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FOR INTERNATIONAL CONTESTANTS

EVENT REPORT

イベントレポート

TRUE SKOOL VOL.266

2020.01.13 UPDATE
イベント日程 2020/01/13  13:00-19:00
イベント会場CONPASS

一般の部に30組、ジュニアの部に27組
がエントリーした "TRUE SKOOL VOL.266"
見事優勝を果たしたのは
一般の部 "BAGSY"
ジュニアの部 "OSIER"

 

 


===一般の部===
▼WINNER
BAGSY (WAACKING/UK)

せんじょうこうすけ
圧巻のパフォーマンスでした。ナチュラルかつパワフル、遊びの入れ方動きのチョイス。計算はしてないかもしれませんが高次元でまとまっているのに会場全体をニヤニヤさせるようなギミックを要所要所に配置させていて素晴らしかったです。帽子を脱いだだけでかっこいいなって思わされました。


TOMMY
圧倒的なLIVE感でした。waackスキルの細かい事はわかりませんが、純粋に魅せられましたし、この日一番心が踊りました。


AYAKA ASADA
圧倒的Live感、最高でした。アーティストですよね。音楽への愛も感じましたし、誰よりもダンスと表現をしてたと思います。終始、心鷲掴みされました。見れて良かったです。


RYUKI 
ショーケースコンテストにおいて切磋琢磨して創作した作品ではなく、ソロショー(おそらくBagsyさんはほぼほぼフリー)を優勝に持っていくというのはどうなのかと思われるかもしれませんが、正直そんなものは関係ない!と感じさせられるほどの圧倒的ダンス力でした。内から出るエモーショナルな部分とそれを外に発するエナジーが審査員席で見てるぼく自身の頭を貫きさらにその奥まで響かせるほど体感させられました。なんかもう素敵でした。
 

 

 


▼2nd PLACE
Charlie Brown (HIP HOP/大阪)

せんじょうこうすけ
とてもチームとしてのバランスが良いですね。特有の黒さやシルエットを残しつつ上手に構成やリズム変化で崩して行くのが印象的でした!勢いもあるしこれからもっとぐいぐい来ると思います。作品として見るなら、ソロや2ソロを効果的に使えるようになれば優勝も狙えると思います!


TOMMY
ベーシックの安定感に遊びのタイミング、曲の流れ、絶妙に気持ちいいラインをついていてかっこよかったです。バランスの中にどういうアイデアを入れるか、センスをどんどん磨いてほしいです。


AYAKA ASADA
シンプルにかっこよかったです。似たようなHIPHOP作品が続く中、彼らの作品には"作り手のこだわり"と"アイデア"が詰まってて、どうゆう風に見せたいのかが分かりやすく伝わりました。個人的にはチームエントリーの中で断トツで優勝でした。


RYUKI 
4人の「一体感」が圧倒的に良く、音へのアプローチ、そこで「ストップ入れるんや!」とか「そこで抜くんや!」といった良い意味での裏切り方、あとは純粋に作品の作り方が上手でチームの中では個人的に一位でした。各々がスキルフルなぶん、「個」の「個性」を活かした魅せ方を取り入れるとよりCharlie Brownの「らしさ」が出るのではないかなと感じました。

 

 


▼3rd PLACE
スーパーMiyuty (STEP&LOCKING/滋賀)

せんじょうこうすけ
ビバップとジャズの疾走感、そしてエンターテイメント感が僕は大好きでした。もう一つ高いレベルで作り込んで無さとロックとの融合を見たいです。


TOMMY

AYAKA ASADA
3分間の使い方が上手だなと。個人的にはもう少し奥行きのあるものが見たかったです。


RYUKI 
個人的にはギリ入賞圏外ではあったものの、通して飽きさせることなく踊りの表情が豊かなダンサーでした。後半少し雑さが見え隠れし、彼女本来の持ち味は出しきれてないのかなと感じました。そこをカバーできるほどコントロールできていればもっと上位に上がってたと思います。やってることは個人的に好みでしたので100出し切った時の彼女をまた見てみたいです。

 

 


▼SPECIAL PRIZE
Body language (FREESTYLE/大分)

せんじょうこうすけ
音ハメ系のテンプレみたいな部分を少しの地域観で変わった外し方してて面白かったです。狙いに来てるのか来てないのか不思議な突き抜け方してて好印象でした。あとはクォリティの向上と細部の詰め、ギミック前の粗さを無くしたらいいと思います。


TOMMY
荒削りでもやりたいことに全力で、好印象でした。ベーシックな部分を作品に入れたほうが上位に食い込むでしょうが、個人的には勢いとアイデアで突っ切ってほしいです。


AYAKA ASADA
おもしろかったです。真面目にアホな人って魅力感じます。そのまま貫いて欲しいですね。


RYUKI 
発想がユーモアではじめの数秒で心を掴まれました(笑)。彼ら独特の音へのアプローチ、質感の見せ方、遊びを取り入れたスタイルは唯一無二で今後楽しみです。個性はそれぞれで既に備わっているので、互いの特性をもっともっと理解し合い絡めさせていくとよりチームとしての濃さが生まれるのではないかなと感じました。

 

 

 


===ジュニアの部===
▼WINNER
OSIER (LOCKING/大阪)

せんじょうこうすけ
普段からこういう事をやっているんだろうなぁと思えるチーム感の良さ。ダンスでは「匂い」の部分を作品に落とし込むのがとても難しいんですが、それをナチュラルに出せていてダンスのレベルも高くこの年齢で凄いと思いました。


TOMMY
気持ちよく最後まで見れました。2人のテンションの差をどうやって個性にまで至らせ、見る人を納得させるかがポイントになると思います。


AYAKA ASADA
作品の流れも綺麗で安定感ありましたね。男の子が良かったです。


RYUKI 
会場の空気感をキャッチしてましたね。無理してない自由度の高い遊びがとてもナチュラルで純粋に惹かれました。ただ作風を見る感じ、リスペクトするダンサー像が見え隠れしたのでそれを思わせないほどのオリジナリティ性が出るともっとチーム力が上がると思います。
 

 


▼2nd PLACE
BRO (HOUSE/大阪)

せんじょうこうすけ
振り付けがとても良いチームでした。良い意味で色んなジャンルをかじっているような自由な感じを兄弟感でまとめているチームでした。二曲目が長く感じるので全体のバランスをもう少しコンパクトに見せるような工夫をしていけばもっと良くなると思います。


TOMMY
勢いがあってよかったです。2人のパフォーマンス力の差が気になります。


AYAKA ASADA
スキルや作品に対する空気感の差が少し気になりました。振り付けは、流れの中にテクニックが入ってて攻め方も良かったですが個人的には、もう少し構成が見たかったです。


RYUKI 
一貫して勢いが良く、息をするのも忘れさせるほどのスピード感。そこに良い意味での裏切りの抜き感が入るとさらに良くなるかもですが、3分のショーを飽きさせることなく貫き通して魅せてたので2人の場合はこのスタイルが持ち味なのかなとも感じました。自分たちの信念を貫ぬきつつ、様々な要素を取り入れてみてください。純粋にかっこよかったです。
 

 

 


▼3rd PLACE
KoTARO (LOCKING/兵庫)

せんじょうこうすけ
この歳でかなり「ショー」の作り方を熟知していますね。出だしの雰囲気から終わりまで、しっかり流れをもって構成していたのが好印象です。あとは人間性も乗っかるようなダンスが出来ると化けると思います。


TOMMY
空気の出し方がうまいです。エネルギーの出し方にこだわるともっと良くなるのかなと思いました。


AYAKA ASADA
出だしから大好きでした。ナチュラルに音遊びと表現できてたと思います。見ててワクワクしました。ただ後半にかけて同じ音取り、抜き方、シルエットが目立った気がしたので少し勿体なかったです。


RYUKI 
入りから彼自身の渋さをまとった空気感で思わず「ウェーーイ」とうなづいちゃいました(笑)。スキル、音へのアプローチ、踊りの表情の魅せ方がセンスの良さを感じさせられました。フリーと振り付けのバランスが良くナチュラルで終始イケてました。また今後違った表情を見てみたいです。

 

 


▼SPECIAL PRIZE
my-steez (HIP HOP/奈良)

せんじょうこうすけ
選曲、エスニックな雰囲気と振り付けのバランス、衣装までオーガナイズされていてセンスを感じます。始まり方の工夫と、踊り全体にえぐさもナチュラルに乗っける事が出来ればまだまだ上を狙えると思います。先が楽しみなチームでした!


TOMMY
1曲目の雰囲気が良かったです。ナチュラル路線で最後まで押し切って欲しかったです。


AYAKA ASADA
雰囲気は1番好みでしたが得点には繋がり難かったです。作風が作風なので個人的には呼吸で揃えるところがあれば更に良くなると思います。双子にしかできない強みをもっと研究してみては?


RYUKI 
Hiphop フレーバーを残しつつエスニックテイストの作風はとても好みでした。振り付け、曲編、構成はそれぞれ良かったのは良かったですが、もうひとつ閃きが欲しくなりました。双子という点を活かし呼吸感を高度な次元まで突き詰めれると今後かなりバケるのでないかと期待度の高い二人組でした。

 

 


===JUDGE===
Drip nuts JAM
(TOMMY, せんじょうこうすけ, AYAKA ASADA, RYUKI)

===一般の部===


せんじょうこうすけ
まず歴史あるTRUE SKOOLという場でジャッジさせてもらえた事を光栄に思います。ありがとうございました。一般の部は自分のダンス観を模索されてる方がとても多くカオス…いやいや楽しかったです。総評でも少し言いましたが、僕は「表現したい事と音楽の調和」が大事だとおもうので、そのバランスが取れていてなおかつ「ダンス」が乗っかっている人を高評価にさせて頂きました。大人のコンテストで上手いのはある程度当たり前になってきた時代だと思うので、突き抜ける事(こだわり)の大事さ、自分たちの良い部分の理解、価値観の提示、そして届ける力と作品を外から俯瞰的に見る力が必要なのかなと思いました。入賞した方たちはそのトータルバランスがとても高かったと思います。個人的に印象的なチーム、ダンサーでは「Ryuichi」は、スモーキーでドープなのに爽やかなのはレアですね!「Lyo」は、abstractな曲に質感とシルエット勝負。テーマが環境問題のように見えました!違うかな?「べっち」は、abstractなダンサーが多かった中で一番「対象」が見えました。表現力高いですね。「GRANDEEL」は個性のぶつかり合いと調和をコントロールしながら作品に落とし込めたら強いと思います。「LOTUS」は、繊細なルーティンにストリートダンス感の融合が良かったです。あとは"LOTUSらしさ"のブラッシュアップを。僕らももっと頑張ります!ありがとうございました!


TOMMY
レベルの差がはっきり分かれていた印象でした。ソロエントリーの個性が光っていたので、チームエントリーの印象が少し薄く感じました。ジャンルの幅が広かったこともあり、楽しんで審査できました。入賞以外では、「Get stuck」は、チーム感は弱かったものの、個々のスキルは非常に高かったです。「GRANDEEL」は、前に飛ばすエネルギーがすごかったです。2人ならではのLIVE感が好印象でした。「Lyo」は、ずっと見ていたかったです。惹きつけられました。「Ryuichi」は、ナチュラルでオシャレ、最初から最後までかっこよかったです。


AYAKA ASADA
ソロダンサーが良かった印象です。癖者が多くカオスな時間も多かったですが個人的には大好物なので、たっぷり堪能させてもらいました。チームに対しては、作品の中で光る瞬間はあるけど、その前後が弱かったりバランスや流れの勿体無さから入賞を逃すといったチームが多い印象でした。特に曲変わりの瞬間に歯痒さを感じることが多かったです。全体的な感想としては3位がたくさん居たので、ある意味、1位と2位は頭ひとつ抜けてたと思います。入賞以外では「Ami」はドツボでした。人間臭さがたまらなかったです。最後まで引き込まれました。もがいてる現状の自分をありのまま表現してるように見えた彼女の素直さや心の強さにリスペクトです。踊り始めが勿体なかったけど個人的には特別賞候補でした。「Lyo」は完全に好みです。音もかっこよかったし踊りの質感も最高。背景もしっかり見えました。もっと見たかったです。「Reckless Rush」「Get stuck」は得点も高く、印象に残ってます。


RYUKI 
個性の強い見応えのあるチームが多く、順位をつけるのが難しかったです。作品作りにおいてショーとコンテストは異なる部分も多々あります。コンテストにおいてはお客さんや審査員といった第三者目線からみた感覚。また、ステージサイズ感や会場内にいる人との距離感。も視野に入れながら自分たちのやりたいことを貫くことがポイントかなと思います。入賞以外ではいくつかあったのですがその中でも絞りました「LOTUS」は個人的には入賞圏内でした。終始気持ちよく色気のある作風、綺麗な夕焼けがバックに浮かぶような想像を掻き立てる作品でした。ただ流れが気持ちよく綺麗なぶんあっさり終わってしまったかもです。あっと驚くようなアイデアや裏切り方が2.3箇所あるだけでもまた変わると思いました。「MaCoOSSA」は3人のバランスが良く、踊りを見る中でそれぞれチームメイトへの信頼感や安心感を強く抱いているのだろうなと感じさせられる作品でした。「一体感」が強く感じたぶん、「個」の爆発力がもひとつ増せばもっと良くなると思いました。ソロでは「Lyo」君の音楽性と踊りの質感に痺れました。「Ryuichi」もドープかつ繊細でずっと見てれる気持ちいいフロウ感満載でした。

 


===ジュニアの部===


せんじょうこうすけ
全体的に少しチームの中で平均的な子と目を引く子のバランスの差を感じがチームが多かったかな?と感じました。ジュニアのチームは先生がいて作品を作っているケースがほとんどだと思うので、踊らされている感が見えてしまうと表情なども生き生きしてるようには見えないので、もったいないです。「自分のものに出来ている、もしくはダンサーそのものに焦点を当てて見れる」上で作品としての評価なので、意識して欲しいと思います。入賞チームは「自分」を出すのが上手く、そしてチームとしてまとまっていて作品も良かったチームやダンサーですね。そういった意味ではソロダンサーはレベルも高くて表現もしっかり意識している子が多かった印象です。入賞以外では、「JUKIA」はシルエットやステップはジャズ、ビバップ寄りなのですがノリやグルーブ感はロッキンで…なんだろう神戸感…?すごい好きです。「MirO daisy」は、2人の空気感がもっと合っていけばもっと爆発すると思います。あとは作品の質に頼らないように!「YU-MA」は、とてもオシャレでした。やりたいこともしっかり待っていて好きです。あとはパワーを乗せて緩急の意識を。


TOMMY
気持ちの部分が見えるダンサーが少ない印象をうけました。+αの部分にほとんど差がなかったので、スキルを重視して審査しました。入賞以外では、「JUKIA」は、個人的にジュニアソロダンサーの中で1番良かったです。惹き込む力、空気の作り方にこだわってみてほしいです。「MirO daisy」は、トータルでみるとスキルの部分が弱いですが、作品力、表現力は目を見張るものがありました。


AYAKA ASADA
ジュニア部門での審査は個人的には非常にシンプルでした。好みというより、コンテストに出慣れてる、魅せ方を分かってる子と、そうでない子の差が歴然だったので。上手なダンサーは、たくさんいました。でも感覚がついてきてないというか。心ここにあらず的な。音に対してのアプローチに違和感を感じる瞬間が多かった印象です。それぞれの曲にキーがあって、そこを内側で感じながら踊る人間味、生々しさをナチュラルに出せたら見てる側にももっと伝わると思います。入賞以外では「JUKIA」は印象に残ってるとゆうよりはシンプルに高得点でした。3分間の使い方も綺麗でかっこよかったです。「MirO daisy」は2曲目のエネルギーが弱かった事や2人の空気感の温度差から入賞を逃したという印象です。


RYUKI 
キッズシーンにはあまり携わる機会がないためより客観的に見れました。自分がキッズやった頃の時代とははるかに異なり、スキルの高い子たちが多かったです。若いが故に音楽へのアプローチが良い意味でも悪い意味でもストレートな見せ方をするチームが多い印象でした。入賞以外で良かったところは、一般の部同様いくつかあったのですが絞りました。「JUKIA」は3分間のショーの見せ方が上手でソロですが終始見応えがあり飽きさせることなく良かったです。入賞圏内でした。彼自身の色がより染まるともっとよくなると思いました。「MirO daisy」は複雑な世界観をよく理解しながらも上手に表現できていたチームでした。ただ複雑な中でも振り付けは客観的に見てわかりやすく伝わりやすく作られているためベーシックの基礎的な部分を強化すればさらに良くなると思いました。「CHILDREAL」はしっかりとスキルの乗った見てて気持ちいいヒップホッパーでした。数多のベーシックなステップを織り混ぜ、時折見せるステップの外し方がかっこ良かったです。他にはないアイデアや味が乗るともっと良くなると思いました。
 

 

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