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To all international contestants... Please check our web page “FOR INTERNATIONAL CONTESTANTS” to participate any events.
FOR INTERNATIONAL CONTESTANTSイベントレポート
イベント日程 | 2019/05/03 11:00-21:30 | |
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イベント会場 | ZEPP NAMBA |
国内外から146人が参戦した
"THE GAME -HOUSE SIDE-"
優勝はレペゼンフランス、バトルゲスト
"Kwamé"
▼WINNER
Kwamé (Inneficient, Deep Manners)
▼2nd PLACE
PInO (ALMA)
▼BEST4
HERO (至芸)
KAZUKIYO (BOUNSTEP)
▼BEST8
Kenshu(東京/LunaticK)
みなみ(大阪)
KAZANE(埼玉/LUCIFER)
TAIKI(東京/TERM-INAL, yygcru)
▼BEST16
Taichi(大阪/Baridi)
MUSASHI(徳島/KANSAI BAKUDAN)
RAIKI(東京/OVERSTEP CREW/SYMBOL-ISM Family Tree)
Candyman(Congo/Red Ribbon, Badness)
@ki(神奈川/ANsteppers)
TAKE(大阪/JIG)
Junsik(KOREA/55)
はな(名古屋)
===JUDGE===
TSUKASA, HIRO, TAKUYA
TSUKASA (JIG)
1次予選、2次予選とも緊張しているのか音ズレしている子達が目立ちましたね。後、楽しんでいる子が少なすぎですね。自分の審査ポイントとしては、音で遊んでるかどうか、自分を出しているかどうか、です。後サークルが苦手なのか踊りにくそうに踊っている印象でしたね。360度が舞台のイメージ。大切かな。コールアウトになってから印象的だったバトルは「KAZUKIYO」vs「MUSASHI」かな。チャレンジャーである「MUSASHI」は「KAZUKIYO」の踊りや雰囲気に飲まれましたね。もっと「MUSASHI」のぶちかます勢いを見たかったですね。逆に「KAZUKIYO」は見ていて気持ち良かったですね。楽しんでました。決勝戦は「PInO」の踊りが硬いイメージでしたね。逆に「Kwamé」はナチュラル、気持ちいい踊りでした。初めて見て思ったのが「EJOE」に似てるなーでしたね!他に印象的だったのは「KAZUKIYO」vs「PInO」、「TAKE」vs「PInO」。最高でした!審査していて自分も踊りたくなる気持ちになります。次なにする次なにするのワクワクする気持ちになりました。自分はこう踊るなとか頭の中ですが踊ってました(笑)。最後に同じ年代「TAKE」「ITSUJI」「PInO」「KENJI」は十代の時から踊り見てるけど今も進化してますね。頼もしい!後、体力は落ちますね(笑)。ただ、体力が落ちた分、音のとりかた、踊りかた、雰囲気、色気、人と違うステップ後、色々ミガイテマス俺は!今の若い子は体力あるし皆が皆上手い!技術も最高にありますよね!でもかっこいい踊りをする子が少ない感じがしますね!うまく表現できないですが「踊りを見てて鳥肌が立つ」というのは最高の誉め言葉なわけですが、そういうのが少ないです!若い人達、鳥肌たたして!(笑)
HIRO (ALMA, DANCE FUSION)
1次予選は、リズムがちゃんと取れていて、なおかつダンスにまとまりがある人を選びました。1サークルから2人しか残らないので、やはり経験値の高い人が残った印象ですね。2次予選は、1次を通った人の中から2人しか選べないので、かなり迷いました。平均レベルはもうすでに高いので、よりその時にかかった曲に対してのアプローチが自然体で、なおかつクオリティの高い人を選びました。みんなそれぞれ良さが違っていたので、かなり難しかったです。印象的だったバトルですが、「Taichi」vs「Kazane」のバトルは、「Taichi」のアグレッシブさと「Kazane」の落ち着きの対比が強く、難しかったです。どちらも良かったと思います。「TAIKI」vs「KAZUKIYO」のバトルは、「Theo Parrish」の曲に対して、「TAIKI」のスキルフルなアプローチと、「KAZUKIYO」の音の捉え方の勝負でした。やはり経験値の高い「KAZUKIYO」の落ち着いた聞き方が1枚上手だった印象でした。決勝戦は、ここまで勝ち上がってきた「PInO」の技術も素晴らしかったんですが、より自然に柔軟なダンスをした「Kwamé」に好印象を持ちました。表現の幅が広く、落ち着いて音を聞きながらも動きをしなやかに当てていくダンスは流石でした。印象的だったダンサーは、やっぱり「Kwamé」ですね。日本人にはあまりない捉え方や、フェミニンな動き、柔軟な上半身、どれを取ってもHOUSEらしい良いダンスをしていたと思います。あの落ち着きやダンス感をより多くの人にも持って欲しいです。最後に、、、OSNの流れの中で行う初のTHE GAMEで、とても意味があるものになったと思います。欲を言えば、もっと参加者が多ければ・・・。バトル文化ではないHOUSEダンスですが、お互いをシェアして高めて行くことは素晴らしいことなので、どんどん積極的に参加して、勉強して欲しいです。上手い人のダンスを見て、またさらに成長して理解が深まると思うので、勝ち負けだけでないバトル文化を作っていってほしいですね。
TAKUYA (SYMBOL-ISM, yygcru)
一次予選と言えど面子によってはトーナメントと変わらないくらい厳しい局面もあるので最初から全力で(力み過ぎは駄目だけど)望んだ人が通過したかなと思います。二次予選は、基本一次予選同様ですが、皆基本踊れる人が上がってくるのでここからはただ得意ステップ踏むだけじゃなく、その曲の質感とかまで掴んで変化させて踊れる人が目立ってきました。加えて予選は人数が多いだけにファッションとか立ち振る舞いとかその人っぽさみたいなトータルで雰囲気がある人も印象に残ってくると思いました。コールアウトで印象的だったバトルを挙げると、「Kwamé」vs「RAIKI」は、フランスの23歳vs日本の17歳。自分から見たら二人ともただただ若いなーなんですが、これくらいの若さの時ってこの6歳差がめちゃくちゃデカいんだろうなと。20代中盤とかバトルにおいては一番いい時期と思うので、日本人も負けじとその時期ヤバいハウサーが生まれるように自分も導いてあげたいなと思いました。 「PInO」vs「TAKE」は、40オーバー対決。30年くらいやってる二人。そして40オーバージャッジ3人も含め、ただただお疲れ様でした(笑)。決勝はベテランvs若手ということもあり、やはり体力的には「Kwamé」が有利だったかと。しかし「PInO」君のベテランならではの的確なステップワークは素晴らしかったです。が、「Kwamé」は終始マイペースでグルーヴ途切れず長身も活かしつつで90sクラシックを彷彿とさせるような気持ち良さで押し切ったかなと。全体を振り返って印象的だったダンサーを挙げると「Kwamé」「KAZUKIYO 」「TAIKI」「RAIKI」「みなみ」です。
最後に、、、ダンス的な話で言うと今ハウスダンサーは体全体を使ってグルーヴを出せてる人が少ないかな。例えば遅い音とかで魅せられる人が少なそう。NYのオリジネーターも自分らの世代の日本人も元々ヒップホップで踊ってて、けど今の時代はハウスから始める人が多い。ハウスからで勿論いいんだけど元々のハウスクラシックには遅いファンクやゆったりしたビートも含まれてるので、そういう音にも触れていって表現を広げて欲しい。それが所謂ハウスなBPMで踊っても活かされると思うので。個人的にはバトルでも遅い音流れた方がハウスシーン的には成長しそうかなとも思います。あとファッション。ハウスはヒップホップとかみたいにトレンドやアイコン的イメージがないから難しいのですが、音楽からのヒントや過去のダンサー、クールな先輩探してそれをヒントにその世代ならではのスタイルを楽しんで創って欲しい。ダンスのスタイルはダンスだけじゃなく音楽、ファッションとも連動して創られていくって事を知って欲しい。バトルシーンに対しては、バトルに挑戦して切磋琢磨して名前も覚えてもらって勝っても負けても得るものはあるのでどんどん出てシーンを盛り上げて欲しいです。ただその反面バトルはあくまで人に審査されているという事にしっかり気付いておいて欲しい。(勿論経験に基づいたジャッジの意見は大きなヒントなんだが、、) 最終的に判断し決めていくのは自分しかいない。色々経験し学びながらも自分が好きなもの表現したい事、自分のスタイルを見つけて欲しいです。でダンスを続けて欲しい。プロでも何でもいいので自分の生活の中に上手く溶け込ませて長く育てていって欲しいです。ダンスや音楽、このカルチャーのおかげで人生が楽しくなったとかカッコいいライフスタイルを見つけられた、みたいな人が増える事がストリートダンスの使命と課題だと思っています。そういった入り口やスタイル同士のあくまで一つの交差点としてバトルシーンが盛り上がっていくことを願っています。ピース。