場面がありました。
Chika-J
構成や作品自体のつくり、かなりハイクオリティだったと思います。そのレベルが高いからこそ、逆にアクロバットや構成力の他に、シンプルに【オドリ】の部分の要素がもう少し見たいな。と感じました。
Nobby
独特な世界観と気づかないうちに衣装が途中で変わり驚きました。
KALEIDOSCOPE(FREESTYLE JAZZ/大阪・兵庫)
Ta-Bo-
白の上下の衣装で見やすかったです。1人づつのフリーがありながら合わせる感じも良かったと思います。
Yuritch
このチームが踊ってからAブロックの流れが一つ定まった感じがしたというかスイッチが入りましたよね。キーになるチームでした。メッセージ性が強く、僕が感じたことでいうと決して感情を手で触れることはできないけど触れたい。ソフトに触れたい。触れることができたらおそらくこんな感じなんじゃないかな、みたいなことを表現しているように見えて情感たっぷりで見終わった後に心が少し軽くなる優しいショーでした。
REIKO
集団としての安定感、隙のない構成がとても良かったです。矛盾するようですがそれとまた別に、いい意味での隙間が見えるともう一つ頭出たかなと思いました。
Chika-J
個人的にはかなりの高得点でした。構成も、振りも、表現力もとっても良いバランスで上手く組み込まれていた。メッセージ性を背伸びせず、すごくナチュラルにみせていて、尚且つ個々の色も感じられる。センスを感じる作品でした。
Nobby
日本語の歌に合わせたダンスの感情表現がナチュラルでした。
▼JUDGE
Ta-Bo-, REIKO, Nobby, Chika-J, Yuritch
Ta-Bo-
初めてのTHE UNITYジャッジさせて頂きました。何か素敵ですね。先生と生徒達や仲間で出るチームコンテスト!素敵だったし、羨ましかったですね。全体的にやはりJAZZはしっかり合わせて見せてきますね。OLDが少なかったのが少し寂しいですが…。入賞以外では、「COOL COOL GROOVIN」は、花ちゃんと生徒達が一体となって踊ってる姿、羨ましく思えました!素敵でした。「WREIKO FAMILY」は、世界観が素晴らしかったですね。アフリカンとミックスしてる感じもいいですね。
Yuritch
“THE UNITY”のジャッジとして参加できたことが光栄でした。ありがとうございます。全体を通して感じたことは、みなさんそれぞれの在り方でステージで表現している姿、準備されてきた集合体としての結果しか僕たちは見れないですが、ちゃんと裏側が想像できるものでした。それだけ高いクオリティーの作品群でしたし、さまざまなダンス観に触れられる時間になりました。大人数でやる難しさと楽しさが入り混じる過程を想像するとプレイヤーの方達には尊敬の念に堪えません。現場で見るものの価値を改めて感じました。入賞以外では「COOL COOL GROOVIN」は、リズム感覚が一級品で音際をとるちょっとした間に1回1回食らってました。音へのアプローチが段違いでした。「Plastics rare band」は、ほぼフロアだったと思うんですが、しっとりねっとりとしたニュアンスが妙にハマりました。「Cela」は、スタンダードなハウスにとどまらない器で流れに新しさを感じるショーでしたし、我と仲間を大事にされているのが伝わる作品でした。「WREIKO FAMILY」は、上空から地上に降りてくるストーリーなのかなと想像力を掻き立たされる内容でした。
一曲使いの踊りも興味として見てみたいと感じました。「ray=out」は、珍しい存在ですよね。HOUSEで硬派な匂いの感じるチームは。しっかり踏めていますし、雑味が持ち味として出ていて、さらに洗練されてくるとヤバくなるなと感じました。「HOUSE DANCE BELIEF」は、世代を越えた方達で構成されていて、それでいてまとまりがあり、それがタイトで見やすい作品性に繋がったんだと思います。妙に共感と納得感がありました。
REIKO
一体感や練習量に加え、創る側、踊る側の想い、更には作品の嗜好性など、沢山の要素を組み込んで皆さん挑んで来られたと感じました。それをテクニックや表現として高いクオリティでまとめつつ、ドキっとさせられたり終始目が離せなくなるような、ある意味偏りのあるチームが私の中で高評価でした。入賞以外では「HOUSE DANCE BELIEF」は、真っ直ぐダンスと向き合ってショーっぽく仕上げつつ集団としてのパワーも出してくるダンスに'引っ張る力'みたいのを感じて観ていて気持ち良かったです。「DIDA」は、個を最大限まで引き上げる作品力、観ている方に気持ちが伝わりすぎる表現力が印象的でした。
Chika-J
8人以上チームコンテストという事で、主となる人がいて成り立つ場合が多いと思われる中、振付として踊ってるチーム、振付を個々のフィルターを通した上で体現として踊ってるチーム。それぞれの【アプローチの仕方】がある中で、まずはここが審査ポイントだったと思います。高いレベルだったからこそ、踊りを通じて、メンバーの関係性や過程、UNITY という言葉の意味をどこまで掘り下げて、それを落とし込んだ上でメンバー全員でステージに立てているか、が採点基準になってくる様な高水準な内容でした。逆に厳しく言うと、メンバー内でのモチベーションやエネルギーのアンバランス差も浮き彫りになっていた様に感じました。とは言え、かなりレベルの高いチームが沢山いたので、順位をつけるのがとても難しく苦しかったです。入賞以外にも沢山、良いチームはありました。個人的にはヒップホップ勢、もう一つ何かが足りない惜しいチームが沢山いたので、自分達の何をどう発信したいのか?拘りと客観視の両方を、更に掘り下げる必要があるなと感じました。入賞以外で印象的だったチームを挙げると「HOUSE DANCE BELIEF」は、かなり高得点でした。とっても良かったです。【遊び】と【気合い】の絶妙な混ざり方、メンバー同士で終盤に向けて高揚してく感じ、シンプルに踊りで勝負しにきたという爽快な気分になりました。「A wcrude」は、個々のスキルの差はあれど、ポップダンスをベースに、センスある作品だったと思います。面白かった!全体的に純度レベルアップが出来ると、かなり面白くなりそうだと感じました。これから期待したいです。
NOBBY
たった2名でもリズムや気持ち、息を合わすのが大変なのに、8名以上という大人数で作品を創造していく過程は、各チームで様々なドラマが生まれてきたと思います。作品や仲間に対して気持ちを込め踊りきった全ダンサーに拍手とリスペクトを。全体的には、ショーの作り方や世界観というかアイデアというか、チームそれぞれの違いがあまり見えなかったなという印象です。なので一部のチーム以外は、僕の審査的には僅差だったので、今回入賞しなかったチームも入賞するチャンスは大いにあるかと思います。審査ポイントはジャンルによっても自分の中で基準が変わるので、一概にこの基準で見ていたという答えはなく、例えばジャズなら阿吽の呼吸や緩急ある身体の旋律や感情表現や間、POP、LOCK、HIPHOP、HOUSEならスキルはもちろんグルーヴやリズムの魅せ方、個々のスタイルやフレーバーも見てしまいます。ストリートのみならず様々なスタイルの作品が交わる大会だからこそ、今後も化学反応が起きフレッシュな作品が生まれてくるんだろうなと感じました。入賞以外では「WREIKO FAMILY」の衣装の変化や色彩センスがダンスとリンクして素晴らしかったです。今回オールドスクールが少なく残念でしたが、「COEXIST」は和歌山の超若手組、ファンキー&クールなロックとワックで展開していきましたがスキルや経験を積めば今後もっと伸びると思います。「COOL COOL GROOVIN」は安定したスキルに構成も多様で見やすくてよかったです。僕の中では高評価でした。「Demolish Draft」はパワーもあってよかったです。「Ms LiNKAs」は衣装の癖と振り付けのバランスよく良かったです。