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FOR INTERNATIONAL CONTESTANTSイベントレポート
イベント日程 | 2020/12/27 13:00-19:00 | |
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イベント会場 | 藤井寺市立市民総合会館パープルホール大ホール |
28チームが参戦した「高校ストリートダンス選手権2021第一回予選大会」
見事1位通過を果たした上宮高等学校のHIP HOPチーム "Phat Junkie"
をはじめ7チームが決勝進出を決めた!
▼1位通過
Phat Junkie (HIP HOP/上宮高等学校)
ETSUKO
まず、カッコいい!HIPHOPの雰囲気が出ていたのは、このチームだけだったように思います。もっと尖ったところが見てみたいと思いました!
おかよ
ひとりひとりのダンススキル、テーマの一貫性、人数に合った見せ方、見事でした。個々に違っていながら一体感がある。唯一グルーヴを感じたチームでした。
せんじょうこうすけ
かなりオーガナイズされたチームでした。HIP HOPの良い意味で「ルーズ」な部分が良く出ていたと思います。どうしてもアティチュードの部分は形だけになりやすいのですが、普段からしっかり練習をしている印象を受けます。ナチュラルでした!アドバイスとしてはHIP HOPチームとしてしっかり出来ているからこそ、構成にもう一つ驚きがあれば良いと思います。
Aoi
音に対する質感、におい、大人数の中でもそれぞれの個性が垣間見える瞬間がたくさんあり、非常に面白かったです。納得の1位でした!
KAZE
僕の中で、ダントツでした。出番がAブロックだったのですが、その時点で予選は通るだろうと確信しましたし、Cブロックが終わってもずっと印象に残っていました。
▼2位通過
bounce troop (HIP HOP/大阪府立東淀川高等学校)
ETSUKO
良い雰囲気でした!雑さがまだあるので、これからそこをどう料理するのか楽しみです。
おかよ
大人数でありながら、タイトな構成で表現したいことが分かりやすく、とても良かったと思います。大人数の踊りで見せる良さと個々の良さのバランスが良かったです。
せんじょうこうすけ
タイトなルーティンで攻めの姿勢を貫いたのが勝因だったと思います。勝ちに行こうという気持ちの強さは観ていて熱くなりました。あとはギミックに頼りすぎない見せ方ができると優勝も狙えると思います。
Aoi
作品の完成度は1番高いチームでした。身体の大きさもバラバラな中で、あそこまでの統一感は、なかなか仕上げてきているなという感じでした。素晴らしかったです。
KAZE
大人数をうまく利用していて、構成、音ハメ、完成度が高い、といった印象です。
▼3位通過
ソナム (JAZZ/京都文教高等学校)
ETSUKO
感情が溢れたショーでした。感動しました!衣装の改善があれば、もっとすんなり入ってくると思います。
おかよ
心からのびのびと踊っている姿が印象的でした。作品はとてもいいと思いますが、ジャズの基礎スキルをかなり要する作品だと思うので、そこにバラつきがあるのが気になりました。もっと良くなる伸び代を感じました。このチームだけの色があるのでこれからも高みを目指してる頑張って欲しいです。
せんじょうこうすけ
今大会僕は1番観てて気持ちがよかったです。自分たちが出来ること出来ないことを理解しながら何をどう伝えるかの部分をこだわっていたように見えました。曲の見せ場、作品の見せ場をもっと意識してエナジーを乗せればさらに良くなると思います!
Aoi
空間の使い方が上手いなと感じました。曲負けしない、構成力と彼女達のまっすぐな気持ちが踊りを通して伝わってきて、それが凄くよかったです。このまま迷わず進み続けていって欲しいです。
KAZE
心が掴まれました。感情がそのまま表現されているように感じ、見ていてハッピーになれるような、僕はかなり好きなタイプのショーでした。
▼予選通過
蓮 (FREESTYLE/羽衣学園高等学校)
ETSUKO
今予選一、驚かされたチームでした。大人数でここまで揃えてくるのか、、、隙のない構成力。ストリートと言われると、難しいところかもしれませんが、努力と信念無しではあのショーは出来ません。素晴らしかったです。
おかよ
自分たちのダンスに対してまっすぐに向き合っている姿が見えてとても好きでした。後半の上手よりの三角の構成はクオリティ高すぎていい意味で思わず笑ってしまいました!自分たちを信じ、貫いていて、オリジナリティを感じたのはこのチームだけだったので、これからもまっすぐな心を大切に頑張って欲しいです。
せんじょうこうすけ
今回入賞チームの中で唯一正反対の勝負の仕方をしていて面白かったです。入賞チームはストリートダンス観やダンスの良さで勝負してましたが、ここはある意味チアダンスやシンクロみたいなアンサンブルのレベルで戦うチームだったと思います。そこまで突き抜けられたら笑う!みたいな構成でジャッジ陣を沸かせてくれました!僕はその構成を「ゲレンデ」と呼んでおります。
Aoi
絶妙な構成から振り付けまで、大人数ならではの良さをしっかりと活かしきっていたと思います。こういったスタイルだからこそ、シンクロの精度だったり表情だったり、、いききるとこまでもっといききって欲しいです!
KAZE
凄いの一言です。練習量が目に見えて伝わりました。完成度が高くめっちゃ凄いと思います。
▼予選通過
luminous (FREESTYLE/京都聖母学院高等学校)
ETSUKO
帽子を深く被ったスタイルで、とても印象に残っています。せっかくの帽子、もう一工夫出来るとさらに良くなると思います。
おかよ
大人数で動きも揃っていて迫力がありました。凄くクオリティが高いのに全員が立っている構成が多くて、後ろが見えなかったり、ずーっと動いている状態なのでどこを見せたいのかが分かりづらいのが勿体ないと思いました。もう少しシンプルに立体的に見せれたらもっと良くなると思います。
せんじょうこうすけ
曲のイメージ、世界観をしっかり表現出来ていたと思います。衣装もかっこよかったのですが、胸のブローチと手袋の色が一緒で構成の時に少し見えにくい印象でした!ゴチャゴチャして見えるのが少しもったいなかったので、見やすくする工夫を入れると良いと思います!
Aoi
あの大人数の中、難しそうな衣装での挑戦。衣装つけて相当練習したのかなと言う印象。また衣装音楽振り付け全てに一貫性があり非常に見やすかったです。
KAZE
ここも完成度が高いと思いましたが、最初から最後までフルパワーで見ていて少し疲れるショーでした。ショーの中で起承転結、緩急をつけるともっとよくなるのではと思いました。
▼予選通過
Stay dench! (HIP HOP/大阪暁光高等学校)
ETSUKO
少人数にも関わらず、他のチームに負けないパワーが出ていました。それは力任せのパワーで無く踊りのパワーです。個々の成長次第で何倍にもレベルアップすると思います。
おかよ
人数に合った見せ方と5人のモチベーションの一体感が見えて、少人数でしたが見応えがありました。ただ、見ている側に訴えかけるようなチームとしての"何か"が弱かったかなぁと思いました。それが個々のダンススキルなのか気持ちなのかテーマなのかはわかりませんが、そこを追求できればもっと説得力のある作品になると思いました。
せんじょうこうすけ
まっすぐにHIP HOPで挑んできて気持ちよかったです。ここもある意味何を伝えたいかがはっきりしていましたね!ただこのチームが伝えたいことを伝えるにはスキルが必要だと思うので、練習して上げていって欲しいです!あとはせっかく少人数なので大人数には出来ないような思い切った構成を見たかったです。
Aoi
少人数でありながら、最後までパッションが伝わってきたチームでした。振り付けと構成がしっかりとリンクしているのが印象的でした。そこにもう一つ質感が備われば作品としてもっと精度が上がるのではないかなと思いました。
KAZE
出番、流れが良く、高評価に繋がったと思います。チームの強み的なものを共有して練習するとより良くなると思いました。
▼予選通過
barbee (FREESTYLE/大阪府立河南高等学校)
ETSUKO
コメントの意図は、正直わかりませんでしたが、ショーの内容スキルはとても良かったです!ストリートで挑戦する場合は、純粋に踊りを見せるというところで、勝負出来ると思いますよ!
おかよ
キレのあるダンスで、構成も面白かったです。テーマ性が強い作品だと思うので、それを伝えたいのならば、全体を客観的に見ることを辞めずに作品のクオリティを上げていって欲しいと思いました。
せんじょうこうすけ
ストーリーテイリングの部分と振り付けや衣装がチグハグな印象を受けました。振り付けにストーリーテイリングをもっと落とし込んでも良いと思います。個人個人のダンス力はしっかりしていたので、作品の質をもっと高めるとまだまだ上に進めると思います!あくまで個人的意見ですが紹介文でストーリーを言わない方がいいかと。ダンスだけで伝えた方が僕はかっこいいと思います。あくまで個人的意見ですが。。
Aoi
シンプルにそれぞれのスキル面での一体感や彼女たちのパッションはしっかりと届きました。なぜ、この作品でこのジャンルで挑戦しているのか、なかなか、壮大だけれど(笑)そこを考える時間も大切だったりします。まだまだできるチームだと思います!
KAZE
構成も面白く、終始飽きないショーでした。踊る前のコメントで、ショーの内容、テーマを言い過ぎていた気がして、そこまで言わなくてもいいのに、と思いました。
▼JUDGE
ETSUKO, おかよ, せんじょうこうすけ, Aoi, KAZE
ETSUKO
それぞれ大変な状況にも関わらず、沢山のエントリーがあったことと、以前と変わらずコンテストに向けての熱い思いが溢れた大会になってよかったと思います!
おかよ
2020年コロナで大変な1年のなか、イベント中止や延期が相次いで、練習してきた成果を発揮する場所がなく、みなさん苦しい思いをされたと思います。この状況を耐え忍んだみなさんがその思いをぶつけられる場所ができたことを本当に嬉しく思います。わたしが抱いている高校生ダンスの当初の印象は、大人数で表情も動きも揃っていて舞台映えするようなダンスというイメージでしたが、今回全体を通して踊り方や構成にオリジナリティを感じられるチームもいたり、衣装やテーマにこだわっているチームもいたりでそれぞれに個性があり良かったと思います。高校生ダンスの特徴として、まず「人数」というのがとても大切な課題だと思いました。一般のダンスコンテストに比べて人数が多いチームがほとんどかと思いますが、多いと言っても10人で踊る見せ方と20人で踊る見せ方、25人の見せ方、それぞれ違うものがあると思います。多ければ難しいというわけでなく、少人数であればあるほど、ひとりひとりのダンススキルも大切になってきます。いろんな面白い構成や派手な見せ方も大切かもしれませんが、まず自分たちの人数をどう活かすか、自身のチームをより研究してそのチームごとの課題としっかり向き合えるかどうかでもっとそれぞれに色が出て、それが、曲選びや構成、衣装全てに繋がっていけば、高校生ダンスシーンがもっとおもしろい戦いになっていくのではと思いました。間違いはないと思いますので、発想を大切にしながら、これからもどんどんいろんなことに挑戦していって欲しいです!
せんじょうこうすけ
出場された全高校の皆様お疲れ様でした。今回審査を出来て光栄です。感想として、近年のダンス熱やレベルの高さを感じ、フレッシュなダンスに心を打たれました。近年の高校ダンスは、ストリートダンスをしっかり学んでいる高校が多く、振り付け、構成に至るまで作り込んでいる印象を受けました。今回上位に食い込んだチームは、自分たちの武器や見せ方「表現」にこだわったチームなのかな?と思います。コンテストはインパクトも必要で、突き抜けたチームがやはり勝つと思います。印象に残ることは必要不可欠なので。単純に派手という意味ではなく、全出場チームの中でどうやって頭ひとつ抜け出すかをしっかりイメージしていくことが大事だと思うので、「こだわり」を持ってください。ダンスシーンの研究も必要だと思います。今最前線のダンスシーンはどういう踊りをしているのか?など、スポーツだとトップのプロたちを軸に考えますよね?ダンスでも同じだと思うので高校ダンス界の流行も大事だとは思いますが、まずは最前線のシーンを見てください!これからもチャレンジを続けて頑張ってください!ありがとうございました!
Aoi
ストリートダンスの大会と言うこともあり、ただ単に踊りだけを競うのではなく、そこに付随するカルチャー、音楽だったりファッション(衣装)だったり…そのトータルで自分たちを表現する。それが他の競技にはないストリートダンスの面白さだと思います。そういった点で今回特に、踊りと音楽と衣装とがしっかりと一貫してるチームに個人的に高評価を付けさせてもらいました。まだまだ学生という立場で様々な制限のある中での挑戦だとは思いますが、、どうか自分がわくわくするもの、カッコいいと思うものを大切にしてください。そしてそれを皆んなでシェアしていく!それが必ずこれからの皆さんのダンスに活きていくことだと思います。素晴らしい踊りをありがとうございました!!
KAZE
初めて高校ダンス部のショーをしっかり見させて頂いたのですが、色んなカラーのチームが居て、期待以上の見応えがありました。今年は部活動ができなかったりコロナで大変な年だったと思いますが、それを感じさせないチームが多く、感心しました。一つだけ気になったのが、"全員で揃えることだけに注力している"チームが多いなと思いました。こんなに揃えれるほど練習ができるならその熱をもっと基礎練に注いだ方がいいのかなと、個人的に思いました。