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To all international contestants... Please check our web page “FOR INTERNATIONAL CONTESTANTS” to participate any events.
FOR INTERNATIONAL CONTESTANTSイベントレポート
イベント日程 | 2020/02/21 23:30-5:00 | |
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イベント会場 | SUNHALL |
全国から130人が参戦した
"Hook up LOCKING"
優勝はレペゼン大阪
"TAKANOLY"
▼WINNER
TAKANOLY(大阪)
▼2nd PLACE
SACHI(神奈川)
▼BEST4
Hinoken(東京)
Keiji(大阪)
▼BEST8
Yu-Ki(福岡)
UDI(滋賀)
hirokoboogie(大阪)
京介(大阪)
▼BEST32
KAZUKI(大阪)
RYOTARO(愛知)
えーちゃん(京都)
Akira(大阪)
AMIJI(大阪)
tact(三重)
うにゃだゆういち(神戸・福岡)
usako(愛知)
のすけ(福岡)
ビタワン
まっつん(兵庫)
TAKAYA(石川)
asana(京都)
shintaro(東京)
KUNibow(大阪)
KAITO(大阪)
ウッディ(群馬)
ATSUKO(大阪)
ARI
しの
OSAYO(京都)
SHIN(大阪)
Gold MooN(神戸)
新大阪玉乃助(西中島4丁目)
DJ AKA
予選サークルは現行Funk・Soulful House・Breakbeats・名曲Cover(Re:EDITメイン)・Disco・90sの中からビート感強めの曲を疾走感が出るようにスピンしました。いつものHOOK UPに比べるとBPMも若干早め(120ぐらい)、テンションは敢えて抑え気味で。ベテランや実力者は何でも踊れるし表現出来る経験や技術があると思うので、若手層に向けてビートは強くて踊りやすい、でもテンションが上がり過ぎずに、という狙いを定めた選曲にしました。当然FUNK感やオールドスクール感があるという大前提を踏まえて。
Best32の二次予選サークルはI Love Music、Galaxy、Love Hangover、Take Your Timeという誰でも知ってる名曲のRe:EDITモノを出来るだけクイックに飽きないように。その中に完全に自分の趣味で「Don't Make Me Wait(7” Mix)・Bomb The Bass」をぶち込みました。謎に反響があって嬉しかったです(笑)。
トーナメントに入ってからはBest8、Best4は現行Funkと70s Funkを新旧から1曲ずつをそれぞれ、Finalの1曲目(B2Bで僕が1曲目担当)はこの日スピンしたベタな曲の中で唯一原曲でかけた「Hang Up Your Hang Ups/Herbie Hancock」でした。優勝したTAKANOLY、準優勝のSACHIちゃん両者ともにバッチリぶちかましてくれて最高でした。
ジャッジセッション1曲目は「Funkin For Jamaica(DJ M.Flash remix)/Tom Browne」はR.I.P. Toni Smithで。2曲目はTrevor & LisaのBreakin’名曲弾き直しメドレー「The Battle」を。どちらの曲もジャッジ4人とも素敵なダンスでした。
今回DJ総評を具体的に詳しく書いたのは、ダンサーの皆さん(特に若手の子達)に音楽にもっと探究心を持とうぜ!ってメッセージです。「曲は知ってるけど、これ何て曲だっけ?まー踊れたらええか」から「このアーティストって何年代なんや!同じ時代にアイツおるやん、プロデューサー一緒やん…」とか、少しでも深まった時の喜びはダンスが上手くなるのに通じると思います。若い時に身体先行のダンスになるのは悪くないけど、それと同じくらい「音楽」を好きになっていけば、もうそれは最高最強ですよ!
DJ TOGACEE
今回のHook upは、前回と比べると若手層も多かったので、比較的大人しいイメージでしたが、本来若手がフックアップされるべき場かと思いますので、それもまた良かったのでは無いかと思います。予選は新譜ディスコ、僕の中ではNEW DISCO枠と名付けてますが、ここ5年以内くらいのディスコやブギーものを選びました。割とそのジャンルじゃメジャー所ですが、決してアッパーでは無く気持ちいいです。コンテストでメインで使うような曲のアルバムの中に入ってる感じの曲ですね(笑)。2次予選は特に決めてなかったんですが、1曲目に決めた曲がJQのRemixだったので、まさかのJQメドレーにしました。他の現場じゃ多分やらないですが(笑)。という感じで、このフロアーでしか出来なさそうな雰囲気でプレイさせてもらってて、なかなかレアなフロアーかと思いますので、大人の皆さんは是非参戦しに来て下さい!あとCLUB TIMEも楽しくて気持ちいいのがHook up LOCKです!!!
▼JUDGE
Shinshin, HI-SAE, ETSUKO, MASATO
Shinshin
20代のダンサーが多くて、ほんと全体的にみんなダンス上手いし賢いダンサーが多いなって印象です。僕がダンスを始めた世代はYouTubeとかのない情報の少ない時代でしたが、上の世代の現場の匂いをぎりぎり感じてこれた世代でとてもラッキーやと思ってます。そして今の20代あたりがダンスを始めた世代は、情報がすぐに手に入る時代の移り変わりを肌で感じてきた世代やと思っています。
ほんと心に響くダンサーがかたまってる1次予選や、強者揃いの2次予選は大変でした。説得力のあるベーシックがあり、Flowの組み立てのうまさとか見せ方の上手さ・エンタメ力とかとても大事ですし、それらを踏まえて色んなバランスの中で迷った時に落とし所として選んだのが「音楽の感じ方です。」です。ノリやグルーブの深さに関わってると僕が思う部分です。やっぱりノリがイケてる人がかっこいいなと思いましたし、心の奥まで音楽感じてるダンサーは見ていて感動しますね。選べなかったダンサーでもほんとに心に響いて良いなって思ったダンサーも沢山いました。
印象的だったバトルは、京介 vs Keijiのバトルです。とても対照的な2人でした。「京介」はHookupに出ていたダンサーの中でもノリや匂いがポジティブな意味で異質でDopeで際立っていました。「Keiji」はとても真面目で誠実で教わってきた事がしっかりでてた感じです。そんな中でより「どうも、自分です」と表現してる「京介」を選びました。
決勝は「TAKANOLY」は音楽でめちゃくちゃ遊びまくっていました。音楽をよく理解してないとあんな遊び方できへんと思いました。「SACHI」さんは感じ方がとても深く色々通ってきてるなと思いました。どちらも凄いと思いましたし、見てて心躍りました。
印象に残ったダンサーを挙げるとしたら、、、ベスト8以降ではみんな印象的でした。予選では、沖縄のビタボのRISAさんに教わってると後で聞いた女性はノリが土っぽくて黒かったです。あと1次予選の中盤あたりのサークルで一発目に勢いよくでてきた白のロンTのギラギラした踊りの男性で、僕がピックした子。この子は勢いとかバイブスとかやんちゃ感が目立ってましたがしっかりダンスできてたと思います。そしてそのサークルの中にいたちょっと変でくすっとするコミカルさが出てた男性ダンサー。「KUNibow」は僕がいままで見た中で一番よかったです。群馬の「ウッディ」君。愛知の「Usako」さん。「Gold MooN」は相変わらずハッピー。RH-lockersの「Ryosuke」はもうちょっとしたら心と音楽とムーブがハマってきていい感じになりそうです。偉大な先輩「U.U」君。他も何人かいましたが名前わかりません。とても刺激になった1日でした。僕もバトル出ます。関わってくれたみなさんありがとうございました。
HI-SAE
ダンス感やGROOVEというのに意識したダンサーは多かったし良いことなのですが、LOCKのノリというか、FUNKYやなぁ!と思うダンサーは、とても少なかったです。どんな曲でも踊れるのは素晴らしいことですが、もう少しLOCKの質感というか雰囲気というか、そこを鍛えてもらいたいなと思いました。形の部分ではなくて。他は、ぶっ飛んだパッションムーブをされると肩を叩きたくなるぐらい心が掴まれました。後、投げキッスされる回数が増えました。ありがとうございます。トーナメントは珍しく同門対決とかも無く、個性同士のバトルで楽しかったです。印象的だったバトルは、TAKANOLY vs Keijiです。最終は日頃どれだけダンスで遊んでるのか。の大切さが見れたバトルでした。決勝はお互いの良さが出ていて難しかったです。最終はLOCKの技の音がクリアに見えた方の「SACHI」さんに手を挙げさせてもらいました。
印象的だったダンサーは「UDI」「SACHI」さん、「ノリ(JEEK)」「MCナガ」です。
ETSUKO
各サークルで自分的に印象的だったり、グッときたダンサーにタッチしに行きました。全体的に勢いのあるダンサーが多かったのと、何か爪痕残してやろう!って感じのダンサーが多かったな、という印象でしたが、私はナチュラルに個性が出てて音楽性のあるダンサーに惹かれました。印象的だったバトルは、SACHI vs Hinokenです!タイプの違う者のバトルで、お互いめっちゃ出し切ってた感じもあり、何より楽しそうでした!決勝はどちらもカッコいい!!音楽を更にカッコよく、素敵に聞かせてくれるダンサーは、とにかくカッコいいな!って思ったバトルでした。印象的だったダンサーですが、予選の時に見た「AYATO」はいろいろ炸裂しててよかったです。「シモヤン」はナチュラルでカッコイイと思いました。「usako」の女性らしいLOCKも印象的です。「Hinoken」は予選のときからノッてんなーって感じで、よかったです。「SACHI」さんの踊りはシンプルで音楽に対して奥深い感じが見えて終始見入りました。
MASATO
ランダムでサークルを構成してることもあり、一次予選から激戦のサークルがあったので、ジャッジとしては難しい場面もありました。特に最後のサークルは「Yu-Ki」「U.U」さん「JUNGO」くん「AYATO」など予選通過する踊りしてる人が固まっていたので、もったいなかったです。全体的な印象としては、手数が多すぎて動きすぎな人が多かったです。動きよりも踊りが見たかったというのが正直な感想です。その動きをする理由が音楽を表現する為であって欲しいなと思いました。トーナメントからは内容が濃くて面白かったです。印象的だったバトルは、TAKANOLY vs Hirokoboogie、Sachi vs Hinoken、Sachi vs Yu-Ki、このバトルはお互い良さが違って面白かったです。
決勝は「TAKANOLY」くんの1ラウンド目がめちゃくちゃ良くて、「Sachi」さんが2ラウンド目でギアを上げてきたので、これまた難しいジャッジでしたが、全体的に「TAKANOLY」くんが空間を作っていったバトルだったと思います。印象的だったダンサーは
「TAKANOLY」くんの特にベスト4は物凄く良かったです。今回のベストムーブでした。音に動きが引き出されてたので、全ての動きが音を表現する為にあるように見えました。「Sachi」さんの高いクオリティのLockはもちろん、リズムに乗った時の感じが気持ち良かったです。同じノリをループしてる時とか最高でしたね。「京介」くんは自分の空気感を持って踊ってて印象に残ってます。動きまくる人が多いなか、シンプルなことで遊んでいくスタンスはかなりツボでした。