「SEXY」NO.1を決めるソロコンテスト "SEXIEST VOL.4"に10人が参戦！
見事、優勝に輝いたのはEroticfreestyleを披露した "千花"

 

 

▼WINNER
千花 (Eroticfreestyle/大阪)

Chycca Xtravaganza
ちゃんとショーを用意してきたなという感じがしました。最初はリップシンクだけかなと思ったけれど後半にちゃんと歌詞の盛り上がりも踏まえた見せ場かなと思わせる場面がありました。近年流行っているなと思っているものも取り入れられており、プレゼンテーションとしてバランスが良かったと思います。

豹凛 
総合的に観て良かったです。自分をよく知っているなと思いました。

Youki
1番見やすかったし、ナチュラルでした。

 

 

▼2nd PLACE
Miumiu (JAZZ/台湾)

Chycca Xtravaganza
千花さんとは対照的に生々しい感じが凄く良くて印象に残りました。どれ！って場面ではないのですがショーに残る「残り香」みたいなものが記憶に残って、そこにリアルなパーソナリティーを感じたような気がして私は好きです。アジアン映画の予告編でもいけるよね！みたいな、透明感と生々しさが混ざったような印象が他の方にない魅力だったと思います。

豹凛 
同じ雰囲気の中でも、もっと色々な表情が観れたら良かったなと思いました。

Youki
こちらも見やすかったし、良かったです！

 

 

 

===JUDGE===
Chycca Xtravaganza, Youki, 豹凛

Chycca Xtravaganza
みなさん薄着慣れしてこられたのではないでしょうか。良いな、と思った点はとりあえずやりたい事をやる的な枠組みを気にしない方が増えたことだと思います。残念なのは何人かはさっきも見たなーって一括りな印象しか残らなかったことです。セクシーさとは？！というのは伝える側の意図するものと、受け取る側の印象が一致することは稀だと思っています。環境・性別・年齢など様々な要因で変わると思います。フェチやら色んな個人的な嗜好により変わりもするからです。その中で私がセクシーであると近年思うのはパーソナリティーが見える事、生命力のような熱量がある事と、想像力をかきたてる雰囲気、素直なだけではない裏切りがある事です。私は自身ストリッパーとして生計をたて沢山の数の裸の女性がステージに立つ姿を見てきました。その中で私がいつも感動させられるのはステージに立つ時に放たれるエロスという名の本気の生命力であり、可愛いなって思うのはおじぎした際に見える笑顔です。男性に関してはまあ個人的な見解なのでなんともですが、性別関係なくスキルよりも、個人のパーソナリティを垣間見せるような表情や雰囲気の作り方が自然であることや、あえて作られた媚びや甘えがあるショーでもその媚びや甘えを本気に捉えさせるような熱量、念能力でゆうと「ハツ！！」みたいな感じです。自然体であるように見える、しかしそれが嘘か本当か分かんないような悪魔的な部分もある…、なんてドキドキします。わたしも毎年色んな方を一同に拝見させていただき、自分もまだまだだなーってつくづく思い、研究しなきゃなあと思います。エロスとは明確な正解のない永遠の哲学ではないでしょうか。入賞以外で印象に残っているのは「瑞希」さん、ミニマムであり刺すような一手。潔ぎ良さだと私は捉えて凄く素敵でした。「ヒペ」さんは、まったくもって何を考えてるのか分からなかったけど後からジャンルを見たら「背徳」ってそういうこと！て思いました。セクシーであるかは共感できませんが遊び心を本気でやる！という熱量と舞台慣れしてはりますね、というところで。

豹凛 
今年で4回目なのに、まだ色々な雰囲気のセクシーさが観れて、やっぱり「セクシーさ/色気とは？」奥深いなと思いました。正解の無い表現ですし、全員素晴らしかったです。その中でコンテストとなると、「セクシーさ/表現力/表情/セルフプロデュース能力/等は高いこと、更には、手先足先や髪の毛まで身体中を意識できるくらい余裕や自信があるか？」が大事なんだと思います。日々色んな事に興味を持って挑戦し、良い事も悲しい事も色々経験すること。そうして年輪を重ねると自然と色気は溢れ出てくるものなのかなと…。入賞以外では「瑞希」さん、絶対的な曲線と絶対的なオーラがもう一声欲しかったです。

Youki
審査のポイントは、ナチュラルさを審査基準で見ました。