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DANCE DELIGHT WEB SITE - 日本最大級のストリートダンスコンテスト「JAPAN DANCE DELIGHT」など多数のダンスイベントを運営するストリートダンスプロモーションカンパニー株式会社ADHIPの公式サイト

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FOR INTERNATIONAL CONTESTANTS

EVENT REPORT

イベントレポート

JAPAN DANCE DELIGHT VOL.26 FINAL

2019.08.24 UPDATE
イベント日程 2019/08/24  12:00-21:00
イベント会場パシフィコ横浜国立大ホール

国内外から全42チームが出場した
世界最高峰ストリートダンスコンテスト
"JAPAN DANCE DELIGHT VOL.26 FINAL"
見事優勝に輝いたのはレペゼン福岡ブレイキンチーム
"九州男児新鮮組" が見事、二連覇達成!

 

 

 

 

 


▼WINNER
九州男児新鮮組 (BREAKING/福岡)

Buddha Stretch
彼らは2位のBOOGALOO IN OSAKAと完全に真逆だったのが印象的だったな。ステージングを駆使するというより「これを見ろ!」って動かない人と動く人を完璧に分けていて。次はこんなことするかな?と予想していた斜め上を急角度でぶっ飛んで超えていってくれちゃってたよ。ただただ「Oh Shit!!!」な瞬間が多過ぎて圧倒された!!(笑)JUDGEとしては全員の流れとして注目すべきポイント以外の人達が同時にどんなことをしているか、などに目を向けたりするんだけど、このチームに関しては注目ポイントこそ全力で見届けるべきだからこそ他は動かない。で徹底しているからよりその注目の中で繰り出される「Oh Shit!!」な動きを完璧に成し遂げてたね。誰もが納得の結果だったんじゃないかな。彼等が二連覇を果たしたのも納得だったよ。しかも高校生中心だと聞いて愕然としたよ!!どこで練習して一体何食べさせたらこうなるんだ!?って(笑)いや、もう本当、Oh Shit!!過ぎたよ・・(笑)


TWOFACE
完璧に他のチームとは違ったカラーを持っていましたね。リアルなB-BOYチームだと感じました。彼らが何を大事にしているかがシンプルに伝わって来ました。長時間のハードワーク、努力、チーム力が凄いと感じましたし、チームとしてのキャリアも長いのかなと感じました。


Koji
問答無用のパフォーマンス。文句なし。立ち踊りも磨いたら敵なし。


PEET
僕自身breakin’をやっていた事もあり、本番でパーフェクトにパフォーマンスする事の難しさは良く分かっているつもりですが、九男は本当に最後までノーミスのままブレずにカッコよく踊りきったので文句ない優勝だなと思いました。


O-TOMO
高難易度と思われる技を、なんなく連続で決めてくる、練習量とメンバーの信頼感に裏付けられた揺るぎない自信と余裕感が、舞台上で満ち溢れてました。史上初の2連覇!強い!


RIKIYA
まったくスキのない構成でミスもほぼ無いように思いました。チームのまとまりも感じましたし、スキルの高さも高評価となりました。


so
チーム力と安定感があり 終始ドッカンドッカン湧かせていてダントツのパフォーマンス力だったと思います!


LEE
本当に凄かったです!ずーっと打ち上げ花火を見ているようでした!爆発力が半端なかったです。


RYOMA
流石の一言。組み技が抜群に良く、世界最高峰のルーティンでした。ダンスの部分で準備不足を少し感じましたが、群を抜いた個人技で見事にカバーしましたね。同じBBOYとして誇らしいです。

 

 


▼2nd PALCE
BOOGALOO IN OSAKA (POPPING/大阪・兵庫・徳島)

Buddha Stretch
Macchoが結果発表の後に言っていたように大阪はPOPのスタンダードがあって。そのスタンダードは他を圧倒する高いレベルで維持することがマストとされている中で彼らはそのレベル、いやそれ以上のレベルのものを大阪のPOP代表として見事に見せてくれたね。彼らのパフォーマンスは見ていて魅力的だったからワクワクしたよ。振付の技術的な面だけじゃなく、ステージングもハイレベルだった。通常、ほとんどのチームは「どこかに留まって、観客に向かって振付を踊る」が大半だけど、彼等はほぼ終始全員が動き続けていてステージ全部をフル活用していたから、ステージ上踏み込んでない場所がないんじゃないか!?ってくらい振付の中でも圧巻な構成を組み込んでいて緻密な作品で驚いたね。俺自身にも多くのアイデアを与えてくれて、ステージに上がりたくなったよ!


TWOFACE
非常にハイレベルでした。メンバーそれぞれの基礎力と経験に裏付けられた素晴らしいパフォーマンスでした。ポップというダンスの良さを見せてくれましたね。


Koji
チーム力抜群の中、楽しんでいて個々のパッションが最高でした。


PEET
このチームもPOPというジャンルもさることながら、全ての動きが個々の個性に染み付いた見るものを全て魅了するパフォーマンスで最高にカッコ良いと思いました。又、長年一緒に歩んできた絆もステージ上で表現されていて熟練者のダンスを見ることが出来ました。


O-TOMO
個人力が見事にチーム力に昇華していて、手練れが混ざり合った一体感と重厚感が見事でした。合体構成も技術力で何倍にも新鮮でクリアにみせていて、大人が本気で創ったダンス、観終わった後の充実感が最高でした。


RIKIYA
poppin'のスキルHITの強さなどは群を抜いていたと思われます。組み技なども昔からのスタイルを新しく見せたり、斬新な部分もあり唸りました。選曲の構成もすごく良かったし、衣装もベストをロングにして、こうたくのある良い生地を使っていた印象でとてもかっこよかったです。大阪のバックボーンが見えた作品でした。


so
前回のネタをさらに膨らませつつ、大阪の伝統的な部分を前面に押し出し疾走感のあるショーでした!前回ネタから膨らませた 一曲目の部分でしっかりかましてたとこからグングン上がっていきましたね。


LEE
匠な構成と個人個人の持つスキルとダンスが匠に生かされて縄のように絡み合っていて内から染み出る強さが見えました。その名の通りでした!!


RYOMA
一曲目のスタートダッシュが良く、これぞJDDと思わされる、ある意味一番オーソドックスに優勝を狙ったストレートパンチな作品でしたね。二曲目にしっかりダンス愛を感じるならではな要素もあって、次世代のダンサー達に体感して欲しいショーでした。

 

 


▼3rd PLACE
Freedom Liberator (JAZZY BBOY/埼玉)

Buddha Stretch
JAZZとB-Boyを掛け合わせていたチームだよね。多くのチームがJAZZ音楽を取り入れていることに感銘を受けたよ。JAZZは聴くのも、見るのも最高だからね。JAZZ音楽はみんなが今聴いているものの重要な構成要素のひとつであって、ソウル、ファンク、R&B、ロックンロール。すべてJazzから派生して構築されてきた音楽で、ダンスももちろんそこから派生して生まれてきたものだからすごく嬉しかったね。Be BopとBreakが融合されたスタイルを見れたのはとても刺激を受けたよ!


TWOFACE
僕にとって今日最大のサプライズでした。違いを見せてくれました。僕の人生の中で初めてJAZZとB-BOYのフュージョンを見ることができました。テクニックやステップも非常にクリーンでした。


Koji
純粋にカッコイイ。最後まで隙なく詰めて突っ走る疾走感が最高でした。


PEET
ステップとフロアーの融合というまさに最高な組み合わせを、いとも簡単にやってのける素晴らしさ、ステップから出る音がまさに楽器のようにJAZZYでした。やはり、究極は総合格闘技だと思うので、これから全てのジャンルを融合した作品などにも挑戦して欲しいなと個人的に思いました。


O-TOMO
音楽、衣装、作品、シルエット、フロー、構成、遊び心、全てが抜かりなくかっこいいの一言!ジャンルをクロスオーバーさせて、自分たちがかっこいいと思う物で融合完成させたセンスに脱帽です。


RIKIYA
兎に角オシャレ感は一番だったと思います。3人それぞれがシッカリと際立っていて、その主張もバランスが良くって…この3人にしか出ないものだと思いました。bebopとbreakの料理の仕方もセンスが良くってスキルも感じました。最後まで失速感もなく、終わったときには"カッコいい!"って素直に思いました。


so
良い感じでフリーな部分が表現できていてカッコ良かったです!


LEE
お洒落でありながらも攻めていて!音楽で遊んでいるかのような3人の空気感と三者三様ながらもしっかりとした合わせも有りカッコ良かったですね。音楽でした!最高でした!


RYOMA
同じBBOYとは思えない器用さ(笑)でした。時代の流れで、バトルなどもそうやけど、ブレイキンは色んな要素が揃ってないと勝てないだとか言われていますが、その要素を補えるだけのステップやグループがあり、是非色んなシーンで新たな風を吹かせて欲しいです。

 

 


▼SPECIAL PRIZE
DD Flection (FREESTYLE/タイ)

Buddha Stretch
DD flectionは今回俺の中ではダントツだったね!!俺自身がまだ見たことのないコトを成し遂げていたよ。あの女の子が肩に乗ってそのままみんな移動して、そこから落下したり、想像もつかないパフォーマンススタイルでずっと見ていたくなるくらい、ただただAMAZINGだった!長年たっっっくさんのダンスを見てきた俺自身だからこそ、このスタイル見たコトないなって作品に出会うことがそうないから、本当に素晴らしかったし、とてつもなく感心した。これからが更に楽しみだし、ぜひまた挑戦してもらいたいね。


TWOFACE
違いを見せてくれるいい例だったと思います。コンテンポラリーやアブストラクトといった影響があって、アーバンダンスコンテストなのかストリートダンスコンテストなのかというところで難しいジャッジではあったのですが、ショーとして魅せられました。オーガニックでした。


Koji
コンテとして独自の世界観を舞台の隅々まで使い切り、最後まで引き込まれました。


PEET
コンテを軸に見たこともないルーティーンと組み技で異色のパフォーマンスに驚きました!!


O-TOMO
シンプルな衣装と表情が、大胆な構成、立体感を駆使した舞台の使い方を引き立てていて、引き込まれました。


RIKIYA
女性の身体能力の高さと体重の軽い彼女の使い方がとても上手いなと思いました。曲もとても良かったです。靴下?で演技をした意味もハッキリとその作りに出ていて作品の立体感や世界観に引き込まれました。たぶんもう少し完成度が上がればさらに良いのではないかと思いました。これからもどんな作品を出してくるのか楽しみです。


so
雰囲気も作品もタイプが違いすぎて普通にスゲーて、見とれてました!


LEE
アクシデントなど感じさせない空気感とコンタクト、難しい事をさらっとやっていて無の空間、他のチームにはない空気感がとても素敵でした。偶に出る重たい空気感も好きでした。


RYOMA
個性を放つチームの中で一番自分達の表現したいものをめちゃくちゃ練習して形にしたんだろうなと感じました。総評でも言いましたが自分達のスタイルにしっかり説得力をつけた形だったと思います。引き込まれるものがあって素晴らしい作品でした。

 

 


SIS (FREESTYLE/大阪)

Buddha Stretch
彼女達もまた素晴らしかった。生まれつきのパフォーマーって感じがして、「ショー」をしているようには見えず、自分達自身を楽しんでいるように感じたな。彼女達はあの場に立って「表現をする」ことが楽しくてしょうがない!って感じが伝わってきた。表現力にとても長けていて、ダンスだけじゃなく、表情だったり、ボディームーブメントとか全てがバランス良く発揮されていたよ。そしてなによりCab Callowayという選曲!俺ずっと歌ってたもん(笑)!あの歌を全部歌えるのも俺しかいなかっただろうけどね(笑)。


TWOFACE
アメージングでした。ステージ上で「素直」に踊っていたと感じました。音楽や会場の雰囲気に対しても「素直」だったと思います。彼女たちのダンスは本当の「フリースタイル」であり「ダンス」だったと思います。


Koji
登場から圧倒的なその存在感と姉妹ならではのシンクロ具合が最高でした。たしかなスキルに裏付けされた作品だったと思います。


PEET
流石、双子の姉妹ならではの息の合い方は他では勝てない領域のパフォーマンスで、途中で審査を忘れて作品の中に引き込まれて行く程でした(笑)!ただ個人的にはもう少しジャンルの分かるダンスもしっかり入れると、作品に深みが出たんじゃないかとも思いました!!


O-TOMO
キャラクター力、姉妹のシンクロ性をいかした構成、このチームしかできない事を体現できるスキルが素晴らしかった。自分たちが引き立つ曲を良く知っていて、最高のライブでした。


RIKIYA
衣装やメイクと彼女たちのもともと持っているビジュアルがステージではある意味この世の者ではないような感覚になりました。CGとかアニメよような…(良い意味でですよ)。曲とキャラがベストマッチしていました。ネクタイのシーンも笑わしてくれたし、真面目さと笑いのギリギリの線でそこにセンスと技術を感じました。とても印象に残りました。


so
2人なのでシンプルなのですがそんなの気にならないくらい存在感とショーマンシップがありとても良かったです。


LEE
SISワールドが半端なかったと思います!独自のスタイルがしっかり有り、SISの世界観に自然と魅了されてしまう、素晴らしいと思います。


RYOMA
順位の付く賞をもらっててもおかしくなかったですね。ダンサーというより、アーティストとして仕上がってました。ショーもエンターテイメント性があって素晴らしかったですし、このままいけば彼女達はダンスの次元を超えて色んな世界で活躍出来ると思います。

 

 


▼JUDGE
RIKIYA, LEE, PEET, Koji, Buddha Stretch, TWOFACE, RYOMA, O-TOMO, so

Buddha Stretch(Elite Force Crew)
全体的にコンテストは素晴らしかったよ。たくさんの良いダンスも見れたし、いくつか素晴らしいチームが見れたね。自分達のダンススタイルをしっかりレペゼンしていることにプラスしてしっかりとエンターテインメント性を持っていることを出せていたチームはとても注目して見れたよ。「ただステージに立って踊る」は誰でも出来るけど、ただ踊っているだけじゃ退屈なパフォーマンスになり兼ねない。いくつかのチームは作り込みがちゃんと考えを張り巡らされていたから見ていてとてもエキサイティングで、インスピレーションを与えてくれて、自分自身が踊り出したくなったよ!
入賞チーム以外で印象的だったチームは、まず「IP LOCKERS」。彼等のパフォーマンスはLOCKチームの中でもトップレベルだったね。ステージングが素晴らしかったよ。ステージの使い方、musicality音楽性、音楽へのダンスの当て込み方。彼等もまたとても複雑な構成を上手く展開していったね。LOCKはベーシックがあるからこそ、必ず同じ動きを見ることになる。でもその中でも次のレベルへ引き上げていたね。男パート、女パート、分かれて踊ったり、全員が集まって動き出したり、衣装もそうだけど、作品全体を通して、全てに結び付きがあって、ひとつの物語を見れた気がした。起承転結がはっきりと見えて中弛みを一切感じずに終始楽しんで見させてもらったよ。あと、「グッドファーザー」。今年は本当にたくさんの良いLOCKチームを見れたな。彼らには個人的には4つ星をあげてたね。LOCKのチームとしてとても完成度の高いパフォーマンスを見せてもらったよ。あと「THE BLACKLIST」。今年のHIP HOPのチームな抽象的な作品が多くて、正直なにをしているんだろう・・と思ってしまうことが多かったんだよね。HIP HOPは今回正直今までで一番レベルが低く感じてしまっていたから少し残念だったんだけど、「THE BLACKLIST」を見れて安心したというか、ちゃんと引き上げてくれるチームがいてよかったよ。「アンテイアス」は、Soul and Waackの素敵なチームだったね。感情とフィーリングがすごく伝わってきて、表現力に長けてたね。自席で思わず踊り出しちゃってたチームだな。俺を踊り出させてくれるチームは全部良いチームだった。Waackingは全く得意じゃないんだけど、アンテイアスを見たあとは思わず練習したくなっちゃったよ(笑)「Gold Actor」は、素直に言っちゃうとダンスコンテストとして彼等を見たら高得点には繋がらなかったと思うんだけど、彼等は自分達のやってるコトを貫いていてもはやダンスとしてではなく、パフォーマンスとしては最っ高だったね!最初「こいつら何してるんだ!?」って思ったんだけど、見ていくうちにどんどんハマっていっちゃって
「もうどうだっていいや!このパフォーマンスめっちゃ面白いし最高過ぎるっ!!」ってなったね(笑)
今回一番印象に残ったのはJAZZが多く用いられていたことかな。JAZZが今のダンスシーンの根底にある基盤として存在していると思っているんだけど、今回JAZZやBe Bopを取り入れていたチームは全部素晴らしかった印象が強いかな。ここ何年間か俺達が今現在やっているストリートダンス全てがどうfunicular jazzやoriginal jazz、ダンスや音楽も含めどう結びつくかを研究しているから、今回自分が興味や関心を抱いている部分の核心に繋がるような作品もたくさん見れて新鮮だったよ。


TWOFACE (The Architects, Co-founder of the illusionary Dance Forms (IDF) collective)
エナジーがシェアされている空間が印象的で、凄く勉強になりました。ヨーロッパよりも一つの技やテクニックに対してのブラッシュアップがハイレベルだなと感じました。それぞれのクルーのカラーが違っていて面白かったです。ドイツのシーンとは全く違うなと感じました。どのチームも今回の作品を成立させるにあたっての練習量、準備力、そういった事が素晴らしいと感じました。そんな中でも数チームはダンスをディープに掘り下げているなと感じました。音楽性、フォーメーション、空間の使い方、テクニック、同調性、創造性、クルーの色、ショーの中のストーリー、そういった要素をバランスを見ながら評価していきました。あと、お客さんと共にどれだけハイプになれるか、という部分も重要ですね。より公平に評価することを意識して、自身の好き嫌いは抜きにして審査するよう心がけました。
入賞以外で印象的だったチームを挙げると、、、「THE BLACKLIST」はドイツをレペゼンしてくれました。ドイツでショーをするためにハードワークをするチームはあまりないんですが、彼らはハードワークしてくれていましたし、同じ国のダンサーとしうて誇りに思います。彼らはバトルシーンでも活躍しているんですが、ショーでの可能性も示してくれたと思います。「IGNITE」は、WAACKINGなどのルーツをリスペクトしつつ、そこに新たなエッセンスを乗せてショーしているように感じました。エナジーもアメージングでした。「はむつんサーブ.CREW」はアニメーションの中でも、日本的で新しく感じました。こういったイノベーションを起こす可能性のあるチームがもっと出てきてもいいと思います。「Gold Actor」は、なかなか得点には結びつかないかもしれませんが、ヒップホップのフレイバーも感じられましたし、お客さんを引きつける力があることは素晴らしいことだと思います。最後に、新しいことを表現することを恐れないでほしいです。受け入れられるのには時間がかかるかもしれないですが、それでも表現し続けること、伝え続けることで、革命を起こすことができると信じています。今回この大会の審査員を担当させていただけた事は本当に光栄でした。ありがとうございました。


Koji (ALMA)
久しぶりのジャパンのジャッジ、非常に楽しみにしていました。音のアプローチから選曲までチームカラーの強い個性的なチームばかりで 見応えありすぎましたね。コンテとストリートの融合したチームなど、あまり今まで観た事がない作品など新鮮でした。そんな中で自分は純粋に観て胸に刺さるチームを選ばさせてもらいました。入賞以外では「TERM-INAL」が印象的でした。東京代表として臨んだメンバーで、個々の気合いが伝わってきました。最後に今回ジャッジとして関われて光栄でした。全出演者に感謝します。


PEET (BE-BOP CREW)
今回のファイナルは本当にスタートから、え?皆んな上手すぎ!!と度肝を抜かれるチームばかりで興奮しっぱなしでした。全体的に喜怒哀楽のように表現されたさまざまな色のチームばかりで審査員をしながらとても楽しむことが出来ました。でもかなり悩みました(笑)!
入賞チーム以外では「F.S.A」は、頭からラストまで集中力とグルーブが途切れず、テクニカルなダンスと構成力でとても良いと思いました。「IGNITE」は、ワックを主体にソウルフルな表現がとてもカッコ良く、攻撃力と女性の優しさがパーフェクトに調和していてこれからの活躍が楽しみなチームでした。「LOCKFLIX」は、東北を代表するベテランロッカーが集い魅せるパフォーマンスは、絶妙な呼吸でベテランロッカーならではの 間 の空間に引き込まれていく圧巻のダンスでした。「はむつんサーブ.CREW」は、このリズム、このテクニックでラストまで押し通すブレない集中力はあっぱれな感じで本当に最高でした。終わった時は思わず拍手してました!笑
最後に、挑戦者、審査員、スタッフ、お客さん、全てのダンスを愛する人が毎年熱いエネルギーを燃やすこのJDDは世界に誇れるダンスコンテストだと改めて実感しました。これからも楽しみにしてます。ありがとうございました!


O-TOMO (UNERI+Hermit, アナログスタイル, 錯乱武者)
ジャンルという概念では捉えきれない程、多種多様なダンスと表現と個性の共演。経験を積み重ねた上での新しいアプローチ、若手ならではの感性の作品、クロスオーバーしたジャンルの開拓など、ストリートダンスの醍醐味が凝縮された、初期衝動を彷彿させるこれぞDANCE DELIGHT!!!という大会でした。全ファイナリストにリスペクトを送ります!お客さんも楽しみ方を知っていて、見る側と踊る側の一体感、相乗効果も最高でした!
入賞チーム以外では「F.S.A」は、 フロアと立ちのシームレスな融合具合が好きでした。まだ余力がありそうに感じたので進化が楽しみです。「LOCKFLIX」は、フロアが最高に盛り上がっている瞬間にトリップさせられました。ダンスの素晴らしさを全員で体現してました。「Gold Actor」は、驚きと感心が最終的に感動に変わりました。素晴らしいの一言。「W★UNITY」は、受け継いでいるものが見え、一人一人スケールが大きく、時代を作る可能性を感じました。「グッドファーザー」は、キャラと作品の流れが見事。欲しいところで欲しい展開がくるのがヤミツキになりそうです。「Dread Noots」は、 強さも優しさも持っていて、それがナチュラルにみえて、素敵でした。「はむつんサーブ.CREW」は、見た事ある流れなんですが、その瞬間を全員で踊っていて、ずっと見ていたかったです。「ALL GOOD FUNK」は、気持ちが爽快にストレートに伝わってきて、最高にくらいました。「TERM-INAL」は、攻める決意と気持ちの強さが見事。疾走感にスリルさえ感じました。
ファイナルの舞台に立つということは、全チームえぐい日常を乗り越えてきたのだと思います。思い出すだけでも吐きそうです(笑)。 ファイナリストの皆様、素晴らしいダンスを本当にありがとうございました。結果を出すことは素晴らしいです。結果がでなかったとしても、隣で踊った奴らとのえぐい絆が最高です。これこそ財産のような気がしてます。10年20年たっても、そんな絆を再確認させてくれるDANCE DELIGHT。最高なイベントを続けてくれているADHIPに最大限の感謝を。

 

RIKIYA (S.O genius, SOULWAVE, AL-KAWN)
審査ポイントは作品力(選曲、構成、衣装、テコンセプト…),ダンステクニック、チームメイトのバランス、チーム感、などを見ました。入賞チーム以外では「F.S.A」は、独自のフロアリングのルーティーンがやはり印象的。ニュースクール中のニュースクールといったところでしょうか…。スキルも高いし、伸びしろも感じるチームでした。「DRIP nuts JAM」は、DJ shadowネタ使いで創作系hiphop。こういうオリジナルなスタイルはとても革新的で好感が持てました。不思議な感じで個人的に好きでした。「LOCKFLIX」は、lockersの和製現代版のようなファンキーさとぶっ飛び感が会場も湧いたし僕も上がりました!それぞれのソロも楽しくて明るくカッコ良かったです。「はむつんサーブ.CREW」は、唯一無二という言葉がぴったりとあてはまるチームだという感覚。リキッチョくんのワールドにメンバーたちもガッチリとハマっていました。ひとつのエンターテイメントとしても価値があると思いました。たとえば多くの一般の方々にも受け入れられて、世界のどこにいこうともお金を払ってみてくれるようなショーだったと思います。「グッドファーザー」は、同じ地元で成長の過程を知っていましたが、己の道を見つけたような感じを受けております。とてもグッドファーザーらしかった!腹の底から笑いました!「MONOLITH」は、poppin'のスキルも高いのはもちろんの説得力がありましたが、今回のこのJDDの本番のライブ"今"をチーム全員が一番楽しんでいたと思いました。その感じがとても感動しました。


so (temporaly)
作品の出来もあるとは思いますが その時の空気をつかんで自分達の世界にしっかりと引き込むことが出来たチームが良い結果に繋がったのかと思います。入賞以外で印象的だったチームは「THE BLACKLIST」「MAD ON J MASTERS」「Dread Noots」「F.S.A」です。


LEE (ebony, RzmanatiC, アムリタ)
盛り沢山で素晴らしい感性のチームが私は多く感じました。構成、振り付けも似通ったチームが全くなくSTYLEも違い、僅差なチームが多く感じました。其々のチームから感じた熱い思いが4分と言う限られた時間にぎっしり詰まっていました。Aブロックの頭から凄まじかったです!
入賞以外で印象的だったチームを挙げると、「OVERSTEP CREW」は、トップバッターから素晴らしかったです!振り付けも構成もしっかり考えられていて、其々が素晴らしく本当に上手で瞬きをすることを忘れる程の素晴らしいダンスでした。「F.S.A」は、凄く難しいことを簡単そうに、しかもナチュラルにフロアーで舞っている姿は素晴らしかったです。「むぎちょこ」は、あの全力疾走!!最高でした!伝わってきました!「IGNITE」は、女性の持つ、美しさ、魅力、しなやかさを感じその中にもPower、Groove、Rhythmを感じさせるスタイルカッコイイですね!これからが楽しみなチームだなと感じました。「MAD ON J MASTERS」は、凄まじい高速ステップは圧巻でした!私なら絶対足が絡まってしまう。「ADETOO」は、Rhythm、Grooveと遊びがナチュラルでカッコ良く、滲み出るモノがあり素敵でした!「LOCKFLIX」は、最高にFUNKYで音楽で遊びながらもしっかり作り込んでいる部分も有り、やっぱりカッコ良く1人1人が生き生きしていてダンスの絆を感じさせるLOCKでした!見ているものを完全にロックしていました!「W☆UNITY」は、SOLO始まりでその瞬間から会場の空気を一気に変化させ、おもちゃ箱から飛び出てくるかのような感覚でした!凄まじいEnergyと偶にくる抜きの瞬間チームとしても素晴らしかったです!「グッドファーザー」は、いやーショクマル君!笑いました!皆が真剣だからこそ笑いました!!「DIZZLEZ」は、鳥肌が立ちました!スキルは勿論ですが、作品も素晴らしいと思いました。「ENcounter ENgravers」は、素晴らしいPowerと最後まで途切れることないEnergyと表現力は半端なく素晴らしかったです。「ALL GOOD FUNK」は、なんでしょう仲間の熱い熱い絆とLOCK愛をダンスと共にヒシヒシと感じ熱く強く伝わってきました!!「THE BLACKLIST」は、もう後半のダンスが以上にカッコ良すぎて、自然と体が動いてしまいました!「アンテイアス」は、FUNKYで7人が本当に1つでした!自然と笑顔が湧き出て1人1人がとても輝いていて、素晴らしいチームでした!信頼と絆があるからこそなんでしょうね。勝手な想像ですみません。素敵でした!「TERM-INAL」は、攻めてました!ただ攻めているだけでなくカッコ良く、構成、振り付け、スキル、個人個人のダンス力も素晴らしく私的に新幹線のように速いStep!最高でした!!
42チーム全ての出場者の皆様にリスペクトと言いたいです。数々の予選を経て、色んな葛藤がある中で一度限りのJDD vol.26 finalistとなるべくしてなった42チームの皆様は本当に本当に素晴らしいと心から思いました。本当にありがとうございました!


RYOMA (MORTAL COMBAT)
新たなチャプターというか、時代が始まったような印象でした。全体的に勢い、個性が凄く前に出た若手チームが多く、ただのクセではなく、自分達の方程式というか、理に適った納得のいく仕組みを魅せる事が鍵なように感じました。凄く良い意味で予想外でワクワクする大会でした。
入賞チーム以外で印象的だったのは、僕の好みだけで決めていいならダントツで「Rhythmalism」がよかったです。どこよりも音楽を身体で味わってて、ワクワクが伝わる音遊びから合間見る個々のスキル、曲選等、センスの塊でしたね。他にも「IGNITE」の女性の強さときめ細かなかっこよさも良かったです、「F.S.A」のハイスキルなルーティンにも食らいました。あと「FOREVER M AND」もかっこよかったです。
今回は、凄い貴重な経験でした。日頃の練習から常に、少しずつでも限界を超えていけば、自分の表現の稼働範囲を広げれると思います。決まっている範囲で作品を作らずに。フィジカルもメンタルも鍛え上げた状態は曲の捉え方も変わると思うので、JDDという最高峰の舞台で、また更に自分達の限界を超えた素晴らしい作品を魅せて欲しいです。

 

 

 

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