レギュラーシーズンを勝ち抜いたFINALIST
一般の部に27組、ジュニアの部に32組が集結した
"TRUE SKOOL GRAND CHAMPIONSHIPS 2019"
一般の部優勝はBEBOPチーム "STEPON J COMBO"
ジュニアの部優勝はLOCKINGチーム "My Men Boogie"

 

 

 

===一般の部===
▼WINNER
STEPON J COMBO (BEBOP/滋賀・大阪)

BON
音楽の流れ、パワー等を1番表現できていたと思います。自分達の武器(良さ)を理解し、しっかりと準備された作品だと思います。沸点ギリギリのテンションが続く曲でしたので、だだ"力いっぱい"踊ってしまっては作品の抑揚を感じれないと思うのですが、作り方が上手く、構成やソロ等でしっかりと流れがコントロールされていて、作品リズムがいいなぁと思いました。もっとダンス力をつける、個性を磨く、等 まだまだ課題もあるとは思いますが、トータルバランスで頭一つ抜けていたと思います。かっこよかったです。

MACCHO
作品の起承転結がしっかりしてて、緩急の魅せ方もチームとしてしっかりしてたので、凄く良かったです！楽しそうにJAZZしてましたね〜！その雰囲気が出てました！

TOM
エナジー、パッション、若さ溢れるパワーを強く感じました。まとまっていましたし、見応えありました。素直に引きこまれて見入りました。

 

AYA
完全に会場をロックオン一瞬で時が過ぎる。エンターテイメント性も高く見ている側は心が躍ります。これからさらに技術が磨きがかかって前進してくると思うと楽しみでならない。

DAI
なんせ熱い情熱や気持ちなどがステップに込められていたなと感じました。良かったです！

 

 

▼2nd PLACE
NAUGHty (LOCKING/和歌山)

BON
高いテンションとパワー、ファンキーがしっかり融合していて、表現したいベクトルが明確な良い作品でした。途中事故った感じもありましたが、作品の流れがしっかりできていて、"それ"も想定内の遊びがある作品(だと思います)なので、僕的にはプラスに働きました。楽曲を選んだ時、もしくは編集した時点(作品構成が決まった時点)で、しっかりとイメージを持てていて、勝つ為の(彼等的には楽しむ為の)準備(作品作り、練習)ができていたのではないかと思います。かっこよかったです。だだ！怪我だけはしないように。

MACCHO
ライブ感がヤバかったですね〜！雰囲気も良かったですが、二人共ソロでのパワーの出し方が良かったです！

TOM
面白かったです。その時に生まれたものやその時に起こった事をダンスと自分達の物にしててそれは余裕や経験がないと出来ないことだと思うので素晴らしいなと思いました

AYA
ライブ感が最高でした。今この場所でしか出来ないダンスを全力で楽しんでやってて魅せていたと思う。奇跡が起こりまくっていて、ドキドキワクワクした。

DAI
アクシデントもチャンスに変えたり踊っていて本当に楽しそうだったり普段の2人が踊りに出ていて見ていて気持ちが良かったです！

 

 

▼3rd PLACE
japonica (FREESTYLE/福岡)

BON
明確な世界観を持って踊っているのが伝わる作品でした。表現力が高く、終始ブレない感じが良かったです。僕的には、音楽のパワー、ベクトルと、ダンスのそれが少し噛み合っていないかな？と感じる部分もあって、そこがしっかりとリンクしてくると、安定感も生まれ、スタイルに破壊力が出るような気がします。また次の作品も見たいです！

MACCHO
安定した技術とチームとしての個性も滲み出てて良い雰囲気を醸し出してましたね〜！曲に入り込んでいく作り方も良かったです！

TOM
めちゃくちゃ好きです。私たちはこんなことがしたいねん、私たちのダンスはこうやねん、というのが個々からもチームとしても全面に出ててドツボでした。

AYA
私の好みになりますが、チームのカラーがめちゃくちゃタイプ。センスを感じた。また見たい。

DAI
独特な感覚や感性が見ていて魅了されました。

 

 

▼SPECIAL PRIZE
OSSD (Street Latin/大阪)

BON
静かな情熱がグッと伝わる熱いダンスでした。最後にマイクに向かってはっきりとおっしゃった「夢です！」で涙腺崩壊！オールドスクールでの参戦、見たいです！

MACCHO
良い部分で感情が剥き出してたのですが、ストーリーも感じれたので良かったです！

TOM
コンテストのジャッジという立場にいて、涙が出たのは初めてでした。完全に完全に心を持って行かれました。人としてもダンサーとしても大尊敬です。

DAI
素晴らしいかったです。夫婦だからこそできたshowだったと思います！心に残りました。

 

Atom (FREESTYLE/大阪・奈良)

BON
動きにキレもあり、しっかりとした構成で作れていたと思います。ただ、全体を通して文節が短い と言うか、もう少し流れのあるダンス(振り付け)をたっぷり見たいなぁと思いました。

MACCHO
僕の中でめっちゃ良かったチームでした！個性も生かしつつもどこか意外性もあって3位以内に入賞してもおかしくない内容だったと思います！

TOM
踊り出した瞬間「あ！違う」てなりました。全員がかっこよかったです。オーラがあり、本当に素敵でした。

DAI
チームの信頼、チーム力、考え抜かれた構成全てが１つになっていました。素晴らしかったです。

 

扇樹 (HIP HOP/大阪)

BON
身体表現としてはなかなかのレベルに達していたと思います。もっと使用楽曲とのリンクや、作品構成にこだわっていけば、パフォーマンスに説得力がでると思います。

MACCHO
自分達にあった音選びと雰囲気を大事にしていたチームでしたね〜！凄くナチュラルでした！

TOM
以前の感じも今回の感じも両方好きです。今回の感じでこれからやっていくにつれ更に濃さ深みが出て良くなっていく気がしていて楽しみです。

AYA
2人のバランスがとてもよいキャラが各々あって噛み合う瞬間がたまらなく良い。

DAI
2人の好きが曲と踊りにしっかり出ていました。

 

 

===ジュニアの部===
▼WINNER
My Men Boogie (LOCKING/大阪・兵庫)

BON
パワー、スピード、リズム、動きの安定感など、どれをとってもスキのない、他のジュニアのダンサーより頭一つ抜けていた感じがしました。ダンスに年齢は関係ないとは思いますが、この年代の体格差は大きいんだなぁと思いました。体格や体力的な自分達の有利な部分を理解して攻めきった作品だったと思います。作品リズムも小気味良く、音楽に対してストレートな作品作りと、最後まで落ちる事のなかった安定したダンスに高評価をつけました。

MACCHO
最初から最後まで走り切りましたね〜！普通は失速するのですが、後半面白い構成があったりとかで終わりまであっという間でした！技術面もしっかりしてたので、魅せれたのでは無いかなと思います！

TOM
2人が会話してましたね。バリエーションが豊富で見てて最後までずっと飽きなかったですし、もっと見たいってなりました。

AYA
このチームのショーは何度か見た事があるのですが、これまでで1番良かった。音へのアプローチの引き出しがより増えてて、素晴らしかった。

DAI
2人の息がしっかり合い構成やフリなども音楽との一体感もありました。あとはオリジナルをもっと追求してほしいなと思います。これからを楽しみにしてます。

 

 

▼2nd PLACE
INNOCENCE (HIP HOP/大阪)

BON
使用楽曲へのアプローチ、作品リズムや振り付けのオリジナリティ、本番のパフォーマンスも、作品として1番バランスよくチャレンジできていたチームだったと思います。振り付けは本人達によるものでは無いようですが、ダンサーのキャラクターや力量を見極めて作らている作品に感じました。本人達もしっかり自分達のものにして踊れていたと思います。

MACCHO
ここは二人のリンクの仕方が凄く良かったですね〜！本当に仲ええんやろうな〜って感じでした！

TOM
ここは2人が空気の中で会話してました。こういう空気感めちゃくちゃ大好きです。衣装も雰囲気もバッチリでした。

AYA
ドツボ過ぎてニヤニヤしっぱなしでした。歩くだけで魅せるのは難しいと思うのですが、背伸びせずしっかり絵になっていて、集中力が素晴らしく高い。パッと耳に入る音ではない音で動いてるけど、パッと耳に入る音も感じているのが伝わってくる。終始2人で音を一緒に体に入れる感覚が見ていてとても心地よくゾクゾクした。

DAI
見た事のないhiphopでした。もっとそのスタイルを進化させていってほしいなと思います。

 

 

▼3rd PLACE
TWO DOGS+big"O" (HIP HOP/大阪)

BON
ダンスの安定感、分厚さを感じました。かっこよかったです。少し立ち上がりが悪かったかな？と思いましたが、尻上がりに乗っていく感じで踊りきったのは流石だと思います。作品作り、上手です。(彼等の良さでもあると思うので)もっとパワフルでトリッキーに踊ってもいいのでは？と思いました。

MACCHO
正統な魅せ方で、構成も3人だから出来る事をしっかりとしてましたね〜！観ていて本当に面白かったです！

TOM
練習度が伝わりました。迫力とまとまりとチームとしてしっかり仕上がっていましたね。

AYA
身体がものすごいきく。驚きです。そこまで持っていく事がそもそも凄いのですが、欲深い人間で申し訳ないのですが、少し人間味に欠けるといいますか、見ていたら対称的な部分を期待した。

DAI
シルエット、センス、3人のチーム力、カッコ良かったです！

 

 

▼SPECIAL PRIZE
BARBERz (HIP HOP/三重)

BON
"身体きくなぁ"と思いました。しっかり音の見える素敵なダンスでした。もっと音楽とのリンクが感じれるコレオ、踊り方を意識して、またチャレンジしてみてください。

MACCHO
雰囲気が良かったですね〜！後一押しって感じでした！

TOM
ダンスが好きで踊る事が楽しくて仕方ない！！って伝わってきました。衣装とダンスと雰囲気の一体感がありました。好きです。

DAI
勢いがありhiphopとして凄くカッコ良かったです。

 

NUK (FREESTYLE/福岡)

BON
ボディコントロール、音の表現がクリアで、身体表現としてはかなりレベルの高いダンスでした。ミュージカリティを磨いたり、自分達にもっとマッチする楽曲でのパフォーマンスでまたチャレンジしてみて下さい。

MACCHO
踊るバランスが良かったですね〜！構成も良かったです！

TOM
かっこよかったです。ずっと同じ温度かなって感じはあったので、もう1つ盛り上がりがあればなと思いました。

AYA
このチームのカラーもどタイプ。ただ、まだ少し動きや音が身体に入りきっていない感じがした。

DAI
斬新なスタイルでこれからもっと良くなると思います。
 

 

RAW FUDGE (HIP HOP/大阪・兵庫)

BON
作品の流れがとてもスムーズで、リズムのいい構成が映える素敵なダンスでした。パフォーマンスも安定していて、チームの良さも自分達自身で見えていると思います。作品の山場、メインディッシュが明確になると破壊力が増すのではないでしょうか。

MACCHO
世界観が良かったです！ここも後一押しって感じでした！

TOM
人数を生かして構成がとてもよかったですね。工夫されてました。見応えがありました。

DAI
後半にかけて凄く良くなっていきました。最初から最後まで見ている人を掴めるようになればすごいチームになりそうですね。

 

 

▼JUDGE
MACCHO, TOM, BON, AYA, DAI

===一般の部===

BON
グラチャンと言う事で全体のスキルレベルもそれなりに高く、作品として纏まりのあるチームが揃っていて、楽しく審査できました。僕個人の採点では点数こそ僅差でしたが、上位チームの個性がしっかりとあって、順位をつけるのは難しくなかったです。どのチームも、それぞれに得意とするダンスやカラーはそれなりに感じる事はできたのですが、突出した売り(個性)を作品に落とし込めているチームと、それが僕に伝わりきらなかったチームで点数の差をつけました。ストリートダンスですし、いろんな価値観で勝負すればいいと思いますが、やはりコンテストですから、その準備が有る無しは大切に考えています。僕が上位の点数をつけたチームは、そういった部分の評価が高かったチームです。入賞以外で印象的だったのは「EKO」「eau」「BOSS」「KAORI」でした。

MACCHO
さすがグラチャンだけあって均衡した内容になってましたね〜！チームの持ち味、魅せたいポイントに注目してみました！実際、チーム力とこちら側に伝わるライブ感が決め手になりましたね〜！入賞以外で印象的だったのは「VOL DEEL」「YUTA SAKANO」「KAORI」「箸休め」「Funky Twin」です！

TOM
難しかったです。僅差のチームも沢山いました。どんな事を表現したいのか、何を伝えたいのか、それが明確にジャッジの心に届いたチームが上位に上がったと思います。ダンスは本当に生物で会話で表現のぶつかり合いで産まれるものがあってと色んなチームを見て感じました。ただやはりコンテストなので伝わらないと結果はついてこないので、こんな事やりたいんやろうなとは思うのですが、それが伝わって来ないなというチームもありました。入賞以外では「EKO」「なみへい」「NAYKED」「Baridi」「YUTA SAKANO」が印象的でした。

AYA
ポイントになった事は、そのチームにしかない動きや雰囲気、こだわりを自然な流れで伝わる作品。現場を1番楽しみより私の心を動かした者を高評価しました。入賞以外では「KAORI」のコンコンコンコンのfreestyle良い。「OSSD」は感情全開の表情、そしてラストの高度なリフト、理想の夫婦。「EKO」は技術が素晴らしい。「RH_lockers」は普段の2人で遊んでるテンションなのかなーと思ったら素敵でした。

DAI
全体的にレベルも高くすごく勉強になりました！自分達にはこれだ！ってゆう色をもっと追求すればいいチームがもっと出てきたんじゃないかなと思いました！そこを全面に出していたチームが入賞したんじゃないかなと思います。入賞以外では「YUTA SAKANO」「The Doable」「eau」が印象に残っています。良かったです。ありがとうございました。

 

 

===ジュニアの部===

BON
年齢制限のある部門の中で、等身大なダンスをしているチームが多く、全体的に好感が持てました。グラチャンなので当たり前かもしれませんが、ジュニア特有の"踊らされている感(振り付けをこなす感じ)"のするチームが少なかったように思います。作品レベルも高く、その中でも入賞チームの作品は、踊り方や作品の流れなどにしっかり意識が行き届いたよい作品でした。やはり僕は、しっかりとした準備ができている作品が好きです。入賞以外では「きずなな」「Baby Boo」「my-steez」「Aim' dizzy」が印象的でした。

MACCHO
総合的に均衡した内容でした！ポイントになった所はやはりチーム力と世界観、後魅せ方のメリハリだと思いました！入賞以外で印象的だったのは「アールグレイ…」「jasmine」「OSIER」「Aim'dizzy」です！

TOM
みんな上手いですね！ただ、あぁ振り付けを踊ってるなー、作品に対してダンス力が足りてないなーというチームもあったように思います。ジュニアの部なのに大人顔負けのナチュラル感や余裕感を持って自分のものにして踊っている子やチームも居ればそうではない子やチームもいたので、そういう意味ではレベル差というものがあったかなと感じました。入賞以外では「OSIER」「JUKIA」「てぃえんしぃ」「jasmin」が印象的でした。

AYA
若いながらも渋い雰囲気のチームが多く恐ろしい。自由な発想を感じるチームが多く、本人がありのままでステージに立っていて良い。入賞以外ではチーム的にまだ未完成な所を感じましたが「BARBERz」好き。「こまるり」は統一感あってこの日の中では他と被らない構成や振り付けで良い。「てぃえんしぃ」の男の子の身体能力と協調性が素晴らしい。「Aim'dizzy」は、それぞれの踊りの色がカッコいい。

DAI
みんな凄くスキルが高くて素晴らしかったんですが、やはり先生のフリではなく自分達で作っているチームがどれぐらいいるのかなと思いました。やはり作るのが下手でも自分達で作っていくのが大事だなと思います。入賞以外では「OSIER」「jasmine」「DOUBLE FOREST」「BabyBoo」「きずなな」が凄く印象に残っています。自分的に入賞してもおかしくなかったチーム達だなと思ってます。ありがとうございました！